季節の変わり目や疲れがたまったときにひいてしまう風邪。熱が出たり、頭痛に悩まされたり、症状も様々です。風邪をひいたときや体調不良のときに使う英語表現をご紹介します。
Contents
1. 風邪をひいたときに使う英語表現
「風邪をひいた」と英語で伝えるときの基本の表現を紹介します。また、風邪に限らず、体調が悪いときにいつでも使える英語表現もご紹介します。
1-1. I’ve got a cold.「風邪ひいたの」
ぜひ覚えてほしい便利で簡単な英語表現がこちら。I’ve got a cold.は現在完了形で「今も風邪の症状がある」というニュアンスがあり、よく使われています。getは病気について話すときに便利な英語表現です。I’ve got a stomachache.「お腹が痛い」やI’ve got a headache.「頭が痛い」のようにI’ve got+症状でよく使われます。
1-2. I’m coming down with a cold.「風邪ひいたみたい」
come down with~で「~(病気)にかかる」という意味になります。少し鼻水が出て、咳も出る・・・症状が出始めて「あれ?風邪かな」なんてときがありますよね。
「風邪をひきかけている」というような状態のときには進行形にして使います。come down withの後ろには、a cold以外にもfluを使って、I’m coming down with a flu.「インフルエンザじゃないかな」と言うこともできます。前述のI’ve got +症状の英語表現と併せて覚えておくと便利ですよ。
1-3. I caught a cold from my baby.「赤ちゃんの風邪、うつっちゃった」
I caught a cold.で「風邪をひいた」を表します。そこにfromをつけるだけで、「~から風邪を拾った」つまり、「風邪をうつされた」という意味になります。
1-4. I’m unwell, today.「今日は体調が悪いの」
風邪に限らず、体調が悪いときに使える表現です。unwellは「具合が悪い」「気分がすぐれない」という意味です。具体的な病名を言わなくても、この表現一つで体調が悪いことを伝えられます。
2. 熱がある、鼻水が止まらない、頭痛、腹痛など・・・症状を伝えるときの英語例文
風邪の症状は様々です。よくある症状を英語でどのように表現するのかご紹介します。
2-1. I’ve got a fever.「熱があるの」
feverは「熱」。ここでも、前述したI’ve gotのかたちが使われています。I’ve got+症状のかたちで英語表現が広がります。
2-2. I’ve got a sore throat.「のどが痛いの」
sore throatは「のどの痛み」のことです。
2-3. My nose is running.「鼻水が止まらないよ」
鼻水が止まらないとき、ぴったりな動詞は、意外に思われるかもしれませんがrunなのです。runとはいろんな場面で使われますが、「ある程度のスピードのある動き」というような大きなイメージをもっておくと、応用しやすいと思います。鼻水も止まらないほどの勢いで出ればrunがぴったりです。
2-4. My head hurts.「頭が痛い」
体のどこかが痛いとき、headache「頭痛」やstomachache「腹痛」のように痛みについての単語を使わなくても、~hurts.で表現することができます。My back hurts.といえば「腰が痛い」という意味になります。
2-5. I feel dull.「だるいの」
熱があるかどうかはわからないけれど、体が重い。「だるい」を表現するのにぴったりな英語表現はI feel dull.です。dullには「どんよりした」「ぼんやりした」という意味があります。
2-6. I’ve got an upset stomach.「お腹が痛いの」
upsetには「混乱した」、「ひっくり返った」という意味があります。そこから、消化器系の不調を表すときによく使われます。I’ve got an upset stomach.は、お腹が痛いときだけでなく、胸やけや吐き気の症状が出ているときにも使えます。
3. 体調の悪い人,風邪をひいている人に声をかけるときのフレーズ
体調が悪い人にどんな言葉をかけますか。「休んだ方がいいよ」「辛そうだね」など、相手を思いやる英語の一言をご紹介します。
3-1. You should get rest.「休んだ方がいいよ」
熱があるのに無理して仕事を続けようとしている同僚や友人に対して、少し強い口調で言うようなイメージです。get restで「休む」という意味です。
3-2. That sounds terrible.「辛そうね」
ゴホゴホ咳をしていたり、声がかれていたり・・・風邪をひいた人と話しているとすぐにわかるもの。soundsは「~のように聞こえる」という意味。
3-3. Have you seen a doctor?「病院には行ったの?」
「病院に行く」とは医者に診てもらうことですから、see a doctorを使います。「風邪で病院に行った」と言いたいときには、I saw a doctor for a cold.と表現します。
3-4. Getting better?「少し良くなった?」
Are you getting better from a cold?を簡略化したカジュアルな英語表現です。少し前に風邪をひいていた同僚や友人に会ったときに、「病気から回復してきた?」という意味でかける言葉です。
4. まとめ
風邪をひいたときや体調がすぐれないときに使う英語表現をご紹介しました。I’ve got a cold.は「風邪をひいた」を表す基本的な英語表現です。I’ve got+症状で、I’ve got a fever.「熱があるの」など広く使うことができるので覚えておくと便利です。I feel dull.やI’m unwell.は症状や病気を言わなくても「だるい」「体調が悪い」ということを伝えられますよ。また、具合が悪い人にはYou should get rest.やGetting better?の言葉かけも忘れずに。