外国人観光客に乗り換え案内!英会話フレーズ11選

最近、駅で路線図片手に困っている外国人を見たことありませんか。

助けてあげたいけれど、何と声をかけていいのかわからないから、そのまま通り過ぎてしまう、、そんなあなたのために、この記事では、「電車の切符を買おうとしている外国人を助けて、乗り換え案内をする」というシチュエーションに特化し、英語で自信を持って外国人に乗り換え案内ができるよう、おもてなし英語フレーズを一挙にご紹介します。


それでは、まずはお役立ち英語表現一覧から見ていきましょう。
 
 

1. あなたでもできる!日本の外国人観光客に乗り換え案内をする際に役立つ英語フレーズがこちら!

 

まずは、駅で困っている外国人に声をかけて、電車の切符の買い方から乗り換え案内まで英語で教える際に使える11の英語フレーズを、一挙にご紹介します。

・声をかけるときに使える英語フレーズ
Do you need any help?
「何かお手伝いしましょうか?」

・相手の行き先を尋ねるときに使える英語フレーズ
Where do you want to go?
「どこへ行きたいのですか?」

・切符を買う必要があることを伝えるときに使える英語フレーズ
You need to buy a ticket to Tokyo station.
「東京駅までの切符を買う必要があります」

・券売機にお金を入れるよう伝えるときに使える英語フレーズ
Put 170 yen in here.
「ここに170 円入れてください」

・券売機のパネルの言語設定を英語にできると伝えるときに使える英語フレーズ
You can change the language to English by touching here on the panel.
「パネルのここをタッチすると、言語を英語に変えられますよ」

・乗り換え案内をするときに使える英語フレーズ
Don’t forget to transfer to the Yamanote Line at Kanda Station.
「神田駅で山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね」

There should be a sign saying which platform to go to.
「どのホームへ行くのか案内が出ているはずです」

・お礼を言われたときに使える英語フレーズ
No problem.
「何でもありませんよ」

・PASMOの入手を勧めるときに使える英語フレーズ
You might want to get a PASMO. It is a prepaid rechargeable IC card for transportation.
「PASMOを買うといいかもしれませんね。プリペイド式のチャージができる交通機関用のIC カードなんですよ」

You can get the card easily from a ticket machine with a 500 yen deposit.
「券売機で500 円の預かり金を払えば、簡単に買うことができます」

I think it’s worth it considering the convenience you get.
「便利さを考えれば、買う価値があると思いますよ」

以上の11の英語フレーズ、状況別に使い分けができるようになると良いですね!

 

 

2. クイズでおさらい英会話:なりきってあなたも英語で乗り換え案内!(説明付き)

 

さて、それでは主人公になりきって、英語で乗り換え案内をしてみましょう。

あなたは正解することができるでしょうか。

 

2-1. 「何かお手伝いしましょうか?」

あなたは東京・四ツ谷駅の改札にいます。

あなたの近くで、外国人男性が券売機で電車の切符を買おうとしています。

しかし、何やら戸惑っていてうまくいっていない様子。

日本語なら「こんにちは。何かお手伝いしましょうか?」のように声をかけてあげるとよいですよね。

さて、英語では何と言えばよいでしょうか。

 

 

 

ヒント:「お手伝い」は英語でhelpです。

正解例はこちらです。

 

 

Do you need any help?
「何かお手伝いしましょうか?」

こちらは、「助けてほしいことがあれば助けますよ」というスタンスで、「何かお手伝いしましょうか?」「何かお困りですか?」と、相手の手伝いを申し出る英語表現です。

困っている外国人を見て何かしてあげたいと思ったときには、勇気を出してこのように英語で話しかけると相手は喜ぶに違いありません。

それでは英会話のダイアログを見てみましょう。

(日本語)
あなた: Hi. Do you need any help?
男性: Thank you. I’m trying to buy a train ticket.

(英語)
あなた: こんにちは。何かお手伝いしましょうか?
男性: ありがとうございます。電車の切符を買おうとしているんです。

ここでは、男性はThank you.「ありがとうございます」とお礼を述べてから、「電車の切符を買おうとしているんです」と用件について英語で伝えていますね。

 

2-2. 「どこへ行きたいのですか?」

「電車の切符を買おうとしている」と英語で言う男性に対して、あなたが次に尋ねるべき質問は「男性がどこへ行きたいか」ということです。

行き先が分からなければ切符は買えませんよね。

さて、その場合、英語では何と言えばよいでしょうか。

 

 

 

ヒント:want to ~「~したい」という英語表現を使います。

正解例はこちらです。

 

 

Where do you want to go?
「どこへ行きたいのですか?」

Where do you want to go?「どこへ行きたいのですか?」という英語表現を使えば、相手が行きたいと思っている場所を尋ねることができます。

want to ~で「~したい」という意味です。ここではgo「行く」という英語の動詞を後ろに続けて「行きたい」という意味になっていますね。

それでは英会話のダイアログを見てみましょう。先ほどの会話の続きです。

(英語)
男性:I’m trying to buy a train ticket.
あなた:Where do you want to go?
男性:I’d like to go to Ueno Zoo to see the giant pandas.

