TOEICまで時間がない……でも短期間でスコアをできるだけアップさせたい!」
「仕事が忙しくてTOEIC対策を何年もできないので、短期間で集中的に勉強したい」
そんな方はいませんか?
英語は継続的な学習をすることで、実力がついていきます。しかし、TOEICのスコアを上げるという目的に集中すれば、短期間でも十分攻略が可能です。
そこでこの記事では、短期間でスコアアップを目指すためのTOEIC対策の勉強法をご紹介します。独学以外もご紹介するので、これから短い期間で点数を上げたい方はぜひ参考にしてみてください!
Contents
1. 【独学】短期間でTOEICスコアアップを目指す
独学でTOEICのスコアをアップさせるにはこの3つの勉強法が大切です。
・単語力をつける
・たくさん問題を解く
・TOEICのテクニックを身につける
シンプルに思うかもしれませんが、これらが一番効率的にスコアを上げることができます。TOEICに申し込み、日程が決まったらすぐに取りかかってください。
それでは詳しく見ていきましょう。
1-1. 単語力をつける
TOEICはリスニングでもリーディングでも単語力がスコアに直結します。
なぜなら分からない単語がひとつあるだけで、文意が読み取れなくなってしまいますし、推測するにしても時間をロスしてしまうためです。そのため受験前に、分からない単語を極力なくさなければいけません。
試験では、頻出の単語が繰り返し出題されるので、TOEICに特化した単語帳を使って学習していきましょう。また、TOEICは日本語から英語に変換する必要は全くありません。英語から日本語へ訳せれば全く問題ありません。英単語を見たら、すぐに日本語訳が頭に浮かぶレベルまで語彙力を高めてください。
ボキャブラリーは短い時間でトレーニングでき、効率よく点数を上げることができます。TOEICの学習で何をすればいいのか分からない方は、まず単語の暗記から始めてください。
次にTOEICに特化した単語帳をご紹介します。
①おすすめ単語帳『TOEIC L & R TEST出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)
引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732
『TOEIC L & R TEST出る単特急 金のフレーズ』はTOEIC単語学習の大定番。Amazonのランキングでも常に上位にランクインしています。TOEICを何度も受験し、繰り返し満点を取得している著者がまとめているので、信頼性は抜群です。
頻出の単語だけを収録し、高得点者も使える単語帳になっています。音声は専用サイトかアプリを使って無料で利用できるので、リスニング対策としても利用可能。
単語はレベルごとに並べられているので、自分が狙いたい目標スコアまでの単語だけを勉強することもできます。単語帳に迷ったらこれを利用すれば間違いないでしょう。
②おすすめ単語帳『TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック』(国際ビジネスコミュニケーション協会)
引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_voca_01/pr.html
『TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック』もおすすめ。公式にTOEICが作成しているので、本番で出るような単語が掲載されています。
また、この単語帳の特徴は例文にあります。実際に出題された文章をテストから抜粋しているので、本番に近い形で単語の勉強ができます。もちろん音声も付属されており、シャドーイングなどにも利用可能。実践的な文章で学習したい方におすすめしたい単語帳です。
「TOEICテストによく出る単語が知りたい」という方は、コチラの記事もチェック↓
1-2. たくさん問題を解く
語彙力がついてきたら次は、とにかくたくさん問題を解きましょう。
TOEICは問題形式が毎回同じなので、パートごとの特徴や時間配分を覚える必要があるためです。また、たくさんの英語に触れることで、覚えられていない単語や熟語が発見できたり、新しく覚えるべきボキャブラリーに出会うことができたりします。
リスニングは問題を解いたら、さらに何度か繰り返し聞くのがおすすめ。音声だけでも理解できるように、シャドーイングをしたり、時にはスクリプトを確認したりしながら聞くのもいいでしょう。
毎日英語をたくさん聞くことはつらいかもしれませんが、テストまでの期間は我慢して、たくさん英語を浴びるようにしてください。耳が英語に慣れていれば、問題自体はそれほど難しくないので、高いスコアを獲得できるようになります。
リーディングは主に文法問題と長文読解の2種類があると考えてください。文法は、頻出のパターンを1つ1つ押えていくことが重要です。TOEICの文法問題は、出題範囲に偏りがあるので、参考書や問題集を使いながらたくさんの問題を解くことで、頻出問題のパターンを押えるようにしましょう。
長文読解は単語力とスピードが命です。リーディングセクションは75分で100問も解かなければいけないので、1問に1分もかけることができません。特に長文読解は分量も多いので、分からない単語があるだけで、相当ロスになってしまいます。
問題集で出てきた単語はなるべく覚えるようにし、模試を解く際は毎回時間を測って、自分の最適な時間配分を覚えましょう。
「リーディングを75分以内で解き終える」方法を知りたい方は、コチラの記事をチェック↓
