英会話を上達させる方法はこれだ!絶対に押さえておきたい勉強法のコツ

「英会話の勉強をしているけど上達している実感がない」という悩みを抱える人は多いです。

「やっぱり海外留学しないと英会話はマスターできないのかな?」と思い込んでしまう方もいるようですが、実は、英会話が上達しないのは環境が理由ではありません。留学経験ゼロでも、流暢な英語を話せる人はたくさんいます。


大切なのは、環境ではなく、「英会話の勉強方法」です。

適切な方法で学習すれば、あなたも英会話を上達させることができます!

 

この記事では、英会話を上達させるための勉強方法をテーマに、英語学習で大切な考え方や勉強方法のコツをご紹介していきます。

 

1.英会話がなかなか上達しない理由

「英会話ができるようになる」ことを目的に英語学習を頑張っているものの、「たくさん勉強しているのになかなか上達しない」と学習効果に関する悩みをもつ人は多くいます。

それは、効率の悪い方法で勉強してしまっているからです。

 

さっそく、英会話がなかなか上達しない理由について確認し、効率の悪い方法を改善するための参考にしましょう。

 

 

1-1.英単語・英文法を丸暗記してしまう

ほとんどの人にとって、英語を本格的に勉強していたのは中学校などの学生時代です。学校で学ぶ英語は、受験対策が第一の目的となっていることから、試験で正解を出すための勉強に慣れてしまいがちです。
結果として、「take=取る」というようなごく一部の意味だけを丸暗記するクセが、英会話学習の際にも残ってしまう人が多いようです。


英文法についても、文法項目の理屈を覚えて練習問題を解くだけでは、実際に使いこなすことができません。文法問題を解けるだけでは不十分で、その文法項目を会話の中で無意識に扱える状態がゴールだからです。

 

単語も文法も、意味と使い方をセットで学び、実際に使ってみることではじめて、英会話を上達させるために必要な基礎力になります。

 

 

1-2.「読むだけ」「聞くだけ」の勉強をしてしまう

特に独学で勉強している人に多いのが、インプットへの偏りです。教材の中には、「聞くだけで英語がペラペラになる」というような宣伝をするものもありますが、「単に聞くだけ」では話せるようにはなりません。
「読む」も同様で、いくら英文を読んで勉強しても、実際に自分で英語を話す練習を重ねない限り英会話力の向上にはつながりません。


もちろん、英語でのコミュニケーション力を習得するためには、「聞く」「読む」も重要な基礎力になります。
相手の言っていることを聞き取れなければ会話はできませんし、英文を普段からたくさん読んでいれば頭が英文を処理する速度が鍛えられていきます。

 

大切なのは、アウトプットとインプットを偏りなく勉強すること。
実際に話す練習をするのはもちろんですが、英文をじっくり書いてみるのも、自分がうまく扱えない文法や語彙を洗い出すことに繫がります。

ぜひ、4技能のバランスが取れた英語学習を行ってください。

 

 

2.上達する人はみんなやっている!英会話勉強の準備体操

 

「早く英語を話せるようになりたい!」と焦るあまり、初心者が突然ネイティブとのマンツーマンレッスンでフリートークを始めたりするのは、決して効果的な方法とはいえませんね。

 

会話の練習をするために必要な能力としてまず、基礎的な英単語や英文法を身に付けていくわけですが、その際、先に行っておきたい「準備体操」があります。
英会話が上達する人の大半は、これからご紹介するような準備体操をしてから本格的に学習をスタートさせているのです。
さっそく確認してみましょう。

 

 

2-1.「英会話力を使って何がしたいか」を明確にしておく

上達を早めるために欠かせないのが、英会話を勉強する「明確な目的」です。

「英語が話せた方がいいみたいだから」というのでは、漠然としすぎていてモチベーションにつながらないため、ふとした拍子に「やっぱりいいや」と諦めてしまいがち。


「英会話力を使って何をしたい?」という質問にはっきり答えられるようにしましょう。

 

 

「英語を話せることをアピールして就職・転職を有利にしたい」

「業務上必要なやり取りを英語でできるようになりたい」

「海外旅行で現地の人と話せるようになりたい」

以上のようにできるだけ具体的に「英会話力を使ってしたいこと」を挙げることで、「何を勉強するか」が明確になり、ムダのない英会話学習プランを設定することができます。

 

 

2-2.自分の今のレベルを把握する

「目的」と同じように重要なのが、「今のレベル」です。自分の今のレベルが把握できていないと、適切な難易度の教材を選ぶことはできませんよね。

また、勉強を始めたときのレベルを記録しておけば、しばらくしてから、どれだけ上達したかの「差」を実感して、これからも勉強を頑張ろうという気分になれます。


レベルを把握する手段としておすすめなのがTOEIC Speaking & Writing Testです。アウトプットに特化した英語力を測定でき、スコアアップが学習のモチベーションにつながります。

 


3.絶対におさえておきたい!英会話が上達する勉強法のコツ

 

