英語で「妊娠する」は? 出産に関連した英会話表現・用語12選

突然ですが、ob/gynという英語、知っていますか?

高校や大学で英語を熱心に勉強してきた人でも、きっと見たことがない言葉かもしれません。

 

読み方は、英語のアルファベットを1つずつ読み上げる「オゥビィジィワィエン」、あるいは「オゥビィガイン」です。ob-gyn やOb-Gyn、OB/GYNなどの表記も見られます。

 

これ、obがobstetrics(obstetrician)の略で「産科(医)」、gynがgynecology(gynecologist)の略で「婦人科(医)」を意味しています。つまり、ob/gynという英語は「産婦人科医」のことです。

妊娠・出産に関連した英語表現は、国際結婚や海外生活をしている女性のほうが実際に使う機会は多いでしょう。でも、外国人の友人や同僚が妊娠したり、自分が妊娠したりしたときに、英語でどう言えばよいのかを知っておくといいですよ。

ビジネス英語に通じる部分もあるので、ぜひご一読を!

 

1. 妊娠・出産報告を英語でする際にはこちらの英会話フレーズ!

 

まずは、英語で妊娠・出産報告をする際に使える英会話フレーズからご紹介します。

 

1-1. I’m expecting.「妊娠しているの」

「妊娠しているの」は英語でI’m expecting.と表現できます。

「妊娠」と聞くとpregnantという英語の単語がすぐに思い浮かぶかもしれません。

「妊娠しています」はI’m pregnant.とも言えますが、I’m expecting.とも表現されることが多いです。

 

expectという英語には「〜を期待する」という意味だけではなく、「妊娠中である、出産の予定である」という意味があります。

英会話の例文で確認してみましょう。

(英語)
A: I’m expecting!
B: Congratulations! When are you due?
A: In November.

(日本語)
A: 妊娠しているの!
B: おめでとう! 出産予定日はいつ?
A: 11月よ。

Bさんのセリフにあるように、妊娠している人に予定日を尋ねるときにはWhen are you due?「出産予定日はいつ?」という英語フレーズが使えます。

また、男性がMy wife is expecting.「私の妻は妊娠しています」と言ったりすることもありますが、最近ではWe’re expecting.「私たち、妊娠しているの」という言い方がよく見られます。

I’m「私は」ではなくWe’re「私たちは」なので、夫婦として子供を迎えるというニュアンスがあり、特にSNSでの妊娠の報告(pregnancy announcement)でも最近は好んで使われている英語表現です。


1-2. When is the baby due?「(出産)予定日はいつですか?」

こちらは「(出産)予定日はいつですか?」と相手に尋ねる際に使える英語表現。

When is your due date?とも、When are you due?とも表現できます。

英会話の例文を見てみましょう。

(英語)
A: I’ll be on maternity leave from the middle of January.
B: When is the baby due?
A: My due date is March 10th.

(日本語)
A: 1月中旬から産休に入ります。
B: (出産)予定日はいつですか?
A: 予定日は3月10日です。

ビジネス英語に親しんでいる人ならば、due dateと聞くと「締め切り、納品日」という訳語のほうがピンとくるかもしれません。

しかし、妊娠・出産の話題でdue dateというと、出産予定日のことを指すのですね。

 

1-3. Is it a boy or a girl?「男なの?それとも女の子なの?」

こちらは妊娠している女性に対して、生まれてくる赤ちゃんの性別について尋ねる際に使える英語表現。

英会話の例文で確認しましょう。

(英語)
A: Is it a boy or a girl?
B: Well …I’m having girls.
A: What do you mean?
B: They’re twins.

(日本語)
A: 男の子? 女の子?
B: えっと…女の子たちなの。
A: どういうこと?
B: 双子なのよ。

性別のことは英語でgenderと言います。

genderは「(文化的・社会的役割としての)性」という定義があり、赤ちゃんの性別を表す際にもしばしば使われます。

 

2. 日米では数え方がちがう! 妊娠何か月?



