「文法を勉強しても意味がない?」
「英単語はおぼえなくてもいい?」
こんなふうに、世の中には嘘か本当かわからないような英語勉強法があふれかえっています。どの勉強法が効果的で、どの勉強法が効果的ではないのかを正しく見極める必要があります。
ということでこの記事では、これまで約20年間英語教材の制作を手掛けてきたメディアビーコン編集部が、英語の勉強法のコツや方法を徹底的に解説していきます。
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■全般的なポイント・コツ
-おすすめの勉強法
英語の勉強法の超大前提となるポイントが、「耳」を使って勉強するということです。
「英語の音を聞き取る。そして、聞こえた音声を復唱する」
これが英語の勉強法の基本です。我々日本人は、日本語のルールに慣れ切ってしまっています。日本語と英語では、文法のルールが異なるため、日本人が英語を読もうとしても、なかなかスムーズに英語を読み取ることができません。
この問題を解決するトレーニング方法が、「英語のリスニングと音読」なのです。
英語の音声を聞くことは、英語を文頭から順番通りに理解する訓練になります。また、音読も同じように、英語を後ろから前に返り読みすることを防ぐことができるため、英語をスムーズに読み解くための訓練になります。
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-独学者はどう勉強すべきか
独学で英語を習得したい! という方は、まずは英語学習を習慣化することが非常に重要になります。誰にも強制されずに英語学習を続けるためには、英語学習を習慣化させ、自ら進んで英語を勉強できる状況を作れるかどうかがポイントです。
そのためにも、まずは自分がすすんで取り組める教材を見つけましょう。イラストが豊富であったり、カラフルだったりする教材や英単語帳でも構いませんし、海外ドラマや洋楽を教材にしても構いません。
まずは、毎日英語の勉強を続けることが何よりも大切です。
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-初心者はどう勉強すべきか
初心者の方がまず目指すべきは「基礎の完成」です。
基礎の完成ができていない状態で、いきなり英会話教室に通ったり、海外留学に行ったりしても思ったような効果が上がらない可能性が非常に高いです。
ここで言う「基礎」とは中学レベルの文法と英単語のことです。中学レベルが理解できていないという状態は、英文の意味をスムーズに理解する土台ができていない状態を示します。
この状態から抜け出すことが、英語学習の第一歩なのです。
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■年代別勉強法
-小学生の勉強法
小学生が英語を勉強するときのポイントは、「音」に重点を置いて学習するということです。
英語には、日本語に無い発音がたくさんあります。例えば「L」と「R」の違いなどです。
これらの音の違いに意識を置きつつ英語を勉強することで、子供のうちからリスニング能力や発音のスキルが身につき、将来英語でコミュニケーションをとる際の大きな武器になります。
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-中学生の勉強法
中学生の勉強は、とにかく教科書の英語を覚えることを重視しましょう。中学の教科書には、英語学習の基礎の基礎が詰まっています。
まずは、授業で勉強した教科書の英単語を覚えるのが最優先です。ここで覚えた英単語が、一生役に立つ英語力の基礎になります。
そして、英語を音読してみることもおすすめします。英語の勉強の基本は「音読」です。音読は、英語の4技能、全てを鍛えるのに効果的なトレーニングです。中学生のうちに、音読をして英語を勉強する習慣をつけることで、英語に対しての苦手意識を減らすことにつながるでしょう。
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-高校生の勉強法
高校生はリーディングの勉強を重点的にして、大量の英語を頭にインプットさせることをおすすめします。
大学入試において最も配点の比率が高いのは長文読解問題ですし、英語を読むことができなければ、聞くことも書くことも話すこともできません。
そのため、文法力がある程度ついてきた高校生は、将来に役立つ英語力を手に入れるために、リーディングのスキルを徹底的に鍛えることが重要になるのです。
この時期に大量の英語をインプットすることが、英語運用能力を高めることにつながります。
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-大学生の勉強法
大学は英語を習得するために、理想的な環境が整っています。
大学生は、比較的自分で好きなように時間の使い方をコントロールできるため、学習時間が確保しやすいです。また、授業中や授業外でも、先生や留学生などと英語で話す機会が豊富です。
大学によっては、図書館に英語教材が多く貯蔵されていたり、単位と交換できる留学プログラムが用意されていたりなど、英語を学ぶには理想的な環境が整っているため、これを上手く利用して勉強をすることが重要です。
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-大人/社会人の勉強法
グローバル化が進んでいく中で、英語力を有していることはビジネスパーソンとして大きな武器になります。
そうは言っても、社会人は忙しくて時間が足りないものです。
・スキマ時間を利用する
・試験に特化した勉強をする
・自分の専門分野から勉強する
上記のことを意識した上で時間を有効に活用することが大切です。
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■ジャンル別
-単語の勉強法
