TOEIC対策の王道とおすすめ教材を一挙公開!【全受験者必見】

「TOEIC初心者なんだけど、何から対策したらいいの?」
「会社や学校でTOEICのスコアを求められていて困っている」

「短期間でスコアを上げる方法を知りたい」

 

こんな悩みをお持ちではありませんか?

今回は、TOEICの対策法やコツを徹底解説していきます。この記事を読み終えた頃には、TOEIC対策の具体的なイメージができていることでしょう。
おすすめの教材も一緒にご紹介しているので、すぐにでも対策を始められるでしょう!

 

それでは早速見ていきましょう。

 

1. 【まず始めに】TOEICを受ける前にやるべき2つのこと

 

TOEICの勉強の具体的な勉強法を解説する前に、皆さんに知っておいて欲しいことを2つ紹介します。

 

内容はこちら。 

TOEICがどんなテストか知ろう

中学英語を復習しよう

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

1-1. TOEICがどんなテストか知ろう

まずは、TOEICのテスト形式を徹底的に知りましょう。なぜなら、どんな試験かわからなければ、適切な対策ができないからです。


TOEICで目標スコア達成を目指している人が、日常英会話の練習だけしていても、まったく効果が出ないわけではありませんが、それは効率的とは言えません。

 

短期間で成果を出したいなら、まず敵を知ることから始めましょう

 

TOEICの試験形式

TOEICはリスニング約45分100問、リーディング75分100問完全マークシート試験。結果は合否でなく、10点~990満点の点数で表示されます。

 

出題形式は以下の通りです。

 

リスニングセクション Part 1 写真描写問題 6問
Part 2 応答問題 25問
Part 3 会話問題 39問
Part 4 説明文問題 30問
リーディングセクション Part 5 短文穴埋め問題 30問
Part 6 長文穴埋め問題 16問
Part 7 長文読解問題 1つの文書:29問
複数の文書:25問

 

TOEICの公式サイトでは、無料のサンプル問題がパート毎にそれぞれ用意されているので、受験経験がない方は一度確認してみてはいかがでしょうか?

 

1-2. 中学英語を復習しよう

英語初心者の方は、まずは中学英語から復習してください。なぜなら、中学の英単語、英文法は英語の基礎だからです

実はTOEICの難易度はそこまで高くありません。大学入試に出るような難解な文法事項や慣用表現はTOEICには出題されません。中学英語が完璧であれば、あとはTOEIC特有の文法事項や単語の勉強をすれば問題ありません。


逆に中学英語が疎かだと、TOEICのスコアアップはおろか、英語力そのものの向上も見込めません。英語学習からしばらく遠ざかっている方は、まず中学英語を復習しましょう。

 

 

2. TOEICリスニング対策

 

ここからは、リスニングの対策法について解説していきます。

内容はこちら。

必要な教材は公式問題集! 
シャドーイングは必須 
Part 1対策
Part 2対策
Part 3、4対策

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

2-1. 必要な教材は公式問題集! 

リスニング対策では、公式問題集をメインに使いましょう。

公式問題集は本番のテストと同じ問題形式で作られたいわゆる模試問題集のこと。本番と同じナレーターさんの声で音声が収録されているため、本番の試験でリスニング音声が聞き取りやすくなります。


実際のリスニング問題のスピードや発音がどんなものかを知っておくと、スコアアップにグンと近づきます。本番のリスニング力を鍛えるなら、公式問題集は最適な教材です。

 

 

2-2. シャドーイングは必須 

シャドーイングとは、流れてきた音声を追いかけるように、音声の真似をしながら発話するリスニング練習法です。

自分が発音できない音は聞き取れません。シャドーイングをすることで、自分の聞き取れない音を特定し、一つ一つ英語の音を聞き取れるように変えていくことが、リスニング学習の王道です


同時通訳の練習法としても採用されているので、効果はバツグンです。

 

2-3. Part 1対策

Part 1の写真描写問題では、問題の音声が流れる前に以下の2点に注目して写真を見ておきましょう。

 

・人物の動作、状態

・消去法を上手く活用する

 

人物の動作、状態

人物が写っている写真では、動作と状態の両方に着目して、どちらの音声が流れてきても対応できるように準備しましょう。

例えば

 

動作:彼は電話で話しています。

状態:彼は電話を手に持っています。


というように、同じ写真でも2パターンの正解の文章が想定できますので、「動作を述べる文」と「状態を述べる文」のどちらが読み上げられても対応できるように準備しておきましょう。

消去法を上手く活用する

Part 1の問題を解く際に意識したいのが、消去法を上手く利用することです。

読み上げられた文章の中に、写真に写っていないものに言及している選択肢があればそれは不正解の選択肢です。

全ての選択肢を完璧に聞き取ることができなくても、正解を導き出すことができる重要なテクニックです。消去法を意識しながら、Part 1の音声を聞きましょう。

 