(日本語)
男性:電車の切符を買おうとしているんです。
あなた:どこへ行きたいのですか?
男性:ジャイアントパンダを見に上野動物園まで行きたいんです。

 

2-3. 「ここに170 円入れてください」

さて、今度はいよいよ切符の買い方です。

あなたはもう相手の行き先が上野であるとわかったので、いくらの切符を買ったらいいかについてもすぐにわかるはずです。

そこで、今度は券売機にお金を入れるよう英語で相手に伝えましょう。

さて、何と言えばよいでしょうか。

 

 

 

ヒント:いきなり動詞から始めます。

正解例はこちらです。

 

 

 Put 170 yen in here.
「ここに170 円入れてください」

券売機の硬貨投入口を指差しながら、このように具体的な金額を券売機に投入するよう英語で伝えるとよいでしょう。

put ~ in …は「~を…に入れる」という意味の英語です。
「~」のところに具体的な金額を英語で入れます。

それでは英会話のダイアログを見て、この英語フレーズの使い方を確認しましょう。

(英語)
男性: I’d like to go to Ueno Zoo to see the giant pandas.
あなた: I see, then you need to buy a ticket to Ueno Station. Put 170 yen in here.

(日本語)
男性:ジャイアントパンダを見に上野動物園まで行きたいんです。
あなた:分かりました。それなら上野駅までの切符を買わなければいけませんね。ここに170円入れてください。

 

2-4. 「神田駅で山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね」

さて、現在地は「四ツ谷駅」で、相手の目的地は「上野駅」です。

あなたが今相手に教えたいと思っているのは、「JR中央線で神田駅まで行き、神田駅で山手線に乗り換えて、上野駅まで行く」というルートです。

つまり、相手は途中で乗り換えをしなくてはいけません。

なので「神田駅で山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね」と、英語で乗り換え案内ができれば親切ですよね。

英語では何と言ったらよいでしょうか。

 

 

 

ヒント:「山手線に乗り換える」は、英語ではtransfer to the Yamanote Lineと表現できます。


正解例はこちらです。

 

 

Don’t forget to transfer to the Yamanote Line at Kanda Station.
「神田駅で山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね」

一見、英語が長くて難しく見えますが、いたってシンプルです。順を追って見ていきましょう。

まず、Don’t forget to ~は「~することを忘れないでください」という意味の英語表現。「~」のところには動詞が入ります。

また、transfer to ~で「~に乗り換える」という意味なので、ここではそれと合わせてDon’t forget to transfer to the Yamanote Lineという英語にすることで「山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね」という意味になっています。

最後に、乗り換えをする必要がある駅について付け足せば完成です。

Don’t forget to transfer to A at B.「BでAに乗り換えるのを忘れないでください」という英語パターンで覚えておくのもよいでしょう。

Aには路線を、Bには乗り換え駅を英語で入れるだけで、相手に乗り換え案内をすることが簡単にできますね。

それでは英会話のダイアログを見て、英語フレーズの使い方を確認してみましょう。

(英語)
あなた: Oh, don’t forget to transfer to the Yamanote Line at Kanda Station. There should be a sign saying which platform to go to.
男性: Thank you so much for your help!

(日本語)
あなた: あぁ、神田駅で山手線に乗り換えるのを忘れないでくださいね。どのホームへ行けばいいか案内が出ているはずです。
男性: 助けてくださって本当にありがとうございました!


3. おわりに

 

いかがでしたか?

この記事では「電車の切符を買おうとしている外国人を助けて、乗り換え案内をする」というシチュエーションに特化して、困っている外国人を英語で助ける際に役立つ英語フレーズをご紹介しました。

今度、切符を買うのに困っている外国人を駅で見かけたらぜひ、この記事でご紹介した英語フレーズを使って手助けを申し出てみましょう。

きっと喜ばれること間違いなしです!

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

「英語が話せたら転職したい職種があるのに……」
「英語が話せるようになりたいけど、そんな時間がない……」
「どの英会話教材に挑戦しても、長続きしない……」

こんなふうに英語学習に行き詰っている方のために、最短60日でネイティブ英語が聞き取れるようになる “とっておきの方法” があります!

 

詳しくはこちら