【TOEIC満点 】990点取得のためにやるべき5つの勉強法

目標に向かって進むイメージ画像

TOEICテストの満点は990点。

英語を自分の武器にしたいという方、英語を仕事にしたいと思っている方、英語やTOEICを教える職業の方にとっては、大きなゴールではないでしょうか。

 

このスコアを取れる受験者は、ほんのわずかで、総受験者1パーセントにも満たないのではないかと言われています。

 

ただし、たとえネイティブや帰国子女ではなくても、TOEIC990点満点を取ることはできます。

 

私自身も、帰国子女ではありませんが、試行錯誤の末、TOEIC990点満点を取ることができました。今回の記事では、日本で生まれ、日本で育った私が、TOEIC 990点を取った勉強法についてお伝えします。

 

この記事で紹介する勉強法で、TOEIC 990点を取り、英語を武器に活躍しましょう!

 

 


1. TOEIC満点のレベルは?

 

TOEIC 990点を取る人は、全体のほんの一握りです。

TOEICの運営団体によるETSは、満点取得者の割合を公表してはいませんが、全受験者の1パーセントに満たないのではないかと思われます。

 

私が満点を取得した2021年5月23日の回ですと、リスニング満点だった人は受験者の3パーセント、リーディング満点だった人は受験者の1パーセントでした。リーディング、リスニングが両方満点だった人は、更に少ないと考えられます。

 

このことからも、いかにTOEIC満点に到達するのが難しいかということが分かりますね。

 

実際私は、毎回TOEICを受け続けて、満点を取るのに2年かかりました。ネイティブや帰国子女でTOEICを受けると、満点を取ることができる場合が多いようです。TOEICはリスニングやリーディングの力しか測れないため一概には言えませんが、TOEIC満点は英語の運用能力的にはネイティブと同じレベルであると言っても差し支えないでしょう。

 

 

2. TOEIC満点を取るメリット

就職時や、昇進時にTOEICのスコアを基準にしている企業も、990点満点を基準にしている企業はほとんどありません。

 

TOEIC満点を目指している方は、他人に求められたからではなく、自分の意志で取りたいと考えている方が多いかと思います。

 

逆に言えば、満点を取るには、それぐらいの強い意志が必要です。

 

一般企業で働く英語力の基準としては、高くてもTOEIC 800点程度。満点を求められることはまずないでしょう。

 

ただし、英語を武器にする職業、例えば英会話学校の教師や、TOEICを教える講師、翻訳家や英語教材制作者など、英語を武器にして仕事をする職業では、やはりTOEIC満点を持っていると持っていないのとでは、周りからの評価が違います。

 

ですので、英語を生かした職業に今現在つかれている方や、そうした職業を目指したい方は、TOEIC満点をとれば、これからのキャリアをひらくきっかになる可能性があります。

 

特に、「英語を教える」仕事をしている方にとっては、自身がTOEIC満点を持っているかどうかというのは、信頼やブランドという意味で、大きな意味を持つでしょう。

 

TOEICの業界で現在活躍されている、名だたる講師の方々も、努力の末990点を取得され、その経験をもとに講義活動や、本の執筆をされています。

 

TOEIC990点満点は、英語やTOEICを仕事にするうえで、道を開いていく大きなきっかけになると分かります。

 

実際に私も、TOEIC教材を多く作成する英語教材編集者として働いていますので、満点を取ったということは、自分にとってとても大きな自信につながりました。

 

正直、TOEIC980点を取った時と、満点を取った時とを比べて、自分自身に大きな英語力の差があるとは感じません。

 

しかし、周りの人の自分に対しての評価、そして自分に対する意識が変わり、自信がつきました。

 

TOEIC990点は、生半可な努力でとれるわけではありません。

それはTOEICの講師陣のみなさんや、学習者の皆さんが一番よくわかっています。

満点を取っているということは、TOEICや英語学習に真剣に取り組み、結果を出すために努力した証なのです。

 

特にSNSやYoutubeなどの情報発信をしているときに、「満点です」と胸を張って言える、プロフィールにかけるということは、自分自身の自信にも大きくつながります。

 

TOEICや英語を教えたり、情報発信をしたりする立場の方は、ぜひ持っておきたい点数、それがTOEIC満点です。

 

 


3. TOEIC満点を取るのに必要な力

 

 

1. 自分の苦手と向き合う強さ

もしあなたが、すでに900点以上を取得されているのであれば、満点取得者との間の、純粋な英語力の差はあまりないでしょう。

 

例えば、980点の人と990点の人で、英語力が大きな差があるとは思えません。

 

それでも、TOEIC満点をとれていない人は、

何かしら、自分の英語力や、テストテイキングスキルで、足りないところがあるはずです。

 

例えば、文法が完璧じゃないのでPart5 で1~2問毎回落としてしまう、集中力が続かなくて、リスニングを聞き逃してしまう時がある、意味があやふやな単語があって、Part7の答えを間違えてしまう、などなど。覚えはありませんか?

