きっとあなたも英語は話せる!英会話に必要な心構えや勉強法を紹介

自分の思い通りに英語を話せるのって素敵…と感じる方は多いはず。

でも、英会話に苦手意識があって、自分には無理だと諦めている人もとても多いものです。

実は、日本人の英会話に対する苦手意識はさまざまな誤解が原因

 

「留学しないと話せるようにならないのでは?」といった声もあるかもしれませんが、正しい心構えや勉強法を理解すれば、日本にいながらでも英会話は習得可能です。
今回は、英語を話せるようになるための考え方と学び方の基本について詳しくご紹介します。

 

 


1. 英会話習得のための5つのマインド

 

「英語を話せるようになりたい」という憧れとは裏腹に多くの人が英語を嫌い、苦手意識を持っている原因は、英語を学ぶ際の間違った心構えや、英語に対する誤ったイメージにあります。まずここでは、英語学習に対する偏った理解を正し、モチベーションを高めるマインドを手に入れましょう

 

 

1-1. ネイティブレベルを目指す必要は無い

大前提として、コミュニケーションツールとしての英語は、必ずしもネイティブと同じように喋れる必要はありません。実際に、英語圏で働いている人達の英語に訛りが残っていても、実務に全く問題がないケースが多いです。


移民が多いアメリカの大都市圏などに行ってみると分かりますが、ネイティブ・非ネイティブ問わずさまざまなアクセント(訛り)が混在しながらも、コミュニケーションが問題なく行われています。

今や世界中の人が英語を使いますので、「英語は訛って当たり前」だと覚えるようにしましょう


「ネイティブレベルでないから恥ずかしくて話せない」という日本人は多いですが、結果アウトプットのチャンスが減り、いつまで経っても英会話の練習ができないままになりがちです。
ペラペラになれればもちろん素晴らしいですが、それを目指し過ぎてスピーキングそのものに挫折してしまっては実にもったいない。英語は伝われば勝ちだと思って、初心者のうちから実践練習を習慣化しましょう。

 

 

1-2. 日本人の英語力はある意味高い

日本人は英語ができないというイメージが強いですが、義務教育で子供のころから英語を学ぶ日本人の英語知識は実は豊富です。
例えば、中学や高校でこなしたいろいろなテキストは、自分ではそんな気がしなくても、確実にあなたの英語力の支えとなってくれているはず。具体的には、学校では文法を学習する機会が多いため、文法に対しての適性が鍛えられている人が多かったりします。

また、和製英語があったり発音が変わってしまったりすることもあるとはいえ、カタカナ英語・外来語という形で英語に触れる機会が多いので、英単語も自分たちが思う以上に知っています


国によってはこういった前提知識が無い状態で本当にゼロから英語を学ぶ必要があり、そういった地域に旅行に行ってみると驚くほど英語が通じないこともあります。その点日本人は、英語を学ぶ上でアドバンテージを持っているのですから、自信を持ちましょう。

 

問題はそれが「英語知識」にとどまっていて実用化できていないことです。中学までに習う英語を、伝わる発音で瞬発的に話せるように復習するだけでも、かなり実用レベルの英会話力になりますよ

 

 

1-3. 時間がかかることを前提に計画しよう

「ネイティブのような流暢なしゃべり」「字幕なしで映画を見る」「英語で議論ができる」など、ハイレベルな英語力には誰しも憧れますが、上達には非常に時間がかかります。
私たちが母国語の日本語で、大人とも話せるレベルの言語能力を習得するまでに、生まれてから約15年近くの時間がかかります。
常にその言語に囲まれて育つ第一言語でもそれだけ時間がかかるのですから、大人になってから習得する第二言語はよほど集中的に取り組まないと、短期では話せるようになりません。


ポイントは、コンスタントな学習を焦らず長く続けること。そのためには時間がかかることを前提に、無理なく続けられる学習計画を立てましょう。最初は簡単なことからでオーケーです。

 

 

1-4. 英語で何がしたいのか明確にしよう

英語の勉強を始めるにあたり、目標地点は明確であるほど良いです。「英語が話せるようになりたい」という漠然とした目標は避けましょう

目標が明確であれば、モチベーションを保ちやすいことに加え、学習を効率化しやすくもなります。これは、同じ英語でも使われるジャンルによって登場する語彙・表現の傾向が異なるからです。例えば、日常英会話と、留学先の大学で先生とやりとりするのに必要なアカデミックな英語では、優先的に学ぶ表現が大きく変わります。


