はじめてのTOEIC!初心者向け対策勉強法のハズせないポイント

英語力があることは、就職・転職における強みになるだけではなく、社内での昇進に求められることもあります。


実際、英語力は生涯年収に大きく影響すると大手転職サイトの統計でも発表されており、社会人にとって今や英語力はかなり重要なスキルです。
そして、英語力の指標として、ビジネスシーンでの英語力を測るTOEICのスコアが、あらゆる場面で重要視されています。
これに伴い、TOEIC対策を目指す社会人は初心者から上級者まで、かなりの数になっています。

 

受験勉強でかつて英語は勉強したものの、今では初心者…という方も、英語の需要の高さからTOEIC対策の必要性を体感しているのではないでしょうか。

しかし、TOEIC対策をするには、「まずTOEICがどんな試験なのかを把握し、その上で自分に合った対策を考え、実行する」というステップが必要で、よく分からないまま対策を諦めてしまう初心者の方が多いのも事実です

この記事では、TOEIC初心者がおさえておくべき対策や、初心者向け勉強方法のポイントを基礎から詳しくご紹介します。

「TOEICを受けるのは始めてだし、どこから手をつけるべきか分からない」という初心者の方は必見ですよ!
 
 

1. TOEICという試験を知り尽くそう

 

初めてTOEICを受験するとき、最初におさえるポイント。それは、TOEICという試験がどういう英語のテストなのかを正確に理解することです。
一見当然のように感じるかもしれませんが、試験を攻略するための最大の鍵は、やはりその試験を熟知すること
そしてTOEICは、数ある試験の中でも「TOEIC対策」の有無が結果に反映されやすいタイプの試験なのです

よって、TOEIC攻略のためには「TOEICを知り尽くす」ことが第一歩。

早速、TOEICの詳細を確認しておきましょう。

 

 

1-1. TOEICは英語でのコミュニケーション能力を測定する試験

TOEICとは、国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)の通称です。


アメリカの非営利団体ETS(Educational Testing Service)が試験内容の開発・運営・試験の評価を行っています。

日本では、ETSと提携した国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が試験を実施しているほか、試験概要の発表や関連書籍の発売などを行い、公式の情報を発信していることを覚えておきましょう。


TOEICは、「英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するものということで、「同僚同士の会話」「交通機関のアナウンス」など、ビジネスシーンやビジネスパーソンの日常生活に特化した内容が出題されることが、他の英語試験との最大の違いです

 

 

1-2. 特徴のある出題傾向

「まずはTOEICを知り尽くすことが重要」といえる最大の理由が、TOEICの出題傾向です。


まず、実はTOEICには複数の種類のテストがあり、それぞれ全く異なるものです。一般的に「TOEIC」と呼ばれているのは、リスニングとリーディングを測定する「TOEIC Listening & Reading Test」のことなのです。
それ以外には、スピーキングとライティングを測定する「TOEIC Speaking & Writing Tests」、初~中級者向けの「TOEIC Bridge Test」(こちらもListening & ReadingとSpeaking & Writingに分かれる)、団体受験制度の「TOEIC IP」があります。

 

ここでは一番メジャーな「TOEIC Listening & Reading Test」に絞ってお話しします

 

TOEICは2016年に新形式に移行しており、リスニングセクション(Part1〜4)とリーディングセクション(Part5〜7)それぞれ100問ずつ、リスニング45分・リーディング75分の合計120分で、全問マークシート方式で回答する形式です。

以下に、各Partの内容を簡単に一覧にしています。公式サイトから例題を確認することもできるので、より詳しく知りたい方はそちらも一緒に確認してみてください。

 

・リスニングセクション
Part1(6問):写真を見ながら4つの英文を聞き、写真の内容に合致するものを選ぶ
Part2(25問):放送される英文に対しての適切な応答を、それに続いて流れる3つの英文の中から選ぶ
Part3(39問):2人もしくは3人の会話を聞き、その内容に関する質問に答える
Part4(30問):1人の人物のメッセージを聞き、その内容に関する質問に答える

・リーディングセクション
Part5(30問):短い文章の中に空所が1つあり、その空所に当てはまる語句を答える。文法問題と語彙問題の両方が出題される
Part6(16問):ある程度長い文章の中に空所が4つあり、その空所に当てはまる語句や文章を答える。Part5と異なり、文脈を把握しないと答えられない問題が多い
Part7(54問):長文を読み、その内容に関する質問に答える。後半では、2つもしくは3つの文書が一度に現れ、それぞれの文書から読み取れる情報を組み合わせて解く問題も出題される