 

「一瞬の気のゆるみ」「たまたま知らなかった」だけで片付けてしまうと、なかなか満点は取れません。

 

苦手としっかり向き合って、そこを埋める努力をする、

それがきちんとできた人だけが、TOEIC満点を取ることができます。

 

 

2. リスニング力

さて、私はTOEIC満点を取るのに必要な力は、「英語力」「集中力」の2つに分けられると考えています。

 

英語力の面では、聞こえたことをすべて容易に理解できるリスニング力が必要です。TOEICテストにおいては、リスニングの方が満点を取りやすく、実際満点を目指して勉強している方は、リスニングは満点を取れている方も多いかもしれません。

 

ただし、そういった方でも、リスニングテストの45分間を必死に解いて、なんとかリスニング満点を取っている、という状態だと、TOEICで990点満点を取るのは厳しいです。

 

なぜかというと、リスニングテストで全力を使ってしまうと、リーディングを解く体力が削られ、実力が出し切れない、ということにつながるからです。

 

リーディングの満点を取るのに十分な体力を残しつつ、リスニングで満点を取るには、英語をすべて聞いたまま理解できる力が必要です。

 

ここをトレーニングする方法については、4. TOEIC満点を取る勉強法で詳しく解説します。

 

 

3. リーディング力

リーディングで満点を取るためには、すべての問題で正解をする必要があります。

1問のミスも許されません。

 

すべての問題を解いた時に根拠を自信を持って答えられる状態を作らなければいけません。

 

そのためには、「速読力」「精読力」の両方が必要です。

 

高得点者の方でも、Part7で時間が足りなくなる、根拠に自信をもって答えられないという方は多いと思います。満点を取るためには、そういったことが起こらないようにしていく必要がありますし、TOEICではスピードも求められます。一般的な時間配分ですと、Part7は1時間程度で解ききる必要があるので、1問1分の速さで英文を読み、問題を解く必要があります。

 

その速さに到達するための速読力と、英文を早く読んでもしっかり理解できる精読力をつける必要があります。

 

 

4.  集中力

「集中力」もとても大切です。

 

1ミスもしないつもりで解かなければいけませんので、途中で気が散ってしまったり、集中力が途切れてしまったり、というようなことがあると、満点は取れません。

 

2時間にわたるテストですので、その間一瞬も気を抜かないというのは難しいと思いますが、11問自分を整えながら受ける、ちゃんと自分で気を抜く間合いを作る、テンポを整えることができる力が必要です。

 

これは、何度もテスト受けていく中で感覚をつかんでいく必要があります。

 

 

4. TOEIC満点を取る勉強法

 

 

1. 満点レベルの単語力を身に着けよう

まず、単語力はすべての英語力の土台です。

 

上級者の方であっても、単語の勉強はあなどれません。

 

TOEICで満点を狙うには、問題冊子に出てくるすべての単語の語義をはっきり答えられるレベルの語彙力が必要です。

 

上級者の人でも、抜け穴はあるはずですので、そこを埋めていく必要があります。

 

人によって、どこが抜けているのかというのは違いますし、なかなか自分でも気づいていないところですので、単語帳などを使って網羅的に学習するのが効果的です。

 

今お使いのTOEIC用の単語帳があれば、それを徹底的にやるのでもいいと思いますし、上級者向けの単語帳を選んでやるのでもいいと思います。

 

 

私は、TEX加藤先生著の『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)を使っていました。

 

この単語帳はレベル別に分かれていますので、860点レベルから990点レベルまでの単語をおさらいし、わからない単語をつぶしていくということをやっていくとよいでしょう。

 

私も、満点を取る前の時期に『金フレ』を総復習し、やりこんでいました。

 

当時TOEICではいつも960~985点をとることができるくらいのレベルだったのですが、それでも、意外と答えられない単語がかなりありました

 

TOEICの問題は根拠がピンポイントなこともありますから、1語でも知らない単語や意味を正しく理解していない単語があると、点数を落としてしまう可能性があります。地道なボキャブラリービルディングが必要です。

 

