英語学習におすすめの本をジャンル別にご紹介!

「英語の映画を吹き替えなしで観たり、原作の本を翻訳なしで読んだりしたい!」

「留学でホームステイをしたいけど、コミュニケーションが取れるか不安……」

英語を使ってもっとプライベートを充実させたいですよね。

そんなとき重要になるのがテキスト選び。やはり、英語を勉強するなら信頼できる紙の本がいい! でも、書店やネットではたくさんの英語学習本があってどれを選べばいいか迷ってしまいます。


そこでこの記事では、英語学習におすすめの本を基礎、リスニング、リーディング、スピーキングのジャンル別に詳しくご紹介します。


これからテキストを購入する方はぜひ参考にしてください!

 

1. 初めての英語学習はこれ!:基礎編

英語学習において大切な基本単語や文法を学ぶなら

・『Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル』(アルク)

・『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)

・『一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)』(ナガセ)

の3冊がおすすめです。それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

1-1. 『Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル』(アルク)

Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7010088/


『Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル』は英語を基礎の基礎から学び直せる初心者向けのテキストです。アルファベットから復習したいという方に最適です。


中学生が学ぶ内容を英語教育のエキスパートEvineさんが解説。英語の読み方から基本的な文法までカバーしています。高校生以上でも、英語の基本からやり直したい方、初心者レベルから抜け出したい方はこのテキストから学習を始めるのをおすすめします。

 

1-2. 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

引用:https://hon.gakken.jp/book/1130339300


基礎的な英文法を復習するなら『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』がおすすめ。中学で習う英文法がとにかく分かりやすい!英語を学び直したいという大人の方に人気です。


難しい文法用語をなるべく使わずに教えてくれるので、学生時代英語が苦手だったという方でも理解しやすい内容となっています。また、章の最後には練習問題を掲載。自分の苦手な文法事項が分かり、今後の英語学習にも役立つ1冊です。

 

 

1-3. 『一億人の英文法』(ナガセ)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

引用:http://www.toshin.com/books/archives/2012/03/post_210.html


文法知識を網羅的に学習したい方におすすめの『一億人の英文法』。分かりやすい解説とイラストで、基礎的な文法事項をより深く理解することができます。


この文法書のポイントは「話すための知識」が身に付くこと。文法テキストの多くは、受験に対応した難しいグラマー(文法)も掲載しています。しかし『一億人の英文法』はコミュニケーションを取ることを目標に学習できるので、必要な知識だけをしっかりと勉強することができます。


情報量が多いので、最初から順番に読み進めていくというよりも、辞書のように、分からないことがあったらその都度調べるという使い方がおすすめです。東進ブックスのアプリからも購入できるので、電子書籍版をスマホで読みたい方はそちらも試してみてください。

 

 

2. 耳を鍛えるのにおすすめの本:リスニング編

ヘッドホン

 

多くの日本人が苦手としているリスニング。ディズニーなどの人気アニメや、YouTubeなどオンラインの映像を使って耳を鍛えることもできますが、初心者の方にはしっかり対策ができるリスニング教材がおすすめです。

 

ネイティブ英語特有の発音やスピードについていくためには、質のいい教材でたくさん英語を聞く必要があります。


ここからはリスニング学習におすすめの、

・『英語耳 発音ができるとリスニングができる』(アスキー・メディアワークス)

・『究極の英語リスニング Vol.1』(アルク)

・『TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1』(アルク)

の3冊をご紹介します。

 

 

2-1. 『英語耳 発音ができるとリスニングができる』(アスキー・メディアワークス)

英語耳 発音ができるとリスニングができる

引用:http://amwbooks.asciimw.jp/978-4-04-868863-5/


発音の基礎を学ぶならこのテキストがおすすめ。英語で使われる音は日本語よりも数が多いので、日本人が聞き取れないのは当然です。英語と日本語の違いを知り、一から発音を学ぶことで初めてリスニング力がアップします。


このテキストは、英語の発音記号をひとつひとつ丁寧に解説し、学校では詳しく教えてくれない発音の基礎を学べる1冊です。


英語の聞き取りが苦手な方、TOEICでリスニングパートのスコアが上がらない方は、ぜひこの本を読んでみてください。

 

 

2-2. 『究極の英語リスニング Vol.1』(アルク)

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7007227/


海外旅行やビジネスシーンでの実際の会話をベースに作られた『究極の英語リスニング Vol.1』。実践的で効率よく学習を進めることができます。使われている単語は厳選された基本単語のみ。英語力に自信がない方でも取り組みやすいテキストです。

 

トピックはシチュエーションごとにたくさん用意されているので、飽きずにリスニングの勉強ができるのも嬉しいポイント。実践的なリスニング学習の初めの一歩として利用してほしい1冊です。

 

 

2-3. 『TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1』(アルク)

L&RテストPart3&4鬼の変速リスニング1

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7018024/


会話のスピードについていけず悩んでいる方には『TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1』がおすすめ。音声が2.5倍速、2倍速、1.5倍速、0.7倍速とさまざまなスピードで収録されているので、英語の耳慣らしに最適です。


特にTOEICのPart 3、4が苦手な方はこちらのテキストを活用してみてください。本番のネイティブ音声がゆっくりに聞こえるほど効果が期待できるリスニング教材です。

 

 

3. 読解練習におすすめの本:リーディング編

本を読む男性

 