 

2-4. Part 2対策

Part 2の質疑応答問題は、文頭の5W1Hを聞き逃さないでください。

 

・what(何を)

・where(どこで)

・which(どちらに)

・why(なぜ)

・when(いつ)

・how(どのように)


例えば、「いつ学校から帰ってくるの?」とwhen(いつ)を尋ねているのに、「歩いて帰るよ。」とhow(どのように)で返答はしませんよね。

5W1Hを聞き取るだけで正解できる問題が、Part 2には毎回たくさん出題されるので、文頭は必ず聞き取るようにしましょう。

 

 

2-5. Part 3、4対策

Part 3、4の対策のカギは印刷されている設問文の先読みです。問いを読めば、音声を聞く前にある程度本文内容が把握できるため、リスニングの音声を聞くときの大きな補助情報になります。

 

例えば、Part 3ではこのような問題が出題されます。

 

1. Where most likely is the conversation taking place?

この会話はどこで行われていると考えられますか。

 

2. According to the man, what is the problem?
男性によると、何が問題ですか。

 

3. What will the woman do next?
女性は次に何をしますか。

 

問いからわかることは、どこかで男性が何らかの問題に言及し、女性が何か行動を起こそうとしているということです。


このように、問いを先読みすれば、ざっくりとした会話の流れを把握することができます。問いの先読みを活用してPart 3、4を得意パートにしていきましょう。

 

 

3. TOEICリーディング対策

 

ここからはリーディングの対策法について解説していきます。

内容はこちら。

Part 5対策
Part 6対策
Part 7対策

それでは詳しく見ていきましょう。
 
 

3-1. Part 5対策

Part 5の短文空所補充問題は語彙力・文法力の有無が問われます。

英語初心者の方は、まずは中学レベルの英文法力を身に付けることから始める必要があります。

回答時間の目安としては、1問10秒~20秒で解くことを目指しましょう。このスピードでPart 5の問題を解けると、TOEICのリーディングセクション全問を解くことのできる力があると言えます。

 

中級者以上の方はこのスピード感で問題を解けるように練習をしましょう。


語彙力と文法力は、Part 6、7の長文を読む速度にも影響してくるので、語彙力と文法力は早急に鍛えましょう。5. 【厳選】ぜひ使って欲しい教材4選でおすすめの参考書をご紹介するので、Part 5対策に活用してみてください。

 

 

3-2. Part 6対策

Part 6は長文の空所補充問題です。このパートもPart 5と同じように、語彙力と文法力が必要となることは変わりませんが、それだけでは解けない問題も多く出題されることがPart 6の特徴です。

Part 6を解くときは、空所前後の文脈をとらえることがポイント。

 

例えば動詞の時制を選ぶ問題では、前後の文脈から、時間の前後関係を把握して適切な選択肢を選ぶ必要があります。

このようにPart 6では、Part 5で鍛えた語彙力と文法力を活用しつつ、前後の文脈から正答の根拠をつかむように心がけましょう

 

 

3-3. Part 7対策

Part 7では、まず設問を1問だけ読んでから本文を読み始めましょう

解答に必要な情報を意識しながら読み進めることで、解答の根拠を見つけるスピードを速めることができ、解答時間短縮につながります。


設問を読まずに本文から読み始めると、何が大切な情報かわかりませんし、本文内容を記憶しておくことも難しいため、解答速度が遅くなってしまいます。設問を先読みし、解答に必要な情報を頭の中で整理しながら本文を読み進めていきましょう。

 

Part 7はTOEIC900点台の方でも全問解答が難しいくらい、膨大な量の文を読まなければいけません。少しでも速く正確に問題を解くために、設問の先読みは重要なテクニックとなります。

 

 

4. 【より理解を深める!】全パート共通の2つの勉強法

 

これから紹介する2つの勉強法は全パートの対策に有効なので、ぜひ実践してください。

 

内容はこちら。

公式問題集の日本語訳を熟読

公式問題集のスクリプトを音読

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

4-1. 公式問題集の日本語訳を熟読

公式問題集の日本語訳を読むことは、どのレベルの学習者にとっても非常に重要です。なぜなら、出題内容を隅々まで理解することで、読めていない箇所、苦手な箇所、覚えていない語句を洗い出すことができるからです

「聞き取れなかった(または、読み取れなかった)が、一応正解は選べた」という問題に出会うことは結構多いのではないでしょうか?

