英語の勉強でフレーズを覚えるのは効果あり?メリットや勉強方法を紹介

英語の勉強をするときに、まずはフレーズを覚えるのが良いといわれたりします。


ただ、「英語の勉強にフレーズの暗記は効果あるの?」「どうやってフレーズを覚えるのが効果的なの?」そういった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそういった方へ向けて、フレーズを覚える英語の勉強方法について詳しく解説していきます。


この記事を読めば、フレーズを覚えることのメリットや効果的な勉強方法が分かり、効果の高いフレーズ学習を進めることができます。

 

 

1. 英語のフレーズを勉強するメリット

 

英語のフレーズを覚えるのが良いと言いますが、どんなメリットがあるのでしょうか?


ここでは、英語のフレーズを勉強するメリットを紹介します。メリットを把握した上で、フレーズを学びましょう。

 

 

1-1. 英語への興味が深まる

英語のフレーズを覚えていくと、英語への興味が深まります。


「こんな表現があったのか!」「英語ではこうやって言うんだ!」という気づきがたくさんあるからです。例えば、I seeという表現の単語それぞれは知っていても「なるほど」という意味を表すというのは知らなかったりするかもしれません。


フレーズを覚えることで意外な表現との出会いが生まれるので、勉強が楽しくなります。

 

 

1-2. 覚えればすぐに使える

フレーズを覚えると、すぐに会話で使えるというのもメリットです。


もちろん、自分の言葉を自分で作るのは大事ですが、根本的な問題なので習得するのに時間がかかります。人によっては勉強が面倒になって辞めてしまうかもしれませんね。その点、フレーズは覚えればそのまま使うことができるので、効果がすぐに出ます。


覚えたフレーズをすぐに会話で使えると、勉強の成果が目に見えて分かりますよ。

 

 

1-3. 英語が通じる楽しさが分かる

フレーズを覚えるとすぐに使えるので、英語が通じる楽しさが実感できます。


英語のフレーズをそっくりそのまま真似すれば、当然ネイティブにも伝わります。ネイティブに自分の言葉が伝わると、純粋に楽しいですよね。この「楽しい」というのが、英語を学ぶ一番のモチベーションになります


フレーズを覚えたら、ためらわずにどんどん使っていきましょう。

 

 

1-4. 英語特有の表現が学べる

英語のフレーズの学習を通して、英語特有の表現が身につきます。


日本人がネイティブの人と話していてありがちなのが、「意味は伝わるけど英語っぽくない」という現象です。もちろん、意味が伝われば良いという考え方もあるのですが、英語らしい表現を使えるとかっこいいですよね。


フレーズを覚えていくと、この単語はこの単語とよく使われるといった知識が身についてくるので、より自然な英語を話すことができるようになります。 

 

 

2. 英語のフレーズを勉強するときの注意点

 

英語のフレーズを覚える勉強方法には、多くのメリットがあります。


ただ、英語のフレーズを覚えるときには注意してほしいこともあるのです。英語のフレーズを勉強する際には、ここで紹介するポイントを押さえましょう。

 

 

2-1. 基礎的な単語・文法をおさえる

フレーズの学習をする前に、基礎的な単語・文法だけは押さえておきましょう。


フレーズは英語の構造や単語ごとの意味を知っていないと、丸暗記するのも大変です。訳のわからない数学の公式を暗記するようなもので、意味と英語の羅列の関係性が見いだせないと、覚えるのも苦痛になります。


基礎的な文法と単語だけは押さえて、フレーズがどんな作りになっているのかは理解できるようにしておきましょう。

 

 

2-2. アウトプットする環境を作る

フレーズを覚えたら、覚えたフレーズを実際にアウトプットできる環境を作りましょう


フレーズは覚えるだけでは、会話の中で使えるようにはなりません。アウトプットする環境としては以下のようなものがあります。

・英語日記を付ける

・オンライン英会話スクール

・ ランゲージエクスチェンジ

・ 海外語学留学

 

