【中学生から大人まで】英語の文法を身に付けるのにおすすめの教材6選

「英文法の勉強って難しい用語ばかりでやる気にならない!」
「実際に会話の場面で英文法が役に立つとは思えない」

そうお考えではないですか? でも、英文法はいわゆる英語という言語のルールです。英文法の理解なくして、英語の習得はありえません。

 

英語初心者の方で英語を習得したいと考えているのであれば、教材を通して英文法をきっちり学ぶことから始めるのをおすすめします。

ということで今回は、約20年間多数の英語教材を制作してきたメディアビーコン編集部がおすすめの英文法学習教材をご紹介していきます。

 

これからご紹介する教材を活用して、英文法への苦手意識を払拭しましょう。

 

 

1. そもそもなぜ英文法を勉強する必要があるのか?

 

最近、英語のノンネイティブスピーカーの知人に新しく始めた仕事について報告したところWhat is your interested new work?と聞かれて、意味が理解できなかったことがありました。

話の流れから判断すると、彼の意図はHow is your new job?(新しい仕事はどう?)とかDo you enjoy your new job?(新しい仕事は楽しい?)だったのですが、使われている単語はわかっていて発音が聞き取れていても、文法が誤っていると意味がスムーズに理解できないことは少なくありません。

つまり、文法なくしては、伝えたいことが正確に伝えられないということです。

 

英単語だけ言っても何かを依頼しているのか、尋ねたいことがあるのか、あるいは主張したいことがあるのかはわからないままです。英語が話せるというのはやはり正確な文法を使いこなせてこそなのです。

英文法は英単語を共通のルールでつなぎ、話し手の言いたいことを正確に伝える機能があり、なくてはならないものです。

 

ですから、文法を正しく理解して使えることは自分の表現したいことを正しく相手に伝え、相手の言いたいことを正しく理解するための第一条件です。

英文法の勉強は、英語学習においてなくてはならないものなのです。

 

それではここからは、具体的にどんな教材を使って勉強していけば良いかを見ていきましょう。

 

 

2.『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)

引用:https://hon.gakken.jp/book/1130339300

 

Amazonの英語参考書売れ筋ランキングで常に上位にランクインしている人気の教材です。

中学校英語で習う文法の基本中の基本、礎の基礎とも呼ぶべき内容を短時間で復習する本です。

英語の基礎力を強化したい人、高校以来長年英語から離れていて英語の勉強をやり直したい人、高校に入る前にもう一度中学英語を復習したい人、TOEICのスコアで言うなら450点未満の方に特におすすめします。

英文法の学習を早めに始めておきたい小学生や、まさに今、中学英文法を学習中だという中学生にもおすすめできる1冊です。

 

また、音読用のCDが付いており、練習問題の文章を「聞く→話す」という練習を何度も繰り返すことで、英会話力を鍛えることが可能です。

 

さらに、何度も音読した英文の音声を繰り返し聞くことで、中学英語の基礎を徹底的に体に染み込ませましょう。

YouTubeでこの教材の解説動画が配信されていますので、買う前にチェックするとレベルやおおよその内容がわかります。

 

基本的な内容ばかりですが、スピーキングやライティングでは意外と正しい文法を使えていない人も多いので活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

3.『一億人の英文法』(東進ブックス)

引用:http://www.toshin.com/books/archives/2013/03/post_210.html

 

『一億人の英文法』の特長は、難解な文法事項を、難しい文法用語で説明しようとするのではなく、どういう状況で使うのかがわかりやすく解説されてるというところです。

 

まさに、英語で会話ができるようになるための文法書といえる1冊です。海外旅行などを見据えて勉強をしている方にも読んでいただきたい文法書です。

ネイティブスピーカーの感覚に迫る著書の多い大西泰斗先生ならではの例文ばかりで、声に出して読むだけでも英語特有のリズムやその文法を使うときの状況が身に付きます。

 

ただ、従来の文法解説に慣れている人には少々斬新に感じられるかもしれません。少なくとも中学校の英文法は理解できていることが前提ですが、中学までは英語が得意だったけれども、高校に入ってから英文法の勉強に煩わしさを感じ出したという高校生が、基礎英文法を身に付けるのにおすすめです。

ちなみにこの『一億人の英文法』は、他にもCDブックや問題集も出版されています。CDブックの音声は東進ブックスStoreのアプリからもダウンロードできます。

アプリでは音声の他に並び替え問題に挑戦したり、本と同じボリュームの文法解説を読んだりすることができるため、通勤・通学時間などの隙間時間に文法の学習をしたい方はアプリでの学習もおすすめします。

 

 

4.『総合英語Evergreen 』(いいずな書店)

引用:https://www.iizuna-shoten.com/book/sub_english/overall-english-evergreen/

 

超ロングセラー教材「総合英語Forest」の実質的な後継参考書です。センター試験(2019年度で廃止、以降大学入学共通テストへ)を受験する高校生が習得すべき文法でこれに載っていないものないといっていいほど。

問題集というよりも、わからない文法に出会ったときに解説を読むようにして、辞書的に使うと便利です。基礎から応用まで幅広くカバーしているので、中学生の文法をマスターした初心者から上級者まで使うことができます。

 

 

5.『English Grammar in Use Book』(Cambridge University Press)

引用:https://cambridge-university-press.jp/material/giu_br/

 

いきなりですが、英英辞典を使ったことがありますか?

