TOEIC文法問題の解き方とコツ!即答できるパターンもご紹介

TOEICでは、Part5,6の問題で文法の知識が問われます。

これらのパートが苦手で「TOEICの文法問題ってどうやって解けば良いの?」「どんな勉強をすれば簡単に解けるようになるの?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?


実は、TOEICの文法問題には、勉強の仕方の面でも、解き方の面でもコツがあるのです。
そのコツを知っておけば、文法問題を攻略してスコアアップできること間違いなしです!

 

 


1.TOEICでスコアを取るのに必要な文法力とは?

 

TOEICテストを受験する前に知っておいてほしいのが、「TOEICに必要な文法力とはどのようなものか」です。
文法項目の中にも、「TOEICに出題されやすい範囲」「出題されにくい範囲」があります。せっかく勉強するのなら、問題に出やすいものを優先的に学びたいですよね。


ここを知っておかないと、非効率的な学習をすることになってしまいます。これから受験する方は、TOEICに必要な基礎文法を最低限の労力で効率的に身に付けるようにしましょう。  

 

 

1-1.中学レベルの文法でおおよそ対応可能

TOEICに必要なのは、主に中学レベルや、高校で習う範囲でもごくごく基本的なレベルに留まる程度の文法力です。
TOEICでは、日常英会話やビジネスシーンなどのコミュニケーション力が問われます。そして、こうした分野のコミュニケーション英語では、難解な文法事項はそれほど出てこないのです。


例えば、大学受験で勉強したような「仮定法過去完了」などの複雑な文法項目は出てきません。 文法をこれからやり直しするというTOEIC初心者の方は、まずは中学レベルの簡単な文法を徹底的に学習するようにしましょう。  

 

 

1-2.文法学習におすすめのアプリ

文法の勉強というと、テキストを読んで理解していくという堅苦しいイメージを持っているのではないでしょうか? 

そういった勉強方法に抵抗がなければよいのですが、ほとんどの方は書籍などで勉強するのは億劫に感じてしまうでしょう。 

 

そこでおすすめしたいのが、「中高英文法を10時間で!マジグラ」というアプリです。120円の有料アプリですが、どこでも手軽に文法の復習ができます。 

英語の勉強が苦手な方は、こうしたアプリを使ってみるのも一つの手です。 

 

 

1-3.基礎的な文法知識の身に付け方

基礎的な文法知識をしっかり身に付けるには、「誰かに教えるつもりで学習する」というのがポイントです。
自分が隅々まで理解していない内容は人に教えることができませんから、説明しようとして言葉に詰まる箇所があればそこが理解のあやふやな、もう一度学習すべき所だとわかります。

 

このようにアウトプットありきで学習することで、定着率がぐんと上がります。 

 

文法を学んだ後に実際に友達に教えてみるのも良いでしょう。また、それが難しければSNS・ブログで解説文を投稿してみるのも効果的です。

 


2.TOEIC Part5・6の解き方のコツを解説!

 

ここでは、TOEIC Part5・6の解き方のコツについて解説します。 本番の解き方ももちろんそうですが、本番前の準備からTOEICは始まっています。しっかり事前に対策を練ってから実際の試験に挑みましょう。

 

 

2-1.『TOEICテスト公式問題集』で全体の流れを掴む

文法を学ぶ分にはアプリで十分ですが、『TOEICテスト公式問題集』の本は必ず準備しておきましょう。 

なぜなら、本番同様の問題を解くことで本番の感覚が掴めるからです。 

 

取り組むタイミングとしては、基本的な文法事項を一通り学んだ時点で、一度模擬試験を解いてみます。そこで苦手な分野を見つけて、さらに詰めていきましょう。 

 

受験で志望校の過去問を解くのと同じで、TOEICでも本番同様の問題を解いて慣れておくことが重要です。

 

 

2-2.普段から時間配分を意識して練習する

毎日の勉強で文法問題を解くときも時間配分を意識します。 なぜなら、TOEICという試験では時間配分が特に重要なカギを握るからです。 

 

文法問題でスコアを取ることも大切です。ただ、それよりも文法問題の後の長文問題に、どれだけ時間を残せるかがポイントとなります。

文法問題には時間をかけている余裕はありません。できれば1問20秒くらい、Part 5,6全体では20分くらいのペースで解きたいところです。

 

 

2-3.空所の前後に注目して解く

なるべく時間をかけずに解くコツが「空所の前後に注目して解く」です。
TOEICの文法問題は、この方法で解けるものも多いです。満点を目指すなら別ですが、ある程度の高スコアを求めるなら役立つテクニックです。 

具体的な注目ポイントは以下で説明しますので参考にしてください。

 


3.TOEICの文法問題を見た瞬間に解く5つのポイント!


