あなたは英語で褒め言葉を言いたいとき、どんなフレーズを使いますか?
学校の授業ではなかなか習わない褒め言葉。なんと言っていいのか迷いますよね。
英語で相手を褒める表現が使えれば、密なコミュニケーションができ、海外の人との友好関係もより深まります。
そこでこの記事では、日本語と同様にたくさんある英語の褒め言葉50選をご紹介していきます。
海外の友人を持つ方や英語を使うビジネスマンの方はぜひ参考にしてみてください。
関連記事 英語で「ああ、よかった!」「ほっとした」「安心しました」って何という?安心・安堵の英会話表現21選
Contents
1. 一言で伝える褒め言葉
英語にも「すごい!」「素晴らしい!」というように一言で伝える褒め言葉があります。発音も簡単なものが多いので気軽に使えますよ。まずはそちらからご紹介していきます。
・Nice!
・Great!
・Good!
この3つは「いいね!」「すごい!」のように気軽に使える表現です。少し物足りないときは「very」「really」を前につけることで強調することができます。
・ Fantastic!
・ Excellent!
・ Perfect!
・ Brilliant!
・ Amazing!
・ Superb!
は「信じられない!」「完璧!」「最高!」というふうにより強い表現になります。ネイティブは誇張して褒めることがあるので、頻繁に使われる表現です。
またくだけた表現として
・Cool!
・Awesome!
などがあります。
2. 相手の外見やものに関しての褒め言葉
会話の中で外見を褒めるときもあると思います。
そんなときは
・ I like/love your ~(あなたの~が好き/大好き)
・ That’s a stunning ~(それはとても魅力的な~だね)
・ That’s a pretty ~(それはかわいい~だね)
などを使いましょう。
続けて相手の外見のことや持っているものを加えて使います。
また一言で外見を褒めたいときは
・good-looking (かっこいいね)
・pretty/cute (かわいいね)
・beautiful (美しい、綺麗だね)
・handsome (ハンサムだね)
・sexy/hot (セクシーだね)
などがあります。
「pretty」と「cute」の違いですが、「pretty」には大人っぽい女性の綺麗さも含まれます。「cute」はかわいらしい意味合いが強く、小さい子供や雰囲気がかわいい女の子に対して使われます。
また「hot」という表現ですが、正確には性的な意味が含まれますので、使うときは注意が必要です。
3. 性格に関する褒め言葉
相手の内面や性格に対して褒め言葉を使いたいときは、「You’re very ~」に以下の単語を続けて相手の性格を褒めましょう。
よく使う形容詞の一覧がこちら。
・kind (優しい)
・attentive (気の利いた)
・helpful (助けになる)
・dedicated (献身的な)
・supportive (協力的な)
・active (活動的な)
・tender (思いやりのある)
・sweet (親切な)
これらの表現以外にもたくさんの英単語があるので、相手に合わせて使うのがベストです。
相手のアイデアや考え方について褒める次の例文もおすすめです。
英語:I like the way you think.
日本語:あなたの考えが好きです。
4. 子供に対して使いたい褒め言葉
子供に対して褒め言葉を使いたいときはなんと言ったらよいのでしょうか?
ここからは子供に対して使える表現をご紹介します。
英語:Exactly.
日本語:その通りだね。
英語:That’s right.
日本語:そうだね。
英語:You’re right.
日本語:君の言う通りだね。
子供が何か頑張った後や成果が出たとき、努力をしている途中に使える表現には、以下のようなものがあります。
英語:You did it!
日本語:やったね。
英語:Good job!
日本語:よくやったね。
英語:You’re getting better.
日本語:よくなってるよ。
英語:You’re improving.
日本語:成長してるね。
英語:You really worked hard.
日本語:よく頑張ったね。
その他にもさまざまなフレーズがあります。
英語:You are very good at drawing.
日本語:お絵かき上手だね。
英語:How smart!
日本語:なんて賢いんだ!
英語:Good thinking.
日本語:いい考えだね。
5. 最上級に相手を褒める言葉
相手に最上級の褒め言葉を使いたいときもありますよね。パートナーや恋人などに使う、誇張した表現も英語にはあります。
例文がこちら。
英語:You are different.
日本語:あなたは特別です。
英語:You’ve never looked more attractive.
日本語:これ以上に素敵な人はいない。
英語:I enjoy spending time with you.
日本語:あなたと過ごす時間は楽しいです。
英語:You’re the most handsome man I’ve ever met.
日本語:あなたは出会った男性の中で一番かっこいいわ
英語にはロマンチックな表現がたくさんあります。特に男性はスッとこんな言葉が出てくるといいですね。しかしこの言葉を多用し過ぎるのはあまりよくありません。相手に軽い人だと思われないように適切なタイミングで使いましょう。
6. ビジネスシーンで使える褒め言葉
ビジネスシーンで褒め言葉を使いたいときは、仕事に関する言葉を加えて使います。
英語:You did a wonderful job!
日本語:素晴らしい仕事をしたね!
英語:I must congratulate on your sales figure.
日本語:あなたの営業成績を褒めたたえなければいけません。
英語:Thanks to your exceptional performance.
日本語:あなたの素晴らしいパフォーマンスに感謝します。
英語:This is really well done.
日本語:よくやりましたね。
7. 英語で褒め言葉を使うときのポイント
英語でも日本語と同様に、褒め言葉を使うときは、相手に嫌悪感を与えないことが重要です。ここから英語で相手に褒め言葉を使うときのポイントをご紹介していきます。
外見だけを褒めない
相手の外見ばかり褒めるのは避けた方がいいです。容姿ばかり褒めていると、内面を見ていないと思われて嫌がる人もいます。
特に英語ではニュアンスの違いで誤解を生んでしまうことも。見た目に関しての褒め言葉は会話の入り口に使う程度にとどめるのがおすすめ。
外見を褒めるときは、スタイルや顔など身体的なものではなく、服装や相手が持っているバックやアクセサリーなどを褒めると好印象を持たれます。
性格や内面を褒めることが大事
内面や性格を褒めると相手も好感を持ってくれます。英語でもそれは同じ。相手との会話を通じて、内面のいいところや性格を見極め褒めてみましょう。
国籍が違うとコミュニケーションが円滑に進まないことがありますが、一度内面について褒めると相手も安心感を持って接してくれます。そのためにも性格を褒める幅広い表現を覚えておきましょう。
8. 褒め言葉を言われたときに使いたい英語フレーズ
最後に、褒め言葉を言われたときにどう返したらいいのかを解説していきます。
英語で話しているときも謙虚な面を見せる必要は時としてあります。
以下は褒め言葉に対する返事の例文です。
英語:Thank you, but that’s not true.
日本語:ありがとうございます、でもそんなことありません。
英語:I still have a long way to go.
日本語:まだまだ道は長いです。
英語:I’m still learning.
日本語:まだまだ勉強中ですよ。
しかし注意してほしいのが、謙遜のフレーズは日本では当たり前の表現でも、英語圏の国ではネガティブにとらえられてしまうこともあります。あくまでポジティブな気持ちで伝えることが重要です。
また褒められたときはしっかり感謝のメッセージを伝えることを再優先にしましょう。
9. まとめ
英語でも日本語でも、コミュニケーションにおいて多様なフレーズを知っていることで、相手とも打ち解けやすくなりますし、友好関係も築きやすくなります。
スラングのようなくだけたフレーズもありますが、この記事で紹介した標準的な表現から使用していくのがおすすめです。