今年こそ英会話教室デビュー!おすすめのチェックポイント

英会話を上達させたい!

でも、「一人で勉強するのは不安、効率よく勉強したい!」という方に、英会話教室は心強い存在です。

 

しかし、自分に合った教室を選ぶのは至難の業。

単に英会話教室が多いというだけでなく、レベルや目的に合わせて多彩なコースが設定され、Webサイトやいわゆる「比較サイト」を見ただけでは、決め手に欠けるというのが現状ではないかと思います。英会話レッスンの見学や体験を試して雰囲気を確かめるのはもちろんですが、情報はポイントを絞って比較することをおすすめします。

 

そこで、英会話教室を選ぶ時にチェックしていただきたいポイントをご紹介します。

 

 

1. どこがおすすめ?英会話レッスン料金をチェック!

電卓

 

英会話教室にお金がかかるのはわかっていても、それなりに大きな出費になるので、納得のいく料金で通いたいですよね。それなら、スクール側が提示しているコースのトータルの価格を見て判断するのはちょっと待って。例えば、某英会話スクールの価格を参考に作成した次の料金を見てみてください。

 

Aスクール短期講座:20万円(レッスン30回分)1レッスン40分

Bスクール短期講座:35万円(週2回×8か月)1レッスン50分

                                                                    ※A社、B社ともに入会金、教材費は除く

 


20万円と35万円では大きな差があるように感じます。安いからといってA社に決めてしまう前に、よく読んでみてください。

 

A社のレッスンは全30回ですから、1回(40分)あたり、6,600円程度の計算になります。B社は8か月かけて受講する必要がありますが、一か月平均8回通ったとすると64回分に相当します。すると1レッスン(50分)あたりの料金は5,400円程度。コースのトータルの価格が一見安く見えても、1レッスンあたりはほかのスクールより高いことはよくあります。

 

もちろんご自身の通う予定の期間にあったレッスンであることは大前提ですが、単純にトータルの価格で比較して決めてしまわないよう気を付けてください。


ちなみに、スクールによって受講期間があらかじめ定められている場合もあり、料金の書き方はさまざまです。

 

大手の英会話スクールの料金を見ると、40~50分あたりのレッスン料は5,000~8,000円程度のようです(もちろんコースによっては例外もあります)。価格を比較する際に、1レッスン(40~50分)あたりの料金を目安にすると便利ですよ。


さらに、働いている人であれば、一定条件を満たすことで「一般教育訓練給付制度」で学費の20%が戻るコースもあります。スクールによって適用されるコースが決まっています。初めて制度を利用する場合、雇用保険加入期間が通年一年以上、二回目以降利用する場合は雇用保険加入期間が「支給決定日」の翌日から通算3年以上というのが条件です。該当のコースかどうかで、受講者側の負担は変わってきますので、働いている方は頭の片隅に置いておくといいでしょう。

 
 

2. 初心者ほどご注意を!グループレッスンとマンツーマンレッスンの使い分け

グループ英会話

 

「初心者はマンツーマンがいい」と聞くことがあります。

 

英会話のグループレッスンだとその場の空気を読んで、聞きたいところを質問できないかもしれないし、グループの中に話せる人がいたら、同じ料金を払っているのに自分の話す機会が奪われてしまうかも・・・やっぱりマンツーマンがいいんだ!と納得していませんか。

 

少し考えてみてください。実際に英語を話さなければならない状況になったときに、相手はあなたの話す速さに合わせてくれるとは限りません。大勢で話しているところで、自分の意見を言わなければならないシーンもたくさんあるでしょう。現実の状況を考えると、グループレッスンにも効果があるのです。


マンツーマンかグループレッスンかで二者択一の英会話スクールも多く、一つのコースの中で両方を体験できるところは多いとは言えません。ただ、学びはじめと慣れてきた段階とで、両者を使い分ける選択肢は持っておくことをおすすめします。

 

以下に簡単にマンツーマンレッスンとグループレッスンのメリットデメリットをご紹介します。

 

 

2.1 マンツーマンレッスンのメリット

自分のペースで話せる

・わからないことがあったらすぐに講師に聞ける

・シャイな人でも講師が発言を引き出してくれることが多い

・プレゼンテーションの練習だけしたいなど的が明確な人にはおすすめ

 

 