「海外旅行のときに現地の人と雑談ができるようになりたい」「英語圏の大学で学びたいことがあるのでその分野について英語で話せるようになりたい」など、一点集中の目的に向かって進めた方が効率よく目標に近づけるのです。
そして、特定のジャンルでしっかり力がつけば、他の分野の英語に移行するのもスムーズになります。まずは最優先とする目標を明確にしましょう。

 

 

1-5. まずは質より量

英語が上達しない原因の多くが、単に練習量や英語に触れる量が不足していることにあります。先ほどもお伝えしたように、毎日触れて育った日本語ですら上達には時間がかかったのですから、英語に触れる量を増やさない限り、なかなか身に付かないのは仕方ないことなのです。


教材の質や勉強方法ももちろん重要ですが、その前にある程度の勉強量・時間が無いと英語力は伸びません。まずは毎日コンスタントに続けられるレベルの学習を習慣化することを意識しましょう。

 

 

2. 英会話のための勉強法・基礎編

 

ここからは、英会話のための勉強法を3カテゴリーに分けてご紹介します。まずは英会話初心者が最初にやるべき基礎の部分を見てみましょう。

 

 

2-1. 発音は最重要

日本人は単語や文法の知識は持っているのですが、発音の練習量が圧倒的に不足している傾向があります。日本語と英語はかなり遠い言語で、RとLの区別やthの音など日本語に無い発音の仕方も多いので、その違いを意識したうえで対策する必要があります。
聞き流しなどをする際も、発音をしっかり把握したうえでやるかどうかで、効果が大きく違います。

発音の練習方法はシンプルで、「ネイティブの発音を聞く→真似する→修正する」という音読練習の積み重ねが最も効果的です。音声と英文があれば何でも教材になります。
また、発音に特化した教材や、綴りと発音の規則性をまとめたものである「フォニックス」をピンポイントで学ぶのも良いでしょう。
書籍では松澤喜好著『英語耳 発音ができるとリスニングができる』がおすすめ。
また、YouTubeには発音やフォニックスのレッスンビデオが豊富にあり、口の形も映像でチェックできます。無料で視聴できるのでこちらもおすすめです。

 

 

2-2. 単語・文法は中学レベルを完璧に

ネイティブの日常会話で実際に使われるのは、中学レベルの文法と2,000~3,000語程度の基礎単語が大半です。英会話の習得には、まず中学英語の語彙・文法を発音も含めてしっかり学ぶことが近道になります。
文法に関しては、学研教育出版の『中学英語をもう一度ひとつひとつ分かりやすく』が入門にはおすすめ。単語は『英単語アプリ mikan』などのアプリ学習で行うのが、スキマ時間にもできて定着率も高いのでおすすめです。

 

 

2-3. 中学レベル以降は実践と共に学ぶ

中学レベルの単語・文法がしっかり身についていれば、それ以降のレベルの内容にそこまで苦労することはありません。発音・リーディング・リスニング力が高まるにつれ、新しい知識をインプットする力も上がっていきます。


先述したように、英語は学ぶジャンルによって頻出表現が異なるので、基礎を習得した後は自分の目標達成に特化した学習をしながら知識を増やしていく方が効率的です。英会話の場合はアウトプットする実践の機会を増やし、必要な表現をどんどん増やしましょう。

 

 

3. 話せるようになるためのインプット学習法

 

次は英会話に必要な知識を蓄える「インプット」に効果的な勉強のコツをご紹介します。

 

 

3-1. 英語漬けになるためのスキマ時間活用

第二言語の習得には圧倒的な学習量が必要なのは先述の通りです。忙しい現代の大人が、仕事もしながら英語漬けの環境を作るには、スキマ時間を活用して英語に触れることが必要になります。

 

・耳が空いている時間に聞ける英語の音声を常に用意する(ポッドキャスト、英語ラジオ、Audibleなど)

・英語学習アプリなど、通勤・通学中や就寝前に短時間で学べる教材を使う

・映画、ドラマ、YouTube、ニュースなど、普段見聞きするコンテンツを英語にする

 