覚えたフレーズをアウトプットし、自分の言葉になるように繰り返し使っていきましょう。

 

 

2-3. 発音を意識する

フレーズをアウトプットする際には、英語の発音を意識しましょう。


フレーズを覚えることは、英語の発音を上達させるチャンスです。英語のフレーズを発音もそのまま真似していくと効果的です。詳しくは後で紹介しますが、フレーズを覚える際は発音のついた教材を選ぶのが良いですね。


ネイティブになりきったつもりで、フレーズを発音しながら覚えましょう。

 

 

2-4. シチュエーションに合わせて応用して使う

フレーズは丸暗記で終わらず、場面に応じて応用して使いましょう。


まずは、フレーズの一部の単語を変えてみるのがおすすめです。例えば、以下のような形でフレーズを応用してみます。

例)Have a nice day.(良い一日を)

    Have a nice weekend.(良い週末を)

    Have a nice trip.(良い旅行を)

    Have a good sleep.(良い眠りを)

 

このように1つフレーズを覚えると、その構文を使って様々な表現ができます。ネットや辞書で調べながら、表現を工夫してみましょう。

 

 

2-5. 英作文力を養う

フレーズを覚える学習で終わらず、英作文力も養いましょう。


フレーズを覚えるのは英語学習として効果的とはいえ、表現できることに限りがあります。自由に英会話をするには、英作文力を鍛える必要があります。英作文力を鍛える方法としては、瞬間英作文がおすすめです。

【瞬間英作文】

1. 日本語訳付きの簡単な例文を準備する

2. 英語を隠して日本語を一瞬で英訳する

3. 分からなかったらすぐに答えを見る

 

瞬間英作文を勉強に取り入れて、言いたいことを英語で言えるようにトレーニングしましょう。

 

 

3. 英語のフレーズを勉強するための教材は?

 

ここでは、実際に英語のフレーズを勉強するときに使える教材を紹介します。


日常会話で使えるフレーズから、ビジネスシーンで使えるフレーズまで、学べる教材はたくさんあります。そんな中から厳選した教材です。

 

 

3-1. ネットで例文を集める

本などの教材を買うのはお金もかかるので、ネットでまとめられている例文を覚えることから始めてみると良いでしょう。


ネットで公開されているフレーズ集には、例えば以下のようなサイトがあります。

・丸暗記できる英会話フレーズ集【日常会話編】:対訳の付いたシンプルなフレーズ集。

・グングン伸ばす日常英会話 カンタン50の質問文:音源付き

・日常会話で使える!学校では学ばない英語フレーズ集:詳細な解説付き。

 

ネットでも十分豊富なフレーズを学ぶことができます。まずは、ここで紹介したサイトから使ってみてください。

 

 

3-2. 文法書のフレーズは最低限覚える

中学・高校レベルの文法書のフレーズは、最低限覚えておきましょう。


なぜなら、英語を使う上で基本的な文法事項・単語を一緒に身につけることができるからです。フレーズ学習だけでなく、後々リスニングやリーディング、ライティングにも必ず活きてきます。


お家に文法書があればそれでも良いですし、なければ復習のつもりで一冊持っておくとよいでしょう。

 

 

3-3. 洋画や洋書を活用する

基本的なフレーズを覚えたら、洋画や洋書などを活用するのもおすすめです。


題材としては、好きな俳優が出ている映画や、既に話を知っている洋書が良いでしょう。俳優やキャラクターになりきったつもりでフレーズを覚えると、フレーズが定着しやすいですし、モチベーションも保ちやすいです。


洋画や洋書を使って、楽しくフレーズ学習を進めてみてくださいね。

 

 

4. まとめ

 

今回は、フレーズを覚える英語の勉強方法について詳しく解説しました。


この記事を参考にして、フレーズを覚えることのメリットや効果的な勉強方法を把握し、効果の高いフレーズ学習を進めていってください。

 

 

 

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