Part5,6は文法問題という位置づけですが、細かくいうと「語彙問題」と「文法問題」に分かれます。

 

また、Part5はすべての問題が1文で完結しているのに対し、Part6では、1つの文書に4問あるうち、基本的に1問が空所を含む1文だけで解ける文法問題、残り3問が全体の文脈を把握しないと解けないタイプの語彙問題および文挿入問題です。


そして、文法問題の1つに「品詞問題」があり、この問題に対しては「空所の前後に注目する」というテクニックが特に効果的です。以下に5つのポイントを挙げたので、理解して使ってみてください。

 

 

3-1.助動詞の後ろは原形

助動詞の後ろには、必ず動詞の原形がきます。なぜなら、助動詞の後ろには動詞の原形しか入らないからです。

 

【例題】

1.  With the new order system introduced, Fanger Furniture Store’s customers can ——- their purchases anytime online.
(A) tracking

(B) to track

(C) tracker

(D) track


(訳:新しい注文システムを導入したので、Fanger家具店の客はいつでもオンラインで自分の購入品を追跡できます。)

 

 

canは助動詞なので、動詞の原形である(D)trackが入ります。
ただし、もしも空所の後ろに動詞の原形があれば、空所がその動詞を修飾していることになるので、空所には副詞が入ります。

 

 

3-2.前置詞の後ろは名詞

前置詞の後ろは必ず名詞です。at school、him、in the parkといった言い回しなどからも分かるように、前置詞の後ろには名詞しか入りません

 

【例題】

2. Norn Cleaning is famous for its reliable window cleaning service at ——- prices.

(A) compete

(B) competition

(C) competitive

(D) competitively


(訳:Norn清掃会社は、信頼できる窓の清掃サービスを他社に負けない価格で提供してくれることで有名です。)

 

 

気を付けたいのはこの設問のように、空所後に既に名詞(prices)がある場合です。名詞を修飾できるのは形容詞なので、(C)competitiveが答えになります。

前置詞atの後ろに名詞pricesが入っているものの、pricesがcompetitiveに修飾されている、ということです。

 

 

3-3.冠詞の後ろは名詞

冠詞の後ろには必ず名詞が来ます。the boyやan appleなどの例を思い浮かべてみると冠詞の後は名詞というのは理解できると思います。


【例題】

3.  Read the ——- posted on the wall carefully so that you can operate the production machine in a safe manner.

(A) instruct

(B) instructions

(C) instructive

(D) instructing

 

(訳:生産機械を安全に操作できるように、壁に貼られている指示をよく読んでください。

 

theは冠詞なので、後ろには名詞であるinstructionsが入ります。

 

 

3-4.名詞の前は形容詞

これは基本中の基本ですが、名詞の前には形容詞が入ります。hot water、tall boyなどを思い浮かべてみると分かりますね。

 

【例題】

4.  The lecturer of the session about the environmental problem is a ——- researcher, Jonathan Park.

(A) certificate

(B) certified

(C) certification

(D) certify


(訳:環境問題についてのセッションの講演者は、資格を持った研究者であるJonathan Parkさんです。)


researcherという名詞の前に空所があり、直後のresearcherを修飾しています。よって、空所に入るのは、形容詞の(B)certifiedとなります。

 

 

3-5.他動詞の後ろは名詞

他動詞とは、eatやbuyのように「~を…する」という意味を持った動詞です。この他動詞の後ろには必ず名詞がきます。

 

【例題】 

It is important for start-ups to try various new ideas in order to achieve rapid financial ——-.

(A) successor

(B) succeed

(C) successful

(D) success


(訳:新興企業にとって、急速な財務上の成功を達成するためにさまざまな新しい考えを試すことは重要です。)

 

achieveは「~を達成する」という意味の他動詞です。したがって、空所に名詞の(D)successを入れるとachieveの目的語がrapid financial success「急速な財務上の成功」という名詞になり、正解になります。

(A)も名詞ですが、successorは「継承者」という意味なので文脈に合いません。

 

 

まとめ

 

今回は、TOEIC Part5,6の文法問題の解き方と勉強のコツを紹介しました。
本記事の要点は、以下のとおりです。

・TOEICでスコアを取るには中学レベルの文法力で十分 

・TOEIC Part 5, 6は時間配分に気を付けて解く必要がある

・空所の前後を確認することで品詞問題は一瞬で解ける

 

この記事を参考にして、効果的なTOEICの勉強方法を取り入れ、解き方のコツを意識して本番に挑んでくださいね。

  
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