「降るなんて思わなかった!」雨の天気に関連した英語表現11選

雨の日は何となく憂うつなものですよね。とくに土砂降りの日は濡れてしまうし、雨の天気が続く雨季に対してはポジティブなイメージを持っていない方も多いのではないでしょうか。

でも、だからといっていつものおしゃべりがトーンダウンしてしまってはもったいないです! むしろ、朝起きて雨だったらチャンス到来! と考えてみましょう。

この記事では、「ひどい雨!」「髪まとめるの大変!」など、雨の日に使える英語表現をご紹介します。

 

1.「土砂降り!」「降るなんて思わなかった」気軽に使える英語表現

 

雨の日には「おはよう。ひどい雨ね!」「雨が降るなんて思わなかった!」などと、友達や同僚に声をかけることはありませんか?

ここでは、雨の日に気軽に使える英語表現をご紹介します。

1-1. It’s pouring!「ひどい雨!」

こちらは、「ひどい雨!」というニュアンスにぴったりの英語表現です。

「雨=rain」と覚えていると、ついIt’s raining! などと英語で言いたくなるかもしれません。

もちろんIt’s raining! でも「雨が降ってるね!」という意味で通じますが、こちらのIt’s pouring! という英語表現を使えば、ただの雨ではなく強い雨が降る様子を表現できます。

pourは「激しく水を注ぐ」というようなイメージを持つ単語で、土砂降りのような「激しい雨が降る」ことを表現できる英語の単語です。

1-2. There’s a downpour out there!「外の雨、すごい!」

こちらは「外の雨、すごい!」という意味の英語表現。downpourは、先ほど紹介したpouringよりも、より強く地面にたたきつけるように雨が降る様子を表現できます。

雨が土砂降りの一日でも特に強く降っているような時間帯がありますよね。そのようなニュアンスです。out thereは「外で」という意味の表現です。

出かけようと思って朝起きてみたら天気は悪く、外はひどい雨。そんなときに使える英語表現ですよ。

1-3. I didn’t expect rain.「雨が降るなんて思わなかった」

こちらは「雨が降るなんて思わなかった」という意味の英語表現。expectで「(当然)~すると思う」というニュアンスを英語で表現できます。

会社を出ようとしたら突然の雨。傘持ってないよ…。

そんな状況にぴったりの英語表現です。

1-4. It’s very light rain.「雨がぱらついているね」

こちらは「雨がぱらついているね」と言いたいときにおすすめの英語表現。

light rainはそのまま直訳すると「軽い雨降り」という意味になりますが、雨がぱらついている様子を表現できます。

1-5. It’s drizzling.「霧雨だね」

drizzleは「霧雨が降る」という意味で、こちらは霧雨のようなしとしと雨が降っている状況を表すのにぴったりの英語表現。

ちなみに、drizzleという英語の単語には「霧雨が降る」という意味の他にも、「(食べ物に)~をかける」という意味もあります。

例えば、ちょっとしたおしゃれな創作料理で「ソースやドレッシングをかける」ことを表現する際にもdrizzleが使われますよ。読み方は「ドゥリズル」です。

2. I don’t like rain!「雨って嫌!」会話をさらに広げる表現

 

日本語で「雨って嫌ね」「雨の日は髪まとめるの大変!」なんて会話をしますよね。一方で、「雨の日は音が落ち着くから好き」という方もいるかもしれません。

ここでは雨の好き嫌いを話題にできる、一歩踏み込んだ表現をご紹介します。

2-1. I don’t like rain. It’s a pain to put my hair up.「雨って嫌。髪まとめるの大変だもん」

雨の日は髪の毛がなかなかまとまらないものです。とりわけ、女性にとっては悩ましい問題ですよね。こちらはそんな悩ましさを表現する際に役立つ英語表現。

It’s a pain to ~で「~するのに苦労する、~するのが面倒である」という意味です。

painは「痛み」という意味の名詞ですが、このように「悩ましいこと、面倒くさいこと」という意味でも使うことができます。例えば、単に「面倒くさい」ならIt’s a pain in the neck. という英語表現が使えますよ。

