1日の中でも、lunch time(ランチタイム)はほっと一息つくことのできるひとときです。
ビジネスのミーティングの後、同僚とオープンしたばかりの人気店に入るもよし。食べログに気になるランチメニューが載っているお店に入るもよし。外の公園でお弁当を広げるもよし。
この記事では英語で相手をランチに誘ったり、お誘いに対して返事する英語表現をはじめ、ランチないしはランチタイムがもっと楽しくなるような英会話フレーズをご紹介します。
Contents
- 1. 相手を英語でランチに誘う&お誘いに対して返事をする際に使える会話表現
- 1-1. What are you doing for lunch?「ランチの予定は?」
- 1-2. How about having lunch together?「一緒にランチ行かない?」
- 1-3. How about the new Thai restaurant?「新しくできたタイ料理のお店、行ってみない?」
- 1-4. Sure! I feel like pasta!「いいね! パスタがいいな!」
- 1-5. Thank you so much. But I’m afraid I don’t have enough time to take a lunch break. How about next Friday?「ありがとう。でもごめん、お昼はあんまり時間がなくて。次の金曜日はどう?」
- 1-6. Let’s go grab some lunch! Look! The food truck is there.「さっとランチしよう! 見て! 移動販売が来てるよ」
- 2. 昼食時の会話を楽しもう!お弁当にまつわる英語表現
- 3. さらに一言添えてランチタイムの会話を広げよう!
- 4. おわりに:Have a nice lunch!
1. 相手を英語でランチに誘う&お誘いに対して返事をする際に使える会話表現
まずは、親しい同僚や友達をランチに誘うときに使える英語表現からご紹介します。
1-1. What are you doing for lunch?「ランチの予定は?」
直訳すると「あなたはランチ(昼食)のために何をしますか?」となりますが、こちらは英語で「ランチの予定は?」と相手に尋ねる表現。
「ランチに行こう!」と直接的に言うよりも、より間接的に相手をランチに誘うことができる英語表現です。
例文のlunch「ランチ」をdinner「ディナー」にするだけで、ディナーでも使えるフレーズになりますよ。もちろん、デートのお誘いにも!
1-2. How about having lunch together?「一緒にランチ行かない?」
こちらのフレーズは「一緒にランチ行くのはどう?」という意味の英語表現。How about ~? 「~はどうですか?」は、相手に何かを提案したり誘う際に使える英語表現です。
How aboutという英語の後ろに動詞を続ける場合には、このようにing形にします。英会話でも定番の表現です。
have lunchで「ランチを取る、昼食を取る」という意味なので、ここでは「ランチを取るのはどうですか?」という意味になっていますね。
こちらの例文も、lunch「ランチ」をdinner「ディナー」にするだけで、ディナーでも使える英語表現になります。
1-3. How about the new Thai restaurant?「新しくできたタイ料理のお店、行ってみない?」
このように、How about ~?「~はどうですか?」という英語の後ろに具体的なお店や料理名を続けることもできます。ランチだけでなく、相手をディナーに誘う際でも使える英語フレーズです。
会社の外に新しくできた気になるお店でのランチに誘うときに役立ちます。
1-4. Sure! I feel like pasta!「いいね! パスタがいいな!」
こちらは「いいね!パスタが食べたいかも」という意味で、相手のお誘いに対して同意する際に使える英語表現。
Sure! はこのように、相手のランチへのお誘いに対して「もちろん、喜んで」と快く返事をする際に使える表現ですよ。ランチへのお誘いを受けたらぜひSure!という英語を使ってみてください。
また、I feel like ~は「~が食べたい気がする」という意味の表現で、何か食べたいランチメニューを挙げるときに使える表現です。
例えば、この例文のようにI feel like sushi! という英語なら「お寿司食べたいな!」という意味になります。ランチにお寿司とは豪華ですね!
