「英語をマスターしたい!」と思っている方へ。
思い立ったが吉日です。
インターネットやアプリを活用すれば、今すぐに、日本にいながらにして英語を学ぶことができます。
海外留学や英会話教室、高価な教材の購入を検討している方もいるかもしれませんが、それ以外にも家にいながら英語を学ぶ方法はたくさんあります。インターネットが普及した今、もはや英会話はお金のかかる習い事の一つではなくなりました。
身近なコンテンツやツールが、あなたの英語学習の心強い味方になります。
そこで今回は、自宅で簡単に効率よく英語を学ぶ方法をご紹介いたします。
Contents
1. オンライン英会話を使ってリアルな英語を学ぶ
自宅にいながら、効果的な学習をしたいのであれば、オンライン英会話が最もおすすめです。通学式の英会話よりも価格が安いですし、スマートフォンやPCのアプリやSkypeを通して気軽にレッスンを受けられるのが何よりも魅力です。
普通に生活しているだけでは中々英語をアウトプットする機会を得るのが難しいですが、オンライン英会話があれば、自宅にいながら英語を毎日アウトプットする機会を作ることができます。
オンラインレッスンの授業料は、24時間365日受講し放題の月額固定のプランを提供している会社を比較すると、おおよそ月額5,000円前後。さらに2~7回程度は無料で体験できるので、受講前に体験して自分にあったサービスを探すことができます。
おすすめは、豊富な教材をそろえているサービスです。
日常英会話の学習はもちろん、ビジネス英会話から、英検2次試験対策講座、TOEIC対策講座まで、幅広い教材をネイティブ講師と一緒に行えるサービスもあるので、英会話力を上げながら、資格試験に必須の表現や語彙を習うことができます。他にも、フリートーク形式で、自由にネイティブスピーカーと話せるサービスもあります。
基礎的な文法力や語彙力を身に付けたい英会話初心者の方でも、基本的表現のアウトプット力の向上を目指している中級~上級レベルの人でも、レベルに合わせた豊富な教材が用意されていれば、効率よくさまざまな表現やフレーズを身に付けることができます。
2. 日記を書く
「三日坊主の私が英語で日記を書くなんて無理!」と思われるかもしれませんが、ノートに書く必要はありません。
スマートフォンやタブレット、パソコンのメモ機能に書いていきましょう。 自分の言いたいことを書くことで、新しい表現を自然に覚えることができます。例文が豊富な辞書アプリ「英辞郎」などを活用すると、自分の思いつく表現以外にもさまざまな単語が使えることに気づくでしょう。
また、難しい単語を使わなくても中学校のときに習ったような簡単な単語を組み合わせれば、いろいろな表現ができることもわかるので、日記を書きながら、難しい表現を簡単に言い換える力も身に付けることができます。
非ネイティブの私たちが英語でコミュニケーションを取ろうと思ったときに非常に大切なのが、知っている表現をうまく組み合わせて、伝えたいことを伝えるという事です。
知らない表現を無理やり頭の中から絞り出そうとしても、なかなか出てきません。そうではなく、簡単な英語で言いたいことを伝えられるように練習することが大切です。
さらにおすすめは、無料のチェックツールを活用することです。日記は一人で続けているとスペルミスや文法の誤りに気づかないものです。
よく使われているものとして、例えば「Grammarly」や「Ginger」などの文法チェックサービスは基本的な機能は無料で使えます。読みやすい文章にするために、不要な語は削除するようアドバイスしてくれるなど機能が充実しています。
有料版では文章の目的に応じたより適切な表現を提案してくれる機能もあります。日記を書くなら、このような文法チェックサービスをあわせて活用することをおすすめします。
また、書いた日記をSNS等に投稿してネイティブにチェックしてもらうのも一つの手です。
3. YouTubeや映画、ラジオで楽しく学ぶ
机に向かって勉強する時間を確保することがなかなかできないという方は、通勤時間にYouTubeや映画、ラジオで英語に触れる時間を設けることから始めましょう。
