こんにちは。メディアビーコンの教育コンテンツプロデューサーの藤です。
2020年2月に出版された『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』(ベレ出版)の著者メディアビーコンの中から3人に集まってもらい、私を含め4人で座談会を行いました。
■メディアビーコンについて
今回はじめてメディアビーコンという名前を知った方もいらっしゃるかと思いますので、メディアビーコンについて少し紹介をさせてください。
株式会社メディアビーコンは1999年に創業した、東京 渋谷にある英語教材の企画、編集、制作をする会社です。
『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<基礎編>』(学研プラス)などの「寝る前5分」のシリーズをはじめ、多数のTOEIC本の企画制作にも関わらせていただきました。特にTOEIC L&Rテストには力を入れており、TOEICテストの分析と教材開発のほか、TOEICのスコアアップをしたい方へのコーチングも行っています。
そんなメディアビーコンが今回は、著者としてTOEICの本を出版いたしました。
その本が『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』(ベレ出版)です!
「ライオン模試」と呼ばれているこの新刊をどのような想いで作ったのか、この本を使ってTOEICで990点満点を獲得するために、どのように勉強してほしいのかなどを語っていますので、どうぞご覧ください。
<座談会出席者>
・ミナミライオン(以下、ミナミL)
メディアビーコン編集者
歌って踊れる編集者。学生時代のアメリカ留学の経験を生かし、原稿制作・編集のみならず、コーチング力にも定評があり、TOEICや英検の指導も行う。英検1級・TOEIC990点。
・ツヨ獅子
メディアビーコン編集者
粘り強い編集・校正が持ち味の編集者。妻と英語と餃子をこよなく愛するライオン。餃子部部長。都内のさまざまな書店に自ら出没し、ライオン出没情報を収集中。英検1級・TOEIC990点。
・梅ライオン(以下、梅L)
メディアビーコン編集者
ヤングライオンズのリーダー的存在。クロスバイクやキャンプ好きなアウトドア派。日本酒部の部長も務める。英検1級・TOEIC990点。
Contents
TOEICで990点満点を獲得する人はどのように勉強しているのか―「ライオン模試」誕生
ついに、『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』が出版されましたね!
出版されました!
「ライオン模試」が出ましたねぇ!
ウオオぉぉぉ~! ガオオオオぉぉ~!
ツヨ獅子は、今日はそういうキャラでいく感じかな?(笑)
ウぉぉぉぉぉ~……。いや、ここからは普通に話しますよ(笑)
でも、このライオンのカバーが目立っていてテンション上がりますね!
確かに、雄叫びをあげたくなるね。
さすがに雄叫びはあげませんけどね(笑)
このカバーのデザイン、いいですよね。デザイナーさんがカバー案を4案出してくださったのですが、このライオンのデザインが圧倒的にインパクトありました。
別のさわやかなカバーデザイン案もありましたよね。
そうそう。さわやかなデザイン案もよかったんだけど、本の内容を考えたとき、このライオンのデザインが一番しっくりきたんですよ。ベレ出版さんも同意見だったので、これでいきましょうということになって。こういう攻めたデザインで行こうと決めてくださったベレ出版さんの決断に感謝ですね。
そうですね。カバーデザインが決まってから社内でこの企画を「ライオン模試」と呼びはじめましたよね。
そう! このカバーのおかげで、最後のピースがカチッとはまったような気がしました。
最後のころは、『ライオンキング』の歌を歌っていましたし(笑)
ミナミライオンの歌声が響いていたよね(笑)
ひとり劇団四季みたいになってたよ(笑)
TOEIC Part 7の問題の難易度調整にこだわった
まず、この本を作るにあたって、特にどの部分にこだわったのかについて話をしたいのだけど、ライオン模試にはTOEIC テストのPart 7の模試4セット分が収録されていますよね。
