独学で使いやすいおすすめの英会話教材&選び方のポイント

英会話を学びたいけど、英会話教室に通うのは時間的にも金銭的にもキツイ…と感じていませんか?


実は、独学でも英会話の練習は十分できます。むしろ、スクールに通ったりするよりも手軽にできるので独学はかなりおすすめです。
「会話の練習なのに一人でできるの?」「本当に英語を話せるようになるの?」と半信半疑かもしれませんが、心配無用です。

 

鍵を握るのは教材選び独学で英会話をマスターするためには、それに適した教材を選ぶことが重要です。


この記事では、初心者の独学にぴったりの教材選びのポイントと、おすすめの教材・おすすめコンテンツをご紹介します。

 

 

1. 独学で英会話を学ぶには教材選びが鍵

 

独学には複数の教材を使うことをおすすめします

大きく分けると、1つ目は毎日使う教材、つまり学習の軸となる教材。2つ目はその教材だけではカバーしきれない表現をマスターするための副教材やコンテンツ。この2種類です。

 

では、具体的にどんな特長の教材を選べばいいのかご紹介します。

 

 

1-1. 教材選びのポイント1 一日に学ぶべき量がひと目でわかる

毎日使う教材については、一日に学ぶ量がわかりやすいものを選ぶことをおすすめします

 

独学では基本的に勉強のペースを自分で管理することになりますが、一日どれだけその教材を進めるかを全て自分で決めると、量が多すぎて計画倒れに終わってしまったりします。

 

おすすめなのは、英語学習用の月刊誌です。次の号が出るまでの1カ月で取り組むことを想定して作られているため、どのくらいのペースで進めればよいのかが把握しやすいのです。特に、後ほどご紹介する『NHKラジオ講座 基礎英語1~3』は、毎日どこからどこまで進めるかがあらかじめ決まっているので学習ペースがとても分かりやすくなっています。


一方、副教材や表現の幅を広げるために活用するコンテンツについては、一日に学習すべき量が明確になっていなくても構いません。

 

 

1-2. 教材選びのポイント2 声に出して勉強できる

英会話上達の一番の方法は、やはり実際に声に出しながら勉強すること。教材の音声ネイティブスピーカーの発音、イントネーションをよく聞き真似しながら、教材で使われている表現やフレーズを声に出しましょう。


ところが、一人で勉強していると声に出すのを怠りがち。そこで、教材の中で声に出しやすい工夫がなされているかが重要なポイントになります。

 

これを確認するには、目次を見てみましょう。「本書の使い方」などのページを確認して、音読のやり方や音源の使い方が細かく解説されていたり、本の使い方の中に音読がカリキュラムとして組み込まれていたりすれば、おすすめの教材だと言えます

どのように音読してよいか分からなかったり、ついつい音読をサボってしまったりといったことを防ぎやすいからです。

 

英会話スクールのレッスンと比較すると独学ではリスニング止まりになりがち。音声を聞いた後に何度声に出すかが上達の鍵を握っています。
声に出しやすい工夫がなされている教材を活用して、特別意識をしなくても声に出してしまう状況をつくってしまいましょう。

 

 

1-3. 教材選びのポイント3 使う場面がイメージしやすい

教材選びのポイント3つ目は、表現やフレーズを使う場面がイメージしやすいこと。

英会話の学習では、実際に話すときに使うことを意識しないと、単なる表現の暗記になってしまいます。


使う場面がイメージしやすいとはどういうことか。それは、会話の流れ、人物の状況が浮かびやすいということです。

 

例えば、Nothing in particular.は「特に何でもない」という意味で、会話の中でしばしば使われるフレーズです。しかし、このフレーズだけを暗記してもどのような場面でどのように使うのかイメージしにくいですよね。

では、次のようなやりとりの中ではいかがでしょうか。

 

 

A: Hi. How’re you doing?
B: I’m all right, I guess.
A: Well, you look a bit tired. Is anything wrong?
B: Well, nothing in particular, but I worked till three o’clock. The reading assignment for the English reading class are so tough.

