TOEICの勉強の仕方はここがポイント!要点を押さえて効率的に点数アップ

「TOEICの勉強の仕方って、何が正解なんだろう…」と悩んでいませんか?

特に、これまで自己流で勉強してきたけどなかなか点数が伸びない、という方は焦ってしまいますよね。

 

そういった方は、まず時間配分をしっかり行うところから始めましょう。リーディングはどうしても時間が足りなくなってしまいがちなので、時間配分を上手く行い、解ける問題数を増やすのがとても大切です。

 

また、リスニングもリーディングも、各パートの特徴をあらかじめつかんでおき、それを意識した勉強を普段から行っておくことが重要です。

 

この記事では、時間配分の大切さや、スコアアップのために知っておきたい各パートの特徴をご紹介します。
TOEICの勉強の仕方を改善するのに役立ててくださいね!

 


1. 時間配分を意識して勉強しよう

 

TOEICは、全7パートで合計200問の問題に答えるマークシート方式のテストです。前半がリスニングセクションで(100問)で後半がリーディングセクション(100問)です。


リスニングは約45分、リーディングは75分で、合計200問を2時間で対応する必要があります。リスニングは音声に合わせて進んでいきますが、リーディングは自分のペースで解くことになりますから、読解スキルや集中力の他にタイムマネジメントも重要になります。 

 

スコアアップするには、全体の正解率を上げなくてはいけませんから、解ききれなかった問題を仕方なく適当にマークする、という事態は避けたいです。

時間配分を意識し、リーディングでなるべくたくさんの問題を解く(理想は全問)というのが鉄則です!  

 

「リーディングセクションを75分間で解き終えるための方法」については、コチラの記事もチェック↓

 

1-1. 時間配分目安

リーディングの100問を75分で解ききるのは、初級レベルの人には難しいかもしれませんが、目安として以下の時間配分を参考にしてみてください。 

Part 5(短文穴埋め問題):30問/8分

Part 6(長文穴埋め問題):16問/10分

Part 7(長文読解問題):54問/54分

試験時間は75分なので、このペースだと3分余ります。見直しに使ったり、難しい問題のための予備時間にしましょう。

Part 5、Part 6の穴埋め問題を20分以内で解いて、Part 7の長文読解にたくさんの時間を割けるかがポイントになります。 

 

 

1-2. 時間配分のコツ

一つの問題に時間をかけすぎないようにしましょう。上述の時間配分で全問解くとした場合、Part5は1問20秒、Part 6は1つの文書(4問)で2分30秒、Part 7 は1問1分程度で解く必要があります。


また、試験中はわからない問題も当然出てきますが、そういう場合の対処もタイムマネジメントには重要です。
自分のレベルを超えた問題で悩んだところで、答えがぱっと思いつく保証はありませんよね。その場合は推測でマークをして素早く次に進みましょう


また、たくさんの練習問題を解き、TOEICの問題傾向に慣れましょう。問題演習を通して頻出の文法や語彙を身に付けていけば、解答速度が次第にあがっていきます。

 

 

2. リスニングの勉強の仕方

 

リスニングセクションは全4パート。それぞれの特徴に合わせた勉強をしていくのがスコアアップのカギ。ここでは簡潔な紹介に留めていますので、苦手なパートがあればそれぞれの記事で詳しい攻略法を確認しておきましょう。

 

 

Part 1

Part 1は、1つの写真に対して、4つの説明が放送されるので、写真の内容を最も正確に描写されているものを選ぶ形式です。説明文をよく注意して聞き取りましょう。
写真は、人物写真(1人or複数人)と、風景の写真があります。人物写真では「誰が」「何を」しているのか、風景写真では「何が」「どこに」置かれているのかという2点がそれぞれ重要になることが多いです。

音声はこの点に着目して聞くようにしましょう。

 

Part1の攻略法はコチラ↓

 

 

Part 2

Part 2は、1つの質問や文章とそれに対しての3つの答えが放送されるので、最も適当なものを選ぶ形式です。応答文だけでなく、最初の質問文も印刷されていないので注意です。
トピックとしては、日常生活や仕事場を想定した応答です。

 

短い文で構成されており、対策に役立つコツも多めなので、TOEIC初心者にとってスコアが伸ばしやすいパートだと思います。たとえば、疑問文の出題が多いので、文章の最初の疑問詞を聞き逃さないように気をつけておくのもその一つです。

 

他には似たような発音の単語に惑わされないよう注意も必要です。音声ダウンロード付きの問題集を活用して、発音をまねるなどしてくりかえし練習しましょう。

 

Part2の攻略法はコチラ↓

 

 

Part 3、4

Part 3は2人または3人の会話、Part 4は1人のアナウンスやナレーションが放送されます。設問を聞いて、問題用紙の4つの選択肢から最も適当なものを選びます。(設問は印刷されています)

 

対策としては、放送が流れる前に問題用紙に印刷されている設問を先読みできるかどうかが最重要ポイント!
設問を読んでおくことで話の流れがなんとなくイメージできるようになれれば、かなり解きやすくなります。

 

Part3の攻略法はコチラ↓

 

Part4の攻略法はコチラ↓

 

 

3. リーディングの勉強の仕方


リーディングセクションは全3パートで構成されています。先でも述べましたが、リーディングではタイムマネジメントが要求されます。また、テスト終了まで集中力を保ちたくさんの情報を的確に処理しなくてはなりません。

普段から模試を何度も解くなどして、正しい時間感覚や集中力を身に付けましょう。

 

 

Part 5

Part 5は文法と語彙に関する短文穴埋め問題です。不完全な短文を完成させるため、4つの選択肢の中から最も適当なものを選びます。
文法の基礎固めが必要ではありますが、中学で習う文法がしっかり頭に入っていればおおむね大丈夫です。まだという方はぜひ復習しておきましょう。語彙に関しても、『銀のフレーズ』など、初心者向けのものを1冊こなしておくと安心です。

 

Part5,6の攻略法はコチラ↓

 

 

Part 6

Part 6は長文穴埋め問題です。不完全な文章を完成させるため、4つの選択肢(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選びます。
Part 6は、文脈とは無関係に一つのセンテンスの中だけで解ける「独立型問題」の他、空欄の前後を読んで文脈から判断しなくてはいけない問題も出題されます。
文章の種類は、手紙、お知らせ、Eメールなどです。英文メールの形式に慣れておくとEメールの問題は読みやすくなるのでおすすめです。

 

 

Part 7

 1つの文書から出題される問題が29問、2つの文書から出題される問題が10問、3つの文書から出題される問題が15問という内訳です。
2文書、3文書の問題に関しては、複数の文書の内容を組み合わせて解くものも含まれます。こうした問題は難易度が高いので、わからなければすぐに飛ばして次の問題に移るようにしましょう。


意味がわからない単語やフレーズがたくさんでてくると思いますが、本番ではもちろん意味を確認したりできませんから、練習で問題を解くときも、調べたりせずに前後の文脈から推測して読み進めましょう。
理解できなかった内容は、答え合わせのときに解説を熟読し理解しましょう。知らなかった単語やフレーズはノートなどにまとめてスキマ時間に見て覚えるのもおすすめです。

Part7の詳しい攻略法はコチラ↓

 

 

まとめ

 

TOEICのスコアは、問題の傾向に合わせた勉強の仕方をすることによって、効率よく伸ばすことができます。

もちろん英語力も大切ですが、TOEICは試験慣れによってスコアが上がる部分も大きいので、普段からたくさんの問題を解きましょう。

  
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