時間もお金も損をしない!英語教材の選び方と勉強法

英語の教材選びに膨大なお金と時間をかけていませんか?

英語の教材は目的も価格もターゲットもさまざまです。

書店はもちろんAmazonや各社のオンラインストアでも購入できるため、多くの中から自分に合った教材を探すのは至難の業です

CDが付いているのにうまく活用できなかった、独学では英語を話すトレーニングが難しく効果が実感できなかった、ビジネスにすぐ活かせる英語教材がなかなか見つからず、いくつも教材を買い込んでしまったというような経験があるのではないでしょうか。

 

インターネットでの評判、書店での評価や売れ筋ランキングを比較することもできますが、人気の教材が必ずしも自分に合うとは限りません。

TOEICのような試験は常に傾向が変化しているため、新しい対策本や教材が次々と発刊されていますが、新しい教材が役に立つとも限りません。

意外と中古のものや無料の動画でも十分対応できることもあります。

 

目的に応じた英語教材を無駄なく選び、効果が出やすい勉強法と組み合わせることで効率よく勉強を進めましょう。

ということで今回は、いくつかのジャンルに分けて、英語教材選びのポイントと勉強法をご紹介します。

 
 

1. TOEIC教材の選び方

TOEIC
 
英語教材の中でもTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC)の対策本は圧倒的に多いです。選び方のポイントを3つに絞ってご紹介します。


(1) 公式本は要チェック

公式問題集

引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_05.html

 

最初にチェックしておきたいのが『公式TOEIC Listening & Reading問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)です。公式問題集はTOEICの本番のテストを作っているETSが作った模試問題集です。

2019年6月に最新刊『公式TOEIC Listening & Reading問題集5』が発刊されています。いろいろな教材を試した方でも持っていないことがあるのですが、どんなレベルの方でも公式問題集の最新刊は持っておくことをおすすめします。

おすすめポイントは解説が充実している点と辞書を引かなくても押さえるべき単語や表現などがリストアップされているので復習に活用しやすい点です。

また、『TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック』も要チェック。実際にTOEIC本番のテスト中で使われた例文を使って単語や表現を覚えられます。

30代以上の方だと、昔の公式問題集のイメージがあり解説がしっかりしていないのではと思われるかもしれませんが、最新の公式問題集は、なぜこの選択肢が正解でそれ以外が不正解なのか、文法の説明も含め解説が充実していて、音声もダウンロードできるなど学習に活用しやすいように工夫されています。

さまざまな教材を試す前に公式本は必ずチェックしましょう。公式本は自分の英語力と関係なく学習に活用できる要素が多いので買って損はありません。



(2) 併用してほしい毎日使う教材

意外に思われるかもしれませんが、毎日使う教材はTOEIC対策に特化している必要はありません。

 

毎日続ける主な目的は、英語の音に慣れることと単語や表現を一つでも多く定着させること。

おすすめはNHKのラジオ講座学習者向けの英字新聞(The Japan Times AlphaやMainichi Weekly)、アルクが出しているEnglish Journalなどです。

ラジオ講座は1日15分で完結するものが多いです。受講する講座は、日常英会話の講座でもビジネス英語の講座でも構いません。Web上で受験できるレベルチェックテストがあるので自分に合った講座と教材を選びましょう。

英字新聞やEnglish Journalなどの月刊誌は図書館で閲覧できることが多いので、購入を迷っている場合は一旦図書館で閲覧してみるのをおすすめします。

また、英字新聞は見本を取り寄せることもできます。

「英語の記事ってTOEICに役立つの?」と思われたかもしれませんが、学習者向けの記事や月刊誌は最近の話題やニュースで使われている表現の解説やコラム、文法解説やTOEICの練習問題など企画が充実しています。

「音声を聞いて、声に出して、書いてみる」という学習は英語上達の基本。英文は1日1記事と決めて、そこに使われている表現や単語を覚えたり、音声をインターネットから聞いたりするのもよい勉強になりますし、リピーティングやシャドーイングに活用できる素材を活用してみるのもよいトレーニングになるでしょう。