上級レベルの単語帳でしたら、藤枝暁生先生の『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』がおすすめです。毎回TOEICを受験されている藤枝先生、TOEICに出る難単語や、これから出ると予想される単語をまとめて作られていますので、とても参考になるかと思います。

 

amazon : 『TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ』

 

単語帳を使った学習以外にも、日々の学習の中で、意味がわからない単語に出会ったらその都度つぶしていく必要もあります。解いた問題を復習する際や、日常の中でも、「この単語何て言うんだろう」という英単語に出会ったら、すぐに調べる癖をつけましょう。

 

 

2. Part1-4(リスニング)は多聴とディクテーション

 

一般的に、TOEICではリーディングよりもリスニングの方が満点を取りやすいといわれていますリスニングは1、2問ミスしても満点が取れるからです。上級者のレベルの方でしたら、リスニングは満点かそれに近い点数を持っている人も多いかもしれません。

 

逆に言えば、リスニングは安定して満点を取れるくらいの力がないと、リーディングで満点を取るのも難しいかもしれません。TOEICでは45分間のリスニングテストを受けた後に、リーディング75分のテストがあります。ですので、リスニングが終わった時点でどれだけ体力・気力・集中力が残っているかというのも、リーディングの出来を左右します。必死に解いて何とかリスニングを全問正解できても、その時点で疲れ果ててしまっていては、リーディングでハイスコアを狙うことが難しくなってくるからです。

 

では、満点レベルのリスニング力はどのようにつけたらよいでしょうか。

 

それは、やはり、毎日たくさんの英文を聞くことです。

 

普段45分以上通して英語の音声を聞くことがないのに、いきなり本番でそれをやるというのは無理がありますよね。TOEICの音源じゃなくても構いませんので、毎日45分以上、英語の音声を聞きましょう。

 

ある程度英文を聞いて、内容を理解することができるレベルの人は、海外ドラマ、Podcast、ニュースでも構いませんので、毎日一定時間英文を聞くようにしましょう。毎日通勤時間に聞く音楽を、英語のポッドキャストに変えるだけでも、リスニング力は上がってくるはずです。

 

 

私がおすすめなのは、BBC Learning Englishの「6 Minute English」というポッドキャスト。

 

BBC Radio – 「6 Minute English」ダウンロード

 

英語のレベルとしてはそこまで難しくはありませんが、TOEICであれば十分なレベルです。

内容が聞いていて楽しいので、無理なく続けられます。

 

 

あとは洋書をオーディオブックで聞いたりもしていました。

 

聞いていたのは、ビジネス書として有名な

『The Goal A Process of Ongoing Improvement – 30th Anniversary Edition』 (Eliyahu M. Goldratt, Jeff Cox 著)。

 

ストーリー形式で話が進み、内容もビジネスですので、

語彙もTOEICで出てくるものと非常に近く、おすすめです。

 

Audible 『The Goal』

 

また、ある程度高得点を取っている方でも、問題は解けるけれど、全てを聴き取って理解することはできていない、という人もいるかと思います。そういう方は、まだもう少しリスニング力をブラッシュアップする必要があります。

 

そのために効果的なのが、ディクテーションです。

 

これは、リスニングに悩んでいるすべての人におすすめしたい勉強法になります。

 

ディクテーションは、紙を用意し、聞こえてきた音を全て書き取る勉強です。もうすでに解き終えた問題の音声を使うといいでしょう。例えば、Part3の1題分のダイアログをやるとします。音声を流し、それを聞こえた通りに書きとっていきます。何度も繰り返し音声を聞き、全ての文章を完璧に書きとれるまで続けます。

 

もちろん、音声を一度聞いただけではすべてを書きとることはできません。大切なのは、聞き取れるまで何回も何回も音声を繰り返し、もうこのダイアログは完璧に書きとれた、と思えるまでやることです。

 

自分が全て完璧に書きとれた、と思えるまで答え(解説ページのダイアログ)は見ないようにしましょう。何十回繰り返しても構いません。これを繰り返すと、ある日突然、英語が前よりもクリアに聞こえる感覚が味わえるはずです。

 

 

 

3. Part5-6は自分で解説できるくらいの文法力をつけよう

 

 

次に、Part5&6についての勉強法をお伝えします。

Part 56を攻略するには、とにかく文法と語彙を固めることが大切です。

 

高得点者の方は、文法は割と自信がある方も多いかと思いますが、それでも抜けている文法があるはずです。例えば、現在分詞過去分詞の働きや、分詞構文、関係代名詞などを自分できちんと説明できますか? 