今回、模試の問題にすごくこだわって作りました。難易度調整を何回も行って、Part 7の問題をほどよいレベルで難しくしています。TOEICに出題される範囲内で難しい語彙を使い、また1文の長さをやや長めにしています。
そして文構造を複雑にすることで、難易度を上げるようにしました。だから、冷静に読めば極端に難しくはないのですが、限られた時間の中で慌てて解くと読み違えてしまいがちな英文にしています。
ライオン模試では、Part 7のマルチプル・パッセージでのクロス問題のクロスのさせ方も、より本番に近い形になるように工夫をしています。歯ごたえがある、少し手ごわい英文が多めですよね。
でもTOEICテストに出るレベルを超えてはいなくて、本番のテストでも出る可能性がある、出てもおかしくない問題を考えて作成しました。実際のTOEIC 公開テスト本番でも、1題か2題かは解きにくい問題って出ますよね。そういう問題がライオン模試にギュッとつまっている感じです。
今回、ライオン模試を作るにあたって、社内で何度も問題検討をして、たくさんの人に問題を解いてもらってフィードバックをもらい、「もう少しこの部分を難しくしよう」とか、「ここは本番のレベルにあわせよう」とか、難易度調整に時間をかけて問題作りをしましたよね。
僕らは毎回TOEIC公開テストを受験していますが、最近の傾向と難易度を分析して本番に近づけるようにしました。もちろん、ライオン模試はすでにTOEIC900点をこえている方でも、歯ごたえのある問題があります。
逆に、比較的簡単な問題もあります。難しい問題ばかりを解いていて、急に易しい問題を見ると「簡単すぎるので、もしかしたら何か裏があるのではないか?」と悩ませるためにあえて入れています。
実際の本番でも、手ごわい問題と簡単な問題がまざっていますよね。あらかじめ「これは難問ですよ」って教えてくれるわけではないので、きちんと英文を読めていないと、簡単な問題が「実はひっかけ問題なのでは?」と疑って妙に時間をかけてしまったりします。
満点を目指すので、簡単な問題も落とさずに素直に解かないといけないですし。
変化球ばかりを投げてくるピッチャーかと思ったら、たまにストレートを投げてくるみたいな感じですね。
そうそう。そこを相手の球種に合わせて素直に打てるかも大事かなと考えて作りました。1題の中で全部難しい問題にすると、TOEICらしさが損なわれてしまう部分もあるので、あくまでもTOEICらしさを重視しています。
TOEICで990点を獲得するには毎日繰り返し読む・解く!
ライオン模試はPart 7の模試4セットを60日間で5回繰り返し解いてもらうようなプログラムにしています。同じ問題を何回も解く重要性についてもこだわりましたよね。
TOEIC900点以上のレベルの方と比べると、TOEIC800点以下のレベルの人は、初見の英文を読むスピードは遅いです。でもきちんと意味を理解した後に、同じパッセージを何回も何回も読むことで、1つのパッセージにかける時間がどんどん減っていきます。
何回も読んだ結果速く読めるようになったこのスピードが、990点レベルの人やネイティブが初めての英文を読むときのスピードに近いと思うのです。
英文の内容も理解できて、なおかつ読むスピードも速いと。
そうです。そのスピード感で内容を理解しながら読めるという感覚は経験してみないと実感ができないんですよ。
この感覚を実感してもらうために、同じ英文を何回も何回も読んでほしい。この練習を繰り返していくことで、初めて出会う英文を読むときのスピードと、同じ英文を何回も読んだときのスピードの差が徐々に縮まってきます。
同じ問題を繰り返し解くのはTOEIC900点以上のレベルの人にも効果がありますよね。
はい、もちろんです。900点以上の人でも、誤読しているところがあるんですよ。勘違いして読んじゃって、それでも文意が通るのでパッセージ全体的には意味がとれた気になっちゃうんですよね。
なんとなく正解はできてしまって、できた気分で済ませがちです。