TOEICやIELTSで必要となるリーディングは、自分のレベルに合ったものを選ぶのがベストです。

・『基本からわかる英語リーディング教本』(研究社)

・『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』(アルク)

・『大学入試英語長文ハイパートレーニング』(桐原書店)

こちらの3冊は英語初級者の方でも理解しやすいので、ぜひ使ってみてくださいね。

 

3-1. 『基本からわかる英語リーディング教本』(研究社)

基本からわかる英語リーディング教本

引用:https://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45137-0.html

 

英文読解の基礎を学べるのが『基本からわかる英語リーディング教本』。品詞の識別から文章全体の構造理解までリーディングスキルをアップさせるコツが満載です。


特に「単語や熟語、フレーズはたくさん暗記したのに、長文になると難しく感じる」という方におすすめ。文章読解のコツを掴めば一気に点数がアップすること間違いなしです。


練習問題も豊富に収録し、和訳や解説も丁寧なこのテキスト。英語試験のリーディングが苦手な方は、ぜひこの教材で対策してみてください。

 

 

3-2. 『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』(アルク)

英語多読すべての悩みは量が解決する!引用:https://ec.alc.co.jp/book/7018021/

 

リーディング力を飛躍的にアップさせたい人におすすめの『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』。


日本人が英語に対して苦手意識が拭えないのは、インプット量が足りないことが大きな原因の1つです。このテキストでは「多読」に焦点を当て、英語をたくさん吸収するためのテクニックを詳しく紹介しています。


つらい単語の暗記や精読に頼らず、楽しく英文を読んで読解力がアップする画期的な教材です。洋書が読めるようになりたい方、なかなかリーディングが上達しないと悩んでいる方はこちらのテキストを試してみてください。

 

 

3-3. 『大学入試英語長文ハイパートレーニング』(桐原書店)

大学入試英語長文ハイパートレーニング

引用:https://www.kirihara.co.jp/product/detail/272110/


実際に問題を解いて読解力を上げるなら『大学入試英語長文ハイパートレーニングシリーズ 』がおすすめです。正解までのプロセスを分かりやすく解説してくれているのが特徴で、英文の精読力が身に付きます。


また文章を速く読む速読トレーニングで、英語から日本語への変換スピードを飛躍的にアップさせることができます。このシリーズはレベル1から3まであるので、自分の実力に合ったテキストで学習できます。英語長文を正しく、そして素早く読む力が身に付くおすすめのテキストです。

 

 

4. 英語の発話を練習する:スピーキング編

談笑

 

スピーキング力を上げるにはアウトプットが大事ですが、そのためには豊富な知識が必要です。

・『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! 』(文響社)

・『キクタン英会話【基礎編】』(アルク)

・『海外ドラマはたった350の単語でできている』(西東社)

まずはこちらの3冊に取り組んで、会話のコツを理解しましょう。

 

 

4-1. 『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』(文響社)

難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

引用:https://bunkyosha.com/books/9784905073994


『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください! 』は日本人がなぜ英語を話せるようにならないのか、どう勉強していけばいいのかを教えてくれる指南書のようなテキストです。


Kindleランキングでは常に上位にランクインしているこのテキスト。著者は、NHKラジオの講師を務めた経験があるスティーブ・ソレイシィ先生。対話形式で面白くコミカルに解説してくれるので、楽しく英語を学ぶことができます


ネイティブが使うフレーズも豊富に掲載されているので、実践で使える英語が身に付きます。英語学習のテキストに迷っている方におすすすめしたい1冊です。

 

4-2. 『キクタン英会話【基礎編】』(アルク)

キクタン英会話【基礎編】

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7013063/


英会話に特化したボキャブラリーを学習できる『キクタン英会話【基礎編】』。初心者向けの単語帳なので、スピーキングが苦手な方が会話で使える単語をゼロから学習したいときにおすすめです。


キクタンの特徴である付属の音声を聞いて繰り返し音読する学習メソッドで、実際の会話でもスムーズにフレーズが口から出てくるようになります。


CDもしくはサイトから無料ダウンロードして利用する音声だけの学習も可能。通勤中や家事の最中にもスマホ1台で英語を勉強することができます。試験用のボキャブラリーではなく会話で使える語彙力を鍛えたい方におすすめです。

 

4-3. 『海外ドラマはたった350の単語でできている』(西東社)

海外ドラマはたった350の単語でできている

引用:https://www.seitosha.co.jp/book/isbn-9784791624966.html


必要最低限な単語だけで効率よく英会話をマスターしたい方におすすめの『海外ドラマはたった350の単語でできている』。英語学習ブログから生まれたこのテキストは、英語初心者でも分かりやすいと話題になっています。


大きな特徴は中学で習う簡単な単語だけを扱っていること。難しい構文や単語はほとんど使用されていないので、英語が苦手な方でも取り組みやすい内容となっています。


また会話だけでなくリスニングの習得方法にも触れているので、この1冊で英語でのコミュニケーション能力をアップさせることができます。

 
 

5. まとめ

本を読む女性

 

英語学習教材は種類がたくさんあって選ぶのが大変ですよね。テキスト選びに大切なのは、ランキング上位のテキストを買うのではなく、自分のレベルと目的に合ったものを選ぶことです。今回ご紹介した本以外に気になるテキストがあれば、この2つの軸を意識して検討してみてください。

自分に合った教材を選んで、英語力アップを目指しましょう!

 

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