英会話を勉強するときに、英語の資格取得を考える方も多いですよね。
ただ、「英会話を伸ばすのに資格って役に立つの?」といった疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、英語の資格は英会話を伸ばすのに役立つのかどうか、そしておすすめの資格について説明していきます。この記事を読めば、英語資格を取得するのが英会話を伸ばすのに効果的な理由や英語の資格の種類がわかり、あなたの英会話力を伸ばすヒントになるでしょう。
Contents
1. 英会話を伸ばすのに資格は役立つの?
「資格を取らなくても英語は話せるようになる」というのは確かにそうです。ただ、英会話の資格を取ることで、さらに英会話を伸ばしやすくなります。
その理由について、詳しく見ていきましょう。
1-1. 英会話の基礎ができる
英語の資格をとるために勉強すると、英会話の基礎が身につきます。
なぜなら、資格のテスト問題を解くには、基礎的な文法と単語を覚えていることが必須だからです。基礎的な文法と単語は、英会話においても欠かせません。例えば、TOEIC L&Rテストで500点を取得するには、高校卒業レベルの単語力・文法力が求められます。
基礎力が足りないという人は、英語資格を利用して単語と文法の底上げをしましょう。英検であれば、まずは高校卒業レベルといわれる英検2級を目指してみましょう。高校卒業程度の文法力と単語力が身につけば、英会話の基礎としてはばっちりです。
1-2. 短期間で英語力が上がる
英語資格の取得を勉強の目標にすると、決められた時間内に具体的な数値目標ができるため、短期間で英語力が上がります。先ほどの例でいうと、次のTOEIC L&Rテストで500点を取ろうとすれば、テスト本番までの期間で勉強スケジュールを設定しなければなりません。
もちろん、実際に英語力が短期間で上がるかどうかは、その人の努力次第です。ただ、なんとなく「英会話力を付けたい」と思うよりも、具体的な目標を立てた方が確実に英語力は伸びます。
1-3. リスニング力が上がる
リスニング力を付けるのにも、資格の勉強は効果的です。なぜなら、ほとんどの資格試験ではリスニング問題が課されるからですね。
例えば、TOEIC L&Rテストのリスニングではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4か国のネイティブの発音で出題されます。
資格のリスニング対策をしていれば、自然と英会話のリスニング力も上がっていきます。資格試験の音声を聞き取れるようにトレーニングしましょう。
1-4. スピーキング力も上がる
資格の勉強でスピーキング力を付けることもできます。ただ、全ての資格試験でスピーキングを課しているわけではないので、注意が必要です。例えば、TOEIC L&Rテストにはスピーキング問題はありません。
スピーキングを鍛えたいという人は、TOEIC S&Wなど、スピーキング問題のあるテストを選ぶようにしましょう。また、試験のように型のあるスピーキングだけではなく、オンライン英会話などの実戦的なスピーキングも同時に行うとよいですね。
2. 英会話を伸ばすのにおすすめの資格
2-1. TOEIC(R)
TOEIC(R)テストは、日本の多くの企業が採用基準に取り入れている資格です。
2-2.実用英語技能検定(英検)
実用英語技能検定(英検)は、文部科学省公認の英語検定試験です。
2-3.TOEFL iBT
TOEFL iBTは、英語圏の大学・大学院の留学に使われる資格です。資格試験で一定のスコアを取得すると、海外の大学・大学院に留学できる権利が得られます。
2-4.IELTS
IELTSは、海外移住や留学のために取得する資格です。
3. まとめ
今回は、英語の資格は英会話を伸ばすのに役立つのかどうかと、おすすめの資格について説明しました。
・資格を上手く活用すれば英会話の基礎力を高めるのに効果的である
・英会話におすすめの資格はあなたの目指す目標によって選ぶとよい
英会話力が伸びると海外旅行がより楽しくなったり、通訳などの英語を使う職業に就くことに繋がったりします。
この記事を参考にして、英語資格を取得するのが英会話を上達するのに効果的な理由や、資格の活用方法を把握し、あなたの英会話力を伸ばしてくださいね。