【TOEIC Part4 対策】一気にスコアアップ!長文リスニング問題の特徴と解法のコツ

TOEICのPart4は、リスニングセクションの100問中30問を占め、Part3(39問)に次いで重要なパートです。リスニングセクションで高得点を狙うなら、Part4の対策は必須と言えるでしょう。

 

そこでこの記事では、TOEIC対策教材を多数制作してきたメディアビーコンが、TOEIC Part4の特徴と、問題を解く上でのコツをご紹介します。

ぜひリスニングセクションの対策に活用してください!

 

Part4の攻略法は、Part3と重なる部分がかなりありますので、Part3の攻略法も参考にしてみてください。

 

TOEIC Part3 の攻略法はコチラ↓

 

また「Part3-4の基本的な解き方」について動画でも解説しています↓↓

 

 

 


1. TOEIC Part4 の特徴と解き方【全体】

 

ここではTOEIC Part4 の全体的な特徴と解き方を紹介します。

 

まず、TOEIC Part4 の特徴は以下の通りです。

・問題形式:1人の話し手によるトークを聞いて設問に答える

・問題数:1題(1つのトーク)につき3問の設問、全部で10題(30問)

「会話文ではなくなっている」点を除けば基本的にPart3と同じです。

 

リスニングセクションの100問中30問を占め、Part3(39問)に次いで重要なパートです。

 

次に、TOEIC Part4 の解き方について、以下の5つを順番に解説していきます。

1.設問を先読みしてトークの内容を推測する

2.トーク前のアナウンスを注意して聞く

3.「実際にそのトークの聞き手になったつもり」で聞く

4.トークの序盤を注意して「概要」を押さえておく

5.自分に合った解答方法を身に付けておく

 

1-1. 設問を先読みしてトークの内容を推測する

トークが流れる前に設問を読んでおく(=先読み)ことで、話のジャンルがわかる場合があります。

 

例えば、What is the broadcast mainly about?「この放送は主に何についてのものか」という設問があれば、このトークがラジオ放送であることがわかります。

 

Part4のラジオ放送のトピックは「天気予報」「ニュース」「交通情報」などの可能性が高いので、こうした内容が放送されると予想できます。

 

「先読み」について、動画で詳しく解説しています↓↓

 

 

 

1-2. トーク前のアナウンスを注意して聞く

トークの前に放送されるアナウンスの“Questions XX through YY refer to the following ~” 「問題XXからYYは次の~に関するものです」の「~」部分が、トークごとに様々な内容になっています。

 

例として、telephone message「電話メッセージ」、advertisement「広告」、announcement「アナウンス」、broadcast「放送」、excerpt from a meeting「会議の一部」などがあります。

 

Part 4ではこの部分を聞くようにして、あらかじめ「どんなジャンルの話なのか」を大まかに把握しておきましょう。

 

 

1-3. 「実際にそのトークの聞き手になったつもり」で聞く

Part3は登場人物同士のやり取りですが、Part4は聞き手がいる前提で話されている音声となります。

 

そのため、当事者意識を持って聞くことで、より内容が頭に入ってくるのでおすすめです。

 

例えば、What will the listeners do next?「聞き手は次に何をするか」といった設問でも、「自分が聞き手の立場だったら」と想像すれば、話し手が言った次の行動の指示を理解しやすくなるはずです。これが結果的に正解につながります。

 

 

1-4. トークの序盤を注意して聞いて「概要」を押さえておく

トークの初めのほうには「話の概要」に関する情報が出ることが多いです。

 

例えば電話メッセージなら「Maryさんですか? ABC書店のJohnです。先日ご予約いただいた本が入荷しましたのでご連絡しました」など。聞き手に向かって一方的に話す文章ですから、まずは話し手が「名前の紹介」「目的の告知」などを行うところから始まることが多いです。

 

こうした点は設問で問われることも多いですし、内容を理解していく上での前提にもなるので注意して聞いておきましょう。

 

 

1-5. 自分に合った解答方法を身に付けておく

問題を解くときのパターンとして、大きく分けて2通りの方法があります。

 

(A) 音声を聞きながら同時に解答する

(B) 聞き終わってからまとめて答える

 

どちらも一長一短なので、両方試してみて自分に合った方法を使いましょう。

 

それぞれのメリット/デメリットは以下の通りです。

 

 

メリット

デメリット

(A) 聞きながら解答する

①答え終わった設問に関する部分は忘れても大丈夫

②次のトークの設問を先読みできる時間が長くなる

選択肢を読んだり解答したりしている間に次の問題の根拠を聞き逃してしまう可能性がある

(B) 聞き終わってからまとめて答える

音声を聞くことに集中できる

①会話全体を細部まで記憶しておく必要がある

②先読みに使える時間が減る

 

それぞれについて、以下で詳しく説明します。

 

 

(A) 聞きながら解答する

メリット

①答え終わった設問に関する部分は忘れても大丈夫

会話全体の内容を覚えておく必要はありません。基本的には、会話の流れに沿って順番に解答できるように設問が作られているので、「この設問の答えはコレ!」と確信を持って答えたら、すぐに次の設問にすべての意識を向けられます。

 

②次のトークの設問を先読みできる時間が長くなる

順調に解答できれば、1~2問目は音声を聞いている間に解答が済んでいるので、聞き終わってから残る3問目だけ答えて、早く次の先読みに進めます。

 

デメリット

・選択肢を読んだり解答したりしている間に次の問題の根拠を聞き逃してしまう可能性がある

2つの設問の根拠が連続で流れるパターンには弱い方法です。選択肢を読んだりマークシートを塗ったりしている間は、どうしても少しリスニングへの集中力が落ちてしまいますから、次の問題の根拠が立て続けに読まれると上手く対応できない可能性が高まります。

