英会話学習を始めるなら、早ければ早いほど有利です。日本人が苦手とする英語の正しい発音やスピーキングも、子供のうちから英会話を練習していれば、スムーズに習得できます。
とはいえ、「子供用の英会話教材ってどれを選べばいいんだろう」という方は多いですよね。
そこでこの記事では、子供用の英会話教材の選び方や、おすすめの教材を解説します。
この記事を読めば、お子さんに合った英会話教材がきっと見つかるはず。将来英語を使って活躍できる人材への第一歩です!
Contents
1. 英会話を早くから勉強すべき理由
英会話の勉強を始めるなら早ければ早いほどいいです。文法や語彙力はともかく、発音や聞き取りは大人になってからだと上達が遅いからです。しかし、小さい頃から英語を勉強しておけば、そうした日本人が苦手な分野もスムーズに習得できます。
例えば、英語にはrやthのように日本語にはない発音があります。私たち大人は、これらの発音をカタカナ英語で覚えてしまっているので、いざ習得しようと思ってもなかなか上達しません。
一方、言葉を覚えたての子供なら、rやthの発音をカタカナ英語ではなく英語本来の音のまま理解することができます。下手な先入観やカタカナによる癖がないので、大人よりもスムーズに発音が身につくのです。
また、正しい発音ができるとリスニング力も素早くアップします。LとRのような聞き取りが難しい発音も、子供なら自然に聞き分けられるようになります。
なので、英会話学習はなるべく早いうちから始めるのがおすすめです。
2. 子供用の英会話教材の選び方
子供用の英会話教材を選ぶ時のポイントは、以下の2つです。
2-1. 話す・聞くが鍛えられる教材を選ぼう
幼少期は、文法や語彙力よりも「話す・聞く」力を重点的に鍛えるのがおすすめです。
先ほどお伝えしたように、幼少期は大人と比べて正しい発音を身に付けやすい時期だからです。一方、文法や英単語は、大人になってからでも問題なく勉強できます。
小さいお子さんに英会話を習わせるなら、まずは「話す・聞く」力が鍛えられる教材を選びましょう。
2-2. 年齢に合った教材を選ぼう
子供用の英会話教材には、対象年齢が設定されていて、それが大まかなレベルの目安になります。教材を選ぶ時は年齢が合っていることを確認しましょう。
例えば、早く上達して欲しいからといって、年齢が上の子向けの教材(=難易度の高いもの)を購入するのはNGです。いくら教材の中身が良くても、子供が難しい、つまらないと感じて勉強をやめてしまっては意味がありません。
あなたのお子さんが楽しく勉強を続けられること。これが一番大切です。
教材を選ぶ時は、「年齢やレベルに合っているか」「楽しく勉強できるか」をチェックするようにしましょう。
3. 子供向けのおすすめ英会話教材4選
ここからは、子供向けのおすすめ英会話教材を4つ紹介します。どれも「話す・聞く」を重点的に鍛えられる教材です。あなたのお子さんに合った教材を選んでみてください。
3-1. 【0〜6歳】ワールドワイドキッズ
ワールドワイドキッズは、通信教育で有名なベネッセが提供する子供向け英会話教材です。DVDや絵本、玩具を使って、子供でも楽しく英語が学べる教材になっています。
ワールドワイドキッズのおすすめポイントは、英語を英語のまま学べることと、正しい英語の発音が身につくフォニックス学習です。
ワールドワイドキッズの教材は、全て英語(All English)で書かれています。そのため、日本語と英語を行ったり来たりせず、ネイティブスピーカーのように英語を英語のまま扱う力が養われます。この力は、英会話で相手の言ったことを素早く理解したり、自分が言いたいことを即座に英語にしたりするのに役立ちます。
そして、フォニックスとは「英語の発音とスペルに関する法則」のこと。ネイティブの子供たちも学んでいる法則で、フォニックスを理解すれば、初めて見る単語でもスペルを見るだけで発音が推測でき、発音が身に付きやすくなります。
3-2. 【1〜6歳】こどもちゃれんじEnglish
こどもちゃれんじEnglishも、ワールドワイドキッズと同じくベネッセが提供する教材です。しまじろうで有名なこどもちゃれんじの英語版で、DVDや玩具を使って楽しく英語が学べます。
こどもちゃれんじEnglishの最大のおすすめポイントは、無理なく続けられることです。
個性豊かなキャラクターが登場し、おもちゃを使った学習も取り入れており、勉強が嫌いな子供でも楽しく英語を学べるように工夫されています。
また、他の英語教材と比べてリーズナブルな価格設定なのも嬉しい点です。英会話の勉強というとお金がかかるのが難点ですが、こどもちゃれんじEnglishなら月額3000円ほどで利用できます。だいたい参考書1冊分と考えると、続けやすいですよね。
3-3. 【0〜12歳】ディズニー英語システム
ディズニー英語システムは、ディズニーのキャラクターと一緒に英語が学べる教材です。ディズニー映画や絵本、玩具を使って、楽しみながら英語を学んでいきます。
ディズニー英語システムのおすすめポイントは、英語のインプットとアウトプットが両方できる点です。
ワールドワイドキッズと同じく教材は全て英語で作られており、ネイティブスピーカーが英語を覚えるのと同じように英語の意味や文法をインプットすることができます。
また、年に2500回以上のイベントが開催されています。イベントではネイティブの先生と一緒に歌ったり踊ったりして触れ合えるので、英語のアウトプットの機会として非常におすすめです。
3-4. 【3〜12歳】セブンプラス・バイリンガル
セブンプラス・バイリンガルは、世界18の国と地域で50万人以上が実践した「七田式教育」で英語が学べる教材です。「七田式」は右脳を使った英語学習が特徴で、長期記憶に残りやすく、確実に身につくのが売りです。
「七田式英語学習法」のポイントは、高速での英語リスニングとイメージ学習。高速で英語を聞くことで右脳を活性化し、イラストを使って日常会話をイメージとして記憶します。
英語学習を始めるなら早いに越したことはありませんが、セブンプラス・バイリンガルは、幼少期を過ぎた子供でも英語を習得することが可能だとされているので、小学生のお子さんをお持ちの方に特におすすめです。
4. 英会話教室と自宅学習はどっちがいい?
以上4つの英会話教材を紹介しましたが、教材を使った自宅学習と、英会話教室に通っての勉強はどちらがいいのでしょうか? これについては、一言でこっちがいいとは断言できません。どちらの学習方法にも異なるメリットがあるからです。
自宅学習のメリットには、
・お子さんのペースで学習できる
・送迎の手間がない
・安い
・親子で一緒に勉強できる
といったことが挙げられます。
一方で、英会話教室に通うメリットには、
・実際に相手と話す練習ができる
・先生や他の親御さんと相談できる
などがあります。
これらの内容を考慮したうえで、あなたのご家庭にはどちらが合っているかを判断することが大切です。
例えば、共働きなら送迎がない自宅学習の方が続けやすいですし、他の子供と一緒に勉強させたいなら英会話教室の方が向いています。
どちらが正解というのはありませんので、一度よく考えてみましょう。
まとめ
英会話学習を始めるなら、早ければ早いほど有利です。
大人になってからだと時間がかかる英語の発音や聞き取りも、子供ならスムーズに習得できます。
今回は、12歳までのお子さんが英会話を学ぶのにおすすめの英会話教材を4つ紹介しました。
「将来子供には英語を使って活躍してほしい」と考えている方は、ぜひ今回紹介した教材を使ってみてください!