2-1. How far along are you?「何か月なの?」

親しい人が相手ならば、妊娠何か月(何週目)かを尋ねることもあるでしょう。

こちらは「何か月なの?」と相手に尋ねる際に使える英語フレーズ。

このHow far along ~?という言い方は、ビジネス英語だとHow far along is the project?「プロジェクトの進捗はどんな具合ですか?」などと、行程の中でどこまで進んだかを尋ねる際に使われます。

妊娠も、出産というdue date「予定日(締切日)」までの行程だと考えて、その中でどこまで進んだかを尋ねる…というようなイメージでしょうか。

英会話の例文で確認してみましょう。

(英語)
A: How far along are you?
B: I’m in the second trimester.

(日本語)
A: 何か月?
B: 妊娠中期(=安定期)よ。

ちなみに、アメリカでは一般的に妊娠初期をfirst trimester、妊娠中期をsecond trimester、妊娠後期をthird trimesterと英語で呼んでいます。

tri-という接頭辞から分かるように、妊娠期間を3つに分けているんですね。

時期的に見てsecond trimester「妊娠中期」に入ればいわゆる安定期と言えるでしょう。

妊娠何か月(何週)かを言うときには、I’m 5 months pregnant.「妊娠5か月です」やI’m 20 weeks pregnant.「妊娠20週間です」という表現ができます。

ただし、日本とアメリカとでは、妊娠期間の考え方が異なるので注意が必要です。日本では0週から数え始めて1か月を4週間としているので、10か月で出産となります。

一方、アメリカでは、1週から数え始めて1か月を月によっては6週間としているため、出産するのは9か月ということになります。

数え方に不安がある場合には数字の前にabout「大体〜」「約〜」などを付けると良いかもしれません!

 

3. 例文で確認!「おめでた」中のあれこれを表す英会話表現

 

次に、「おめでた」中のあれこれを表す英語表現をご紹介します。

 

3-1. baby bump「(妊娠により)膨らんだおなか」

「(妊娠により)膨らんだおなか」は英語ではbaby bumpと言います。

bumpという英語には「こぶ、隆起」という意味がありますが、妊婦さんを指す場合にはこのように「(妊娠により)膨らんだおなか」という意味になります。

英会話の例文で確認しましょう。

(英語)
A: My baby bump has appeared. Should I cover it up with a loose sweater or something?
B: Why don’t you just show it off?

(日本語)
A: おなかがぽっこりしてきたわ。ゆったりとしたセーターか何かで隠したほうがいいかな?
B: 見せびらかしちゃえば ?

おなかが少し目立ってきたくらいの時期には、少しゆったりとしたトップスでおなかを隠すことが多いと思います。

そのことは、この英会話の例文にあるようにcover up one’s baby bumpsやdownplay one’s baby bumpsなどと表現します。

反対に、大きくなっていくおなかを隠さずに見せることは、英語ではshow off one’s baby bumpsやreveal one’s baby bumpsなどと言います。

 

3-2. I’m suffering from morning sickness.「今つわりがひどくてしんどいの」

こちらは「今つわりがひどくてしんどいの」という意味の英語表現。

「つわり」は英語ではmorning sicknessと表現します。

つわりの程度には個人差があると思いますが、寝起きで空腹の状態だと吐き気を感じやすいところから、このように言うのかもしれません。

英会話の例文を見てみましょう。

(英語)
A: Listen. I’m suffering from terrible morning sickness.
B: I understand that.
A: Then stop eating curry rice for breakfast! It smells!

(日本語)
A: 聞いて。今つわりがひどくてしんどいの。
B: わかってるよ。
A: それじゃ、朝食にカレーライス食べるの、やめてよね!くさいから!

