半年でTOEICスコアを480点から860点に上げる英語勉強法

「TOEICスコアを短期集中で一気に伸ばしたい」
「TOEICを利用して英語力を上げたい」
こんなふうに考えている社会人や大学生の方!

適切なメソッドを使用して、学習を進めることで確実にTOEICのスコアは上がります。

大切なことは4つ!

 

①文法の基礎固め
②TOEIC頻出単語の習得
③TOEICの英語に慣れる
④模試を使った本番形式での練習


今回は、学生時代にTOEICのスコアを半年で480点から860点まで引き上げた経験のある私が、短期間でスコアを一気に上げる英語学習法を4ステップに分けて解説いたします。

 

ステップ1:中学・高校レベルの文法力を固めよう

文法

 

初心者の方に大切なのはやはり文法力です。そもそも中学、高校レベルの英文法を理解できていなければTOEICの問題集に取り組んだとしても、解説が理解できないのでほとんど効果は上がらないでしょう。

まずは中学・高校レベルの英文法の知識を、本や問題集を通して一通り身に付けることが非常に重要です。

 

おすすめの教材

『中学3年間の英語をもう一度わかりやすくていねいに。』(学研プラス)

『中学3年間の英語をもう一度わかりやすくていねいに。』

引用:https://hon.gakken.jp/book/1130339300


中学レベルの英文法を学んで英語の基礎を一気に固めましょう。音読トレーニングがしやすいようにCDも付いているため、これを利用して英文を何度も声に出すことで、英語の語順やリズムに慣れることができます。自分で発音できない言葉は聞き取ることもできないため、この時点で発音の練習をする習慣をつけていれば、将来的にリスニングの練習に割く労力が減るでしょう。
 

『一億人の英文法』(ナガセ)

『一億人の英文法』(ナガセ)

引用:http://www.toshin.com/books/archives/2013/03/post_210.html


中学レベルの文法力が身に付いている人は、高校レベルの参考書・問題集にも取り組みましょう。『一億人の英文法』は英語初心者の方にもとにかく理解しやすいように、なるべく難解な文法用語を使用せずに高校レベルの文法事項を解説しています。
 

ここで紹介した2冊以外にも、高校時代にやり込んでいた英文法問題集などがあればそれを活用するのもおすすめです。勉強を始めたら1ヶ月程度で一気に文法の基礎を完成させましょう。

また、問題集をやるのであれば最低限2周以上はやるようにしましょう。覚えたつもりで終わらせないことが非常に重要です。

 

 

ステップ2:TOEIC頻出英単語を一気に覚えよう

TOEIC英単語

 

TOEIC対策に単語学習は欠かせません。

 

なぜなら、TOEICに出題される単語は範囲が限定的で、日常英語ではあまり目にしない単語も多くあるからです。しっかりと対策をすればそれほど難しくはありませんが、何も対策をしなければ、ほとんどわからないという状況に陥ってしまうこともあります。

 

基本的にTOEICに出題される英単語はビジネスの世界で使われる英語に限定されています。例えばビジネスメールや企業の広告などがTOEICには出題されます。

 

要するに、範囲が限定されているということは、漠然と単語を大量に覚えてもスコアアップの効果は薄いということです。

こういったことから判断すると、大学受験用の単語帳や英検の単語帳はTOEIC対策には適していないということです。

 

おすすめの単語帳

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』

引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732


TOEIC関連書籍の中でも常に売り上げランキング上位にあり、非常に評価が高い単語帳がこの『金のフレーズ』です。人気の理由はやはり登場単語やフレーズのTOEIC頻出度。TOEICスコア満点を今も連続で取り続けているTEX加藤先生が選んだTOEIC頻出単語重要語を効率よく習得することができます。

金のフレーズはただTOEIC頻出の単語が覚えられるだけではありません。ここで取り上げられている単語は、TOEICの問題を解く際に解答の根拠になることが非常に多いため、スコアアップに直結します。

 

 

どのくらいの期間で単語は覚えたらいい?

