短期集中で英語学習!〜おすすめの方法5選〜

「就職活動や転職活動を成功させるためにTOEICの点数が欲しい!」
「数か月後に海外旅行に行くから、今すぐ英語ができるようになりたい!」
こんな風に短期集中で英語力を上げたい大学生や社会人の方はたくさんいらっしゃいます。

「英語力は一朝一夕で身につくものではありません。」とよく言われますが、方法次第で日常生活を送れるレベルの英会話であれば短期集中で身につけることはできますし、TOEICの点数を数か月で200点、300点上げることも可能です。

大切なことは目標を立てたら、短期集中正しい方向性の学習を続けるということです。そこで、この記事では短期集中で英語力を飛躍的に上昇させるための方法を解説していきます。

 

 

1. 初心者向け!ラジオ英語で勉強の習慣化

ラジオ

 

あまり費用をかけず、英語力を伸ばしたい場合はNHKの英語ラジオ講座を受講することをおすすめします。

「でも、ラジオ講座って短期集中で英語力を伸ばすのに向いてるの?」そう思ったあなた。NHKの英語ラジオ講座の公式ページを見に行ってみてください。NHKの英語ラジオはなんと13もの番組を放送中なんです。
※2019年7月現在

レベルや年代の対象も幅広く、中学校の基礎英語からビジネスで使える英会話表現まで、幅広い講座が用意されています。放送頻度としては、毎日のものから週に1度のものまでさまざまです。これらの講座を組み合わせて学ぶことで、英会話表現の定着が早くなります。すべての番組を聞くのは難しいかもしれませんが、毎日一回どれかの番組を聞くようにして、英語に触れる量を増やすようにしましょう。

また、万が一聞き逃してしまった箇所や再度復習したいと思った回がある場合は、公式サイトのストリーミングサービスを使うことで、もう一度ラジオを聞くことができるのも、NHKラジオ講座の便利な点として挙げられます。

聞いているだけでも学べることは多いのですが、やはり専用のテキスト(大抵の書店の語学学習コーナーで販売されています)と併せて学習する方が効果的です。一冊1000円以下のものがほとんどですし、例文の暗記やフレーズ・発音等の復習をしたり、繰り返し発話してトレーニングしたりする際にも、手元にあると便利です。

 

 

2. TOEICなどの資格試験対策の定番!書籍で勉強!

本

 

東京オリンピックの開催も近づき、英語力向上に意識が向けられることが多くなった昨今、書店にはあらゆるタイプの英会話トレーニング本、資格対策本、英語学習のメソッドを紹介する本が並ぶようになりました。本当に種類が豊富なのでどれから手をつけていこうか迷うかもしれませんが、ご自身の目的に合わせてチョイスしていきましょう。

ここでは一例としてTOEIC対策におすすめの本と、英会話学習におすすめの本をご紹介します。

 

 

TOEIC対策におすすめの本

まず、TOEICを受験する方は、やはり『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)を購入することを強くおすすめします。たしかに、公式問題集以外にも、問題の進め方のコツや詳しい解説が載った本がたくさん並んでおり、そういった本を1冊読み終えてみると「なんだかいける気がする!」「今回はきっと高得点が取れる気がする!」という錯覚に陥ることがあります。しかし、一番大切なのはそのメソッドを使って実際たくさんの問題を解いて実践的なトレーニングを積むことです。実際の問題形式で本番に出題される問題に近いレベルのものをとにかく多くこなすことで、時間配分や自分の苦手なパート等が明確になってきます。

そして公式問題集を解いた上で自分のウィークポイントを分析したら、実際にTOEIC対策本に取り組んでみるのが良いでしょう。例えば、文法が根本的に理解できていないといった場合は、一通りの英文法のまとめが載ったものを1冊用意すると良いでしょう。大学受験生向けの文法参考書であれば文型などの必要最低限の英文法に加え、細かい解説や豊富な例文も載っているのでおすすめです。

 

他にも、リスニング音声に全くついていけないのであれば、リスニング対策用のTOEIC参考書を買ってみましょう。TOEICのリスニングには、特定のテクニックさえ押さえておけば、全てを聞き取れなくても解けてしまう問題がいくつか含まれています。そういったTOEIC受験用のスキルなどを身につけられる点で、TOEIC対策本は非常に有益です。

とにかくまずは本番形式の問題を解いて目標点と現在の実力の差を知り、苦手分野の克服に向けて集中的な対策を行なっていくのが良いでしょう。

 

英会話習得におすすめの本

英会話の習得を、本での勉強を通して目指すのであれば、まずは英語の勉強方法を書いた本を1冊読んでみることをおすすめします。なんの方針も立てずに、ひたすら単語やフレーズを覚えても時間を浪費するだけになってしまいます。

そして、私がおすすめする本が『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』(文響社)です。まずはこの本を読んで英会話を勉強する上での基本方針を頭に入れましょう。日本人が学校教育を受ける中で、勘違いしてきた英語の勉強方法の間違いを明確に示してくれます。この本を1冊読んでから、オンライン英会話教室やマンツーマンの通学式英会話教室などでレッスンを受けると、より効果的にレッスンを受けることができるでしょう。

 

 

3. 24時間いつでもどこでも話せる?オンライン英会話

英会話

 

