TOEIC教材の正しい選び方&目標スコア別おすすめ参考書

「TOEICの参考書は多すぎる! どれを買えばいいかわからない!」
こんな悩みを持っているTOEIC学習者の方は非常にたくさんいらっしゃいます。

実際、Amazonで「TOEIC 参考書」と検索すると大量の本が出てきます。模試や単語帳、Part別問題集にスコア別・レベル別の問題集までTOEICの中でもたくさんのジャンルの参考書が出版されています。

「ランキング上位だから」、「評価が高かったから」という理由で購入してしまうと、自分のレベルに合っていない参考書を購入してしまう可能性もあります。

そこで今回は、正しい参考書の選び方と、おすすめの参考書をご紹介いたします。

※この記事ではTOEIC Listening & ReadingのことをTOEICと呼んでいます。

 

 

これだけは知っておきたい!TOEIC参考書の選び方

 

ここではTOEICの参考書を選ぶときに注意すべきことをご紹介します。どんなTOEICの参考書を購入するにしてもこれだけは絶対に意識していただきたいというチェックポイントを3つに絞って解説していきます。

①著者のTOEIC受験経験が豊富である
たとえ人気の先生が書いていたとしても、その先生が「TOEIC受験経験がほとんどなかった」、「満点取得者だとしても、そのスコアを取得したのは何十年も前のものだった」、という事があるかもしれません。TOEICの傾向を分析できていない参考書ではスコアアップに効果的な勉強はできません。今もTOEICを受験し続けており、満点を取り続けているという著者の本を購入することをおすすめします。


②なるべく新しい本である
TOEICという試験は年に10回も開催されており、常に出題傾向は変化しています。2016年5月には新形式へと試験の形式が変更になり、出題される問題にも大きく変化がありました。つまり、何年も前のTOEIC対策参考書では最新のTOEICの傾向を十分に分析した内容になっていないため、たとえ取り組んだとしても、効率的なスコアアップにつながるとは考えにくいです。少なくとも新形式対応の問題集を選ぶことが必要です。

③自分のレベルに合った参考書を購入する
TOEIC参考書には想定される対象読者の得点が明記されているものがほとんどです。当たり前ですが、自分の実力に合わない参考書を使用しても十分なスコアアップ対策にはなりません。自分の得点を考慮した上でTOEIC対策に取り組むようにしましょう。もし自分の得点や実力がわからないのであれば、1度TOEIC公式問題集を購入し、1回分の模試を解いてスコアの目安を出してみるのが最も手っ取り早く自分の実力を見極められる方法でしょう。

 


ここまではTOEICの参考書を購入するときに絶対に気を付けてほしい3つのことを解説しましたが、ここからは具体的にどの参考書がおすすめか、点数別でご紹介いたします。

 

 

470点を目指す人:基礎文法を固め&TOEICの形式を理解する

 

470点以下の点数の人に行ってほしい対策は主に2つです。

①基礎文法固め
②TOEICという試験の形式の理解


470点以下の点数の人は、この2つのうちのどちらかの対策が不十分である可能性が非常に高いです。

それでは以下で順に解説していきます。

 

①基礎文法固め

470点以下の人で、中学、高校時代も英語をほとんど勉強してこなかったという人は、やはり文法力と単語力不足の可能性が高いです。TOEICスコアアップのための素地を整えるにはどうしてもある程度の文法学習と基礎的な単語の習得は欠かせません。

そういった英語初心者の方におすすめの参考書をご紹介します。

 

おすすめの文法参考書

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)
中学1年生レベルの英文法の復習から始めたい人におすすめの1冊。公式サイトでは著者の山田暢彦先生による無料の解説授業が視聴可能になっており、1人で黙々と勉強を続けるのに自信が無い人も取り組みやすい参考書です。

『一億人の英文法』(東進ブックス)
中学レベルを一通り習得し、高校レベルの英文法を押えるのにおすすめなのが、この『一億人の英文法』です。時間のある人は頭から一気にこの本を読み進めれば、英文法への理解度が格段に高まります。もちろん不安な文法事項のページを読むだけでも十分に有効な英文法の勉強になります。

『TOEIC L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』(アルク)

TOEIC対策に絞って文法の学習をしたい初心者の方におすすめなのがこの1冊。問題や解説の難易度をできるだけ落としており、中学レベルの知識から学びなおすことができます。TOEICの文法問題頻出の分野に絞って文法を学びたい方におすすめです。

 

 

②TOEICという試験の形式の理解

文法をある程度理解した人に次に行っていただきたいのがTOEICという試験の基本的な形式や解き方を理解するということです。

TOEICでは主にビジネスに関する英語が出題されます。大学受験の延長で受験用の参考書や単語帳で勉強しているだけだと、なかなかTOEICの文章や語彙に慣れることができず点数が伸びません。

 

今までTOEICを無対策で受けていたという人は、TOEICの形式や解き方の理解を深めるだけで一気にスコアアップすることができます。

 

 

おすすめの参考書

『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』(旺文社)
初めてTOEICを受ける人が、TOEICを受けるときに何に注意すればいいのかというポイント解説が満載です。別冊で単語集がついているのも、この本の復習に大いに役立ちます。

『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)
やはりTOEIC対策をするにあたって単語集を使ったボキャビルは必須です。そして最もおすすめの単語帳がこの『金のフレーズ』です。AmazonでTOEIC書籍の売り上げランキングを見ると常に上位に表示されるこの単語帳。とにかくTOEICに出題される単語ばかりが掲載されており、人気があるのも頷ける1冊です。

