進行形の種類と特徴(現在進行形・過去進行形・未来進行形)

英語を学習する中で「進行形」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

進行形といえば「~している」という意味で、「(現在・過去・未来で)行っている途中の動作」を表すものだ、と覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は進行形は他にも「未来の予定」を表すことができるのです。

今回の記事では、そんな「進行形」の種類や特徴をイメージとともに確認していきましょう。

 

 

1. 進行形とは

「進行形」には現在進行形、過去進行形、未来進行形などがありますが、どれもbe動詞と動詞に-ingがついた形を使って表します。

それぞれの時制の進行形の意味を確認していきましょう。

 

2. 現在進行形

「今している最中の動作」は、現在進行形で表すことができます。現在進行形は〈am -ing〉〈are -ing〉〈is -ing〉を使って表しますが、どのbe動詞を使うかは主語によって変わります。

また、現在進行形は「することが決まっている予定」についても述べることができます。

「進行中の動作」と「これから先の予定」では意味は異なりますが、どちらも「(動作の完了に向かって)物事が進んでいる」というイメージでとらえるとよいでしょう。

 

2-1. 「今」している動作を表す

「今~を見ている」や「今話をしている」のように、今何かをしている最中の動作を表すときは、現在進行形を使います。

 

(A) That woman is looking at cameras in a glass case.
 あの女性はガラスケースの中のカメラを見ています。

 (B) Tim and Kate are talking over there now.
 ティムとケイトは今、向こうで話しています。

(A)の文は、女性がガラスケースの中にあるカメラを眺めている最中であることを、現在進行形のis lookingを使って表しています。

 



(B)の文も、2人が話をしている最中であることを、現在進行形のare talkingを使って表しています。

ここで、もし(A)の文が現在進行形ではなく、単なる現在形だったらどうなるでしょうか?

 

(C) That woman looks at cameras in a glass case.
 あの女性は(普段から)ガラスケースの中のカメラを見ています。

前回の記事「文の時制」の中で、現在形は「今を中心とした、過去、未来のことを含む動作や出来事のことを表す」と説明しました。

つまり(C)の文は、「女性は今だけでなく、いつもガラスケースの中のカメラを見ている」という意味になります。

単なる現在形と、現在進行形の意味の違いを区別できるようにしておきましょう。

 

2-2. 計画的な「未来」の予定を表す

現在進行形は「今何かをしている最中の動作」を表します。

しかしそれだけではなく、現在進行形は「未来の予定」も表すことができます。

これは、決まっている予定・計画に向かって物事が進んでいる、というようなイメージをもつとわかりやすいです。

 

(A) Robert and Catherine are getting married in September.
 ロバートとキャサリンは9月に結婚する予定です。

(B) We are having the retirement party for Ms. Wilson next week.
 私たちは来週、ウィルソンさんの退職パーティーを開く予定です。

(A)と(B)の文はそれぞれ現在進行形ですが、文中にはin Septemberやnext weekといった未来の「時」を表す表現があります。

(A)の文は、例えば2人はもう結婚式の日取りを決めていて、当日のスケジュールや衣装についての計画を立てている最中であるようなイメージです。このように、「すでに結婚に向かって着々と計画が進んでいる」ときは、現在進行形を使うことができます。

 



(B)の文も、「今」退職パーティーを開いているわけではありません。来週の退職パーティーのために、日時や場所を決め、食事の予約や部屋の装飾をしたりするなど、「開催のための準備が進んでいる最中」である場合は、現在進行形を使って「予定」を表します。

このように、現在進行形は未来の予定も表せることを押さえておきましょう。

 

 

3. 過去進行形

過去のある時点で進行していた動作を表すときは、過去進行形を使います。過去進行形は、〈was -ing〉または〈were -ing〉を使って表します。

 

(A) I was watching TV at 3 P.M. yesterday.
 私は昨日の午後3時にテレビを見ていました。

(B) When the accident happened, we were studying in the library.
 その事故が起こったとき、私たちは図書館で勉強していました。

(A)の文では、昨日の午後3時の時点でしていた動作(=テレビを見ていた)を表しています。

 



(B)の文も、事故が起こったときにしていた動作(=勉強していた)を表しています。

 

 

4. 未来進行形

未来のある時点で進行中の動作や、成り行き上起こりそうなことは、未来進行形〈will be -ing〉を使って表すことができます。

 

(A) I will be reading my favorite novel at 7 P.M. tomorrow.
 「私は明日の午後7時にはお気に入りの小説を読んでいるでしょう」

(B) I will be picking up my daughter at 3 P.M. tomorrow.
 「私は明日の3時に娘を車で迎えに行くことになっています」

(A)の文では、明日の午後7時に行っているであろう動作(=お気に入りの小説を読んでいる)を表しています。

(B)の文では、明日の午後3時の予定について〈will be -ing〉を使って表しています。このように、未来進行形は成り行き上起こりそうなことを表すときに使うことができます。

 

 

5. おわりに

 

いかがでしたか?

進行形は「~している」と訳せばだいたいは理解できますが、これから先の「予定」なども表すことがあります。

「(動作の完了に向かって)物事が進んでいる」というイメージをもつようにすると、さまざまな文脈の中でも意味が理解しやすくなるでしょう。

「進行中の動作」や「予定」を自分でも言えるように、進行形の種類と特徴をしっかり押さえておくようにしましょう!

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