深爪や靴擦れ、紙で指を切ってしまったときなど、叫ぶほど大きな怪我ではなくても「あっ、やっちゃった…」と思うようなちょっと痛い困りごとはありませんか?
この記事では、身近な「ちょっと痛い困りごと」を表現する英語フレーズをご紹介します。
Contents
1. 爪まわりの「ちょっと痛い」「痛む」を表す時に使える英語表現・単語
深爪、痛いですよね。
職業柄、爪が伸ばせないという方も、小さなお子さんがいるからできるだけ爪は伸ばさないように気をつけている方も、深爪しちゃうことありませんか?
また、油断しているといつの間にかできているささくれ!
気になるからと言ってささくれを引っ張ってしまうと、ものすごく痛いですよね。
そんな爪まわりの「ちょっと痛い!」を表す英語表現をご紹介します。
1-1. Ouch! I cut my nail too short!「痛い! 深爪しちゃった!」
爪を切っていて必要以上に短く切ってしまったような時、「痛い!深爪しちゃった!」と思わずつぶやきたくなりませんか?
こちらはそんな時に使える英語表現。
ouchは「痛い」「痛っ」という意味を表す英語の間投詞で、「アウチ」と発音します。
また、この表現では「深爪」を英語でcut my nails too short「自分の爪を短く切りすぎる」と表しています。
一本のみならず複数の爪を深爪してしまったような時には、複数形を使ってI cut my nails too short. と表現できますよ。
1-2. I cut my nail too short and now my little toe is bleeding.「深爪して、足の小指から血が出てるよ」
こちらは「深爪して、足の小指から血が出てるよ」という意味の英語表現。
文字を読むだけでも痛みがひしひしと伝わってくるような気がしますね。
「足の小指」は英語ではlittle toeと、「手の小指」ならlittle fingerと表現できますよ。
また、「出血」は英語でbleedです。bleedは鼻血などを表す時にも使われます。
例えば、「鼻血が出た」は英語ではI got nose bleeds.と表現できます。
1-3. I developed a hangnail.「ささくれできちゃった」
ささくれは英語でhangnailといいます。
hangという単語には「垂れ下がる」という意味がありますが、ささくれは皮膚の一部で、爪の根元から垂れ下がっているように見えるのでhangnailと言うのかもしれません。
developという英語の単語は、「発達する」などと暗記したことがある方も多いかと思いますが、実際にはそれ以外の意味でも広く使われます。
developには「中にあったものが外へ出てくる」という大きなイメージがあります。
ささくれも「元々は皮膚の一部としてくっついていた部分が外へ出てきたもの」と捉えると、ここでdevelopを使う理由がわかりやすいのではないでしょうか。
ちなみに、developを使った面白い英語の例文として、I developed this film.「このフィルム、現像したよ」を挙げましょう。
「元々フィルムの中にあった写真が、現像され姿を現した」と考えると、developという単語を使うのがぴったりに思えてきませんか?
1-4. Don’t pull on a hangnail.「ささくれは引っ張っちゃだめだよ!」
ささくれが気になって引っ張ってしまうこと、ありませんか? でも、痛い目を見るのでやはりしないほうがいいです!
こちらは「ささくれは引っ張っちゃだめだよ!」という意味の英語表現。
pullは「引っ張る」という意味の英語の単語です。
余談ですが、pullを使った素敵な表現を1つご紹介します。
The story pulled at my heartstrings.で「とても感動する話だった」という意味です。
日本語に「心の琴線に触れる」という表現がありますが、それにぴったりの表現ではないでしょうか。
2. 靴擦れに関連した「ちょっと痛い!」を表す英会話表現
靴擦れは本当に困ったものです。
せっかく新しい靴を履いて出かけたのに、歩くとかかとが痛い!
そんな靴擦れにまつわる英語表現をご紹介します。
2-1. I got shoe bites.「靴擦れしちゃったよ」
こちらは「靴擦れしちゃったよ」という意味の英語表現。
「靴擦れ」は英語でshoe bitesと表せます。
shoe biteとは何とも面白い英語表現で、直訳すると「靴にかまれた痕」という意味です。
2-2. I got blisters.「靴擦れしちゃったよ」
もう少し難しい単語を使うなら、いわゆる水膨れや豆を表すblisterを使ったこちらの英語表現。
靴擦れをするとしばしば水膨れができますよね。
そのため、こちらの英語表現を使っても「靴擦れしちゃった」ということを伝えることができます。
2-3. My new shoes gave me blisters.「新しい靴で靴擦れしちゃった」
こちらの英語表現では、My new shoes「私の新しい靴」を主語にして、「新しい靴が私に靴擦れをもたらした」と表現しています。
2-4. My new shoes bit me!「新しい靴で、靴擦れしちゃった!」
この英語フレーズのように、My new shoesを主語にして「新しい靴が私にかみついた!」と表現することもできます。
3.「紙で切っちゃった!」は英語で何と表現する?
ここまで深爪と靴擦れを取り上げてきましたが、もう一つ、日常的によくある「ちょっと痛い」の代表は「紙」ではないでしょうか。
特にオフィスで働いている方は何度も経験があるかもしれません。
最後に、「紙で切っちゃった!」と言いたいときの英語表現をご紹介します。
3-1. I just got a paper cut!「紙で切っちゃった!」
こちらは「紙で切っちゃった!」という意味の英語表現。
紙で切ってしまうことを、英語ではget a paper cutで表現します。
このままでも、状況でどこを切ったのか見ればわかることが多いので十分伝わります。
justをつけると「たった今」というニュアンスが伝わりますよ。
また、切ってしまった瞬間に「わ、切った!痛い!」という叫びに近い発言であれば、単にPaper cut!と言うこともできます。
3-2. I got a paper cut on my finger.「紙で指、切っちゃった」
I got a paper cut.だけでも十分伝わりますが、どこを切ったか場所を付け加えることもできます。
ここではon my fingerと続けることで、指を切ってしまったということを表現していますね。
また、I got a paper cut while reading a book.「本読んでるときに切ったんだよ」と状況を付け加えることもできますよ。
4. おわりに
いかがでしたか?
この記事では「ちょっと痛い!」と思う瞬間を表す英語表現をご紹介しました。
深爪やささくれ、靴擦れなど「ちょっと痛い!」と思った瞬間にこれらの英語表現が使えるようになるといいですね!