最短で英語をマスターしたい!4技能それぞれの勉強方法をご紹介!

「英語をマスターしたいけど、どう勉強したらいいかわからない……」

そんな悩みを持っていませんか?

 

英語の勉強法はたくさんありますが、どれが自分に合ったものかわかりませんよね。英語をマスターするのに継続的な学習は必須ですが、効果がでないとやる気を持続させるのは難しいものです。

 

そこで今回は、英語をマスターするためのポイントと、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能それぞれのおすすめ勉強法をご紹介します。

 

勉強法で迷っている方、いつも挫折してしまう方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

1. 英語をマスターするための3つのポイント

英会話

 

英語学習はなかなかすぐには成果がでないもの。そこで英語を学習する前に意識しておくべきことが3つあります。

 

・目標を設定する

・計画を立てる

・モチベーションの持続

 

では詳しく見ていきましょう。

 

 

1-1. 目標を設定する

英語学習において、自分のゴールを設定することはとても重要です。ゴールが違えば、勉強法や必要な勉強時間が変わってくるからです。


例えば海外旅行で困らない英語力を身につけたい方は簡単なフレーズさえ覚えていれば大丈夫ですし、海外留学して友達を作りたい方もそれほど難しい構文や単語は必要ありません。


一方で、英語を仕事で使いたい方やTOEICなどの試験で高得点を狙いたい方は、それに合った勉強法が必須です。日常では使わないビジネスの言い回しやメールの文章、社会人がよく使う専門用語などが必要になってきます。


勉強を始める前に「自分は何のために英語を学習するのか」を明確にしておきましょう。

 

 

1-2. 計画を立てる

英語に限らず、計画を練ることは目標達成に大切なことです。プランなしで勉強しても、時間がかかるだけで勉強の効率は上がりません。


重要なことは、自分が無理せず継続できる計画を立てること。最初はやる気もあって、1日にたくさんの量をこなしたくなってしまいますが、それを長期間続けることは難しいです。


大人は仕事に家事に忙しいモノ。初めの期間は、自分が無理せずどれだけ勉強できるのか確認しながら計画を立てるのがおすすめです。まずは1日10分程度、毎日勉強を続けることを心掛けてみましょう。


ただし、初めから計画を細かく決め過ぎてしまうと、実行できなかったときに自己嫌悪に陥ったり、勉強自体が面倒になってしまったり、ということもあるので、徐々に自分のペースを掴みながら、最適なプランを立てていきましょう。

 

 

1-3. モチベーションの持続

モチベーション維持も英語学習で大切なポイントの1つです。英語学習に挫折してしまう大きな原因がモチベーションの低下。これを防ぐことができれば、英語はどんどん上達していきます。


そこで大事なのが教材選びです。自分が楽しいと思えるテキストやアプリで勉強すると、モチベーションの低下を防ぐことができます。例えば文章が多い教材よりも、イラストや装飾が多いテキストを選んだり、またゲームのような感覚で学べるアプリを利用したりするのもいいかもしれません。


また、一緒に勉強できる友達がいると、お互いに励まし合えるので、モチベーション維持につながります。独学ではなかなか学習を長く継続させるのは難しいものです。

 

周りに英語を勉強している友達がいなければ、SNSを利用するのもおすすめです。

 
 

2. 英語は基礎が重要!リーディングの勉強法

リーディング

 

それではここからは、具体的に4技能の勉強法を見ていきます。まずはリーディングからです。

 

リーディング力を上げる重要なポイントは簡単な文法知識と単語、そして多読です。

以下、さっそくおすすめの勉強方法を見ていきましょう。

 

 

2-1. 簡単な文法知識と単語を覚える

英語のリーディングを勉強するときは、簡単な文法とボキャブラリーをインプットしていくのが重要です。


主語や述語など文型を掴みながら読み進めることで、スムーズに英語が頭に入ってくるようになります。そしてたくさんの単語を知っていれば、憶測で読まずに正しい文章の意味を理解することができます。

 

そして意識してほしいポイントが、文法は中学生レベルを完璧にすることが大切だということ。単語はわからないものから調べて覚えていくしかないですが、文法は難し過ぎることを覚えても、役に立たないことが多いです。高校応用レベルの難しい英文法を勉強するよりも、中学レベルの文法を完璧にすることをおすすめします。


2-2. 多読で大量の英語をインプットする

リーディング力を上げていく上で、おすすめなのが多読です。たくさんの文章に触れることで、語彙力アップにつながります。そして文章の要点や構造が頭で理解できるようになってくるので、リーディングの速度も上がっていきます。


それほど難しい洋書に取り組む必要はありません。初めのうちは6割〜7割程度を理解できる日本人学習者向けの問題集や英語の本を選び、少しずつ難易度を上げていきましょう。慣れてきたら洋画を英語字幕を付けて見るのも良いです。


わからない単語はノートなどにまとめて覚えるようにし、余裕がある方は文章の要点をノートにまとめてみましょう。


本以外にも、長文読解用の英語学習アプリの中には重要語句解説と読解問題が付いているものもあるので、忙しい方はそちらを利用してみるのもおすすめです。

 
 

3. リスニングをマスターするためのおすすめ勉強法

リスニング

 

リスニングは英会話において最も重要な要素です。相手の言っていることがわからなければ、自分がどれだけ話せても会話が成立しません。なので英会話力を身につけたい方は特に力を入れて勉強しましょう。


おすすめの勉強法はこの2つ。

 