英語の例文にあるように、「つわりがひどい」はsuffer from  terrible morning sickness.と言います。

ちなみに、nauseaが「吐き気」、vomitが「嘔吐」という意味です。

 

4. 日本語の「おしるし」「破水」「陣痛」を英語で!出産の兆候を表す表現・用語

 

出産や妊娠の兆候を表す英語表現についてご紹介します。

 

4-1. bloody show「おしるし(出産が近づいたときに見られる少量の血)」

日本語でいうところの「おしるし」は英語ではbloody showと表現できます。

このbloody showという英語の字面を見ると少し恐ろしいイメージがありますが、実はbloody showというのは、「出産が近づいたときに見られる少量の出血=おしるし」のことなんです。

例えば、I had a bloody show.という英語なら「おしるしがあった」という意味です。

4-2. water breaking「破水」

「破水」は英語ではwater breakingと表現します。

こちらは漢字の通りで、water breakingという英語はイメージしやすいかもしれませんね。

「破水した」は、英語ではMy water broke.と言います。

4-3. contractions/ labor「陣痛」

「陣痛」の意味で使われる英語はcontractionsとlaborがあります。厳密には、contraction(s)は「収縮」という意味なので、子宮収縮のことです。

laborはより広く「陣痛」を表す英語の単語です。

「陣痛が来ている」なら、英語ではI’m having contractions.もしくはI’m having labor.と表せますよ。

英会話の例文で使い方を確認しましょう。

(英語)
A: I’m having contractions now.
B: How far apart are they?
A: Ten minutes.

(日本語)
A: 陣痛が来ています。
B: 間隔はどのくらいですか?
A: 10分です。

また、「陣痛が始まったところです」なら、英語ではI’ve just gone into labor.となります。

よく初産の場合はお産に何時間もかかると言いますが、I was in labor for 10 hours.「10時間も陣痛が続いた」などと表現します。

 

5. 出産に関連する英会話フレーズを押さえよう!

 

最後に、出産に関連する英会話フレーズをご紹介します。

 

5-1. deliver a baby「赤ちゃんを産む、出産する」

「赤ちゃんを産む、出産する」は英語ではdeliver a babyと表現します。

delivery「デリバリー」のイメージで考えると、「え? 赤ちゃんを配達するの?」と間違えてしまいそうですが、deliver a babyは「赤ちゃんを産む、出産する」という意味なんですね。

あ、でもコウノトリみたいに「神から配達されたもの」みたいに捉えると、この表現も納得…できるかもしれません(?)。

ビジネス英語だとdeliveryは「受け渡し」「講演」「配信」などの意味で使われますが、「出産」という意味があることを覚えておきましょう。

5-2. epidural「無痛分娩」

日本では自然分娩が多数派のようですが、海外ではいわゆる無痛分娩も一般的に選択されています。

そんな「無痛分娩」は英語ではepiduralという少し難しい単語で表します。

無痛分娩では通常、硬膜外麻酔(epidural anesthesia)を使って痛みを緩和するため、epidural (birth)と呼ばれています。

読み方は「エピデュアラル」で、「デュ」にアクセントをおいて発音します。

英会話の例文で確認しましょう。

(英語)
A: The rate of epidurals in Japan is extremely low, compared with the US and France.
B: I know. Hospitals that offer epidurals in Japan are limited, too.

(日本語)
A: 日本で無痛分娩(麻酔分娩)の割合は、アメリカやフランスに比べると極端に低いよね。
B: ええ。日本で麻酔分娩ができる病院も限られているよね。

 

5-3. C-section「帝王切開」

いわゆる「帝王切開」のことは英語でC-sectionと言います。

CはCaesarean(発音は「スィーゼリアン」)の略です。

英語ではI delivered my baby by a C-section.「帝王切開で子供を産みました」などのように使いますよ。

 

6. おわりに

 

いかがでしたか?

学校の英語の教科書などにはあまり出てこない妊娠・出産表現をたくさんご紹介しました。

実際に英会話で使う機会があるかどうかはわかりませんが、どれも簡単な英語表現・用語ばかりです。

ぜひ覚えてみてくださいね!

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