英語学習に欠かせない存在といえば辞書ですよね。
でも、どんな辞書が自分に合っているのか分からない… そんな風に思っていませんか?
「実用的で使いやすい辞書が知りたい!」
というあなたへ、年齢や目的ごとにおすすめの英語辞典をご紹介します!
Contents
1. 小学生におすすめの英語辞典
まずは小学生におすすめの英語辞典です。小学校でも英語が必修となる中、自分のお子さんに合った英語辞書を探している方は多いのではないでしょうか?
小学生向けの辞書を選ぶ際に注意して欲しいポイントがありますので、まずはこちらを確認しましょう!
1-1. 小学生向けの英語辞典を選ぶ際のポイント
小学生向けの辞書を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・とにかく分かりやすいもの
・イラストや絵が豊富なもの
・収録単語数が多すぎないもの
上記のポイントはどれも、「子どもが飽きない・挫折しない工夫がされているもの」という共通点があります。
特に単語数については、大人からすると「多い方がお得なのに…」と感じるかもしれません。
しかし、英語を学習し始めたばかりの子にあまり本格的な辞書を渡しても、難しい単語が多すぎて持て余してしまいますから、よく使う基礎単語だけが載っているものの方がおすすめなのです。
いきなり難しすぎる辞書を使うのではなく、お子さんが「英語って楽しい!」と思えるような一冊を選びましょう!
1-2. 【小学生向け】英語辞典2選
引用:https://www.shogakukan.co.jp/books/09510844
①『ドラえもん はじめての英語辞典』(小学館)
おなじみのキャラクター、ドラえもんと一緒に英語を勉強できる辞書です。フルカラー&イラストも豊富で、お子さんも興味を持つこと間違いなしの一冊です。
初めて英語辞典を使う小学生におすすめ!
【おすすめポイント】
・イラストがたくさんで楽しい
・単語数が少なく(英検5級レベルまで)、入門にぴったり
・CD付きでネイティブの発音も確認できる
引用:https://hon.gakken.jp/book/1230495300
②『新レインボー 小学英語辞典』(学研プラス)
amazonなどでも人気のあるシリーズです。英和・和英どちらとしても使え、中学生になっても使える充実の単語数&内容になっています。
【おすすめポイント】
・絵辞典つきで楽しく学べる! まるで絵本のようなワクワク感
・単語レベルは英検3級(中学修了レベル)まで対応
→英語が得意な子や、一冊を長く使いたい子向け
・発音記号やフレーズ説明で、自然な英語表現が身につく
2. 中学生におすすめの英語辞典
中学生になったら、もう少し「本格的な辞書」にチャレンジしてみましょう。
学校の授業もどんどん難しくなる時期なので、信頼できる一冊があると心強いですよ!
2-1. 中学生向けの英語辞典を選ぶ際のポイント
小学生のお子さんには、「とにかく楽しくて飽きない」辞書がポイントでした。中学に上がると、ポイントは以下のように変化します。
・本格的な辞書(収録語数や内容の充実度)
・受験や資格試験対策にも使えること
・発音や細かい情報も学べること
いかがでしょうか? 特に、高校受験や英検などの資格試験にも対応できる辞書だと安心ですよね! では早速、おすすめの辞書を見ていきましょう!
