会議で使える便利な英語表現

国際会議などの大規模な会議でなくても、参加者全員に日本語が通じるとは限りません。常に通訳を依頼できるわけではありませんので、会議に使える英語表現をマスターして、慌てず対処できるようにしたいですね。

 

英語での会話に苦手意識のある人でも、会議の流れに沿って定番フレーズを事前に勉強し、対策をきちんととれば、会議運営はさほど難しくありません。

 

それでは早速、会議の進行に合わせて、便利な英語表現をご紹介します。

 


1. 受付や案内で使える英語表現

受付や案内で使える英語表現

 

会議の1つの山は受付。「英語で話しかけられた!どうしよう!」慌てて頭が真っ白……という経験はありませんか。


英語で受付する場合も、名前を聞く、何か記入してもらうものがあれば記入してもらう、必要な資料やネームカードを渡すといった流れは同じです。使いやすい表現をインプットしておきましょう。

 


1-1. 受付で使える便利なフレーズ

英語:Good morning. Could I have your name, please?   

意味:おはようございます。お名前をうかがってよろしいですか。

 

まずは、レセプションに来た来場者に挨拶を。そして名前を確認しましょう。会議の受付で定番のフレーズです。Couldを使うことで丁寧な表現になります。


Could IのかわりにMay Iを使ってMay I have your name, please.もよく使います。この表現は電話で相手の名前を確認する際にも使うことができますよ。

 

英語:We’ve been expecting you. 

意味: お待ちしておりました。


名前を確認したら次に添えたい言葉。ビジネスの世界ではよく使います。

 

可能であれば、冒頭に相手の名前を加えて、Mr. Morgan, we’ve been expecting you.と使うとより丁寧な印象です。

 

英語:Could you wait one moment, please? 

意味:少々お待ちいただけますか。

 

事前申込制の会議で、リストに相手の名前がない場合は慌てずにこのフレーズを。ここでも丁寧な表現Couldを使うのがポイントです。

 

英語:Please fill out this form. 

意味:こちらのフォームにご記入ください。


受付で記入してもらうものがある場合には、この表現を使いましょう。

 

英語:Could you please put on this name tag? 

意味:こちらのネームタグを付けていただけますか。

 

大規模な会議では参加者証を兼ねて、ネームタグを渡している場合もありますね。首から下げるタイプでも胸につけるピンタイプのものでも、すべてput onで表現できます。

 


1-2. 案内や誘導で使える表現

受付を終えたら、次は会場まで参加者を案内しましょう。受付をどこに設けるかにもよりますが、場合によってはエレベーターを使って2階以上に誘導する必要もあります。

 

そんなときに覚えておきたい、案内や誘導に使える表現をご紹介します。

 

英語:The meeting room is this way.   

意味:会議室はこちらです。


会議室が受付から少し離れている場合に、受付と会議室の間の誘導で使いたい表現です。

 

英語:This way, please.   

意味:こちらへどうぞ。


(1)よりもシンプルな誘導に使える表現です。トイレや自動販売機などの場所を尋ねられたときも、この例文の表現で案内すれば十分伝わります。

 

余力のある人には、より丁寧なWould you come this way, please? を使うことをおすすめします。

 

英語:You can find the restroom/ the vending machine over there. 

意味:トイレ/自販機はあちらです。


トイレなどの場所を尋ねられたときに丁寧に答える表現です。単に、The restroom is over there.でも通じますが、丁寧な表現で覚えておくことをおすすめします。

 

英語:Please take the elevator to the 3rd floor. 

意味:エレベーターで3階までおあがりください。


受付と会議室が離れている場合の案内や、会議室がビルの上層階の場合、1階のエントランスでの案内、掲示などで使える表現です。「エレベーターを使う」はtake the elevatorと表現します。

 

英語:Please have a seat and wait for a moment.   

意味:かけてお待ちください。


椅子に座っていただく際には、Please have a seat.あるいはPlease take a seat.を使います。相手を待たせるときには、ぜひ使っていただきたい言い回しです。

 


2. 司会者や当日の会議運営で使える英語表現

司会者や当日の会議運営で使える英語表現

 

会議の運営は、アジェンダ(議題)に従って時間管理をしながら行いつつも、参加者の発言や質問に応じて臨機応変に対応することが求められます。

 

会議の進め方を理解しながら、状況に応じた便利なフレーズを学んでいきましょう。

 

 

2-1. 議事進行の定番フレーズ

会議の最初から最後まで、順番に使う可能性の高い表現をピックアップしてご紹介します。

 

英語:Good morning everyone. If we’re all here, let’s get started. 

意味:おはようございます。皆様おそろいでしたら、始めたいと思います。


参加者がそろってざわついた会場で、司会者が言う最初の一言です。

 

英語:We’re pleased to welcome Ms. Tanaka from ABC Company. 

意味:本日はABC社の田中様が新たにご参加いただいています。

 

新たなメンバーがいる場合は、会議をスタートする前にミーティングメンバーに紹介します。We’re pleased to welcomeは新しいメンバーを紹介する時によく使う表現です。

 

同じ意味の表現としてI’d like toを用いて、I’d like to introduce Ms. Tanaka from ABC company.でも構いません。

 

英語:I’m afraid Ms. Yukiko Tanaka can’t be with us today. She’s in Canada attending another meeting and will be back next week.