準備体操が終わったら、早速トレーニングを開始しましょう。まだ初心者の方も、すでにある程度のレベルの方も、これからご紹介する「5つのコツ」をしっかりおさえれば、確実に英会話は上達します。
それぞれのコツについて確認していきましょう。

 

 

3-1.目的とレベルに合った教材1冊を使い込む

書店やネットショップで英会話関連書籍を調べると、膨大な量の選択肢があります。
何冊も買ってみたけど、どれも中途半端で終わってしまう、なんて失敗パターンがありがち。

教材というものは、複数を少しずつやるより、1冊をしっかりこなした方が力がつくものです。

英会話をマスターするには、ある程度の期間を要します。だからこそ、まずは目的と今のレベルに合う1冊を最後までやり切ることから始めましょう。

 

1冊終わってから次のステップに進む、という意識をもつことで、上達スピードは格段にアップします。

 

 

3-2.英単語・英文法はイメージで理解する

先ほどお伝えしたように、英単語・英文法の丸暗記は上達につながりません。

例えば、「take」という単語を「英会話で使える」ように勉強するためには、「take」という単語がもつ意味合いをイメージとして理解することが大切です。


同じように文法も、それぞれの文法項目の日本語訳を丸暗記するのではなく、その文法がどのようなイメージで使われているかを知るだけで、理解の度合いは変わります。


ネイティブの考え方を理解するという意味で、イメージを重視した勉強法は効果的です。「ネイティブは英文法をどのような感覚でとらえているか」を解説した参考書も多数あるので、チェックしてみましょう。

 

 

3-3.反復と継続を意識したスケジュールを作る

英会話を習得するために、絶対にハズせないのが「反復と継続」です。
新しい単語やフレーズを学んだら、繰り返し発音を練習したり、意味や使い方を理解しているか確認したりする。これが「反復」です。短時間であっても毎日英語に触れる時間を作り続ける。これが「継続」です。


仕事や家事などで忙しいとは思いますが、生活の中に「反復と継続」を組み込む工夫をしましょう。
英会話は、地道に勉強を続けていかなければなかなか上達しません。毎日学習ができるスケジュールを作ることが大切です。

 

 

3-4.インプットとアウトプットは必ず1セットにする

「勉強」という言葉は、頭にインプットするという作業のイメージが強いですよね。しかし英会話の勉強は、インプットだけでは効果を出すことができません。
新しいフレーズに出会って、意味と発音をインプットしたら、必ず声に出してアウトプットすることが、英会話の上達には不可欠です。


脳科学の研究では、人間の脳は自分の声で発したものは効率良く記憶できることが証明されています。

英語を定着させて、すぐにアウトプットできるようになるためにも、日頃からインプットとアウトプットを1セットにした学習を心がけましょう。

 

 

3-5.定期的にレベルチェックをする

上達につながる学習をするためには、「今のレベル」を把握することが重要です。それによって、使用する教材のレベルを調整したり、毎日の勉強の内容を見直したりすることができます。

 

先ほどおすすめしたTOEIC Speaking & Writing Testのように直接英会話力を測れるものが理想ですが、通常のTOEICのように受験しやすいテストや、あるいはweb上で手軽に受けられる英語テストであるCASECなどでもいいので、定期的に自分のレベルを確認しておきましょう。

 


4.さらに効果アップさせるための+α

 

以上の5つのコツをおさえた基本の勉強法でも十分に上達を実感できるようになりますが、より上達スピードを上げていきたいという人には、英語学習の「+α」が役立ちます。
ここでは、さらなる効果アップにおすすめの「+α」をご紹介します。

 

 

4-1.アプリを活用してスキマ時間を英語タイムにする

英会話を上達させるためには、日頃から英語に触れる時間を増やしていく工夫が大切です。そんな工夫に役立つのが「英語学習アプリ」。


単語学習、文法学習など、様々な用途にあわせたアプリがありますし、無料で学習できるアプリも多いです。
また、アプリは移動時間や、ちょっとしたスキマ時間に取り組めるように工夫されているものが大半。
気軽に日常生活に取り入れていきましょう。

 

 

4-2.英語ひとり言で瞬発力を身につける

英会話の上達を一番感じるのは、「自分の考えや思いを英語で伝えられたとき」でしょう。
そこでおすすめするのが、「英語ひとり言」。「あ、洗剤買うの忘れた」や「このワンピースかわいい」といったちょっとしたひと言を、英語で言ってみましょう。
そこで「あれ?これって英語で何て言うの?」という疑問をもつことで、自分の生活に必要な単語やフレーズを学ぶことができます。


会話相手がいるわけではないので、間違えることへの不安もなく、気兼ねなく練習できるのもメリット。「英語で話す」ことに慣れることが、上達スピード向上と効果アップに直結します。

 

 

まとめ

海外留学をしなくても、独学で英会話はマスターすることができます。そのために大切なのが、今回ご紹介した英会話勉強の準備体操と5つのコツです。
効率良く楽しみながら続ける英会話学習で、「英語を使ってしてみたいこと」を実現しましょう!

  
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