普段は英語を使う機会がほとんどない人でも、海外旅行に行くとなるとできるだけ英会話を鍛えておきたいと思うものですよね。
ただ、教材を探すにしても旅行の英会話に関する教材は、書店やAmazonなどの販売サイトでも取り扱いが多いので、どれがいいのか悩んでしまいます。
ということで今回は多くの旅行英会話教材の中から、実際に使える表現を効率よくマスターできる教材を厳選してご紹介します。
教材の活用と同時にオンライン英会話の活用法もご紹介しますので、学んだ表現のアウトプットの場として独学に取り入れてみてくださいね。
Contents
1.『絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編』(学研プラス)
引用:https://hon.gakken.jp/book/1130323300
海外旅行中に英語で突然話しかけられてアタフタ。こんな経験をしたことがある人におすすめしたいのが『絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編』です。
旅行でよくあるシチュエーションを厳選して「自分目線で」イラスト化したこの本。それぞれのイラストの場面に応じた英語フレーズを学ぶことができます。
イラストはすべてあなたから見える景色、状況なので、具体的に場面を想像して勉強できるのがポイントです。
空港、機内、観光地での移動、ホテル、カフェやレストランでの食事、買い物、人との交流など、旅行では必ずといっていいほど遭遇する場面がイラストで一目でわかるようになっています。
英会話における自然なコミュニケーションの基本は、適切な間で相手と話すことです。この本では海外で外国人に突然話しかけられても、慌てずに自然なコミュニケーションができるようにトレーニングをすることができます。
もちろんCD付きなので、発音もすぐにチェックできリスニングの勉強にも効果的。
また、ポイントとなる表現を使った例文も充実しています。これらの例文もすべて旅行の場面を想定していますので、旅行で即使える例文ばかり。絵を見てすぐに表現が出てくるようにトレーニングすれば、自信を持って英会話ができるようになります。
2.『万能フレーズで話せる トラベル英会話』(NHK出版)
引用:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000395672014.html
NHKラジオの英語講座に出演する人気講師スティーブ・ソレイシィ先生著のこの本は、1つのシンプルな表現で海外旅行中のあらゆる場面を乗り切れることを示してくれる心強い1冊です。
例えば、「I have a problem ~」というフレーズ。空港、ホテル、観光地など、場面は違っても困った時には「I have a problem here.」や「I have a problem with this.」と言えば、1つのフレーズで多くの場面を乗り切れることがこの本を通じて学ぶことができます。
「久しぶりの海外旅行なので、よく使う英語フレーズを必要最低限マスターしておきたい」という方や「たくさんの英語フレーズをマスターするのは無理!」と思っている初心者の方に特におすすめです。レベルは初心者向けですが、中級者、上級者が使っても「これで通じるんだ」という発見が多い教材です。
3.『寝る前5分暗記ブック 英会話フレーズ集<海外旅行編>』(学研プラス)
引用:https://hon.gakken.jp/book/1130451000
何事も継続するのは難しいもの。でも、1日5分、1フレーズだったらどうでしょうか。
記憶が定着しやすいとされている寝る前に、海外旅行で使える英語フレーズを1つマスターするようにつくられている本書。1日たったの見開き1ページを勉強することで、中学校レベルの基本的なフレーズを、旅行でよく使う例文とともにマスターできます。
合計100個の旅先で使える英語フレーズが収録されていますが、それぞれのフレーズに学ぶべき優先順位がつけられているので、忙しい方も手をつけるべき順番が一目でわかるようになっています。
「最低限通じればいい」という子供っぽい表現ではなく、大人が普通に使って恥ずかしくないスタンダードな英語を示してくれるのも本書のアピールポイント。
音声は無料でダウンロードできるので、何度も聞いて自分で言えるようになるまで繰り返しましょう。日本語と英語両方が収録されているので、本を持ち歩かなくても勉強できます。
4.『キクタン英会話【海外旅行編】』(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7013073/
「英語を聞いて覚える」に徹底的にこだわった本書。
ポイントは一人で学習していても、まるで会話相手がいるかのような工夫がなされているところ。独学での英会話の練習に役立つ1冊です。
CDには、見出しとなっている表現や個々の例文の音声だけではなく、対話文を使ってロールプレイができるように自分のセリフ以外の音声が流れるなど、何度も声に出して練習できる工夫がされています。
旅行での様々なシチュエーションを想定して、機内、ホテル、移動、観光、買い物、食事の場面での具体的な会話を通じて、英語フレーズを体得していきます。聞き流しをするだけでも勉強になりますが、リピーティングやロールプレイのしやすい工夫は本書ならではです。
5.『世界中使える 旅行英会話 大特訓』(Jリサーチ出版)
引用:https://www.jresearch.co.jp/book/b282579.html
空港、ホテル、レストラン、観光、ショッピングでのやりとりなど、旅行でよくある場面ごとに表現をまとめているこの教材。
左ページに日本語、右ページに英語が対になって書かれていて表現を覚えたかどうかのチェックがしやすいことが特徴です。また、CDの音声でも日本語の後に対応する英語が言えるかどうかチェックできるようになっています。
さらに、短い対話文形式になっているので、自然な会話の流れを音読するうちに、表現をマスターできるようになっています。
6.【番外編】オンライン英会話でアウトプットの練習をしよう
これまで紹介した教材は旅行中の具体的な場面が想像できるような工夫がなされていました。
もちろん、旅先で英語を話すために海外旅行用の教材で学習することは重要ですが、できれば本で学んだ知識を実際に会話で使う練習をしましょう。
短期間で効率よく英会話を習得するためにおすすめしたいのが、オンライン英会話。
一例ではありますが、毎日30分程度のレッスンを受けても月額5,000~8,000円程度。1レッスン200円程度で受講できるなど手ごろな価格で始められます。
Skypeなどのアプリ経由でのレッスンも多く、初期費用はほぼかかりません。予約が取りやすいのも嬉しいポイントの1つです。
オンライン英会話は日常会話やビジネス英会話のレッスンの他にも、旅行に特化したレッスンを開講しているところもあります。
各社のサイトでプログラムの中身をチェックしてみましょう。旅行中によくある場面をシミュレーションしたレッスンを選び、覚えた英語表現を使う機会を増やしましょう。
7.【最後に】英語教材を通じた学習で海外旅行はもう困らない!
海外旅行で困らないように、そして旅行をより一層楽しめるように、ぜひこの記事でご紹介した教材で英語を勉強してみてください。
また、海外での英会話に困らず、安心して旅ができるようになるのが第一ステップですが、勉強して使える表現が増えていけば海外の人と友達になったり、海外の映画やドラマを自由に見たりなど、楽しみや可能性も大きく広がるでしょう。
海外旅行をきっかけに英語を勉強する人も多いはず。ぜひ英語の勉強を継続して頑張りましょう。