A: やあ、調子はどう?

B: まあ、大丈夫かな。

A: でも、ちょっと疲れてるみたいだよ。どうしたの?

B: うーん、何てことはないんだけど、3時まで起きてたの。英語のリーディングのクラスの宿題が大変で。

 

 

このように、会話のやりとりをセットにすると、表現を使う状況が浮かびますよね。

表現単体で覚えるのではなく、どのような場面で表現を使うのかをイメージしやすい教材で学ぶことをおすすめします。

 
 

2. 基礎固めができるおすすめ教材

 

英会話の教材というと、英語のフレーズや表現をまとめた本が思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか。

もちろん、そうした表現集も参考にはなります。しかし、英会話の表現集を丸暗記すれば英会話が上達するかと言うと、そうではないんです。
実際に自分が直面する場面と、表現集の想定している場面が完全に一致するなんてなかなかないですよね。

 

つまり、表現集でフレーズを学習しても、それを状況に合わせてアレンジして使う力が必ずセットで必要になってくるということです

そこでまずおすすめしたいのは、単語や文法の解説がセットになっていて、そのうえで表現をマスターできる教材。
その表現がどんな単語や文法からできているのかを理解すると、応用を利かせていろいろな場面で使えるようになるからです。

独学でわからない単語や文法を一から調べるのは結構時間がかかるものですから、あらかじめ解説がついていれば、効率よく学習できます。
こうした教材は、毎日使って学習の軸とする教材に適しているといえます。

 

それでは、初級レベルから英会話を学ぶのにおすすめの教材をご紹介します。

 

 

NHKラジオ講座 基礎英語1~3

引用:https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/basic1/

NHKラジオ講座をおすすめする理由は、一講座あたりの時間が15分で、教材となる本が全国の書店で安く買えること。

本は毎月出ており、495円(税込)と取り組みやすい値段です。英会話上達の秘訣が凝縮されている点もおすすめです。


まず、イラストを見ながら音声を聞きます。その後、単語やフレーズをチェックし、そしてそれらのフレーズを声に出し、もう一度音声を聞きます。続いて、使えるようになりたい文法や表現の解説とともに、一文ずつ意味を確認します。
その後は、聞いた音声をそのまま自分でも話します(リピーティング)。このときに一文が長い場合は、途中で区切ってリピーティングできるようになっています。


さらに登場人物になりきって音読を繰り返します。レッスン音声では演じる役のセリフが無音になり、そこで自分が音読することで、対話している感覚を持ちながら練習することができます。
学んだ文法を用いて、自分で英文をつくり声に出す練習もあります。英会話上達に必要なステップがたった15分に凝縮され、忙しい社会人にも継続しやすい構成です。


NHKごがくのWebサイトで、一週間ストリーミングが無料で聴けるので、聞き逃しても大丈夫です
基礎英語1は、中学1年生レベルの英語を身につけることを目指します。アルファベットの学習からはじめて、簡単な会話表現を身につけていきます。小学生が英語を学ぶのにもおすすめの内容です。
基礎英語2では中学2年生程度の英語を学び、日常英会話をマスターしていきます。しばらく英語を使ってない人や、英語への苦手意識の強い大人の学び直しには、基礎英語2から始めることをおすすめします。
基礎英語3は、基礎英語1,2で学んだことを使ってさらに表現の幅を広げていきます。

基礎英語3まで一通りやれば、日常英語は十分できるようになります

 

 

English Journal

引用:https://www.alc.co.jp/ej/

何事も楽しみながら学ばないと続かないものですよね。English Journalは、毎月おもしろい切り口から英語表現を学べるのが特徴の雑誌です。
ニュースだけでなく、コミック、アート、音楽、恋愛など、「え?この分野を英語で学べるの?」と思わず目を引く内容。著名人のインタビューや文法を掘り下げて興味深い解説をするコーナーも人気です。