 

TOEIC満点を取るには、文法事項をしっかりと自分で説明できるぐらいの文法力が必要です。

 

勉強法としては、問題を解き終わった後に、それぞれの問題の正答と、正解の理由をしっかり説明することができるかを確認するのがおすすめです。

 

正解した問題も不正解の問題も同じように確認しましょう。自分で解説を作るようなイメージで、文法的に説明をします。

 

「何となく解いて、正解してしまった問題」を、はっきりと根拠を持って正解できるレベルにまでしていきましょう。

 

ある程度高得点を取るためでしたら、「なんとなく正解している問題」つまり、英語的な勘に頼って正解する問題があってもよいと思います。

 

特に、もともと英語が比較的得意でよく聞いたり話したりしている方は、Part5&6は「根拠は説明できないけれど、なんとなく正解できる問題」があるのではないでしょうか。

 

もちろん、その「英語的な勘」を養うのは必要なことですし、素晴らしいことです。

 

ただし、勘には必ず「誤差」が生じます。Part5の30問中、1問でも勘で解いて不正解の問題があったら、TOEIC満点を取ることはできません。満点を狙うのであれば、その「誤差」を無くしていく対策をしましょう。

 

一つ一つの問題の根拠を自分が理解できているかをしっかりと確認して自分の理解があやふやな部分をなくしていくことが必要です。

 

Part5&6に苦手意識がある方は、問題集に取り組んで量をこなすのもおすすめです。

 

Part5&6は、割と問題のパターンが決まっていますので、ある程度量をこなしていけば、本番でも似た問題に遭遇する可能性が高くなります。

 

私がオススメするのは、花田徹也先生著の『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』や加藤優先生著の『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』(ともに朝日新聞出版)です。

 

amazon『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』

 

amazon『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』

 

 

4. Part7は「自分の解き方」を身に着けよう

TOEIC990点満点を取るための、Part7の勉強法は2つあります。

 

まず1つ目は、精読トレーニングをすること。

もう一つは自分に合った解き方を見つけることです

 

まず精読トレーニングについてです。こちらも、解き終わった問題を復習する際に効果的なトレーニングです。

 

 

 

パッセージの英文の文の要素ごとにスラッシュを入れ、SVOCを入れていきます。

文法用語が分からなくても気にしなくて大丈夫です。文法用語が分からない場合は「この形容詞cleanが名詞roomを後ろから説明している」などというように、言葉で文構造が説明できればOKです。ここで大切なのは、一つ一つの単語がお互いにどのように影響しあっているかというのを確認することと、わからない単語や文法事項を一つ一つ潰していくことです。

 

このように、英文の中の構造をしっかりと理解しながら、前から順に読めるようにすることで、結果的に速読力も上がるはずです。

 

2つ目は、Part7の自分流の解き方を見つけること。

ここでいう解き方とは、「設問を先に全て読んでから問題を解く」「最初に全てパッセージを読んでから問題を解く」「一題ずつ問題を解きながらパッセージを読み進める」など、問題の解き進め方のことです。

 

この「解き方」に正解はありませんので、自分に合った解き方をすることが大切です。

 

私は、以前はパッセージをすべて読んでから問題を解くやり方をしていました。Part7に時間がかかり、いつも1~2問を落としてしまっていたのですが、ある日やり方を変え、問題を先読みしながら1題ずつ解いていく方法に切り替えました。すると、Part7を読むときにどこに着目して読めばいいかが分かるようになり、以前よりもスムーズに問題を解くことができ、満点を取得することができました。

 

Part7の満点レベルの勉強や解き方については、濵﨑潤之輔先生著、『TOEIC L&Rテスト990点攻略』(旺文社)にとても分かりやすくまとめられていますので、おすすめです。

 

amazon『TOEIC L&Rテスト990点攻略』

 

いずれにしても、自分に合った解き方を見つけて、定めて解くことが大切です。練習で問題を解くときに、いろいろなやり方を試してみてくださいね。

 


5. 自分の苦手にとことん向き合って、頂点を取ろう!

 

今回はTOEICテストで990点を取るための方法を、私自身の体験も踏まえてお伝えしました。

 

いかがでしたか?

TOEICテストで満点を取るためには

「自分の弱点を明確に把握すること」

「その弱点を克服するトレーニングを積み重ねること」

が大切です。

 

TOEIC満点をとることは、生易しいものではありません。

 

でもだからこそ、取った時は自分に対する自信や評価が大きく変わり、ひょっとしたら人生を変えてしまうほどの力があります。

 

自分を信じて、勉強を続けていきましょう! 応援しています。

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加