また、先ほどもご紹介した通り、全体としてビジネスシーンを想定した内容になっていることが、TOEICの明確な特徴です


例えば、Part7では「同僚同士のチャットのやりとり」「お店の開店広告」「上司からのEメール」といった文章が頻出のトピックとなります。
こうした特徴をあらかじめおさえて対策することで、より確実なスコアアップを目指せます

 
 

2. 対策勉強の効率を上げるための準備をしよう

 

TOEICの特徴を知ることと同じように重要なポイントになるのが、対策勉強に入る前の事前準備です。
ここで、効率よく対策勉強を進めるための事前準備についてまとめて確認しましょう。

 

 

2-1. 現状の実力を知る

「TOEICの勉強をしているけど効果を実感できない」という方に多い落とし穴の原因となるのが、スタート地点での実力を把握していなかったということです。

大体の教材には「今○○点で、××点を目指している人向け」といった対象レベルがあるので、それを確認して、自分の実力に合った教材のみを使うようにするのが重要です。

「中学英語も自信がないから一から始めないと…」という人でも、まずはTOEICの模試や、オンラインで無料で利用できるレベル診断などのサービスを利用して、現状の実力を「何点取れるレベルなのか」という数値として確認しましょう。そうすればどのレベルの教材に取り組むべきか分かります
さらに、模試を解いた後は、自分がどの分野の問題を多く間違えたのかも要確認です。単語力が足りないのか、文法がわからないのか、リスニングが苦手なのか……と具体的な自分の弱点を把握できれば、これからの学習プラン作りのヒントにすることができます。

 

 

2-2. 目標スコアを設定する

TOEICは出題傾向が明確になっていることから、正しい対策勉強をして、解答のコツを習得することで、確実にスコアアップを目指せるゲーム性の高いテストでもあります。
毎日の勉強のモチベーションを持続させるためにも、目標スコアを設定することをまずスタート地点とするのは非常に効果的です。

 

英語に全く自信がないという人、苦手意識が強い人は、まずは470点、その次に600点を目標ラインに設定してみることをおすすめします

 

470点は、国際ビジネスコミュニケーション協会によれば「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」という区分の最低ラインとなっており、ここに到達すれば初心者卒業と言えるでしょう。

そして600点というラインは、多くの企業が採用や昇進の基準点数に設定していることから、目標スコアとして目指す価値がある点数です。
実施回によって差はありますが、TOEICの平均点は約580点ですから、このあたりまで来ると晴れて中級者の仲間入りです。

 

 

2-3. 学習プランを作成する

就職・転職などでは、目標スコアを取得するまでに短期間の準備しかできない、というケースも考えられます。
しかし、もちろん現状のレベルによって差はありますが、たとえ1カ月の準備期間でもTOEIC対策を意識したプランを組めばある程度のスコアアップを見込むことが可能です。
準備期間と目標スコアをベースに、毎日どのような教材をどのように活用するかを細かく設定し、定期的にプランの見直しをして調整していくことが重要なポイントになります。

 
 

3. 目標スコアへの最短ルート! 初心者のための勉強方法の基本

 

学習プランができたら、あとは日々の積み重ねです。TOEICは正しい対策をすれば、確実にスコアに結果として表れるので、ゲーム感覚で少しでも楽しく勉強を進めていくように心がけることをおすすめします。
ここでは、毎日の勉強方法の基本をまとめて確認しておきましょう。

 

 

3-1. TOEICのための英単語を覚える

TOEICだけではなく、英語全般において基礎力を作り上げるのは語彙力です。
そして、出題傾向としてビジネスシーンを意識しているTOEICでは、試験に登場する語彙にもビジネスで使われるものが多くなります。TOEICのための英単語を習得しているかがスコアに直結してきます。


大学受験のときの単語帳をそのまま使って勉強したものの、結局TOEICにあまり出ない単語ばかり勉強してしまっていた…という話はよく聞きます。英単語本や参考書を選ぶ際は、必ずTOEICに特化したものを選びましょう

また、音声とセットで学べるものを選べば、リスニング対策も同時にできるという利点もあるのでおすすめです。

 

 

3-2. 長文読解のコツをつかむ

TOEICの読解問題の最大の特徴は、長文のボリュームの多さ
900点以上獲得するような上級者でも、余裕を持ってすべて解き終えるのは困難というほどです。


限られた時間内で効率的に必要な情報をキャッチするという、ビジネスシーンで求められるスキルが問われているのです。
各設問で何が問われているかを短時間で確認し、そして正しい解答となる選択肢を選びとる必要があります。

