飛行機の中で役立つ英語フレーズ20選

皆さんは海外旅行で飛行機に乗っているときに、英語を話したことがありますか?

隣に英語を話す外国人が乗っていて,いざ話しかけようと思っても口から英語がまるで出てこず、サンキューくらいしかしゃべれなかった…という苦い経験をお持ちの方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

飛行機のなかでも自信を持って外国人と英語でコミュニケーションすることができるよう、すぐに使える英語フレーズをご紹介します。

それでは早速見ていきましょう。

 

1. 海外旅行!飛行機の中で役立つ基本の英語表現

 

まずは、知っておくと飛行機のなかで役立つ英語フレーズを一挙にご紹介します。

・自分の席を確認したいとき
Excuse me, is that seat 24A?
「すみません、あちらの席は24Aですか?」

・許可を求めたいとき
I’m sorry, but may I get to my seat?
「すみませんが、前を通ってもいいですか?」

・相手の申し出を丁寧に断りたいとき
Thank you, but I’m fine.
「ありがとうございます、でも大丈夫です」

・荷物を座席の下に置こうと思っていることを伝えるとき
I will put it under the seat.
「荷物は座席の下に入れようと思います」

・荷物が重いと伝えるとき
It’s very heavy with books.
「本が入っていて、すごく重いんです」

・相手に感謝の気持ちを伝えたいとき
You are so kind!
「どうもご親切に!」

・助けを求めるとき
Would you help me to put my luggage in the overhead compartment?
「荷物を上の荷物入れに置きたいのですが、手伝っていただけないでしょうか?」

・機内アナウンス
Attention, passengers.
「乗客の皆様にお知らせです」

Fasten your seat belt, please.
「シートベルトを締めてください」

Please remain seated.
「そのまま座席にお座りください」

Please turn off all electronic devices.
「電子機器はすべて、電源をお切りになってください」

・その他の飛行機のなかで役立つ英語フレーズ
Until what time is your in-flight sales?
「機内販売は何時までですか?」

I’d like to listen to music, but I don’t know how to use this.
「音楽が聴きたいのですが、 この操作の仕方が分かりません」

My ears are popping.
「気圧で耳が聞こえなくなりました」

Can I use the toilet now?
「トイレは今使えますか?」

What time will you serve the in-flight meal?
「機内食の時間は何時ですか?」

Do you serve in-flight meals for vegetarians?
「ベジタリアン向けの機内食はありますか?」

Could I have a glass of wine later, please?
「後でワインをもらえますか?」

What’s the time difference between here and New York?
「ニューヨークとの時差は何時間ですか?」

Are you ill or injured?
「気分が悪いのでしょうか、あるいはおけがをされているのですか?」

2. クイズでおさらい!飛行機内で使える英語の例文

 

さて、それではシチュエーションの説明とともに、早速クイズでおさらいしてみましょう。
あなたは正解することができるでしょうか。

2-1. 「すみません、あちらの席は24Aですか?」

あなたはアメリカ行きの飛行機に搭乗しました。久しぶりの海外旅行です。

あなたの席は24Aで、窓側。自分の座席を飛行機内で探します。

手荷物を抱えながら、20列目…21列目…と目で追っていくうちに、飛行機の24列目の座席が見つかりました。

しかし、飛行機の通路側の座席である24Cにはすでに誰かが座っている模様。
しかも英語を話す外国人です。

「英語でしゃべらなくちゃ…!」と、あなたに緊張が走ります。

飛行機のなかでおびえていても仕方ありません。あなたはその外国人乗客の隣の隣の座席が24Aであるかどうか、思い切って英語で尋ねることにしました。

さて、英語で何と伝えたらよいでしょうか。

 

 

 


ヒント:「座席」はseatです。

正解例はこちらです。

 

 


Excuse me, is that seat 24A?
「すみません、あちらの席は24Aですか?」

自分の座席である24Cを指差しながら、英語でこのように尋ねるとよいでしょう。

飛行機内では、近くの席の人に多少の迷惑をかけざるを得ないこともありますよね。

そんなときに重要なのが、このExcuse me.「失礼します」「すみません」という、相手に対する英語の言葉かけです。

せっかくの飛行機内の旅をできるだけ快適に楽しむためにも、この「言葉かけ」を意識するようにしましょう。

また、相手が質問に答えてくれた後には定番の英語フレーズThank you.「ありがとうございます」と、お礼を言うのを忘れないようにしましょうね。

 

(英語)
あなた: Excuse me, is that seat 24A?
外国人乗客: Yes, I think so. I’m 24C.
あなた: Thank you.