英語は聞くだけではなかなか上達しませんので、聞いて、声に出して、書くという一連の流れをできるだけ取り入れてほしいのですが、そこまでの時間は確保できないという方は、このような勉強を取り入れるのも一つ手でしょう。
例えば映画を利用して勉強するのであれば、好きな洋画を見るのが一番です。しかし、初心者が見るには難易度が高めのものもあります。
簡単な表現を手っ取り早く学びたいなら、ディズニーなどの子供向けの映画がおすすめです。ストーリーがわかっているものを選ぶと英語表現に集中しやすいです。英語の音声を聞きながら、英語の字幕を見るようにしましょう。
ほかにも「TED」などの無料動画、著名人のスピーチを集めた音声付きの教材もおすすめです。
また、NHKラジオ英語講座はほとんどの講座が1日あたり15分程度にまとめられたコンパクトな教材で、幅広いレベルの方におすすめです。
最近のラジオ講座のテキストを見られたことはありますか? ストーリーがドラマ仕立てのものも多く、話の展開を楽しみながら学べるように工夫されています。
多数の講座が現在放送中なので自分のレベルに合った講座を探してみましょう。ラジオを聞き直したい場合は、音声CDが販売されているので、CDを通して聞き直すことが可能ですし、聞き逃してしまった場合は、Webサイトから一定期間ストリーミング再生することができる点も、ラジオ英会話の良いところです。
4. 興味のあることについて英語の記事を読む
英語の記事を読む習慣を付けることで、英語に触れる量が圧倒的に増えていきます。英語の記事と聞くと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、新聞やニュースサイト以外にも身近なテーマを扱った読みやすい記事がインターネット上には多数存在します。
例えば、自分の好きな音楽、アーティスト、観光地など何でも良いので、英語の単語にして、Wikipediaで調べてみてください。Wikipediaは不完全な情報も多く含まれていますが、英語の記事に触れる最初の一歩として、気軽に楽しんでみてください。
また、Wikipediaに限らず、好きなアーティスト、好きなブランド、好きなサッカーチームなどを英語で検索することで多くの情報を楽しむことができます。
自分の好きなものを通して英語を学んだ方が、学習へのモチベーションに繋がりますし、英語をより吸収しやすくなるでしょう。
さらに、学習者向けの英字新聞「The Japan Times Alpha」、「Asahi Weekly」、「Mainichi Weekly」もおすすめです。定期購読なら、1紙あたり300円前後とお手頃な価格ですし、Web版を通勤時間に読むこともできます。
週刊なので、1週間かけて好きな記事だけピックアップして読んでも構いません。英語の勉強に活用できる映画の表現解説やコラム、Webサイトで記事の音声が聞けるなど、英語の上達につながるコンテンツが豊富にそろっています。
無料で英語の記事が読めるアプリも活用できます。
例えば「Polyglots」は、読む速度を設定できるほか、辞書を引かなくてもテキスト中の単語をクリックすれば意味が表示され、調べた単語は自分だけの単語帳に登録できるなど、学びをサポートするツールが充実しています。
英文記事の内容も経済や政治に限らず、ファッション、ペット、グルメなど幅広いので好きなものを選んで読むことができます。
5. 【まとめ】毎日コツコツ積み重ねる
英語を習得するための秘訣は、毎日続けられることを少しずつ取り入れることです。
ただ英語を聞いていれば上達するということではないので、音読を含め、表現を声に出す練習や表現を書くトレーニングもバランスよく取り入れていきましょう。
これまでご紹介した内容を1日の中で取り入れやすい時間に少しずつ始めましょう。
「朝の通勤時間はラジオ講座や動画を活用したリスニング、アプリを使ったリーディングを中心に行い、家では日記を書くなどのライティングを行う」のように、アプリや添削サービスも活用しながら、自分に合った勉強のリズムを作っていきましょう。
また、この記事ではほとんど紹介しませんでしたが、本や参考書を使った英語学習も継続するようにしましょう。
上で紹介した学習方法と参考書を使った学習を組み合わせることで、効率的な英語学習ができるでしょう。