1-5. Thank you so much. But I’m afraid I don’t have enough time to take a lunch break. How about next Friday?「ありがとう。でもごめん、お昼はあんまり時間がなくて。次の金曜日はどう?」
せっかくのランチのお誘いですが、たまたま一緒に行けないこともありますよね。
しかし、No, I’m busy.「いや、忙しいから(一緒にランチに行くのは無理)」などという英語でそっけなく断ってしまうと、相手に少し冷淡な印象を与えかねません。
そのため、英語で断る際にはまずは相手に感謝・お礼の気持ちを伝えてから、その後で一緒にランチに行けない理由を続けるとよいでしょう。
ランチに行けない理由を伝える際には、この例文のようにI’m afraid ~「申し訳ないんだけど~」「残念だけど~」という英語表現が使えます。
I’m afraid ~は、少し伝えにくいことを言う際に「申し訳ないんだけど」というニュアンスを添えてくれます。こちらも英会話では定番の表現です。
ここではafraidの後に、一緒にランチに行けない理由を続けていますね。
1-6. Let’s go grab some lunch! Look! The food truck is there.「さっとランチしよう! 見て! 移動販売が来てるよ」
ランチタイム前後にビジネスのミーティングが入っていたりして、ランチにはあまり時間が取れないという日もあるかと思います。こちらはそんなときに「さっとランチしようよ」などと誘うことのできる英語フレーズ。
ここでのgrabは「~を急いで食べる(飲む)」という意味です。
最近、ランチ時にも都心ではキッチンカーをはじめ、移動販売の車を見かけることが少なくないと思います。移動販売の車のことは、英語の例文にあるようにfood truckやmobile catererと表現できますよ。
2. 昼食時の会話を楽しもう!お弁当にまつわる英語表現
健康や節約のために、ランチにはお弁当を作って職場に持って行く、という方もいるでしょう。
ここではお弁当にまつわる英語表現をご紹介します。
2-1. Do you make your bento every day?「お弁当、毎日作ってるの?」
こちらは「お弁当、毎日作ってるの?」と相手に尋ねる際に使える英語表現。
日本のお弁当はいろいろなおかずが詰まっているものが多いですが、どの国でもこのようなお弁当があるわけではありません。
海外では子供たちがランチ用にサンドイッチやジャムサンド、野菜を持って行くということもよくあります。
お弁当は日本文化独特のものの1つで、最近では世界でも人気が高まっています。
そのため、お弁当は日本語と一緒のbentoで通じます。あるいはlunch box「ランチボックス」、boxed lunch「ボックストランチ」などと英語で表現できます。
また、「料理を作る」というとcookという英語の単語が思い浮かぶかもしれませんが、お弁当についてはmakeを使うことが多いですよ。
2-2. Why don’t you bring your bento outside?「お弁当、外で食べない?」
ランチにお弁当を作って持ってきたら、会社の中でも食事できますが、天気の良い日には外の公園などでも食べられますよね。こちらは「お弁当を外で食べない?」と相手を誘う英語フレーズ。
Why don’t you ~? は直訳すると「なぜ~しないのですか?」という意味ですが、「~しましょう」と、英語で相手に何かを提案したり誘うときの定番表現です。
また、bringという言葉には、「話題にしている場所や人に対して近づいていく」というような意味があります。
お弁当を「持って行く」と日本語で考えると、takeという英語が思い浮かぶかもしれませんが、takeは話題にしている場所や人に対して離れていく意味があります。この意味の違いを押さえておくと英会話をさらに楽しめますよ!
3. さらに一言添えてランチタイムの会話を広げよう!
同僚や友達とのランチは楽しいもの。
しかし、ランチの時間は限られています。
そのため、ランチ営業をしていてかつすぐに料理を出してくれる近くのお店は押さえておきたいし、カロリー低めのランチメニューを用意しているお店も要チェックですよね。
ここでは、さらに一言を添えてランチの英会話を楽しむことのできる英語表現をご紹介します。
3-1. You get served quickly!「ここのお店、すぐに出してくれるよ」
時間の限られているランチタイムに、待たずにランチができるのはうれしいですよね。こちらはそんなランチメニューを提供しているお店を知っていたり、紹介したりする際に使える英語表現。serveは「~に料理を出す」という意味で使うことができます。
ここではget servedとすることで、「料理を出してもらう」という受け身の意味になっています。
getは「~を持っている状態になる、その状態を手に入れる」という意味を持つ動詞です。
「(料理が)すぐに出されている状態をgetしている」というようなイメージを感覚的につかめると、この英語表現もすっと頭に入ってくるのではないでしょうか。
3-2. Awesome! It is under 500 calories!「おいしい! これで500カロリーないなんて!」
Awesome! は「すごい!」という英語表現ですが、食べ物がおいしいことを表すときにも使える、汎用性の高い表現です。ランチで「これはおいしい」と思うランチメニューに遭遇したときに使える簡単な英語フレーズですよ。
他にも、「おいしい!」を表す表現にはGood! やDelicious!、Yummy! などの英語の単語もあります。どれもたったの1語の英語で表現できるので便利です。
ちなみに、Yummy! は子供がよく使う英語表現なので、ごく親しい人との英会話に限って使うことをオススメします。
また、underは「~未満」という意味の英語です。
この英語の例文では、後ろに500 caloriesを続けて「500カロリーを下回る」という意味になっていますね。
4. おわりに:Have a nice lunch!
いかがでしたか?
今回はランチにまつわる英語表現をご紹介しました。
オフィスが東京にあっても、大阪にあっても、場所にかかわらずランチ時に使える英語フレーズばかりです。
また、lunch「昼食」のところをdinner「夕食」に変えるだけで、ランチだけでなくディナーでも使える英語表現になります。
この記事でご紹介した英語表現を使って、ぜひ気軽に同僚をランチにお誘いしてランチタイムを楽しみましょう!
英語フレーズを忘れてしまってもこの記事の表現一覧を見て思い出しましょう!
それでは、Have a nice lunch!「すてきなランチを!」。