英語の単語の意味が英語で書かれているのですが、中級以上のレベルの方なら英和辞典よりもわかりやすく感じられることがあります。

外国語の単語の意味を一度日本語に置き換えることで、かえって本来の意味を理解しにくくなるということが実はよくあります。

前置きが長くなりましたが、English Grammar in Use Bookは中級者以上の方向けの文法学習書で日本語表記は一切なく、英語の文法が英語で解説されています。

同じシリーズには初心者向けのEssential Grammar in Use、上級者向けのAdvanced Grammar in Useがあります。自分のレベルに合わせてどれを購入するのかを決めましょう。(どれもすべて英語で英文法を解説しているため、少なくとも高校基礎レベルの英文法知識を有している方に取り組んでいただきたいシリーズです)

本書の特徴はどんな状況でその文法を使うのがふさわしいのかを、イラストでわかりやすく解説してあるところです。

日本の出版社の文法書や問題集で勉強していると、どうしても日本語の解説を読んでいる時間の方が長くなってしまい、難解な文法用語などの知識ばかりにとらわれ、肝心な英会話が全く身に付いていないということもしばしばあります。

 

English Grammar in Use Bookを使えば、英語を英語で勉強することができるため、本当の英語力が身に付けることが可能になります。

日本語の文法解説に慣れていると学習に取り入れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、目次を手掛かりに、気になる文法項目のページを見るようにすると使い方のコツが掴めます。公式サイトからサンプルがダウンロードできるので購入前に是非チェックしてみてください。

 

 

6.『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(アスク出版)

引用:https://www.ask-books.com/978-4-86639-083-3/

 

TOEICの文法対策書の中で常に売れ筋ランキング上位に位置しているのがこの『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』です。TOEICのPart 5に絞った文法問題1000問以上をひたすら解きながら、Part 6を含め文法問題で早く正確に解くためのコツを学ぶことができます。

TOEICではリスニングと比べてリーディングは時間配分が難しいものです。

本書によれば、Part 7の長文にあてる時間などを考慮するとPart 5にかける時間は10分。短時間で答えを導くためには傾向を掴んでおくことが必要なので、本書の問題をひたすら解いていくことで頻出問題の傾向を知りましょう。

 

ただし、最低限基礎的な英文法知識を持っていなけらば、1000問もの文法問題をすべて解き切るのは難しいでしょう。目安としては最低でもTOEIC 500点くらいの点数が必要です。

知らない単語やフレーズでも、その単語や穴埋めする場所の特徴をおさえておけば、単語や文章の意味を想像して正解を導けるようなコツも紹介されています。

また、音声をスマホにダウンロードできるので、通勤中にも聞いて勉強に活用できます。ゆとりのある人は発音を聞いてリピーティングすると英会話の定着にも役立ちます。

 

何度も取り組んで、得点アップと文法力アップ両方を目指しましょう。

 

7.『TOEIC L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』(アルク)

引用:https://ec.alc.co.jp/book/7017060/

 

TOEICスコア500点未満の初級者の方が、文法を学ぶのに使いやすいのがこの1冊。TOEIC対策の英文法問題集でありながら、中学レベルの英文法知識を簡単に勉強しなおすことができます。

他のTOEIC文法参考書と比較しても、価格が安く手軽に英文法を学べる1冊です。

TOEICのPart 5の問題は、英語の単語の意味だけ知っていても解けないことが実は多いです。

逆に言うと品詞さえわかれば解ける問題もよくあります。頻出問題から選りすぐりの例題を使ったレッスンで、TOEICの得点アップに確実につながる基本的な文法事項、英単語や表現を習得して、TOEICスコアアップを目指しましょう。

この教材も音声がダウンロードできるので、声に出して繰り返すトレーニングを行ってください。英会話の勉強にも役立つ1冊です。

 

 

8.【まとめ】英語教材のおすすめの活用方法

英文法は暗記するものと思われがちですが、その文法を使うときの状況の具体的なイメージや例文を示されると案外スッと頭に入ってくるものです。

今回紹介した文法の教材はどれも定着しやすい工夫がなされているものばかりです。不安な方はまずは中学レベルの英文法を学べる『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』か『TOEIC L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』から始めてみるのが良いでしょう。

音声が付いているので、その例文を繰り返し声に出して実際に使うイメージを持つと一層早く定着します。

どんなに優れた教材も一通り読んだだけではなかなか理解できないこともあります。繰り返し読んで聞いて、2回以上はその教材を使うのも上達のポイントです。

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