(日本語)
あなた:すみません、あちらの席は24Aですか?
外国人乗客:ええ、そうだと思います。私は24Cなので。
あなた:ありがとうございます。

 

2-2. 「すみませんが、前を通ってもいいですか?」

自分の座席を確認したあなたは、通路側から窓側にある自分の座席へと飛行機内を移動しようと思っています。

しかし、そのためには飛行機の通路側の席に座っている英語を話す外国人乗客の前を通らねばなりません。

あなたは手荷物を持っているので、飛行機内でもしかするとちょっとくらいぶつかってしまう可能性があります。

そこであなたは飛行機内で外国人乗客の前を通るときに、「すみませんが、前を通ってもいいですか?」と、英語で一声添えようと思います。

さて、英語では何と言えばよいでしょうか。

 

 

 

 

ヒント:get to my seat「私の座席に行く」を使いましょう。

正解例はこちらです。

 

 


I’m sorry, but may I get to my seat?
「すみませんが、前を通ってもいいですか?」

I’m sorry, but ~で「すみませんが~」「申し訳ありませんが~」という意味で、英語では何か言いにくいことなどをこれから相手に伝えようとする際に前置きとして使えます。

例えば、日本語でもそうですが、飛行機内でいきなり「私の席に移ってもいいですか」と相手に尋ねるよりも、「あの、すみませんが、私の席に移ってもいいですか」とほんの少し前置きをした上で尋ねた方がぶしつけではなく、それだけで相手に丁寧な印象を与えることができますよね。

また、may I ~?は「~してもいいですか?」と、相手に許可を求める英語表現。

ここでは後ろにget to my seat「私の座席に行く」が続いて「私の座席に行ってもいいですか?=前を通ってもいいですか?」 という意味の英語になっています。

 

(英語)
あなた: I’m sorry, but may I get to my seat?
外国人乗客: Of course.

(日本語)
あなた:すみませんが、前を通ってもいいですか?
外国人乗客:もちろんです、どうぞ。

 

2-3. 「ありがとうございます、でも大丈夫です」

飛行機内で荷物を持ちながら外国人乗客の前を通ろうと思った矢先に、英語でこのように尋ねられました。

Do you want to store your baggage first? I can give you a hand.
「先に荷物をしまわれますか? お手伝いしますよ」

しかし、荷物は飛行機の座席の下にしまおうと思っているので、せっかくの申し出ですが断らなくてはなりません。

断るからには、相手にできるだけ不快な気持ちをさせないで「大丈夫」と言いたいところですよね。

さて、英語では何と伝えればよいでしょうか。

 

 

 

 

ヒント:I’m fine.「私は大丈夫です」を使いましょう。

正解例はこちらです。

 

 


Thank you, but I’m fine.
「ありがとうございます、でも大丈夫です」

相手の申し出を丁寧に断るには、まず定番の英語フレーズThank you「ありがとうございます」と伝えてから、続けてbut, I’m fine「でも大丈夫です」と言うとよいでしょう。

このほうが、いきなりI’m fine.と言うよりも印象がやわらかくなり、相手の気分を害することなく申し出を断ることができます。

また、「大丈夫です」と答えた後には、その理由を続けると相手もより納得してくれることでしょう。

 

(英語)
外国人乗客:Do you want to store your baggage first? I can give you a hand.
あなた: Thank you, but I’m fine. I will put it under the seat.

(日本語)
外国人乗客: 先に荷物をしまわれますか? お手伝いしますよ。
あなた: ありがとうございます、でも大丈夫です。座席の下に入れますから。

 

2-4. 「どうもご親切に!」

あなたは飛行機で荷物を座席の下に入れて、座りました。

すると飛行機内の外国人乗客は英語でこのように話しかけてきました。

If you’d like to go to the wash room, please let me know.
「お手洗いに行くときは、気軽に声をかけてくださいね」

あなたはこの親切な提案に対して、英語で感謝の気持ちを伝えようと思います。

ここでは、Thank you.以外の英語表現で相手に感謝をします。

さて、英語で何と言ったらよいでしょう。

 

 

 

 

ヒント:「親切な」はkindで表現しましょう。

正解例はこちらです。

 

 


You are so kind!
「どうもご親切に!」

You are so kind.は「どうもご親切に」「あなたってとても優しいですね」という意味の英語フレーズで、相手に何か親切なことをしてもらったときに使えます。

Thank you.「ありがとうございます」と併せて覚えておくと、英語の表現の幅が広がるでしょう。

 

(英語)
外国人乗客:If you’d like to go to the wash room, please let me know.
あなた:You are so kind!

(日本語)
外国人乗客:お手洗いに行くときは、気軽に声をかけてくださいね。
あなた:どうもご親切に!

 

3. おわりに~英会話も海外旅行の楽しみに~

 

さて、飛行機での英語表現はいかがでしたか?

日本を一歩出たら、目線や微笑みだけでは伝えたいことが理解されづらいといいます。

飛行機内に限らず,知らない相手と英語でコミュニケーションをするときには、思ったことは言葉にしたり、いつもより大きなジェスチャーで伝えたりすることが大事。

この記事でご紹介した英語フレーズを使えば、飛行機内だけでなく海外旅行を何倍も楽しめること間違いなしです!

  
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