900点を超えているのだから、当然正答率も高い。間違えても、「あ、単語を読み間違えたのか」「この部分を読みとばしちゃった」だけで終わってしまう人が多いですよね。でも、そういう人が950点以上をとれなかったりする。
以前、八島先生にお話しを伺ったときにも、「900点くらいの人でも、実は聞き取れていない、読み取れていない英文がたくさんある」っておっしゃっていました。(八島先生のインタビュー記事)
ちゃんと精読をして、「自分はここが読み取れていなかった」とか「この部分を誤読していたんだ」と理解してから、何度も何度も読むことで、本当の意味で自分が間違えた理由がわかることになります。
繰り返し読む・解くことで英文の展開の予想がつく
同じ英文・問題を何回も解くことで、読むスピードと問題を解くスピードが上がるわけですが、英文や答えを丸暗記することが目的ではないですよね。
同じ問題を繰り返して解くときは、解答の根拠がどこなのかを意識して解いていくことが大事です。「196番は正解が(B)で、197番は正解が(C)だ」とかを覚えることは当然意味がありません。
正解が何かはわかっていても、196番の正解の根拠はここに書いているよねと確認しながら解いていく。この素早く根拠を見つけて答えていくのにかける時間の感覚が、990点レベルの人の感覚なんだなと実感するのは、同じ問題を繰り返し解かないと得られないかなと思います。
TOEICって文書の型みたいなのがあって、似たようなパターンが繰り返し出題されますが、同じ問題を繰り返し読んで解く練習をすることで、ほかの問題を解くときにも英文の展開の予想がつくこともありますよね。
はい。TOEICの場合はまったく見たことのないシチュエーションで、まったく見たことがない話の流れの文書が出題されることはほぼないので、本番に近いような文書を何回も読むことはとても重要だと思います。
ライオン模試の「はじめに」にも書いたのですが、質のよい問題を繰り返し解くということが大切です。
そうですね。ライオン模試は英文の話の展開のさせかたが本番とそっくりなものになっているので、それを繰り返し解くことに意味があります。
あと、何回も解くことで、解答の根拠はこの辺かなって見当をつけられるようになってきます。
そのように英文を読んでいて、ここは解答根拠になりそうだなって思えるのは、何回も同じ英文を読んで、文書のパターンと問題のパターンを把握したからです。本番で初見の英文を読んだときでも、なんとなくここを問われそうだなということがわかってきます。
話の展開が読めて、解答の根拠はこの辺が問われそうだなという見当がつく問題が増えてくると、問題を解くスピードもあがりますよね。
そうです! 文書の中で、どこが大事で、どこはサラッと読んでいいのかがわかってきます。
読むときの緩急がつけられますもんね。
そうそう。990点をとるには、英文を全部読む必要があるので、英文を読むときの緩急のつけ方がわかっていることは大切かなと思います。
1日英語に触れないと英語の筋力が落ちる
ライオン模試1冊でいろいろな力が身につくように計算して作りました。
「Part 7攻略アドバイス」(10ページ)に990点を目指す人にこういう勉強をしてほしいという想いを書かせていただいたのですが、990点をとるためには多読多聴もするし、語彙力も上げなくてはいけないし、同じ問題を繰り返し解かないといけない。
それがこの本で全部できるよう、4回分の模試を60日間で5回繰り返すというプログラムを提案させてもらいました。
やっていることはシンプルなんだけど、続けていくためにはそのシンプルさが大事かなと思ってます。
毎日やるってことが大事ですよね。スポーツと同じで、英語力って毎日毎日キープしていくものなので、1日英語に触れないと英語の筋力が落ちてしまいます。1回のボリュームは多くなくてもいいので、英語に触れ続けるようにして、それを毎日60日間続けてやるってことが大事かなと思います。
音声もついているので、リスニングもできるし、音読もできますし。
「精読→速読通読→音声に合わせて速読」のステップで、本番で読むスピード感を身につける
ライオン模試では1日に勉強する量が多くない日もありますが、毎日続けてほしいです。
問題を解いて答えあわせをして終わりではなく、問題を解いたあとにやってほしいことが色々とありますよね。