(3) 「広く→狭く」対策を

TOEICの対策でやってしまいがちなのが、いきなりスコア別のリスニング対策本を解いたり単語の暗記に終始したりする勉強法です。

 

それらも必要ではあるのですが、指定の時間内で問題を解くためには、常にどこに弱点があるのかを確認しながら学習を進めることをおすすめします。具体的には以下のステップで学習を進めるのがおすすめです。

 
①一通り公式問題集などで本番形式の問題を解く
 
②答え合わせをして解説を読む
 
③文法、単語や表現をチェック
 

④間違えた問題や、聞き取れなかった(読めなかった)英文の確認

 
公式問題集を解き終わったら以下の点に注意しながら、復習を進めます。
 
・そもそも知らない単語が多すぎて内容が理解できなかった→単語力アップを
 
・リーディングにおいて時間をかければ内容がわかる→英語の多読を取り入れた対策を
 
・時間をかけても文法や単語がわからずに理解できない→文法理解、単語力アップを
 

このように復習を進めることで、自分の弱点がわかったら、Part別の問題集やTOEIC受験のテクニックを紹介した本に取り組んでみましょう。

教材を選ぶ際はAmazonのランキングやレビューを見ることも大切ですが、実際に本屋に行って、本を手に取って、やりたいと思えるかどうかを判断するようにしましょう。

注意したいポイントは、文法でも英単語の暗記でも長文読解でも、ただ問題を解くだけではなくTOEICで実際に使われている表現やフレーズをインプットできる工夫がなされている教材であるかどうかです。

さらに試験本番までにゆとりがある人は英語の音に慣れる対策(ただのリスニングだけでなく、シャドーイングやディクテーションの教材)、長文の多読の教材(無料で英文が読めるアプリもあります)に着手をしましょう。

 

いきなり個別の対策をするのではなく、本番形式の問題を解いたうえで今の自分の英語力を確認して教材選びをするのが基本です。
 
 

2. オンライン英会話の選び方

オンライン英会話

 

英会話教室とは違って好きな時間に学習できるオンライン英会話。

Skypeや専用の通信ツールを使ってネイティブスピーカーと話す中でリスニング力を鍛えたり表現を学んだりすることができます。

留学や英会話教室に通うより低コストで済みますし、毎日欠かさずレッスンを受けることで1回のレッスン料が100~300円になるので、格安と言い切ってしまっていいサービスでしょう。

日常英会話講座、大人向けのビジネス英語、TOEIC対策、子供向けの歌やゲームを取り入れたコースなど、幅広いユーザーのニーズに対応したサービスが多数あります。

それではここからは、オンライン英会話の選び方のポイントを2つご紹介します。



①教材や課題が自分の目標にあっているか

オンライン英会話のレッスンでは独自で開発している教材やテキストを提供していることが多いです。

ただ英語を話すだけなら無料のアプリでも可能ですが、豊富な教材を利用できる点がオンライン英会話の利点です。

教材が一部公開されているのであればそれを閲覧して、自分の目標にあった内容かどうかをよくチェックしてください。

例文が日常会話ベースかビジネスベースかで、英語の表現方法も変わってきます。自分の想定しているシーンで活用できる表現をたくさん学べる授業を行っているサービスを選ぶとよいでしょう。



②学習のペース管理がしやすいか

オンライン英会話は英会話教室に通う場合と比べて、学習の進捗具合を自己管理する必要があります。

講座の進捗状況はシステム上で自動管理されていても、つまずいたところをもう一度復習したいなどの希望があった場合に対応してもらえるかが重要です。予定より進度が遅くなったときにどんなサポートが受けられるかなど、継続した学習をサポートできる仕組みがあるかどうか要チェックです。