英語学習において単語は非常に重要です。
単語を覚えなくても、前後の文脈から推測すればいいという方も中にはいますが、それではスムーズに英文の意味を取ることができるようになりません。語彙力と読解力は密接に関わっているため、単語の勉強を疎かにすることはできません。
単語を勉強する際に重要な、5つの勉強法を以下のページにまとめたので、ぜひご覧ください。
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-文法の勉強法
「文法と聞くとどうしても苦手意識を持ってしまう」という方は多いのではないでしょうか?
中学時代や高校時代の学校の授業で文法に対して苦手意識を持ってしまった人でも、大人用の文法参考書を読んでみると意外にも簡単に理解できてしまうということもあります。
文法は、英語を扱う上でどうしても避けては通れません。英語のルールである文法の基本を押さえることで、あなたの英語力の土台を作り上げましょう。
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-英会話の勉強法
英会話を身につけるためには、まずはリスニング力を鍛えることから始めましょう。
当たり前ですが、英語を聞き取ることができなければ、適切な返答をすることができないため、英会話力を向上させることができません。まずは、リスニング力を高める所から始めましょう。
そして、リスニングにある程度自信がついたら、スピーキングの練習を開始しましょう。スピーキングはオンライン英会話などを利用すればどこでもすぐに開始することができます。毎日英語を話す練習を繰り返すことで、英会話力を鍛えましょう。
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-ビジネス英語の勉強法
ビジネス英語を勉強する際に意識すべきことは、頻出の単語やフレーズを押さえることです。
メールや電話、会議、プレゼンなど、ビジネスシーンで頻出の場面に対応した英会話フレーズを覚えることで、いざという時でも堂々と英語で対応することができます。
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-TOEICの勉強法
TOEICの勉強をする際は、まずはTOEICの出題内容や問題パターンを知ることから始めましょう。
TOEICは毎回同じテスト形式なので、対策をするだけである程度のスコアアップが期待できます。また、頻出の話題やテーマもある程度決まっているため、それに慣れておけば、話の流れをある程度予想しながら問題を解けるようになります。
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■学習媒体別
-教材・本
紙媒体の教材や本での学習は、自分のペースで学習できるうえ、お気に入りの本を見つければ、それを何回もやり込むことで相当な力をつけることができます。
ただ、本を使った学習はモチベーションの維持が難しいのも事実。以下の記事では、飽きずに続けられるわかりやすいおすすめの本をご紹介していきます。
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-英会話教室
一口に英会話教室といってもさまざまなタイプがあります。
グループレッスンや、マンツーマンレッスン、実際に授業をするのではなく学習スケジュールの管理などを行ってくれるコーチングスクールなどなど。
自分に合った勉強ができるスタイルの英会話教室を選びましょう。
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-オンライン英会話
Skypeやテレビ通話アプリの普及を通して、オンライン英会話を活用して英語学習をする人は非常に増えてきました。
オンライン英会話のメリットは、価格の安さと手軽さにあります。
日常生活を送っていて、なかなか英語を話す機会がない日本人にとって、オンライン英会話は非常にありがたいサービスです。
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-YouTube
YouTubeを使って英語を勉強する最大のメリットは、楽しく気軽にリラックスしながら英語を学べることです。
日本人のバイリンガルが英会話フレーズを解説するチャンネルや、子供向けのアニメチャンネル、海外の文化を簡単な英語で外国人が紹介してくれるチャンネルなど、多種多様な番組が多数ありますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
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-Podcast
YouTubeと同様に、Podcastにも多様な英語学習コンテンツが存在します。
英語でニュースを紹介している番組など、英語の勉強と時事情報のキャッチを両立できるビジネスパーソンにとってはありがたい番組が多くあります。
英語と日本語で交互に話し合うバイリンガル形式の番組など、初心者でも聞きやすい番組も多いため一度チェックしてみてください。
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-スマホアプリ
最近は、書籍だけでなくアプリを利用して英語学習をすることも一般的になってきました。
文法問題やリスニングテスト、単語テストなどができる質の高い英語学習アプリも増えてきており、英語学習が長続きしない人の強い味方になっています。
アプリを有効に活用することで、効率よく英語学習を進めましょう。
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-英字新聞
英字新聞を使った英語学習には、かなりハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか?