日頃から、英文の要点を素早くつかむ読み方に慣れる練習ができているかがポイントです。
受験勉強などでは「遅くてもよいので精密に読む」ことが求められがちですから、「大学受験以来英語はやっていない!」という方は特に注意して速読を意識する必要があります

 

 

3-3. リスニングへの苦手意識をなくす

TOEIC初心者の中で多く見られるのが、リスニングへの強い苦手意識です。ひとつでもわからない単語が出てきたり、聞き取りづらい箇所が出た瞬間に、パニックになってその後が全然わからなくなってしまう、というのはよくあること。

 

しかし、完璧を目指す必要は全くありません。たしかに会話の細かい部分を尋ねる問題も少し出題されますが、まずリスニングで重要なことは「何の話をしているのか?」を捉えることに尽きますし、それさえできれば正解できる問題もよく出題されます。

また、知らない単語を前後の流れで予想する力も慣れればついてくるものですから、わからない箇所があっても諦めずに概要をつかむようにしましょう。

まずは、TOEIC対策のテキストの付属CDやアプリの音声データを、文字原稿を見ながら繰り返し聞き、慣れてきたら音声だけで聞き直す、このようなトレーニングで英語の音そのものに慣れていくことから始めるのがおすすめです。
「わからない」恐怖を捨てること、これがリスニング対策の第一歩です。

 

 

4. 初心者におすすめ!TOEIC対策勉強で取り入れたい教材4選

Amazonなどのショッピングサイトなどで「TOEIC 初心者」と検索すると、驚くほど多くの書籍が出版されていることがわかります。あまりに多いのでどれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、人気売れ筋ランキングの中でも、特におすすめできる初心者向け教材をご紹介します。

 

TOEIC L&Rテスト 470点 奪取の方法』(旺文社)

引用:https://www.obunsha.co.jp/product/detail/094882

タイトル通り、470点獲得を目標とする初心者を対象とした本です。初心者でも実践しやすい形で各Partの解き方のコツが示されていますので、初めてTOEICの勉強をする人でも迷わず効率的に対策を行えます。

基本的な英文法についての解説や、本の中に登場した単語のリストもついているので、文法や単語の勉強もこれ一冊で完結させることができます。初めの1冊として初心者の方が信頼して使える教材だと言えます

 

 

『はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略』(アルク)

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7018001/

とにかく「はじめて」の不安を払拭してくれる優秀な教材です。各パート別の練習と模試がセットになっており、この1冊でTOEIC対策に求められる学習の全てを一通り網羅することができます
目標スコアも600点と730点の2段階で設定されていて、それぞれに向けて攻略ポイントを提示してくれています。
470点をなんとか取れて次は600点! という方はもちろん、もう少し上を目指してみたい人にも使いやすい構成になっています。

こちらも基本の1冊としておすすめです。

 

 

『TOEIC L&R TEST出る単特急 銀のフレーズ』(朝日新聞出版)

引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19773

TOEIC対策といえばまずはコレ! というほどの名単語帳『金のフレーズ』の初心者向けバージョンです。

TOEICマニアの著者が実際の受験経験をもとに作ったフレーズ集で、TOEICに必要な単語がこの1冊にまとまっています。また、この『銀のフレーズ』は初心者向けというだけあって、「これだけは押さえておきたい」という出題頻度の高い基本単語が特に重点的に網羅されているのが強みです
無料の音声データや無料アプリもあり、毎日の学習にも使いやすいサポートが整っているというのも魅力的です。

 

 

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 6』(国際ビジネスコミュニケーション協会)

引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_06/pr.html

どのレベルの人でも必ず使うことをおすすめするのが公式問題集です。本番のテストを開発しているETSが制作しているので、他のどの教材よりも本番のTOEICに近いといえます
サンプル問題と練習問題から構成されており、練習問題は実際のテストと同形式の模試が2回分収録されています。例えば中盤の実力チェックにまず1模試目、本番直前の最終チェックに2模試目といった流れで、学習プランの中にバランスよく取り入れるとよいでしょう。

 

 


まとめ

資格試験と聞くと不安が大きくなり、対策勉強も難しく考えてしまうかもしれません。はじめて受ける試験ならなおさらです。

しかしTOEICに関しては、出題傾向や内容が公表されており、対策勉強がしやすいものといえます。

 

目標を明確にし、スケジュールのプランを立てて、ゲーム感覚で目標スコアに到達する。このイメージで、「試験に特化したリスニング・リーディング能力を身につける」作業を継続していくことが、TOEIC攻略に確実につながります。

 

まずは今の自分のレベルチェックからはじめてみましょう。

 

 

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