「リーディングの解答時間を時計で計っていたけど、何分から解き始めたか忘れてしまった・・・」
「日々の学習時間を簡単に把握・管理したい…」
「リスニング用の音楽プレーヤーが使いにくい…」
TOEICの学習をしていると、こういった問題や不満が出てくるかと思います。
このようなちょっとしたストレスがだんだん積み重なってくると、学習効率が低下するだけでなく、やる気も続かなくなってしまいます。
「もっとTOEICの勉強を効率的にできるアイテムはないのかな?」
と疑問に思っていた方へ、実はこういった不便さを解決し、日々の勉強を効率よく進めるための方法があるのです!
今回はTOEIC対策教材を20年にわたり制作してきたメディアビーコンの編集者が、TOEICの勉強を効率化するためのおすすめツール&アプリを紹介します!
この記事で紹介したツールやアプリを使って勉強すれば、時間を無駄なく効果的に使うことができ、そしてストレスなく勉強を続けることができるようになりますよ。
Contents
簡単に解答時間が測れる!「K-modelチャレンジタイマー」
引用:https://www.yodobashi.com/product/100000001002777102/
みなさんはリーディングセクションの問題を解くとき、しっかり時間を測りながら解いていますか?
本番の試験ではリーディングセクションは75分しかありませんから、時間制限内に解答を終えられるよう、日々の学習では時間配分を意識することが重要になります。
そこでおすすめなのが、この「K-modelチャレンジタイマー」です!
このアイテムは、鉛筆にセットすることですぐに時間を計ることができる、タイマー機能を搭載した鉛筆ホルダーです。
手元で経過時間を確認できるので、腕時計のように開始時間を覚えておく必要がありません。また、スマホのアプリなどでもタイマー機能はありますが、常に鉛筆にセットしておけば、いちいちスマホを取り出してアプリを開いて・・・といった手間が省けます。
日々の勉強の管理が簡単にできるアプリ「Studyplus」
引用:https://www.studyplus.jp/
Studyplusは、一言で言うと「日々の勉強時間を記録し可視化できるアプリ」です。
TOEICだけでなく、英検やTOEFL、大学受験、その他の教科など、いろいろな分野の勉強の管理を行うことができます。
使い方もとても簡単です。まず自分が使っている教材を登録し、あとは勉強を終えたら勉強時間や学習内容を入力して「記録する」を押すだけ。
ストップウォッチやタイマー機能を使用することで、自動的に勉強時間を計測・記録することもできます!
参考書だけでなく学習用アプリの登録も可能なので、これ1つで日々のTOEIC学習の時間管理を簡単に行うことができます。
「毎日どれくらい勉強しているのか?」
「1週間でどれくらい勉強したのか?」
「設定した目標勉強時間が達成できそうか?」
といったことが可視化されてすぐにわかるので、やる気にもつながります。
リスニングの復習ならこのアプリ!「語学プレーヤー」
引用:https://apps.apple.com/jp/app/id420342384?ign-mpt=uo%3D4
「語学プレーヤー」は、NHK出版公式の音声再生アプリです。
このアプリ自体はTOEIC学習教材ではないですが、スマホ内のリスニング音声データを聞くときに便利な機能を搭載しています。
① 0.5倍速~3倍速まで再生スピードを変更できる
このアプリでは、音声の再生スピードを0.5~3倍まで変更することができます。
速度は0.5倍、1.0倍、1.5倍・・・などではなく、0.01倍単位で調整が可能なので、お好みに合せて速度を変えられるのが便利です。
また、音声の速度を機械的に速めたり遅くしたりすると「声が不自然になる」といったことをよく聞きますが、このアプリで再生速度を変更しても、自然さが保たれるので、クリアな音声で学習することができます。
② 「区間リピート」機能で聞きたい箇所のみ繰り返し聞ける
「このあたりの英文だけを何度も聞きたい」という方のために、このアプリには区間リピート機能が付いています。
開始地点(A)と終了地点(B)を設定すれば、その範囲内の音声だけを繰り返しリピート再生することができます。
ディクテーションなどで一部の英文を繰り返し聞きたい場合や、特定のフレーズを何度も聞いて覚えたいときにとても役立ちます。
いちいち手動で巻き戻して、聞いたらまた巻き戻して・・・という手間が一切なくなるので、学習スピードが格段に向上します!
③巻き戻し・早送りの秒数を指定できる
「巻き戻しで戻りたいところにうまく戻らなくてイライラする」といった経験がある方はかなり多いのではないでしょうか。
語学プレーヤーには巻き戻し・早送り機能がついていますが、その秒数まで指定することができるのです。
「巻き戻しは8秒、早送りは4秒」のようにそれぞれ設定可能なので、学習内容に合わせて調整することで、より効率よくリスニング学習を進めることができます。
最後に
いかがでしたか? 今回はTOEICの学習を効率化するためのツール・アプリについてお答えしました。
「TOEIC学習を少しでも効率化したい」という悩みを抱えていた方のモヤモヤが少しでも解消されたのなら幸いです!
他にもこんなお悩みはありませんか? 当てはまる方は以下の記事もご覧ください!
「独学で勉強してTOEIC800点までとれたけど、どうしても900点を越えられない」
「TOEICのリーディングセクション200問を全部解き終わるためのおすすめの勉強法を知りたい」
株式会社メディアビーコン プロフィール
1999年創業。語学教材に特化した教材制作会社。TOEIC、英検、TOEFLをはじめとする英語の資格試験から、子供英語、中学英語、高校英語、英会話、ビジネス英語まで、英語教材全般の制作を幅広く行う。特にTOEICの教材制作には定評があり、『TOEIC®テスト新公式問題集Vol. 5』の編集制作ほか、TOEIC関連企画だけでも130冊以上担当している。出版物としての教材制作のみならず、TOEIC® L&Rテストのスコアアップを目指す方のためのコーチングも行っている。
著書に『寝る前5分暗記ブック TOEICテスト単語&フレーズ』、『寝る前5分暗記ブック TOEICテスト英文法』(以上、学研プラス)、『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』(ベレ出版)などがある。