英語をアウトプットする力を一気に引き上げたい時におすすめなのがオンライン英会話です。

オンライン英会話の最大の利点は、留学に行ったり通学型の英会話スクールに通ったりするのに比べて料金が安いということです。どのオンライン英会話サービスも月5000円~7000円のサービスとなっています。また、わざわざ教室まで通う必要もないため、交通費や時間も節約することができます。

オンライン英会話の中には予約不要で、24時間回数無制限で講師からレッスンを受けることが可能なサービスもあります。時間さえあれば、マンツーマンで英会話のレッスンを何度も受けることができる為、まさに短期集中で英語をマスターしたい方にうってつけです。

他にもオンライン英会話の魅力は、教材が豊富であるということが挙げられます。日常英会話を鍛えるコースもあれば、TOEIC対策を行うコース、ビジネス英会話に必要な語彙や表現を学ぶコース、絵や歌が豊富な子供向けの英会話コースなど、大人から子供まで楽しめる教材が多数あります。また、サービスによっては日本人のスタッフが英語学習について悩み相談に乗ってくれたり、勉強の方法についてアドバイスをしてくれたりするなど、コーチング体制が整っているサービスもあります。

ただし、通学式の英会話教室と異なるのは、毎週決まった時間に必ず授業を受ける必要が無いため、あなたのやる気次第で、お金を払っているだけで授業を全然受けていないという状態に陥ってしまうことです。しっかりと目的意識や目標を持った上でオンライン英会話に申し込むようにしましょう。

 

 

どのオンライン英会話サービスに加入したらいい?

どのオンライン英会話のサービスを利用するべきか迷ったら、まずはオンライン英会話に用意されている無料体験を受けてみましょう。そこで、いくつかのサービスを比較して、費用やサービスの質から判断してみましょう。それでも決められないときは、レビューの数がたくさんついていて、口コミが良いものを選べば間違いないでしょう。

 

 

4. 本気で短期集中で学ぶなら!英会話の教室・講座(通学式)

 

自宅の机に張り付いての独学や、オンラインでのサービスには気が乗らないという方には、やはり最も一般的な英会話教室や英語講座での学習が合っているのかもしれません。

価格に関しては、他の教材等と比べると値が張りますが、対面できちんとした指導が受けられる点や、課題の配分管理、添削等をまとめてお願いできるところが通学式のレッスンの良い点でしょう。

マンツーマンの英会話教室は、オンライン英会話と比較すると料金は数倍に跳ね上がりますが、その分カリキュラムの組み方もレッスンの仕方も本気度が違います。一人一人の実力を見極めた上で最適なカリキュラムを組んでくれる上に、英語を教えるプロの講師による授業が展開されます。ビジネスパーソンであればビジネスの現場で使う英会話、TOEICで点数が取りたいのであれば目標達成するために最も効果のあるトレーニングなど、蓄積したノウハウを活かして、効率的で短期集中学習にぴったりなレッスンを提供してくれます。

また、一人一人にトレーナーがついて、毎日コーチングをしてくれることサービスもあります。日本にいながら本気で英会話を短期集中で身につけたいなら、通学式の英会話教室は考慮すべき選択肢でしょう。

また、集団授業のスクールの場合は、他の受講生との間にいい意味でのライバル意識が芽生えます。また困ったときは互いを助け合いながらモチベーションを高めていくことができるのも特徴です。同じ目標を持った仲間であるからこそ、長く続く良い友人関係を築くこともできるかもしれません。

 

 

5. 費用を掛けてでも短期集中で話せるようになるなら!短期留学

留学

 

集中的に短期間で英語を習得する方法として、一番効果を発揮するものはやはり留学でしょう。

留学はおそらく、一番費用がかかりますが、それと同時に一番手っ取り早い方法かもしれません。社会人の方にとっては、留学は実現可能性の低い選択肢かもしれませんが、そういう人は、何とか社内の制度で海外に行く方法を模索してみましょう。社内の制度であれば、お金をもらいながらビジネスの現場での英語を学ぶことができ、これほどお得なことはありません。

日本語が公用語の日本にいるのでは、やはり英語のみを話す環境に身を置くことはとても難しいでしょう。例え英会話スクールに通っていても、英語を「使う・話す」のはその短い授業時間内のみ、休憩中や授業前後は他の受講生と日本語で会話、といった環境では英会話力をネイティブレベルまで引き上げることは困難でしょう。

本気で英会話ができるようになりたいのなら、やはり留学が最善の選択肢です。留学をすれば、必然的に使用言語はその国の言葉になりますし、何人ものネイテイブスピーカーから現地で使われている生の英語を教わることができます。なので英語で考え、発し、他人の言うことを理解する癖がつくのです。


6. 【まとめ】短期集中で英語を身につけるために

英会話を短期集中

 

いかがでしたでしょうか?ご自身に合った短期集中英語学習の方法は見つかりましたか?英語や英会話を身につける方法はこの記事で述べているもの以外にもたくさんあります。

どんなふうに英語を勉強するのか迷ったら、まずは皆さんが、英語ができるようになりたい理由を明確にしましょう。「TOEICで点数が取りたい」「ビジネス英語を習得したい」など、英語の勉強の理由を明確にすることで、つらい勉強や英会話レッスンも乗り越えることができるようになるでょう。

短期間で成果を出すためには、選択と集中をすることが必須でしょう。どの教材を使うのかなどを決めたら、それに集中して取り組んでみましょう。理想の自分に一歩でも近づけるよう頑張っていきましょう。

  
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