意味:残念ながら田中ゆきこさんは欠席です。カナダで会議があり来週戻る予定です。

 

重要な人物が欠席した場合、会議冒頭で紹介しておくことが望ましいです。欠席者からはメールなどで事前に理由を知らされていることも多いため、本人の了解が得られれば簡単に理由を添えるといいですよ。


I’m afraidは申し訳ないことや残念なことを伝えるときの定番表現。

 

英語:We’re here today to discuss the merger with A company. 

意味:今日の会議の目的は、A社との合併について話し合うことです。

 

会議の冒頭に、会議の目的、テーマ、トピックなどを提示します。会議終了後の目標を参加者に明示することで、議論を円滑に進めることができます。

 

英語:Have you all received a copy of the agenda? There are three items on it. First,……   

意味:皆さん、議事次第はお持ちですか。本日の議題は3つあります。第一に……


「議題」を紹介するときには、itemを使います。個々の議題について議論する前に、簡単にすべての議題を紹介すると全体像が参加者にわかりやすいのでおすすめです。

 

英語:Mr. Tanaka, would you introduce this item? 

意味:田中さん、この議題について説明いただけますか。


議長が議題すべてを説明するわけではありません。それぞれに説明する担当がいる場合がほとんどです。司会者としては、担当に説明を求める表現を覚えておくといいですよ。

 

英語:If nobody has anything else to add, I think that covers the first item. 

意味:ほかに意見がなければ、1つ目の議題については議論を終えたいと思います。


議論が終わったところで使いたい締めくくりの表現です。司会者は会議全体のスケジュール管理も大切な仕事。議論が一通りおさまったところでこの表現を使い、終了させましょう。If nobody has anything to addの部分を言わなくても構いません。

 

英語:Let’s move onto the next item.   

意味:次の議題に移りましょう。

 

次の議題に進むときの表現です。(7)の表現で一つの議題を締めくくった後に使ってほしい表現です。

 

英語:As we finish the meeting, let me quickly sum up the main points we discussed. 

意味:では、閉会にあたり本日の会議の重要点について簡単にまとめます。

 

すべての議題を終えた段階で、司会者は簡単に会議で得られた結論をまとめます

 

Let me ~は直訳すると「~させてほしい」になりますが、会議の開始、議題の紹介、会議のまとめなど、司会者が参加者に対して「提案する」かたちになる発言であれば幅広く使えます。

 

英語:Before we leave, I’d like to confirm the schedule for the next meeting. The next meeting is on Tuesday, January 14th.

意味:解散する前に次回の会議予定を確認しておきましょう。次回の会議は1月14日火曜日です。


次回の会議が設定されている場合、解散前に忘れず日程を確認しておきましょう。早めに日時を参加者に伝えることで、スケジュールを調整しやすくなりメンバーが参加しやすくなります。

 


3. 会議中の発言に使える英語表現

 会議中の発言に使える英語表現

 

これまでは、会議を運営する立場の人が話す際に便利な表現をご紹介してきました。ここからは参加者がよく使う表現を簡単に紹介します。

 

運営する側であれば、会場で参加者の発言が聞き取れるようにしておくといいでしょう。

 


3-1. 自分の意見を伝えるときの表現

英語:Let me share my thoughts about ~? 

意味:~ついて提案があります。


すべての発言でI think……という表現が使われるわけではありません。Let me share ~も意見を言う時によく使われる表現。会議中によく耳にするはずです。

 

英語:I think it depends.

意味:それは状況によると思います。


賛成か反対かという議論の中でもよく聞くのがこの表現。明確に賛成、反対の意見を言うのではなく、この場合なら賛成、この場合は反対というような具体例が続くことが多いです。

 

英語:I look at it from a different point of view.

意味:私は違う見方をしています。


反対だからと言ってビジネスの会議ではっきりとI don’t agree.と発言する人はほぼいないでしょう。different point of viewは相手と違う意見であることを伝える表現です。

 

英語:I’m positive/ negative that….

意味:私は~に賛成/反対です。


ポジティブやネガティブと聞くと、脳内で「精神的に前向き、あるいは後ろ向き」と翻訳しがちですが、positiveやnegativeの単語の意味をもう少し大きくとらえて、賛成や反対の意向を伝える際にしばしば使われます。覚えておくといいですよ。

 


3-2. 相手に質問したり議論したりするときの表現

相手に意見を求めたり議論をしたりする場面でよく使われる英語表現をご紹介します。この表現を聞いたら発言が活発になる相図です。

 

英語:What’s your take on this? 

意味:これについてどう思いますか。

 

相手に意見を求めるときにideaやthoughtsが使われるとは限りません。your takeはあなたの考え、受け取り方を意味します。会議ではよく使われます。

 

英語:Could you give us some more details? 

意味:もう少し詳しく教えていただけませんか。

 

詳細な説明を相手に求めるときにはdetailsがよく使われます。Could you ~は相手に何かを依頼するときの丁寧な表現で、会議中に限らずビジネスではよく使いますのでおさえておきましょう。

 

 


まとめ

まとめ

 

英語の会議に使う英語表現を会議の流れに沿ってご紹介しました。主に運営側として知っておきたいものを中心にピックアップしています。受付から会議の締めくくりまで、定番の表現を習得し、英語での会議対応に慣れていきましょう。

 

また、これらの表現の中には会議だけでなく打ち合わせ、セミナー、イベントの司会などにも応用できるものもあるので、ぜひ使用してみてくださいね。

 

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