単語の勉強にあまり時間をかけすぎることはおすすめしません。時間をかけすぎると一度学習した単語も結局忘れてしまうことが多くなり、単語帳を1周終えたころには前半の単語は全く覚えていないという事態が発生してしまいます。

私が半年でTOEICスコアを400点上げたときは、単語集を1ヶ月で10周して一気にTOEIC頻出単語を頭の中に入れました。

 

 

ステップ3:TOEICの英語に慣れよう

英語

 

文法と単語を一通り押さえたら、TOEICの問題を解くために必要なテクニックや基本の解法を学びましょう。

書店に行けばたくさんのTOEIC総合対策書やPart別問題集が販売されています。「これなら自分でもできそうだ!」という簡単そうな問題集で構いません。TOEICの基本となる考え方を参考書から学びましょう。

ここではTOEICの参考書を使って実際にスコアアップ対策をするときに、効率よくスコアアップするためのおすすめの方法をお教えします。

 

短期間でスコアを上げるならまずはリスニングを集中的に勉強しよう

TOEICという試験はリスニング495点、リーディング495点、合計990点満点の試験です。リスニングとリーディングで配点は同じですが、実は点数の取りやすさは全く異なります。

TOEICを運営するIIBCの公式サイトによると、2019年6月のTOEIC平均スコアはリスニング321.4点、リーディング262.3点です。この数字からわかることは、リスニングの方が圧倒的に点数を取りやすいということです。

実際、TOEICのリスニングは、リーディングと違って数問間違えても満点が取れるようになっています。リスニングの方が点数を取りやすいので、リスニング力を上げれば、実は800点レベルには簡単に到達できます。

 

どんな勉強をすればいいの?

リスニング対策で私が主に行ったことは、音読トレーニングです。TOEICリスニングのトレーニングはひたすら音読に尽きると言っても過言ではありません。これをやるだけでTOEICの英語がどんどん聞こえるようになります。

以下で私が実際に使った教材をご紹介します。

 

『世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 1-4 リスニング] 』(KADOKAWA/中経出版)

『世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 1-4 リスニング] 』(KADOKAWA/中経出版)

引用:https://www.kadokawa.co.jp/product/201314000133/


まずはこの参考書を通してTOEICリスニング問題の基本の解き方、目線の動かし方、時間の使いを学習することをおすすめします。とにかくわかりやすく、TOEICの受験経験が無い方でも理解できるように解説が書かれています。TOEICの基本テクニックを押さえるならこの1冊をやり込みましょう。

 

『TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2(TTT速習シリーズ)』(アルク)

『TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2(TTT速習シリーズ)』(アルク)

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7018024/

 

TOEICの音読学習に利用したい参考書がこの『鬼の変速リスニング』。2.5倍速の音声から聞き取り始めることで、本番の音声がゆっくり聞こえるようになります。

 

この本を私が推す理由は、読者にとって非常に使いやすい形で音読の練習用ページが用意されているというところです。この本の指示に従ってトレーニングを積めば、確実にリスニング力が上がります。

 

リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングとやるべきトレーニングを全て押さえながら、1つの文をとにかく何度も音読します。この1冊をやり込めば、試験本番の英語を聞き取る力を大幅に伸ばすことができるはずです。

 

リスニング対策の次は、リーディング対策です。

 

Part 5対策をすればリーディングは攻略できる

リーディング対策をするときに意識していただきたいことは、Part 5対策が非常に重要であるということです。

なぜなら、Part 5に出てくる文法事項や語彙を理解できなければ、そもそもPart 6やPart 7を解くことができるだけの英語力も身に付いていないといえるからです。

TOEICリーディングセクションを時間内に解き終えられないからといってPart 7の問題のみを集中的に対策している人をよく見かけますが、実は「そもそもPart 5を目標時間内に解き終えるだけの英語力が身に付いていないのでPart 7も解き終わらない」というパターンの人が非常に多いです。

 

おすすめの問題集

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

引用:https://www.ask-books.com/978-4-86639-083-3/

 

文法問題対策を重点的にするのにおすすめなのがこの『でる1000問』。とにかく文法問題をたくさん解くことで、TOEIC Part 5対策はもちろん、Part 6、Part 7を解くのに必要な語彙力、読解力も同時に身に付けることができます。

Part 5を攻略することで一気にリーディングセクションの点数の底上げを目指しましょう。

 

 

ステップ4:模試を使った本番形式の練習をしよう

模試

 

ここまでの学習にしっかりと取り組んでいれば、英語の基礎的な知識は身に付いたといえる状態です。

ここからは本格的に本番のテストに備えて公式問題集を使った勉強を始めましょう。

 

公式問題集

引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_05.html

 

模試に取り組む目的は、時間の管理も含めて試験に慣れることにあります。本番を意識しながら2時間通して模試を解くことで、本番でも集中力が続くようにトレーニングを積みましょう。

また、公式問題集を解き終わったら、そのあとの復習が非常に重要です。間違えた問題を解きなおすのはもちろん、わからなかった単語や文法事項はノートにまとめるなどして、頭の中を整理する時間を作りましょう。