他にも、It’s a pain to clean my room. という英語表現なら「自分の部屋の掃除、面倒だなあ」という意味になります。

「pain = 痛み」と覚えるよりももう少し広げて、「悩ましいもの、面倒なもの」というイメージでつかんでおくと、この英語表現が頭に入りやすくなるかもしれません。

また、「(自分の)髪をまとめる」は英語ではこのようにput my hair upと表現できます。

2-2. I like rain. It cools everything down.「雨、好きよ。落ち着くでしょ」

日本語でも「冷静になる」という意味でクールダウンという言葉を使いますが、ここではcool downを動詞として使い、「すべてを落ち着ける」と英語で表現しています。

雨の日が好きな理由として「何となく落ち着くから」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ぜひ雨が好きな理由を伝えて英語で会話を広げてみてくださいね!

3.「レインブーツかわいい!」おしゃれ女子必見! レイングッズで話題を広げる表現

 

すっかり定着したおしゃれなレイングッズ(雨具)。

憂うつな雨の日でも会話が弾むように、友達や同僚がかわいい雨具を身に着けていたら英語でも褒めてあげたいものです。

ここでは相手のレイングッズ(雨具)を褒める英語表現をご紹介します。

3-1. I like your rain boots!「そのレインブーツ、いいね!」

相手の持ち物を褒めるときのシンプルな英語表現として、こちらのI like your ~はとても便利な英語表現。「~」に褒めてあげたいものを英語で入れるだけでOKです。

「レインブーツ」は英語でrain bootsなので、ここではlikeの後ろにrain bootsを続けて「あなたのレインブーツ、いいね」という意味になっています。

また、レイングッズのデザインにも使われることが多い水玉模様は、英語ではpolka dotと表現します。発音は「ポルカ・ドット」です。英会話の例文で確認してみましょう。

(英語)
A: I like your rain boots!
B: Thank you. I like polka dots.

(日本語)
A: そのレインブーツ、いいね!
B: ありがとう。水玉模様が好きなの。

3-2. Your raincoat is chic!「レインコート、おしゃれだね!」

chicという英語はもはや日本語にもなっていますが、「おしゃれな」や「上品な」という意味の単語。

日本語でも上品だったり垢抜けていたりする様子を「シックだね」と言いますよね。こちらは「かわいい」とはまた違ったニュアンスですが、相手のファッションを褒めるときに使える英語表現です。

4.「いい天気ね!」雨の日こそ英語らしさあふれる表現を

 

雨の日が好きではない人はけっこういると思います。

雨が好きではないことを英語で表現するには、先ほどご紹介したI don’t like rain! でもよいのですが、できればもう少し気の利いた英語らしい表現を使ってみたいもの。

ここではそんなときに使える、より英語らしい興味深い一言をご紹介します。

これらの雨の天気に関連する英語表現が口をついて出てくれば、英語を話すネイティブもびっくりするに違いありません。

4-1. Nice weather, huh?「いい天気だね」

こちらは、雨の日にあえて「いい天気だね」と皮肉交じりで言う英語表現。

やや平坦なイントネーションで少し投げやりにつぶやくように表現すると、相手に意図が伝わりやすくなるでしょう。

このように、英語にもあえて逆のことを言って皮肉っぽく表現する方法があります。

4-2. See you! Stay dry!「またね! ぬれないようにね!」

Stay dry! は直訳すると「乾いた状態でいてね!」という意味になりますが、こちらは雨の日の別れ際に使える英語表現です。

普通、別れ際にはStay well!「元気でね!」というような英語表現を使いますが、天気が雨であれば、このように別れ際にかける表現にひとひねりを利かすことができると英語らしい表現になりますよ。

5. おわりに

 

いかがでしたか?

今回は、「ひどい雨!」「雨って嫌! 髪まとめるの大変!」をはじめ、雨の日に使いたい英語表現をご紹介しました。

雨が続くと憂うつな気分になってしまうこともあるかもしれませんが、そんなときこそチャンスです。

この記事でご紹介した雨の日に使える英語表現を口にしてみて、雨の日ならではの英会話を楽しんでみてくださいね!

  
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