「本書の使い方」(7ページ)にも書いているのですが、1回目に問題を解くときは以下のように進めることをおすすめします。
今回、Part 7のパッセージの音声も収録したんですが、この音声はどのように使うと効果的でしょうか? 問題を解いて、文構造を理解した後に音声を聞くほうがいいんですよね。
そうですね。問題を解いて、答え合わせをしてすぐに音声を聞いても、900点ぐらいの人だったらなんとなく内容はわかるとは思うのですが、文構造を理解して精読することをスキップしちゃうと、しっかり理解できていないと思います。
少し面倒くさいかもしれませんが、一文一文の文構造を丁寧に理解していくことを愚直にやってほしいです。
しっかり精読をして英文を理解した上で、ネイティブの読むスピードで読んでいても意味がわかるように、しっかり内容が頭に入ってくるようにしたいですね。
今回収録している音声も、結構速めですよね。ネイティブの読むスピードに近い感じになるように速いスピードで収録しました。話すスピードではなく、読むスピードを意識して読んでもらったためです。
黙読するときには、音声のスピードに合わせて目を動かして読んでほしいです。そのときに、ただ速く読むのではなく、内容が頭に入ってくるようにしないと意味がないので、事前に文構造を理解して精読することが大切だと思っています。
今回の音声では、メールのヘッダー部分やパッセージ中の表などは、実際にパッセージを読むときでも、一語一句読まずにパッと目を通すようなところなので、あえて音声に収録していません。
音声に合わせて読むトレーニングをしていると、戻り読みも強制的にしなくなりますよね。
900点レベルの人はそんなに戻り読みをしてはいないと思いますが、文構造が難しいところとかはついつい戻り読みしてしまいます。
難しいところになればなるほど、戻り読みしがちですよね。だからこそ、内容をきちんと自分の中で消化したパッセージじゃないと、ただ音声に合わせて目を動かしているだけになっちゃいます。
「精読→通読→音声に合わせて速読」という流れでやってほしいです。
あと、このトレーニング法はリスニングにももちろん効果的です。ライオン模試のPart 7の音声が普通に聞けるようになったら、Part 4は余裕で聞き取れると思いますよ!
Part 7の問題タイプの分け方を知っていると自信をもって解答できる
本冊12ページに書いていますが、Part 7の問題タイプを6つに分けています。
これらの問題タイプの特徴を知っておくと、解答の根拠がパッセージ中にどのように書かれているかの見当がつけられるようになるので、パッセージをどこまで読み進めていけばよいかがわかるようになります。
人によって異なりますが、Part 7の問題の解き方は大きく2種類に分けられると思います。
1つは最初に全部パッセージを読んでから設問を解いていく人。もう1つは1問目の設問を読んだ後、パッセージを読み進めて1問目の答えがみつかったら解答し、2問目の設問を読んで続きのパッセージを読み進める人。
後者の場合、問題タイプを理解しておくと解答の根拠がどのように出てくるのかの見当がつくので、どこまで読み進めればいいかがわかります。パッセージを一通り読んだけど、解答根拠が見つからず、また読み直しをするということも少なくなり、問題を解くスピードが上がります。
①同義語問題、③文挿入問題、④意図問題は形でわかる問題で、これらを解くときは、問われている単語やセンテンスの前後までを見ればいい。
一番大事なのは⑤設問に着目する問題と⑥選択肢に着目する問題です。⑤は、これが答えだとわかる部分がピンポイントでパッセージに書かれている問題です。その1カ所を読めばわかる問題です。
選択肢を見なくても答えられる問題ってことですよね。たとえば、「この人の職業は何?」という設問があった場合、パッセージ中に「彼は有名な建築家です」という文が出てくればこれしか答えがないので、この情報が出てきた時点で問題が解けます。
それに対して⑥は、「文書の目的は何か?」とか「~について何が示されているか?」など、答えになる要素がいろいろあって、選択肢まで読まないと答えがわからない問題です。