2.2 マンツーマンレッスンのデメリット

・標準的な会話のスピード、反応のテンポを掴みにくい

・大勢が話しているところへ切り込んでいく経験ができない

・わからない単語などを想像しながら状況を掴んでいく経験が少ない

 

 

2.3 グループレッスンのメリット

・標準的な会話のスピードや反応のテンポを掴みやすい

・複数での会話を聞き取りながら、自分も話すなど実際に英語を使う場面に近い状況を経験できる

バランスの取れたカリキュラムが用意されていることが多く、独学ではカバーできないジャンルの表現もマスターできる

・(受講生が複数いるので)さまざまなシチュエーションを想定したレッスンができる

 

 

2.4 グループレッスンのデメリット

・全体の進行を気にすると、わからない単語があるたびに質問するのはためらわれる

・自分のペースでは話せない

・講師がある程度配慮するものの、自分から話さないと話す機会が減ってしまう

・ある程度カリキュラムが固められているため、自分の興味のないレッスン内容のこともある

 

 

3. ネイティブスピーカーだけじゃない!日本人講師のサポートも英語力アップの秘訣

ネイティブスピーカー

 

英会話を習うなら、講師はネイティブスピーカーじゃないと!と思うかもしれません。

 

でも、初心者ほどちょっとしたことを日本語で聞きたい、日本人特有の間違いやすい音や表現を指摘してほしいと願っている人も少なくないはずです。

 

英語のネイティブスピーカーで、日本語もほぼ不自由なく使いこなせる人もいるのですが、私の経験上は同じく英語を外国語として学んできている日本人講師の方が受講生の素朴な疑問にわかりやすく答えてくださったように思います。


英語を学ぶなら講師はネイティブスピーカーじゃないと!と決めつけることなく、柔軟に構えておくといいですよ。英会話スクールが実施している体験講座では、ついネイティブスピーカーと話したくなるかもしれませんが、日本人講師のレッスンも受けてみるとよさがわかるはずです。

 
 

4. 教材に表れる英会話スクールの研究力。教室で使う学習教材をチェック!

本棚

 

意外に思われるかもしれませんが、すべてのレベルのテキストを英会話スクールが独自に開発しているわけではありません(もちろんすべてオリジナルで手掛けている英会話スクールもあるかもしれませんが)。中級以上のレベルになってくると英語圏で使われている教材をそのまま使用するケースも多々あります。また、受講生が少ないレベルになってくるとテーマや写真、イラストが古めかしいままのテキストも見受けられます。

 

もちろん英語圏で使われているテキストの中にも日本で英語を学ぶ人に合うものがあるのですが、解説もすべて英語となると少し使いにくいものです。長く愛される教材はありますが、研究力のある英会話スクールであればテーマや写真、イラストも受講生が興味を持てるよう、時代とともに少しずつ変化させているはずです。

 

英会話スクールの体験講座に行ったときは、すべての英会話スクールの教材をざっと見せてもらうことをおすすめします。すると、独自に開発している教材がどれくらいのレベルのものが多いかがわかり、その英会話スクールが力を入れているレベル、シーン(ビジネス、旅行、留学など)が見えてきます。自分が目指すものと英会話スクールの力を入れているレベル・分野が一致するのが理想です。

 

 

5. まとめ~おすすめのスクールとは?~

コーヒー

 

英会話教室に通いたいと考えている人へ、教室選びのポイントをご紹介しました。

料金表示の仕方は英会話スクールによって違うので、1回(40~50分)あたりのレッスン料を比べるといいですよ。また、初心者に勧められるマンツーマンレッスンにもデメリットが。英会話に慣れてきたらグループレッスンに切り替えるなど段階的に取り入れて!

ネイティブスピーカーの講師のよさももちろんあるものの、日本人の苦手なポイントを押さえている日本人講師の力もぜひ活用してください。

 

最後に、英会話スクールの体験講座に行く機会があれば教材にざっと目を通すようにしてみてください。教材にはそのスクールが力を入れているレベルやジャンルが反映されていることが多いです。自分のレベルと学びたい内容に合致する英会話スクールを見つけてくださいね。

 

英語の勉強媒体についてさらに詳しく見る

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

「英語が話せたら転職したい職種があるのに……」
「英語が話せるようになりたいけど、そんな時間がない……」
「どの英会話教材に挑戦しても、長続きしない……」

こんなふうに英語学習に行き詰っている方のために、最短60日でネイティブ英語が聞き取れるようになる “とっておきの方法” があります!

 

詳しくはこちら