最新の公式問題集5からは、リーディングの音声データをダウンロードすることが可能になったので、音声を聞きながら何度も音読することをおすすめします。音読を繰り返すことで、自然と頻出の語彙が頭に定着させることができます。

 

 

おまけ:900点以上を狙うならTOEIC以外の英語に触れてみよう

900

 

あなたがもし800点台後半のスコアを持っていて、900点の壁をなかなか超えられないと悩んでいるのであれば、TOEIC以外の英語にも触れてみることをおすすめします。

800点台後半のスコアを取れる人はTOEICの単語、文法、解き方は身に付いているはずです。ここからは、TOEICの対策だけを行っていても、伸びしろが無いという状態に陥ってしまします。

TOEIC以外の英語を勉強することで、総合的な英語力を一気に伸ばして900点越えを狙いましょう。

 

英会話に挑戦してみよう

英会話に挑戦してみよう

 

英会話スクールに通ってみたり、オンライン英会話に登録してみたりしましょう。料金は月5,000円から10,000円程度かかりますが、本で勉強するよりも、実際に人と会話しながら英語を勉強した方が確実に楽しく学習できます。

 

英語を使う楽しさを実感できれば学習に対するモチベーションも上がっていきます。

TOEICなどの資格試験対策講座を英会話で行うこともよいですが、ビジネス英会話コースなどに登録して、TOEIC以外の英語にも触れるようにすることで、TOEICに求められる以上の英語力をつけましょう。

 

900点を目指すのであれば、900点以上の英語力をつけることを目標とすることをおすすめします。

講師からマンツーマンでレッスンを受けることで、リスニングとリーディングだけでなく英語の総合力を上げていきましょう。

 

外国人と無料で交流できるアプリを使ってみよう

900点レベルの英語力を手に入れようとするとき、英語をアウトプットする力をつけることも非常に有効なトレーニングに繋がります。英語のアウトプットを通して柔軟な語彙力を身に付けることで、TOEICに頻出する言い換え問題に強くなることができます。

「Hello Talk」というアプリは、日本語を学びたいと思っている外国人の方とお互いの言語を教え合いながら交流することができるサービスです。学習したい言語のネイティブスピーカーと、簡単に、無料で繋がることができます。

Hello Talk

引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hellotalk&hl=ja

 

自分の書いた英文を添削してほしいとき、このサービスを利用することでネイティブスピーカーの人に添削してもらうことができます。また、外国人と気軽に通話することもできます。外国人の言語学習パートナーを作りたいのなら積極的に利用する価値のあるサービスです。

 

 

動画や映画で英語を学ぼう

動画や映画で英語を学ぼう

 

最後におすすめするのが英語の動画を見て学習する方法です。どのサービスを使うかはお好みで構いません。例えばYouTubeであれば基本的に無料で大量の英語学習動画や海外の歌手のミュージックビデオなどが視聴可能です。

 

字幕ありの動画も増えてきているので、字幕ありで英語の動画を視聴する習慣をつけると英語を聞き取るための耳が急速に出来上がっていきますよ。

これと同様にVOD(NETFLIXやHulu、Amazonプライムビデオをはじめとした動画配信サービス)を利用することもおすすめです。リスニングのトレーニングをするのにVODは非常に有効な教材になります。複数ある動画配信サービスの中でも、NETFLIXやHuluは英語字幕を付けて海外の映画やドラマを見ることが可能なので、英語の勉強にはもってこいの教材です。

毎日10分でいいので、英語字幕を付けてドラマや映画を見る習慣をつけると、半年くらいたったころにはかなり英語が聞き取れるようになっているはずです。

 

 

まとめ:半年で一気にTOEICスコアは引き上げられる

半年

 

いかがでしたか? TOEICという試験をしっかり分析して、適切な戦略を立てて勉強することで確実にTOEICスコアは上がります。

最後に補足として1つ大切なことを言っておきます。

 

TOEICテストはできるだけ毎回受けるようにしましょう。

 

TOEICは年に何度も開催されます。毎回受けることで、常に高いモチベーションと緊張感を保ちながらTOEICの勉強をするようにしましょう。もしあなたが大学などに属しているのであれば、公開テストだけでなくIPテストを利用できるかどうかも確認してみてください。

 

受験回数を増やすことで、TOEICに対する慣れを増やして、スコアアップに繋げましょう。

ここまで述べてきたことが、私が半年でTOEICを480点から860点までスコアアップしたときに行ったことです。

 

効果の出る勉強の仕方は人それぞれですが、様々なものに挑戦して、自分にあった最適な方法で英語の勉強を頑張りましょう。

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