こういった問題は、「まずは1段落分パッセージを読んでから、選択肢を読む」と、アクションを決めてどこまでパッセージを読むか調整する必要があります。
⑤と⑥の違いがわかっていないと、たとえば⑥の問題で明確な根拠が英文に書かれていないのに、ピンポイントに根拠を探そうとしてしまい、「パッセージの最後まで読んでも根拠が見つからない!」ということになってしまいます。
根拠はそこにあったのに、明確に書かれていないために、解答しそびれる危険性があるってこと。
そうですね。⑥は選択肢もあわせて1つの問題が解けるみたいな感じです。逆に⑤は選択肢をじっくり読むのは時間の無駄で、パッセージに根拠がはっきり書かれているので、そこが見つかった時点で答えて次の設問に移って大丈夫です。
問題のタイプ分けができていれば、解答する時間が短縮されますし、自信をもって解答できるようになります。「この問題タイプだから、ここまで読んで問題を解こう」と決められるので。
問題作成者の立場からすると、⑤と⑥の設問を明確に分けて作っています。たとえば⑤ばかりの設問がある模試を作問してしまった場合、非常に簡単な模試になってしまいます。一方で⑥ばかりの模試を作ると難しすぎるということになるので、⑤と⑥の問題をバランスよく混ぜるということを意識して作っています。
私自身の経験ですが、⑤と⑥の問題を意識して問題を解くことでTOEICの点数がグンっと上がり、990点をとることができました。作問者の視点に立つことで、問題の解き方が変わってスコアも上がったので、この本でも問題のタイプ分けについて紹介したかったのです。
Part 7の問題を「自信をもって解ききる」ことができると、心の余裕も生まれてきますよね。TOEICは時間との闘いの部分も大きいですから。Part 5、6はある程度のレベル以上の方だったら、時間を守って解答できると思うのですが、Part 7の場合はひとつひっかかってしまうと、他への影響が大きくなってしまいます。
精読などの地道な努力を続ければ、結果はついてくる
Part 5と6をすごく勉強して、最後にPart 7で何問か取りこぼしてしまっている方は、精読をきちんとやったほうがいいです。TOEIC対策の本ってたくさん出版されているし、いい問題の本もたくさんありますので、勉強をする教材には困らないと思います。
でも、大切なのは「いい教材をどう使うか」と「どのように勉強するか」というところなんじゃないかなと思います。問題をたくさん解きまくっても、きちんと復習をしないと新たな気づきや成長がないです。
800点台後半とか900点以上の上級者になると、ある程度その人の勉強方法が確立してしまっていると思うんですね。そうすると、その学習パターンからなかなか抜け出せなくなってしまうんですよ。
実際に900点近くとれているので、その勉強も十分に素晴らしいはずです。でも990点を目指すのなら、これまで自分がやってこなかった勉強法を素直に試してみることも大切なんじゃないかなと思います。精読にしても音読にしても、地道に続けてほしいです。
このライオン模試は、奇をてらったことをやってもらおうとしていない。派手なテクニックを教えるわけではなく、精読などの正攻法をすすめています。でも、帯に濵﨑先生が「満点への王道」と書いてくださっているように、正攻法を愚直に続けていくことが実は近道なんじゃないかなと思います。
精読や音読、同じ問題を繰り返し解くなどの地道な努力をやり続けることができるかどうかの違いなのかもしれないですね。
そうですね。以前、濵﨑先生、八島先生、藤枝先生にインタビューさせていただいたのですが、みなさんに共通して言えるのは、「英語力を磨き続ける努力を惜しまない」ことだと思いました。
みなさん共通して繰り返し英文を聞く、繰り返しパッセージを読むというシンプルなことを継続されています。自分に妥協してないですよ。(濵﨑先生のインタビュー記事、藤枝先生のインタビュー記事)
学習者とゴールまで並走できる本にしたい
今、TOEICのコーチングもやらせてもらっているのですが、開始1カ月で845点から900点を超えたり、1カ月半で880点から960点を獲得したり、5カ月で750点から900点に伸びた方もいます。6カ月弱で910点から990点を獲得した方もいます。