テーマだけ見ると初心者には少しむずかしいと感じるかもしれませんし、『基礎英語1~3』と比べると実際難易度は上ではあります。
しかし、英文やその音声を使ってシャドーイングやロールプレイ(役割を演じる練習)などのアウトプット練習ができるようになっていて、各学習コーナーに理解度を確認できるエクササイズがあるので、独学には取り入れやすいでしょう。

 

しかも学習者の目標や使える時間に応じて、取り組むべきコーナーや活用方法を示してくれています。NHKラジオ講座に比べると構成が少し複雑ですが、何度か使ううちに慣れてきますので、こちらもメインの教材としておすすめです

 

本はやや高めで、毎月一冊あたり1,540円します。とはいえ、コンテンツがニュースからカルチャーまで幅広いので、一冊だけでさまざまな表現を学べます
最新号から買わなくても、バックナンバーから興味のある特集を探すのもおすすめ。

 


3. 表現の幅を広げる英会話表現集

 

一口に英会話を学びたいといってもその目的は、旅行やビジネスなど人それぞれですよね。軸となる教材のほかに、自分の目的にあわせた教材を取り入れることで表現の幅を広げることができます。

 

そこで英会話の表現集の出番です。旅行用、ビジネス用はもちろん、電話応対用、接客用など目的に合わせて様々な表現集があります。
先ほど紹介したような教材で応用力を身に付けたうえで表現集に取り組めば、覚えたフレーズの数以上に表現の幅が広がります

ただし、英会話の表現集はたくさんあるので、オンラインストアでのランキングや口コミ、評価だけを頼りにするのはあまりおすすめできません。
それぞれ違うレベルの人が違う目的で英語を勉強しているので、中身を自分の目で比較するのが一番です。
書店で手にとって比較するのが基本ですが、インターネット上で一部が公開されているようであれば、そこで中身が自分の目的にあっているか確認したりもできます。
また、kindleで電子版を活用できたり、アプリで音声をいつでも聴けたりするなど、スキマ時間に使いやすいポイントが揃っているかも要注目です。

 

4. 英字新聞も使ってみよう

 
最後に、教材ではありませんが、独学の強い味方になってくれる学習ツールとして英字新聞をご紹介します。
 
 

学習者向けの英字新聞

英字新聞と聞くと、「初心者には難しすぎる」、「自分には読めないのでは」というイメージを持たれるかもしれません。
しかし、学習者向けの英字新聞は英語の学習者が使いやすいようにさまざまな工夫がなされています
 
例えば、新聞の中で記事ごとにレベル表示がされていたり、難しい単語は日本語の訳がついていたりするなど、初心者でも学習に活用しやすいようになっています。
 
初心者におすすめする英字新聞は、The Japan Times alpha、Asahi Weekly、Mainichi Weeklyの3紙です
 

どれも難しい単語や表現には日本語の意味がついています。ニュースだけでなく、文法解説や映画の表現を掘り下げる企画、TOEIC対策など、学習者向けのコンテンツも充実しています。
また、これらの英字新聞は、インターネット上で音声が聴けるだけでなく、記事の理解度を確認できるクイズや英作文など、インプットとアウトプットをバランス良く学習に取り入れられる工夫がなされています。

 
英字新聞というとリーディングのイメージが強いと思いますが、会話表現を学ぶこともできますので、活用してみてくださいね。
 
6ヶ月の定期購読価格は、The Japan Times alphaが7,500円、Asahi Weeklyが7,370円、Mainichi Weeklyが6,102円(すべて税込価格)です。
 
3紙はすべてFujisan Magazine Serviceというサイトから試し読みができますので、比較して、どれが自分のレベルや興味にあっているかチェックしてみてください。
 
 

まとめ

英会話を独学で学ぶ人におすすめしたい教材をご紹介しましたが、いかがでしょうか。

教材選びのポイントは、計画的に学べること、声に出した学習がしやすいこと、使う場面がイメージしやすいことの3つでした。

今回おすすめした教材や学習コンテンツを参考に、独学でもインプットとアウトプットをバランス良く取り入れて、英会話をマスターしましょう。

 

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