 

 

 

(B) 聞き終わってからまとめて答える

メリット

・音声を聞くことに集中できる

「聞きながら読む」ということをしなくてよいので、リスニングのみに集中できます。

 

デメリット

①会話全体を細部まで記憶しておく必要がある

Part3では「曜日」や「時間」など、話の大筋とは関係ない詳細部分を問う設問も出題されます。そうした細部まで覚えておく短期記憶力に自信がない方にはおすすめできません。

 

②先読みに使える時間が減る

会話が終わってから3問すべてに目を通して解答する必要があるので、その分次の問題が始まるまでの時間がなくなり、先読みがしづらくなります。

 

 

2. TOEIC Part4 の特徴と解き方【問題タイプ別】

 

Part4で出題される問題の種類は基本的にPart3と共通ですが、細かい点でPart4独自の要素もあります。問題タイプごとの解き方のポイントを確認しましょう。

 

以下の4つを順番に解説していきます。

1.概要を尋ねる問題

2.詳細を尋ねる問題

3.意図問題

4.図表問題

 

2-1. 概要を尋ねる問題

【設問文の例】

・What is the message mainly about?

・Where do the listeners most likely work?

・Where is the announcement taking place?

 

概要を尋ねる問題には「主に何についてのメッセージか」「聞き手はどこで働いているか」「どこで行われている放送か」などがあり、1問目に来ることが多いです

 

会話全体の要旨を理解できていればおおむね選べますが、ピンポイントに根拠となる単語を聞き取ることが求められる場合もあるので油断は禁物です。

 

またPart4では「聞き手」に関する設問が多いので、当事者意識を持って聞いておくようにしましょう。

 

 

2-2. 詳細を尋ねる問題

【設問文の例】

・What happened last week?

・What will the listeners most likely do next?

 

「先週何があったか」「次に聞き手は何をするか」など、トークの中のより具体的な内容に関する問題です。

 

設問文が会話の展開を予測するヒントになることもあるので、ぜひ先読みで確認しておきたいタイプの設問です。

 

ただし、音声では同じ内容が別の表現にされていることが多いです。「放送中の内容が選択肢ではこう言い換えられている」などと判断できるよう、語彙力を鍛えておきましょう。

 

 

2-3. 意図問題

【設問文の例】

Why does the speaker say, “We have three weeks”?

 

「なぜ話し手は『私たちには3週間ある』と言っているか」といったように、設問文の中に話し手の発言が引用されており、その発言の意図を尋ねられている問題です。

 

問われている発言が「その文脈の中でどのような意図で使われているか」が問われているので、前後の流れをしっかり把握できないと解けません。逆に、流れが把握できていれば答えられる問題ともいえるので、問われている発言の中に知らない表現があっても、諦めずに文脈を把握しにいきましょう。

 

とはいえ、難易度が高い設問なので、初心者は意図問題は捨てて他の問題に注力するのもありです。

 

 

2-4. 図表問題

【問題の例】

Look at the graphic. What needs to be corrected?

(A) The theater name
(B) The show title
(C) The performance date
(D) The opening time

 

 

設問文の最初にLook at the graphic.「図を見てください」と書いてあるタイプの問題で、音声からわかる内容と図表を見てわかる内容を組み合わせて解きます。

音声では、図表にある要素の中で、選択肢に書かれていない部分の内容が読み上げられます。

 

例えば、「1月~4月まで各月の売上高」のグラフがあって、「一ヶ所数値に間違いがあったので訂正する」という流れで、「どの月が修正されるでしょう」という設問が出題されているとします。

 

このような場合、話し手が「2月分を直します」などとストレートに正解の選択肢の内容を言うことはありません

 

必ず、「一番売り上げが高い月に修正が必要と音声で聞く」→「一番売り上げが高いのは2月だというのを図表で確認する」→「訂正されるのは2月とわかる」といった手順を踏む必要があります。

 

図表問題について、動画で詳しく解説しています↓↓

 

 


3. TOEIC Part4 対策におすすめ教材2選

ここでは、TOEICのPart4対策におすすめの教材を2つ紹介します。

 

3-1. 『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート4』(朝日新聞出版)

 

『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート4』

出版社:朝日新聞出版

著者:神崎正哉、Daniel Warriner

価格:792円

 

新書サイズで持ち運びやすく、内容も充実していることで好評な「特急シリーズ」。その中でも、初心者向けにパート別の攻略をサポートしている「初心者特急シリーズ」の1冊です。

 

難しめのパートであるPart4の入門編として、まず自分に合った解き方やテクニックを身に付けたい初心者の方におすすめ。

 

 

3-2. 『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング3』(ジャパンタイムズ)

 

『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング3』

出版社:ジャパンタイムズ

著者:小林美和、Bradley Towle

監修:中村紳一郎、Susan Anderton

価格:2,090円

 

実力を鍛えるのにぴったりな「やや難しめの良問」が揃っていると評判の「精選模試」シリーズの1冊で、リスニングの模試が5回分収録されています。

 

本番より少し難しめに作られているので、TOEICの標準レベルの問題に慣れてきた人向け。難しめな分、繰り返し復習すれば実力がかなりつくので、高得点を目指す方におすすめです。

 

 

4. まとめ

今回は、TOEIC Part4の特徴と攻略法について解説しました。Part3と同様、概要から詳細までしっかり聞き取るリスニング力が求められるパートなので、日々の練習が大切です。

 

Part4はPart3の次に問題数が多いパートなので、ここでご紹介したコツを参考にして学習すれば、スコアアップにつながるはずです。

 

ぜひ、Part4を対策してハイスコアを目指しましょう!

  
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