【英文法】willとbe going toって何が違うの?イメージをつかめば簡単に使い分けられる!【解説動画付き】

「willとbe going toって何が違うの?」

「具体的な使い分けの方法が知りたい!」

 

英語には未来を表す表現がたくさんありますが、それぞれの表現には使い分けのルールやニュアンスの違いがあります。今回は未来表現の中でも一番基礎的な表現であるwillとbe going toの違いを詳しく解説していきます!

【こんな方におすすめ!】

✅willとbe going toの意味の違いが知りたい方

✅willを使った面白い表現をマスターしたい方

なお、こちらの記事の内容は下記の動画でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!!

 

未来表現【前編】 willとbe going to【やりなおし英文法】

 

 


1. willとbe going toの違いは「いつ決めたのか」

 

willとbe going toの違いについて、以下の例文を使って解説していきます。

 

【例文】

① I’ll leave for Tokyo tomorrow.

② I’m going to leave for Tokyo tomorrow.

 

上記の文はどちらも「明日東京に行く」という未来のことを表しますが、実はニュアンスに違いがあります。以下でそれぞれのニュアンスを詳しく解説していきます!

 

 

1-1. willは「その場で決めたこと」(意思決定)を表す

【例文】

① I’ll leave for Tokyo tomorrow.

 

①の場合にはwill を使っているので、その場で決めたことについて話していることになります。

 

例えば、「明日東京に海外の有名スターが来日するよ!」と聞いて、その場で東京行きを決めた場合にはwillを使うのが適切です。「よし、明日東京に行くぞ!」という意思決定を表しています。

 

 

1-2. be going toは「すでに決まっていたこと」(予定)を表す

【例文】

② I’m going to leave for Tokyo tomorrow.

 

②の場合にはbe going toを使っているので、すでに決まっていた予定について話していることになります。

 

友達から「明日何するの?」と聞かれて、「東京に行く予定だよ」と言う時にはこちらがピッタリです! 先ほどのwillとは違い、東京行きがすでに決まっていた場合に使います。

 

 

1-3. 【図説】willとbe going toの違い

 

発言している時点を現在として考えると、willはその場で東京に行くことを決めています。対してbe going toは、過去の時点で既に東京に行くことを決めていたことがわかります。

 

未来のことを「いつ決めたのか」を考えると、2つの違いがはっきりとわかりますね!

【まとめポイント!】

✅(未来のことを)その時に決めた場合:will

✅(未来のことが)すでに決まっている場合:be going to

では、なぜこのようなニュアンスの違いが生まれるのでしょうか? 次の章で詳しく解説していきます!

 

 

2. willとbe going toのニュアンス

 

ここからはwillとbe going toそれぞれのニュアンスを深掘りしていきましょう。細かな違いを理解することで、よりハッキリと区別して使えるようになります!

 

 

2-1. willは「意志」を表す

willは「意志」を表す時に使われる単語です。例えば以下のような文でもwillが使われています。

 

【例文】

① Where there is a will, there is a way. (意志がある所に道は開ける)

② I’ll be back. (私は必ず戻って来る)

Will you marry me? (私と結婚してくれますか?)

 

①は「精神一到何事か成らざらん」という意味の有名なことわざですね! この文で使われているwillの前には冠詞のaがついており、「意志」という意味の名詞として使われています。

 

②は映画『ターミネーター』の有名なセリフですね! 「私は必ず戻ってくる!」という強い意志をwillが表しています。

 

③はプロポーズの表現です! willを使って、相手に結婚の意志があるかを確認しているんですね。

 

このように、willは「意志」を表す表現です。従って、「よし、明日東京に行こう!」というその場で決めたという意思決定を表すためにwillが使われているのです。

 

 

2-2. be going toは「~に向かっている最中」を表す

対してbe going toは、「~に向かっている最中」という意味を表す表現です。

 

以下の2つの文を比べてみましょう。

 

【例文】

① I’m going to the supermarket. (スーパーに向かっています)

② I’m going to leave for Tokyo tomorrow. (明日東京に行く予定です)

 

どちらも〈be going to〉という形をしていますが、①は〈go toの現在進行形〉で、②は〈未来を表すbe going to〉です。

 

文法的には異なる二つの使い方をしていますが、基本的な考え方は同じです。

 

どちらも、I’m going to ~は「~に向かっている最中」という意味で、to ~が「どこに向かっているのか」を表していると思ってください。

 

この法則に当てはめると、

 

① I’m going to the supermarket. は〈to the supermarket〉なので、「スーパーという具体的な場所」に向かっていることを表しています。

 

対して、② I’m going to leave for Tokyo tomorrow. では〈to leave for Tokyo tomorrow〉なので、「東京に行くこと」に向かっている最中というニュアンスになります。

 

つまり、②では「東京に行く」という予定が既に決まっていて、その決まっている予定に現在向かっている最中だということをbe going toが表しています。

 

【図説】be going toのニュアンス

【まとめポイント!】

will「意志」:その場で決めた意思決定を表す

be going to「~に向かっている最中」:すでに決まっていた予定に向かっている最中を表す

 

2-3. willとbe going toが「予測」を表すときは?