このように、空いた時間に可能な限り英語に触れて、英語の知識を取り入れることで、圧倒的なインプット量を確保しましょう。
また、英語学習アプリでおすすめなのは『スタディサプリ ENGLISH』。有料ですがコンテンツの質がかなり良く、空いた時間で少しづつ取り組むのにも向いています。スキマ時間の短時間学習で学べるので非常におすすめ。

 

 

3-2. 多読・多聴は好きなジャンルで

ひたすらたくさん英文を読んだり聴いたりする学習法の「多読」「多聴」は、英文を処理する能力が鍛えられるため、リーディングやリスニングだけでなくアウトプットの力にも良い影響がでる、おすすめの方法です。

 

しかし、モチベーションを保ちつつ学習を効率的に行うという両面から、興味のあるジャンルで学ぶことをおすすめします。
例えば英語ニュースに触れるのが効果的だからといって、政治経済に興味のない人が関連記事を英語で読むなんてとても大変ですよね。間違いなく続きません。


好きなジャンルの場合、すでに固有名詞を知っていたり文脈から何が言いたいのか推測しやすいので、楽しくて効率がいい上に英語での情報収集も可能になります。無理せず好きなことに触れて英語力を伸ばししましょう。

 

 

3-3. 教材のレベルは簡単でいい

英語の勉強を始めた時はやる気に満ちていて、難しい教材を買ったり広範囲を一気にカバーしようとしてしまいがち。それで三日坊主になるケースがとても多いです。
英語学習はとにかく続けることが第一。教材の難易度も難しすぎないものにし、続けられることをまず優先に選びましょう。『Duolingo』のように

ゲーム感覚で手軽にサクサク学べるアプリを使うのもおすすめです。

 
 

4. 話せるようになるためのアウトプット学習法

 

最後に英会話の習得に不可欠な、英語の「アウトプット」について見てみましょう。日本人に最も足りない部分ですので、マスターすれば大きく差をつけることができますよ。英会話に直結するスピーキングはもちろんですが、自分で英文のライティングをするのも、立派なトレーニングになります。

 

 

4-1. 英語のアウトプットを増やす方法

近年は以前と比べて、国内でも実際に英語を使えるチャンスが増えています。

 

 

・オンライン英会話:ビデオチャットで英語話者と会話できるサービス

・英会話カフェ:ネイティブスピーカーや他の学習者と英語で会話ができ、安価で利用できるカフェ

・HiNative:英作文や発音について質問し、添削してもらえるアプリ

・TwitterなどのSNS:英語の短文を簡単に投稿できる。オンライン英会話やHiNativeで添削してもらったことを活かせる

 


など、ネイティブスピーカーにチェックしてもらえる環境も含め、英語のアウトプットを実践できるチャンスが沢山あります。しかも従来の英会話スクールなどと比べて非常に安価だったり、無料だったりします。
また、日常生活の中で感じたことを英語で言う、英語日記をつける、目に付いたものを英語で表現するなど、工夫次第で英語のアウトプットはいくらでも増やすことができます。ぜひやってみましょう。

 

 

4-2. 独学でもできるおすすめトレーニング:瞬間英作文

英語知識はあるので時間をかければ英文を書けるものの、それを瞬発的に喋る能力が育っていない……という人がとても多いです
そうした人には、中学レベルの簡単な文法・構文で音読練習を大量に行う「瞬間英作文」が非常に効果的なトレーニングになります。

 

・森沢洋介著『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(アプリ版もあり)

・市橋敬三著『中学英語で言いたいことが24時間話せる パート1&2』

 

これら2つは瞬間英作文の書籍としてとてもおすすめ。1冊手に入れて練習してみましょう。

 

 

4-3. ネイティブと自分の差を意識する

英語のアウトプットは、自分とネイティブを比較して修正することで効果を最大化できます。最初はとても恥ずかしいですが、お手本となるネイティブの音声を自分でも読んでみて、自分の発音と聞き比べてみるととても効果的です。

 

 


まとめ

自分には英会話は無理…という誤解には根深いものがあります。しかし、その思い込みを打ち破れれば、ペラペラになるための道は意外と開けてきます

以前と比べるとインプット・アウトプット全ての面において、日本にいても話せるようになる英語学習は十分可能になりました。
今回ご紹介した心構え、勉強法、教材を参考に英語学習を習慣化できれば、毎日忙しい方でも英会話はできるようになります。ぜひこれを機会に挑戦してみてください。

 
  
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