「英会話を上達させる」ための英単語の効果的な覚え方

英会話の上達には、語彙力アップが欠かせません。

最低限の語彙力がないと、そもそも会話が成立しないからです。

 

とはいえ、実際にどれくらい単語を覚えれば上達できるのか気になる方も多いはず。日常的な英会話に必要ないレベルの難しい単語まで覚えようとしてしまうと、勉強時間がもったいないですよね。

 

そこで今回は、英会話の上達に必要な語彙力について解説します。また、それと併せて「英単語の効果的な覚え方」もご紹介します。

 

ここで紹介する方法を実践すれば、日常英会話を上達させるために必要な単語力が鍛えられ、英語でスムーズに会話できるようになりますよ!

 

 


1. 英会話の上達に語彙力が欠かせない理由

 

さきほど説明したように、最低限の語彙力がないと英会話は成立しませんから、上達のために語彙力アップは欠かせません。

 

例えば、相手の英語を聞き取れても、その中に知らない単語ばかり入っていると意味がわからないですよね。また、扱える単語が少なすぎると、自分の言いたい内容を相手に伝えることもできません。

いくらリスニングやスピーキングを練習しても、単語を知らなければ英語で会話はできないのです。

 

英語学習では、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能が重要視されています。そのうち英会話で必要なのはリスニングとスピーキングですが、いずれにせよ、これらの能力を伸ばすためには、文法・語彙・発音という「英語の基礎」を勉強することが大切です。
文法や発音ももちろん大切ですが、それらに少し問題があっても一応会話は成り立ちます。しかし、分からない単語が多すぎると会話の内容そのものが理解できなくなってしまいます。
よって、英会話の上達には語彙力アップが不可欠なのです。

 

 

2. 日常英会話の上達に必要な単語力は?

 

では英単語は具体的にいくつぐらい覚えたらいいのでしょうか? ここでは、日常英会話に必要な語彙力について解説します。

 

 

2-1. 使える単語と意味を知っている単語は違う

語彙力には、「使える単語」と「知っている単語」の2種類があります。前者は実際の会話で使いこなせる単語、後者は意味を知っているけど自分では使えない単語です。


例えば、「philosophy(哲学)」という単語は、大学受験でよく出題されますが、日常会話ではあまり使いませんよね。

読書中に「philosophy」という単語が出てきたら、「哲学の話をしているんだな」と理解できれば十分です。philosophyは「使える単語」である必要はなく、「知っている単語」であればいいのです。


英語学習では「使える単語」と「知っている単語」を区別すると、より効率的に勉強できます。つまり、日常会話で出てくる単語は使いこなせる必要がありますが、それ以外の単語は意味を知っているだけで十分です。
英会話初心者は、まず日常会話で出てくる単語を使いこなせるように練習しましょう。

 

 

2-2. まずは中学英語の英単語を覚えよう

日常英会話のほとんどは、中学英語で習う単語で構成されています。したがって、まずは中学英語で習う単語を使いこなせるように練習しましょう。


中学3年間で勉強する英単語は、およそ1200語です。数はあまり多くありませんが、「使える単語」にするためには、意味だけでなく、よく使われるフレーズの形まで覚える必要があります。
例えば、「decide(決定する)」は「decide to 〜(〜することを決める)」という形でよく使われます。また、「finish(終える)」は「finish 〜ing(〜し終える)」の形で使われることが多いです。動詞の後に動名詞が来るのか、to不定詞が来るのかは、単語によって決まっています。

 

実際の会話で使いこなすためには、単語の意味だけでなくこのような使い方まで覚えることが大切です。まずは中学英語で習う単語を完璧に覚えて、実際の会話で使いこなせるようにしましょう。
日常英会話を目指すなら、それ以上難しい単語を勉強するのは、中学の単語を使いこなせるようになってからで十分です。

 


3. 英単語の効果的な覚え方

 

ここからは、一度勉強した内容を忘れないようにする「効果的な英単語の覚え方」をご紹介します。「英単語がなかなか覚えられない」という方は、ぜひ今から紹介する方法を実践してみてください。

 

 

3-1. 繰り返し復習する

1つ目のポイントは、繰り返し復習することです。英単語は、覚えたその日から1週間は、毎日復習するようにしましょう。人間の脳は、1度暗記しただけではすぐに忘れてしまいます。ダイエットや筋トレと同じで、繰り返し練習することが大切です。


始めの1週間は毎日復習し、その後は1週間おき、1ヶ月おきと期間を空けて復習すると効率よく知識を定着させられます。タイミングを決めて復習し、定着させることが大切です。

 

 

3-2. 耳で聞いて覚える

2つ目のポイントは、耳で聞いて覚えることです。好きな歌を何度も聴いていると、自然に歌詞を覚えますよね。英単語も一緒で、単純に目で見て覚えるよりも、耳で繰り返し聞きながら覚えた方が記憶に残りやすくなります。

発音も一緒に覚えられるので、実際の会話でその単語を聞いた時も理解しやすいですし、自分でも使いやすいです。
ですので、単語の勉強方法としては、CD付きの単語帳や、発音も収録された単語アプリを使うのがおすすめです。

 

 

3-3. 発音しながら覚える

3つ目のポイントは、発音しながら覚えることです。耳で聞くのと同時に、口で発音しながら覚えることで、単語がよりいっそう記憶に残りやすくなります。

 

また、正しい発音を覚えることは、リスニング力のアップにもつながります。単語は、間違った発音で覚えていては意味がありません。実際の会話で出てきた時に、その単語だと認識できないからです。自分が覚えている単語と、聞こえてきた単語の発音が一致して、はじめて意味を理解できます。

 


3-4. フレーズで覚える

4つ目のポイントは、フレーズで覚えることです。英語には、先ほどご紹介した「to不定詞と動名詞」のようによく使われる「単語の組み合わせ」が存在します。実際の会話でよく使われる組み合わせを覚えることで、初めてその単語を「使える」ようになるのです。

 

例えば、advantage(利点)という単語は、「take advantage of 〜(〜を利用する)」という形でよく使われます。この場合、advantageだけ覚えていても不十分です。実際の会話で使うためには、take advantage ofというフレーズで覚えておく必要があります。

 

英単語は、よく使われるフレーズとセットで覚えるようにしましょう。

 

 

3-5. 動詞は活用形も一緒に覚える

5つ目のポイントは、動詞は活用形も一緒に覚えることです。

英語の動詞には、語尾に「d」または「ed」をつけて過去形を表す規則動詞と、それ以外の不規則動詞があります。例えば、規則動詞「want」の過去形・過去分詞形はどちらも「wanted」ですが、不規則動詞「eat」の過去形・過去分詞形は「ate・eaten」となります。
規則動詞の場合、過去形は「d」または「ed」をつけるだけなので、特に覚えていなくても問題ありません。

 

しかしながら、不規則動詞は元の単語から過去形を推測できないため、活用形も合わせて覚えておくことが大切です。

 

 


まとめ

 

英会話を上達させるためには、語彙力アップが欠かせません。語彙力を鍛えることは、英会話で必須なリスニング・スピーキングを含めた4技能を伸ばすことにつながります。
日常英会話の習得なら、まずは中学英語の単語を使いこなせるように練習しましょう。今回紹介した「英単語の効果的な覚え方」を実践すれば、英語でスムーズに会話できるようになりますよ!

  
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