・ディクテーション

・シャドーイング


それぞれ詳しく解説してきます。

 

 

3-1. ディクテーション

英語の音声を聞いて文章を書き出していくのがディクテーションです。自分がどの単語を聞き取れないかがよくわかるのでおすすめです。


初めは一度で聞き取ることが難しいので、3〜4回繰り返し聞いて書き取っていきましょう。


ディクテーションを行っていくと、文章の構造が聞きながら意識できるようになります。例えば「前置詞が聞こえたから次にくるのは名詞だな」「 willが聞こえたから未来の話だな」といったふうに次にくる単語や文章を予測できるので、全てを完璧に聞き取れなくても文章の意味が理解できるようになってきます。


ディクテーションは時間がかかりますが、初心者でも着実にリスニング力が向上するおすすめの勉強法です。

 

 

3-2. シャドーイング

シャドーイングは先ほどのディクテーションとは違い、音声に続いて聞こえてきた英語を復唱する勉強法です。


ネイティブ英語の音声スピードについていかなければいけないので、難易度は上がりますが効果は抜群です。自分の聞き取れなかった単語が発見できますし、時間があまりかからないので、短時間でたくさんの英語に触れることができます。


また強調すべき単語やフレーズ、音のつながりや消失といった英語特有の発音が理解できるようになるので、スピーキング力のトレーニングにも効果的です。「単語は知っているけど、発音がわからない」「たくさんの英語を聞きたい」という方におすすめです。

 

 

4. 英語脳を鍛えるスピーキングの勉強法

スピーキング

 

日本人が最も苦手としているスピーキング。効果がなかなかでにくいので、上達するまで時間がかかります。

 

今回は


・日本語で話していることを英語にしてみる

・オンライン英会話を利用する

 

の2つの勉強法について解説していきます。

 

 

4-1. 日本語で話していることを英語にしてみる

「英会話ができる」というのはどのような状態なのでしょうか? その答えの1つが「日本語でいつも話していることが英語でも話せる」ということです。私たちが日常で話していることを英語で話せれば、英会話ができるといってもいいのではないでしょうか。


そこでおすすめしたいのが「普段の日本語の会話を英語に翻訳してみる」という勉強法です。日常の生活で口にする日本語を、英語にできるか考えてみてください。口に出すのは難しくても、頭の中で考えることなら簡単です。


もし英語にできなかったら辞書やネットを使って調べてみましょう。「昨日英語にできなかったフレーズが今日は話せる」というサイクルを繰り返してくうちに、普段の会話が徐々に英語で話せるようになっていきます。無料かつ最短で日常英会話を身につけられるおすすめの勉強法です。

 

4-2. オンライン英会話を利用する

英語はインプットだけでなくアウトプットも重要です。そこでおすすめなのがオンライン英会話。自宅にいながら英語のレッスンが受けられるので、わざわざ英会話スクールに行く必要がありません。


またマンツーマンでネイティブと話せる機会を持てるのも特徴の1つ。よく使われるフレーズや正確な発音を学べるのでリスニングの練習にもなります。


注意してほしいポイントは、聞き役に回らないこと。英語に自信がないとついつい相手の話を聞くばかりになってしまい、アウトプットが十分にできません。


オンライン英会話のメリットは自分の英語の使い方や発音が正しいかをネイティブにチェックしてもらえることなので、「自分がレッスンの8割以上の時間を話す」くらいの意識を持つことが大切です。

 
 

5. ライティングをマスターするための勉強法

ライティング

 

ライティングは学校でもなかなか勉強する機会がないので、どうやって学習していけばいいのかわかりませんよね。

 

今回はこの2つのポイントを説明します。


・英作文の型を覚える

・よく使う短い文章をストックしておく

 

 

5-1. 英作文の型を覚える

英作文やエッセイはある程度決まった型があります。例えば問題を提議する文章では「イントロダクション→意見→まとめ」といった流れがあったり、意見の中にも「主張→根拠→例示→主張」などのような決まったロジックがあったりします。


その流れを頭に入れてしまえば、ライティングは意外とサラッと書けてしまうものです。

 

ただし、単語や文法の知識がないと「日本語では言えるけど英語ではできない」というふうになってしまうので、ボキャブラリーと文法の勉強はしておきましょう。

 

 

5-2. よく使うフレーズをストックしておく

ライティングはよく使われるフレーズや単語が数多くありあます。「I agree with 〜」や「because of 〜」のように、意見を言うときはこのフレーズを、理由を述べるときはこの単語を使うというのがある程度決まっています。


頻出のフレーズや単語を習得しておけば、長い文章も迷わず書くことが可能になります。また自分の中で「イントロダクションのときはこう書いて始める」「まとめに入るときはこの単語を使う」というように決めておけば、時間短縮にもなります。


ライティングは自分で英文を作るので、難しいと思われがちですがこのコツを押さえておけば、簡単に上達します。よく使うフレーズや単語をストックしておき、自分が書きたいことを的確に表現できるようにしておきましょう。

 

 

6. まとめ

 まとめ

 

英語の勉強法はそれぞれの分野で違いますが、相互にいい影響を与えます。リスニングが上達すればリーディング能力も少しずつ上がっていったり、ライティングのコツがわかるとスピーキングもこなせるようになったりします。なので自分の得意な分野から始めていくのがおすすめです。

英語をマスターする最大の近道は、たくさんの英語に毎日継続的に触れることです。今回紹介した勉強法の中で、1つでも興味があれば、実践してみてくださいね。

  
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