毎日すさまじい通勤ラッシュを経て、電車で家と職場を往復している皆さん!
積もりに積もった思いを英語で表現するときが来ました。
この記事でご紹介している英語フレーズを使って、電車内の『あるある』を英語でつぶやいてみてはいかがでしょうか。
1. 電車内の「席」に関連した英会話フレーズ!
通勤時に電車内で座れるかどうかは、すべての電車通勤人の関心事といっても過言ではないでしょう。
毎朝のように電車で「椅子取りゲーム」をしているというあなた、その大変さを英語で表現してみませんか。
1-1. I battle to get a seat during peak commuting times!「通勤ラッシュ時は、椅子取りゲーム!」
子供のころ、みんなで遊んだ椅子取りゲーム。
例えば、Let’s play musical chairs! と言えば、「椅子取りゲームをしよう!」という意味になります。
しかし、ここでの「椅子取りゲーム」はそんな可愛らしいものじゃありません。
電車内の座席をめぐっての争奪戦、まさにバトルです。
そのため、英語ではこのようにbattle to get a seat「席を得るために闘う」と表現できます。
また、通勤時間は英語でcommuting timesです。
それにpeak「ピークの、ピーク時の」という英語の単語をつけることで、通勤ラッシュの時間帯であることを表現できます。
他にもrush-hour train「ラッシュアワーの電車」を使って、I battle to get a seat on rush-hour trains.「ラッシュアワーの電車は椅子取りゲームだよ」などと英語で表現することもできますよ。
1-2. I’m dog-tired. I can’t give up my seat to anyone.「もうへとへと。自分の席は誰にも譲れないわ」
I’m dog-tiredは「へとへとだ」「すごく疲れた」という意味の英語フレーズで、I’m tiredよりもひどく疲れていることを強調したいときに使えます。そのため、満員電車による疲労を描写するにはうってつけのフレーズ。
「席を譲る」は英語でgive up my seat to ~と表現できます。
ここでは「誰にも譲れない」という頑なな決意を表しているので、forの後ろにanyoneという英語が続いています。
1-3. I’m exhausted. I can’t offer my seat to anyone.「疲れた。席は誰にも譲れないわ」
I’m exhaustedはI’m dog-tiredと同様、ものすごく疲れたときにぴったりな英語表現です。
また、offer my seat to ~で「自分の席を~に譲る」という意味。
先ほどのgive upという英語とは異なり、ここではforではなくtoを使っている点に注意です。
2. 駅のホームで子供が一緒だと気になることに関連した英語表現
ちょっとした外出でも小さい子供が一緒だと心配はつきものです。特に電車移動のときは気が気じゃなくなります。
例えば、ベビーカーを押していたら駅にエレベーターがあるのか気になったり、混んでいる電車は一本見送りたい、と思ったりするようなこともあるのではないでしょうか。
そこで、ここではそんな駅のホームや構内で使える、疑問や不安な気持ちを表現する際に使える英語フレーズをご紹介します。
2-1. Are there any elevators in this station?「この駅、エレベーターある?」
こちらは「この駅、エレベーターある?」という意味の英語表現。何かがあるかないかを尋ねたいとき、Are there ~? 「~はありますか?」という英語フレーズが使えますよ。
このAre there 〜?という英語フレーズは、場所を問わずさまざまなシチュエーションで使うことができるパターンなので、覚えておくと英会話の表現の幅が広がるでしょう。
2-2. When I use a stroller, I sometimes have to wait for another train.
「ベビーカーを押しているときは、電車を一本見送ることもあるの」
こちらは「ベビーカーを教えているときは、電車を一本見送ることもあるの」という意味の英語フレーズ。ベビーカーは、英語ではstrollerと呼びます。
「ベビーカーを押す」は、英語ではuse a strollerと表現できます。
また、「電車を一本見送る」はこのようにwait for another train「もう一本の電車を待つ」と英語で表せますよ。
2-3. Is the train stroller-accessible?「この電車はベビーカーでも大丈夫?」
少し慣れない場所を訪れるために乗ったことのない電車に乗るとき、あるいは電車内があまりに混んでいたり通路がとても狭かったりするようなとき、「この電車、ベビーカーでも入れるかな?」と心配になることがありませんか。
こちらはそのようなときに使える英語表現。
また、accessibleはとても便利な英語の単語で、「利用しやすい」「近づきやすい」という意味です。
ちなみに、strollerのところをwheelchair「車いす」に置き換えると、「この電車は車いすでも利用しやすいですか?」という英語表現として使えますよ。
3. 迷惑な行為・人を表現!電車内で使える英語フレーズを説明
電車内での迷惑行為。
大きなリュックを背負って電車内の通路をふさぐ人や、イヤホンの音漏れに気付かずに平気な顔をしている人。
また、あってはならないことですが、痴漢行為も混雑した電車の中では発生しています。
ここでは、そんな電車内での迷惑行為を表現する英語フレーズをご紹介します。
3-1. Your large backpack is taking up half the aisle. Let me through!「大きなリュックで(電車内の)通路の半分も占めてますよ。通してください!」
リュックサックはrucksackともいいますが、このようにbackpackがより広く使われます。
take up half the aisleで「(電車内の)通路の半分も占めている」という意味です。
また、混雑した電車に限らず、「通してください」と電車内で声をかけたいときに使えるのがLet me through.という英語フレーズ。
海外旅行する際にも役立つ英語表現なので、覚えておくと便利ですよ。
3-2. I can hear the music leaking from someone’s headphones.
「誰かのヘッドフォンから音漏れしてるな」
こちらは、電車に乗っているときに誰かのヘッドフォンやイヤホンから音楽などが漏れている…!というようなときに使えるフレーズ。こちらの英語表現を直訳すると「誰かのヘッドフォンから漏れている音楽を聞くことができる」となります。
音漏れのように、意識してではなく自然と耳に入ってくる状態を英語で表現するのはlistenではなくhearであることに注意しましょう。
また、leak from ~で「~から漏れる」という意味です。
leakはこのように電車内で音が漏れている様子も表すことができますし、情報などが漏洩されるという意味でも使える単語です。
3-3. I was groped! Stop groping me!「痴漢にあった!やめて!」
あってはならないことですが、残念ながら、満員電車の中で痴漢にあってしまうことがあります。
gropeとは「~を手探りで探す」という意味を持つ英語の単語ですが、そこから「~を痴漢する」という意味でも使われる単語です。
「痴漢された」ということはつまり受け身の形にしてI was groped!「私が痴漢された!」と表現すればOKです。
3-4. I was molested! Pervert!「痴漢にあった!変態!」
同じく「痴漢する」を表す英語表現にmolestがあります。
pervertは「変態、変質者」という意味です。
4. おわりに
いかがでしたか?
今回は電車内や駅のプラットホームでつい考えてしまうこと、つぶやいてしまうようなことを英語ではどう表現するかについてご紹介しました。
電車通勤にはそれなりの苦労が伴います。
この記事でご紹介しているフレーズを使って電車内の『あるある』を英語でつぶやくことで、皆さんのその苦労が少しでも和らげば幸いです!