そういった問題を、日本語訳を読まずに放置していても、英語力はなかなか上がりません。日本語訳は必ず読みましょう。

 

4-2. 公式問題集の英文を音読

2-2. シャドーイングは必須でご紹介したシャドーイングと同じように行っていただきたいのが、英文の音読です。

 

音読やシャドーイングをすることの主な効果は、英語を英語のまま理解できるようになることです。読解スピードが遅い原因の多くは、英語を読んでいるときに日本語に訳しながら読んでしまうことにあります。


英文を、前から後ろにスラスラ読めるようになると、英語を理解する速度が一気に上がるので、ぜひ音読に取り組んでください。

 

 

5. 【厳選】ぜひ使って欲しい教材4選

 

ここではTOEIC対策で使って欲しい教材をご紹介します。

どれもスコアアップに欠かせない人気書籍や評判のアプリなので、ぜひ利用してください。

 

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 』(朝日新聞出版)

『TOEIC L&Rテスト 直前の技術』(アルク)
スタディサプリEnglish TOEIC対策コース

 

 

5-1. 『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

引用:https://www.ask-books.com/978-4-86639-083-3/

 

まずおすすめするのが、TOEIC文法問題の定番本『文法問題でる1000問』。Part 5で出題される文法事項に特化して、全部で1049問の問題をこれ1冊で解くことができます。


頻出文法問題を大量に解いて、Part 5対策を完璧にしたい方におすすめの1冊です。

 

5-2. 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 』(朝日新聞出版)

引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732

 

TOEICの参考書ランキングで常に上位に入っているのが『金のフレーズ』。この本最大の魅力は、TOEICに頻出のフレーズがたくさん紹介されていることです。


TOEICで連続満点を取り続けるTEX加藤先生によって作られた、本当にTOEICに出る単語しか載っていないおすすめの英単語帳です。


5-3. 『TOEIC L&Rテスト 直前の技術』(アルク)

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7018006/

 

受験本番のテクニックに重きを置いた『TOEIC L&R 直前の技術』もおすすめです。スコアアップに必要なテクニックが重要度順に解説されており、試験日11日前から始めてもスコアアップに効果のある本となっています。


本書を熟読すれば、実力以上のスコアが取得できると非常に人気の1冊。TOEICのスコアが今すぐほしいというあなたにピッタリです。

 

5-4. スタディサプリEnglish TOEIC対策コース

引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studysapurienglish.toeic

 

アプリを使ってスキマ時間などを上手く活用したい方におすすめなのが「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」。

20回分のTOEICの模試が収録されているだけにとどまらず、解説動画や単語テストなど、アプリとは思えないほどのコンテンツの豊富さが売りです。

月額制のサービスですが、しっかり利用すれば非常に満足度の高いサービスとなっています。

無料体験も実施しているのでぜひ体験してみてください。

 

 

6. 【満点を目指す!】英語力を飛躍的に伸ばす2つの勉強法

 

TOEICで満点を狙うには、TOEIC対策だけではなく、総合的な英語力を上げるトレーニングをすることも重要になってきます。

ということで今回ご紹介するのはこの2つの勉強法。

独り言英会話
オンライン英会話


それでは詳しく見ていきましょう。

 

6-1. 独り言英会話

「独り言英会話」とは文字通り、一人でブツブツと英語を話す練習をすることです。このトレーニングが効果的である理由は、英語で物事を考える力が身に付くからです。

例えば、朝の通勤の時間帯。

こんな感じで、英語で独り言を言ってみましょう。

 

I’m waiting for a train at Shibuya station.

渋谷駅で電車を待っています。

 

声を出すのが難しい状況では、口パクや、英文を思い浮かべるといった方法でも同様の効果を得られます。
こうすることで脳の思考回路がどんどん英語モードにシフトしていき、英語を処理する速度が速まっていきます。

 

6-2. オンライン英会話

英語のアウトプット力を上げて総合的な英語力を身に付けるなら、オンライン英会話をおすすめします。オンライン英会話の最大の魅力は、従来の英会話スクールより安くてたくさんレッスンを受けられるところです。


英会話は毎日「続ける」ことが非常に重要なので、「たくさんのレッスンを受けられる」というのはとても魅力的です。テキストの数も豊富で、授業に飽きることはなかなかありません。

留学にお金をかけられない大学生や、英会話塾に通う余裕のない主婦でも気軽に受けられる「オンライン英会話」。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。主なオンライン英会話サービスでは無料体験講座を開いていますので、まずはそちらをチェックしてみましょう。

 

 

7. まとめ:適切な対策法で最速スコアアップを目指せ!

 

TOEICを難関試験だと聞いて尻込みする人は多いと思います。しかし、正しい対策をすれば英語初心者でも高スコアが狙えます。


ぜひこの記事を参考に高スコアを目指してみてはいかがでしょうか?

 

TOEICについてさらに詳しく見る

  
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