しかし、英字新聞は難しいものばかりではありません。日本人向けの簡単な英語で書かれたものもあるので、自分の実力に合わせて英字新聞を選ぶようにしてみてください。
英字新聞を読むことで、英語の勉強と情報収集、両方を同時に済ますことが可能です。以下で紹介する記事を読んで、あなたに合う英字新聞を見つけてみてください。
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-ドラマ・アニメ
多くの英語学習者が、1度はドラマやアニメで英語を勉強したいと考えたことがあるのではないでしょうか?
ドラマやアニメで英語を勉強して、それを英語力の強化へとつなげていくには、とにかく継続することが必要不可欠です。
そして、何度も繰り返し見ることをおすすめします。英語は聞き流しているだけの状態では、ほとんど定着しません。
聞き取れない表現やわからない単語を逐一チェックするようにして、語彙や発音を身につけるようにしてください。
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■要素別
-リーディングの勉強法
英語4技能のうちで最も重要と言っても過言ではない、リーディング。
読めない英文は、聞き取ることも話すことも書くこともできません。全ての英語力の基礎となるからこそ、リーディングの勉強は多くの時間を割くべきです。
リーディングの勉強を始める際は、まずは英語の語順に慣れることから始めていきましょう。
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-リスニングの勉強法
リスニングの勉強をする際のポイントは、自分の頭の中にある発音と、実際のネイティブの発音とのギャップを1つ1つ潰していくことにあります。
聞き流しをするだけではなく、音声のスクリプト(原稿)をしっかり確認して、なんと言っているのかをしっかり確認するようにしてください。
そしてできれば、自分の口でも英語を発話して見て、ネイティブスピーカーと同じ速度で英語を発話できるようになるまで練習してみましょう。
「ただ聞き流す」だけでは効果がない理由についてはコチラをチェック↓
リスニングについてもっと詳しく知りたい方はコチラへ↓
-スピーキングの勉強法
スピーキング習得のコツは、やはりとにかく英語を話してみることからです。
文法にこだわりすぎるのは止め、難しい単語を使おうという意識は捨てましょう。
基礎的な文法(中学レベル)が完成しているのであれば、まずはとにかく英語を話す環境に飛び込んでみることをおすすめします。
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-ライティングの勉強法
ライティングの練習をしたい方は、まずは気軽に日記などを書くことから始めてみるといいでしょう。
その際に、大切なことは、ネイティブに添削をしてもらうことです。
ただ、そうは言っても「添削をしてもらえるネイティブの知り合いなんていない!」と困ってしまう人は多いのではないでしょうか?
しかし、最近はネイティブと気軽にチャットでやりとりができるアプリが登場していて、TwitterやInstagramなどのSNSで簡単に外国人とつながることが可能です。
利用できるツールを最大限活用してライティングの練習をしてみましょう。
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