①おすすめ問題集『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク)
引用:https://www.ask-books.com/978-4-86639-083-3/
文法の対策には『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』を利用すれば間違いありません。このテキストの問題は1000問以上。ほとんどの問題パターンの対策ができます。また、問題を解く際のコツや正解へのプロセスも解説してくれるので、初心者の方にも優しいテキスト。
まずはこの問題集に取り組んで、分からない問題だけを重点的に学習していきましょう。効率的に対策することができますよ。
②おすすめ問題集『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5』(国際ビジネスコミュニケーション協会)
引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_05/pr.html
模試形式で問題を解くならTOEICが公式に出版している『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5』がおすすめです。公式のテキストなので、問題の難易度、音声のスピードが本番どおり。より実践的に問題を解くことができます。
テストは2回分収録。テスト直前のレベルチェックにも、勉強前の腕試しにも利用できる問題集です。リーディングセクションの問題にも音声をつけてくれているので、問題を解いた後はシャドーイングの教材として利用できます。
シャドーイングの効果と手順について詳しく知りたい方は、コチラの記事をチェック↓
1-3. TOEICのテクニックを身につける
短期間でスコアアップさせたいなら、テクニックも身につけておきましょう。なぜならTOEICは、解くコツを知っているだけで、簡単にスコアが上がるためです。
例えば、問題の先読み。これはリスニングでもリーディングでも使える効果的なテクニックです。先に問題を頭に入れておくことで、注意すべきポイントが分かり、素早く解答にたどり着くことができます。
TOEICにはこのようなテクニックがたくさんあり、短期間でスコアを上げるには必要不可欠。普段の勉強からテクニックを意識して勉強しましょう。
2. 独学以外で短期間でTOEICスコアアップを目指す
独学以外でも短期間でスコアアップを達成できる方法があります。それがこちら。
・ TOEIC対策のスクールに通う
・コーチングサービスを利用する
・短期留学をする
それぞれ詳しく解説してきますね。
2-1. TOEIC対策のスクールに通う
確実にスコアを上げたいならスクールに通うのがおすすめ。TOEICコースでは専門の優秀な講師に英語を教えてもらえるので、絶対にスコアを上げたい方や、自分だけではどうやって勉強したらいいのか分からない方にぴったりです。
スクールではTOEIC対策として短期集中講習や合宿、セミナーなどもあり、効率よくスコアアップできるでしょう。また、TOEICに特化したカリキュラムと、多くの生徒から集めたデータに基づいて講座を受けられるので、短期間で効果的にTOEIC対策の勉強ができます。
しかし、スクールだけでは勉強量が足りないことが多いです。自主学習をしっかりできる人であれば相乗効果で実力がどんどん伸びていくでしょう。
2-2. コーチング式のスクールを利用する
コーチング式のスクールでは、自分の学習を一緒に管理してくれるのが特徴。自主学習も徹底的にサポートしてくれるので、スケジュール管理が面倒な方やモチベーションが続かない方におすすめです。
ほとんどのコーチングサービスでは、専属のトレーナーがマンツーマンで付き、常にあなたの勉強の管理とアドバイスをしてくれます。
コーチング式のスクールは費用が高いことで躊躇してしまう人も多いと思いますが、短期間でTOEICの結果を出したいと思っている方におすすめ。
独学でTOEICの勉強を何年もかかって、色々な教材を使ったり挫折したりを繰り返すよりも、短期集中で、マンツーマンでがっつり勉強したほうが結果はでやすいです。しかもコーチが常についいるので、あれこれ悩む必要がありません。勉強方法にあれこれ悩むのってムダだと思いませんか? 自分だけのコーチングを使って「時間を買う」と思えば決して高くないと思います。
2-3. 短期留学をする
まとまった時間を確保できるなら、短期留学をするのも良いでしょう。TOEICクラスのある語学学校があるので、そこで勉強すれば毎日集中的な学習が可能です。
留学をすれば強制的に英語を勉強する環境に移ることができるので、周囲の誘惑に負けてしまう方におすすめです。費用はかかりますが、フィリピンの語学学校に行けば、毎日の食事と優秀な先生とのレッスン料が格安で利用できます。
しかし、環境が変わる分、体調やメンタルを崩す方もいます。留学に行くならそれなりの覚悟が必要です。
3. まとめ
英会話力を短期間で上げることは困難ですが、TOEICのスコアをアップさせるだけなら短期間でもそれほど難しくありません。
短い時間で集中的に学習することで、TOEICの問題に慣れて、単語力がついてくれば、目標のスコア獲得も夢ではなくなります。
この記事を参考にTOEICの試験本番まで努力してみてはいかがですか?
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