ここまでwillとbe going toの違いについて理解できたでしょうか? おおまかな違いがわかると、下記のような使い分けもできるようになります!

 

【例文】

① It will rain tomorrow.

② It’s going to rain tomorrow.

 

willとbe going toは、未来の「予測」を表すこともあります。上記2つの文はどちらも「明日雨が降るだろう」という予測を表しますが、willとbe going toで微妙な違いがあります。

 

例えば、Look at those clouds!(あの雲を見て!)という文があったとき、それに続くのはwillとbe going toのどちらでしょうか?

 

Q:正しいのはどっち?

① Look at those clouds! It will rain tomorrow.

② Look at those clouds! It’s going to rain tomorrow.

 

上記のような場合には、② be going toを使うのが正しいです。なぜなら、be going toを使うことで「雨が降ること」に向かっている最中であることを表すことができるからです。

 

Look at those clouds!(あの雲を見て!)というセリフが根拠となり、これから雨が降るということがほぼ確実に予測できるので、現在は雨が降ることに向かっている最中だとわかりますね。

 

このように客観的な根拠がある場合の予測にはbe going toを使います。それに対してwillは、このような根拠はなく、話し手の主観的な予測を述べる場合に使います。

【まとめポイント!】

✅客観的な根拠のある予測:be going to

✅根拠のない、話し手の主観的な予測:will

 


3. willを使った面白い表現|ドアが生きている?

 

ここまでwillとbe going toの違いについて理解できまでしょうか? この二つの微妙な違いを上手に使いこなせるようになると、英語上級者の仲間入りといった感じがしますよね!

 

最後に、willを使った便利でちょっと面白い表現をご紹介していきます!

 

【例文】

The door won’t open. (そのドアはどうしても開かない)

 

上記の文は「ドアが全然開かない!」という意味の表現です。よく参考書などでは、

 

will not[won’t]の形で、「どうしても~しない」という〈拒絶〉を表す

 

のように紹介されていますが、この表現を丸暗記する必要はありません!

 

willは「意志」を表すと言いましたが、今回はwillにnotがついているので、will notで「意志がない」ことを表します。なので、「~する意志がない」=「どうしても~しない」(拒絶)という意味になるのです!

 

もちろんドアは生き物ではありませんので、意志は存在しません。この表現の面白いところは、ドアをあたかも意志を持つ生き物であるかのように扱い、willを使って「絶対に開かないぞ!」という強い意志を表している部分です!

 

この例文を見て、意志をもったドアが腕組をして通せんぼしているようなイメージができれば、willのニュアンスの理解はバッチリですね。

 

ちなみにこの表現は過去形でもよく使われ、The door wouldn’t open.(そのドアはどうしても開かなかった)と言うこともできます!

 

 

4. まとめ:willとbe going toを使いこなそう!

 

今回はwillとbe going toの違いについて解説してきました。もう一度ポイントをおさらいしましょう。

 

1. will とbe going toの違い

will「その場で決めたこと」(意思決定)を表す

be going to「すでに決めていたこと」(予定)を表す

 

2. will とbe going toのニュアンス

will「意志」を表す

be going to「~に向かっている最中」を表す

 

3. willとbe going toが「予測」を表す時

will「根拠のない主観的な予測」を表す

be going to「客観的な根拠のある予測」を表す

 

4. willを使った面白い表現

will not [won’t] は、「意志がない」という発想から「どうしても~しない」という意味の〈拒絶〉を表す

② 過去形の would not [wouldn’t] は、「どうしても~しようとしなかった」という意味を表す

 

 

willとbe going toはどちらも便利な表現であり、英会話の上達にも欠かせないフレーズです。今まで「何となく使い分けていただけ…」という人も、今回学んだ違いをしっかりと理解して英語力アップに繋げましょう!

 

 

なお、こちらの記事の内容は下記の動画でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!!

 

未来表現【前編】willとbe going to【やりなおし英文法】

  
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