ここまで2つオンライン英会話を選ぶときのポイントを述べてきましたが、口コミやランキングサイトをチェックしてみることも重要です。また、無料体験レッスンを提供しているところがほとんどですので、実際に体験して比較してみてください。

 

 

3. YouTubなどで無料で英語を勉強する方法とおすすめ動画チャンネル

YouTube

 

音声を中心にした学習にはYouTubeも十分活用できます。スマホやタブレットなどにアプリをダウンロードすれば無料で視聴できるので、通勤の時間を活用して英語の音に慣れるための勉強を取り入れてみるのもいいですよ。

満員電車の中でリーディング対策は大変という方でも音声を聞くだけなら無理なく続けられると思います。

おすすめのチャンネルの一つがTED

内容は政治や経済、社会問題などの堅いものから、おもしろい発想や考え方、○○をするコツなど幅広いのが特徴です。

日本語の翻訳が付いている動画も多いため初心者でも活用しやすいです。

また、子供向けのYouTubeの英語学習チャンネルとしては、Teen Kids Newsもおすすめです。使われている英語がそれほど難しくなく、親しみやすいトピックの動画が多いため英語の音に慣れる練習になります。

他にもYouTubeチャンネル「あいうえおフォニックス」では、小学生くらいの子供から大人まで、日本人が苦手とする英語の発音を無料でわかりやすく学ぶことができます。

 

英会話教室に通わなくても自宅で気軽に始められるので、小学校での英語教育が必修化となった今、子供の英語に対する苦手意識をなくし、英語学習に取り組むきっかけ作りとして役に立ちます。

 

 

4. 映画やドラマ、アニメで勉強する方法

映画

 

映画やドラマ、アニメも英語学習に活用できます。

DVDなら日本語字幕か英語字幕かを選択したり、再生速度を変えることもできます。NetflixやHuluなどのビデオオンデマンドサービスも英語字幕を表示できる作品が多いため英語学習にうってつけです。

海外の幼児や小学生向けの映画やアニメであれば、英語初心者の方でも映像を見て状況がわかるため、英語が理解しきれなくても簡単にストーリーを想像できるため、楽しく英語の勉強ができます。

 

「子供向けの映画やアニメで勉強になるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、中学生レベルの文法や表現の知識で理解できる子供向けの映画やアニメでも、これらを見ているだけで英語に触れる量自体が大幅に増えるので、英語力を底上げするよいトレーニングになります。

ディズニーなどの有名作品であればすでに日本語で何度も見たことがあるというものも多いのではないでしょうか。すでに内容がわかっているものを英語で見てみると、映画を楽しみつつ英語学習をすることができます。

また、中学生や高校生が普段の勉強の息抜きに、簡単な映画やドラマ、アニメ作品を英語で見てみるのも、リスニングのよいトレーニングになるのでおすすめです。

ただ注意していただきたいこともあります。それは「英語の基礎がまだほとんどできていない人が、英語字幕なしで映画やドラマ、アニメを英語で見ても、学習の成果は上がらない」ということです。聞き取れない英語をいくら聞き流しても雑音を聞いているのとほとんど変わりません。これは聞き流すだけのCD教材にも言えることなので要注意です。

 

 

5. 【まとめ】英語教材を正しく選んで英語力アップ

英語教材

 

英語の教材は目的も価格もさまざまですが、選び方のポイントを押さえて自分に合ったものを見つけましょう。

TOEIC教材は公式本のチェックを忘れないこと、そして自分のレベルを確認しながら「広く→狭く」の対策を意識して弱点に効く教材を選びましょう。

オンライン英会話は教材と学習のペース管理がポイント。自分の目標や目的にあった講座を受講して「そのまま使える表現」を身に付けるのが近道です。

どのサービスを選ぶかはランキングサイトや口コミを参考にするのはもちろん、無料体験を受けてさまざまなサービスを比較することから始めてみましょう。

またYouTubeや映画のDVD、ビデオオンデマンドサービスなどもリスニング対策に活用できます。

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