結果を出している方々を見ていると、みなさん素直にこちらのアドバイスを聞いてくれて、愚直に勉強を続けてくれた方々です。継続して努力をすることは、必ず良い結果として自分に返ってくるなと改めて思っています。
コーチングは短期間でスコアを上げる仕組みや勉強法を教えて指導しますが、実際に地道に勉強をするのは、当たり前ですが本人ですからね。
そうですね。いくらコーチングをして効果的な勉強法や知識をお伝えしても、素直に話を聞いて本人が続けてくれないと結果はでないです。
この本を企画したときに、真っ先に考えたのは「読者の方とゴールまで並走できる本にできないだろうか」ということでした。
コーチングをするときのように学習者の方に寄り添えるようにしたい。模試というタイトルにしていますが、本を買って模試として1回解いて答え合わせをして終わりにしてほしくない。
990点を獲得するためには、毎日英語に触れて、問題を繰り返し解いて、大量に読むことが欠かせない。それを実行してもらうような仕組みを作りたかったんです。
だから、学習の進め方を細かく作ったんですよね。
990点獲得のための学習の記録も書き込んでいただけるようにしています。本気で990点を目指そうと思ったら、ぜひこの本の通りにやってみてほしいです。
60日間、自分を信じてライオン模試を続けてみてください!
私もこの本を徹底的に使い倒して、がんばります!
ぜひ990点をとって夢を実現させてください!
おわりに
今回のメディアビーコンの座談会はいかがだったでしょうか。出版直後の座談会だということもあり、大いに盛り上がりました。
座談会でも話に出たように、結果を出す方に共通するのは「アドバイスを素直に聞く力」と「聞いたアドバイスを愚直に繰り返す力」をもっていることでした。言葉にすると非常にシンプルですが、シンプルなことをコツコツと継続することが一番なのではないかと思います。そのような想いで作った『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』(ベレ出版)をぜひお試しください。
実はこの新刊の中に収録しようとしていた内容が、紙面の都合上どうしてもカットせざるを得ず、泣く泣く削除したのもがあります。このカットした部分の内容については、今後このEnglish Study Caféでもご紹介できたらいいなと思っておりますので、こちらも楽しみにしてください!
株式会社メディアビーコン プロフィール
1999年創業。語学教材に特化した教材制作会社。TOEIC、英検、TOEFLをはじめとする英語の資格試験から、子供英語、中学英語、高校英語、英会話、ビジネス英語まで、英語教材全般の制作を幅広く行う。特にTOEICの教材制作には定評があり、『TOEIC®テスト新公式問題集Vol. 5』の編集制作ほか、TOEIC関連企画だけでも130冊以上担当している。出版物としての教材制作のみならず、英語学習アプリ、英会話学校のコース設計から指導マニュアルの開発、大手進学塾の教材開発まで、多角的な教材制作が可能な数少ない制作会社。教材制作のみならず、TOEIC® L&Rテストのスコアアップを目指す方のための指導も行っている。著書に『寝る前5分暗記ブック TOEICテスト単語&フレーズ』、『寝る前5分暗記ブック TOEICテスト英文法』、『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<基礎編>』、『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<海外旅行編>』、『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<接客編>』、『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<おもてなし編>』(以上、学研プラス)、『いちばん最初のネイティブ英会話フレーズ2000』(西東社)がある。
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