 

 

600点を目指す人:総合的な対策本で基礎を完璧にしよう

 

600点を目指す人はTOEICの総合的な対策本に取り組むことで、TOEIC基礎力を付けることを目指しましょう。基本的なリスニングの先読みテクニックや、解かなくてもいい難問がどれかなどを学べば、効率的にスコアアップできます。TOEIC初心者を脱けだす第一歩がTOEIC600点といえるでしょう。

 

おすすめの参考書

『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』(旺文社)
TOEIC600点を取得するために必要な解法テクニックを詳しく解説しています。例えば、Part 3、4での先読みテクニックはTOEIC のスコアアップを目指す上で欠かせないテクニックです。この本でTOEIC 600点取得に必要なポイントをたくさん学び取りましょう。

『はじめてでも600点ごえ! TOEICテスト全パート完全対策 新形式問題対応』(永岡書店)
TOEICを初めて受験する人のために、試験本番の状況から学習法やスケジュールの立て方まで、本当に詳しく解説されています。もちろんPart毎に練習問題も豊富に掲載されているので問題演習もたくさんできます。TOEIC初心者の方から中級者の方までおすすめの参考書です。

 

 

730点を目指す人:苦手Partを克服しよう

 

730点を目指す人は英語基礎力とTOEIC基礎力が付いてきた人といえます。このような人は今まで通りTOEIC全般の問題を学習するのではなく、自分の苦手分野を分析してそこを重点的に学習することで、スムーズに得点アップにつなげられるでしょう。

 

おすすめの参考書

『TOEIC L&Rテスト 730点奪取の方法 』(旺文社)
このレベルになってくると難易度の高めの問題も徐々に攻略する必要がでてきます。例えばPart 2におけるストレートではない応答問題などです。この本ではそういった730点奪取に必須の知識を、全Partに渡って習得できるようになっています。


『TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング (TOEIC TEST 特急シリーズ)』(朝日新聞出版)
コンパクトサイズで持ち運びやすく、どこでもリスニング練習ができるのがこの本の魅力です。専用のアプリで音声を聞くことができるため、CDを取り込む必要もありません。アプリを使えば音声の再生速度も調整できるので、速度を速めてリスニングの練習をすることも可能です。アプリと本を組み合わせる、学習者にとって非常に使いやすい1冊です。

『TOEIC L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング』(アルク)
この本の驚くべきところは、「2.5倍速」「2倍速」「1.5倍速」「等倍速」「0.7倍速」で音声をダウンロード可能というところです。2.5倍速からだんだんゆっくりにしながらリスニングをすることで、本番のリスニングのテストがゆっくり聞こえるようになりますよ。

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

TOEIC頻出のボキャブラリーを学びながら文法問題を大量に解くことができるのがこの本です。Part 5はこの本だけで満点レベルまで引き上げることが可能です。

『TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リーディング』(朝日新聞出版)
忙しい社会人のリーディング対策におすすめなのがこの『サラリーマン特急 新形式リーディング』。サラリーマンの電車通勤やお昼休みの勉強にもってこいの1冊です。

 

 

860点を目指す人:高地トレーニングや模試、参考書の多解きでスコアアップを目指そう

 

860点を目指すレベルの人は、TOEICや英文法に関する知識はすでに十分に習得しているといえるでしょう。そのような人はとにかく模試を何度も解いて、タイムマネジメントを完璧にすることや、2時間試験を受けるための集中力を鍛えましょう。

 

問題を解く量を増やすことで、頻出パターンが見えてきて、解答時間の短縮にもつながりますよ。

また難易度の高い問題を多く含む問題集で学習するのもおすすめです。普段から文章量が多く、語彙のレベルの高い問題集で勉強することで、本番の試験に精神的余裕を持って挑むことができます。

 

おすすめの参考書

『TOEIC L&Rテスト 860点奪取の方法』(旺文社) 
ここまで紹介してきた『目標スコア奪取シリーズ』の最後が『860点奪取の方法』です。これまでのシリーズと同様に860点獲得に必要なエッセンスがギュっと詰め込まれた1冊です。

『TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版: 新形式問題対応』(旺文社)
TOEIC満点獲得を目指す人のために、難易度の高い問題を集めたのがこの1冊。語彙レベルも文章量も本番の試験で出題される最難問を集めたものとなっています。本気で990点を目指す人が何回もやり込む価値のある問題集です。


『新メガ模試1200問 TOEIC L&R テスト 』(スリーエーネットワーク)
この参考書のすごいところは、なんといっても問題のボリューム。模試6回分1200問が1冊にまとまっています。これだけのボリューム感で公式問題集よりも安い値段で購入できるのは非常に魅力的です。ただし、解説はゼロで日本語訳だけの掲載なので、900点越えを目指す上級者向けの問題集といえます。

 

 

【まとめ】自分に合った参考書でTOEIC対策

 

TOEICの勉強をするときは必ずTOEIC受験経験の豊富な著者の本を買うのがおすすめです。そして自分のレベルや苦手分野を分析して適切な参考書を選んで勉強をするようにしましょう。そうすることで効率よくTOEICのスコアアップを達成できるでしょう。

また、どんな教材や参考書でも、最低2回は解くようにしましょう。1度解いただけで、記憶が定着することはまずないです。お気に入りの参考書を見つけたら何回も繰り返して、本物の英語力を手に入れましょう。

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