【英会話】独学でリスニング力をアップさせる”秘密”を教えます

英会話をするためにはリスニング力は欠かせませんが、聞き取りを苦手としている人も多いのではないでしょうか?

単語や文法に比べ、リスニングは独学でどんな勉強や練習をすれば上達するのかがわかりにくいスキルでもあります。


今回は、独学でもできるリスニング上達のポイントと勉強法をご紹介します! この勉強を参考にして、英会話力を向上させましょう。

 

 

1. 英会話におけるリスニング力の重要性

 

英会話といえばスピーキングが重要、と考える人も多いと思いますが、英会話ができるようになるためにはリスニング力も必須といえます。

 

以下でリスニングの重要性について説明します。

 


1-1. リスニングは総合的な英語力に欠かせない

総合的な英語力は「読む・聞く・書く・話す」という4つの能力をバランスよく向上させることで習得できます。これら能力は互いに深く関係しており、中でも特に重要な役割を果たしているのが、「聞く」すなわちリスニングの能力です。

 

例えば、一見何の関係もなさそうに思える「聞く」と「話す」について考えてみましょう。英語で話すためには正しいアクセントや発音を理解していることが欠かせません。また、会話は言葉のキャッチボールです。相手の言っていることが理解できないと意思疎通ができず、そもそも会話として成立しません

 

リスニングが苦手だと英語の学習全体がスムーズに進まず、つまずいてしまう原因にもなります。そのため、リスニング力の向上は英会話を身につけるのに大変重要な要素になります。

 

 

2. リスニング学習の注意点

 

続いて、リスニング対策を始める前に知っておくべきポイントをご紹介します。やみくもに学習を始めても効果は期待できませんので、正しい教材の選び方や学習期間を理解したうえで勉強を開始しましょう!

 


2-1. 教材の選び方

1. 難しすぎない教材を選ぶ

リスニングは聞いて内容が理解できないと意味がありません。初めは充分に聞き取れるレベルの教材からトレーニングを始め、徐々にスピードをアップさせていきましょう。


おすすめは「最低でも8割くらい内容を理解できる」教材から始めることです。「簡単な教材だとリスニング力は身につかない」と思うかもしれませんが、ほとんど理解できる英語を聞くことで、英語の音や表現が習得できるようになります

 

 

2. 色々な国の英語に慣れる

日本の学校ではアメリカ英語が主流で教えられているため、イギリスやオーストラリアの英語を苦手とする人も多いでしょう。教材選びにおいても、意識的にアメリカ以外のスピーカーによる英語を選択することは効果的な練習になります。より多くの人と話せる機会を将来作るためにも、色々な国の英語に慣れておくと良いでしょう!

 


2-2. リスニング学習の頻度や期間

リスニング力は短期間で身につくものではありません。勉強の効果を実感するまでに、最短でも2ヶ月はかかると考えておいた方が無難です。独学の場合にはモチベーションの維持も意識して行うようにしましょう。


また、毎日継続的な学習を行うことで効率よく英語の音に慣れることができます。おすすめは、毎日最低10分程度の学習を行うこと。通勤時や就寝前など時間を決めて学習を進めることで、リスニングをルーティン化できると理想的です!

 

 

3. 早速リスニング学習を始めよう!

 

リスニングの重要性を理解したところで、早速学習を始めていきましょう!

 

今回は、項目別におすすめの勉強方法をご紹介していきます。

 


3-1. 基礎的な単語や文法力をつける

英会話を始める場合にも言えることですが、基礎的な英語力が不足した状態ではリスニング力は身につきません。まずは中学~高校レベルの単語、英文法を復習してみましょう。


教材は実際に使っていた教科書や、本屋さんで購入できる学生向けのもので構いません。その際、単語帳であれば音声つきのものを選ぶようにしましょう。単語は意味だけでなく発音も一緒に覚えることで、リスニング力向上につながります。

 


3-2. ディクテーション&音読を試してみる

ディクテーションとは「聞いた英文を書きおこすこと」を指します。

【ディクテーションで期待できる効果】

・注意深く聞く能力がつく

・自分が聞き取れていない単語が確認できる

一字一句を完璧に聞き取るために、より集中して英語を聞く能力が身につくのがディクテーションのポイントです。また、自分が聞き取れない単語や音を確認して後の学習に活かすこともできます。


音読は、実際に声に出して英語を読んでみるトレーニングです。音読をする際は、自分の音声を録音して後で聞いてみましょう。お手本の音声とどこが違うのかを比較することで、英語の発音やイントネーションの特徴を理解することができます。一旦習得してしまえば、綺麗な発音は英会話でも活かせる武器になりますよ!

 


3-3. 頻出表現に慣れる

リスニング学習の際は、学校では習わないけれどネイティブがよく使う表現を覚えることも非常に大切です。ネイティブが日常で使う表現を覚えておくと、聞いた瞬間に「あれだ!」とすぐに理解できる場面が増えて成長を実感できますよ!

 

 

4. おすすめのリスニング教材・学習サイト

 

最後に、「結局何から手をつけるべきか分からない…」と迷っている人におすすめのリスニング教材をご紹介します

 


4-1. まずは中学レベルの教材から始めてみよう

全くの英語初心者であれば、まずは中学レベルの教材からスタートしてみて下さい。

 

『スーパーステップ 中学英語リスニング』(くもん出版)

引用:https://www.kumonshuppan.com/gakusan/gakusan-syousai-chugaku/?code=58148

 

くもんから出版されているリスニング教材です。中学1年~高校受験までの学習内容に対応しています。問題はテーマ別に収録されており、初めは簡単な単語の聞き取りや写真描写問題などから始まります。基礎からやり直したい人、問題形式の教材に取り組みたい人におすすめです。

 


『ラジオ 基礎英語1~3』(NHK出版)

引用:https://www.nhk-book.co.jp/list/textcategory-09107.html

 

NHKが出版している中学生向けの英語テキストです。内容に応じてレベルも1~3に分かれて出版されています。お値段も500円以下とお手頃なうえ、持ち歩きやすいサイズも魅力的です。音声は番組サイトや携帯用のアプリでも確認出来るので大変便利です!

 


4-2. 無料の動画サイトで楽しみながら英語耳を作ろう

YouTube以外にも、楽しみながらリスニング力をアップ出来る動画サイトがあります。


『engvid』公式サイト

引用:https://www.engvid.com/

 

ネイティブの先生から英語を英語で学べるサイトです。ユニークで経験豊富な講師陣が、工夫を凝らしながら英語のレッスンを提供してくれます。レッスンはレベル別に用意されており、全て無料で視聴が可能です。動画視聴後はクイズに挑戦して理解度を確認することができます。「独学で勉強が続くか心配…」という人におすすめです!

 
 

5. まとめ

 

リスニング力のアップは英語上達への第一歩です。毎日コツコツと学習を積み重ね、どんな場面でも使えるリスニング力を獲得してください

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

「英語が話せたら転職したい職種があるのに……」
「英語が話せるようになりたいけど、そんな時間がない……」
「どの英会話教材に挑戦しても、長続きしない……」

こんなふうに英語学習に行き詰っている方のために、最短60日でネイティブ英語が聞き取れるようになる “とっておきの方法” があります!

 

詳しくはこちら