2-2. 【中学生向け】英語辞典2選
引用:https://gakken-ep.jp/extra/gakkou-saiyo/junior_dictionary/1230430400.html
① 『ジュニア・アンカー 英和・和英辞典』(学研プラス)
常にランキングでも上位の人気辞書です。新しい教科書や指導要領にも準拠した内容で、学校での学習内容ともマッチします。
また、英語メールの書き方や日本を英語で紹介する方法など、アウトプットも含めて英語力を総合的に伸ばせる構成になっています。
【おすすめポイント】
・本格的な英語辞書の導入に! 不動の人気シリーズ
・英検で出てくる単語はマーク付きで、何級で出題されるか一目瞭然
・CD付でネイティブの音声や発音が確認できる
引用:https://www.teacher.ne.jp/jiten/jiten/syou3.html
② 『Challenge 中学英和・和英辞典』(ベネッセコーポレーション)
ベネッセが出版している英語辞典です。新教科書への対応はもちろん、ただ単語の意味を調べるだけでなく、英文法や語法に繋がる深い知識を養うのに役立ちます。
【おすすめポイント】
・英文法や成句といった情報も充実
・中学頻出の単語には丸々見開きでページが割かれている
・「英作文ガイド」つきで、ライティング力も身につく
3. 高校生におすすめの英語辞典
高校生になると、学ぶ英単語もグッと難しくなります。大学受験にしっかり対応した、信頼できる辞書を見つけましょう!
3-1. 高校生向けの英語辞典を選ぶ際のポイント
高校生向けの辞書を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・語法や類義語など、細かな情報があること
・古すぎない、時代に即した内容であること
・大学受験でも活躍する一冊であること
高校生向けの辞書選びのポイントが分かったところで、早速おすすめの辞書をご紹介していきます!
3-2. 【高校生向け】英語辞典3選
引用:https://www.taishukan.co.jp/book/b197539.html
① 『ジーニアス 英和辞典』(大修館書店)
amazonでもベストセラーとなっている、長年にわたり人気を誇る一冊です。
収録語数の多さは言わずもがな、語法やコロケーションといった高校生必須の知識も身につく内容で、かなり充実した学習効果が期待できる英和辞典です。
【おすすめポイント】
・安心と信頼のベストセラー!
・類義語の使い分け解説、前置詞のイラスト解説などが便利
・インターネットで使われるスラングのような単語も収録
引用:http://olex.obunsha.co.jp/ej.html
② 『オーレックス 英和辞典』(旺文社)
高校生~社会人まで、幅広く支持されている辞書です。大学受験にとどまらず、ビジネスや日常会話で使える英語表現にも重点を置いています。
「開くたびに新しい発見がある!」そんな辞書です。
【おすすめポイント】
・大学受験や資格対策にも充分な単語、情報量
・ネイティブが実際によく使う表現を、アンケートに基づき調査
・会話で使える表現がもりだくさん! 英語の総合力をアップさせたい人へ
引用:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd10592
③ 『ウィズダム英和辞典』(三省堂)
高校生だけでなく、大学生や社会人にもおすすめできる一冊で、長く使えます。
文法や語法に関する説明の丁寧さに加え、改定ごとに新語が追加されています。時代に即した英語を身につけられます。
【おすすめポイント】
・単語だけでなく、文法や語法の勉強にも◎
・新語も随時収録されるので、今どきの英語も身につく
・社会に出ても、長く使える一冊
4. 大学生・社会人におすすめの英語辞典
高校生向けの辞典は、大学生・社会人になっても使えるものが大半です。「高校を卒業したら辞書なんて使わない…」ではもったいないですよ!
とはいえ、本格的に英語を勉強する方は、より専門性の高い内容にも対応できる辞書を持つことも検討してみましょう。
4-1. 大学生・社会人向けの英語辞典を選ぶ際のポイント
大学生や社会人が英語の辞書を選ぶ際には、以下の点がポイントになります。
・高校の時より高いレベルの辞書であること
・大学での専攻や職業の専門性にも対応できる内容であること
特に大切なのが2番目。大学で学ぶ内容や、仕事での使用にも対応できる辞書を選ぶのがポイントです。
今回は「幅広い分野である程度専門的な内容にも対応できる辞書」を2冊ご紹介していますが、3冊目の『プログレッシブ ビジネス英語辞典』(小学館)のように、特定の分野に特化した用語を集めた辞書もあります。
自分の専門を見極め、適切な辞書を選ぶようにしましょう!
4-2. 【大学生・社会人向け】英語辞典3選
引用:https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/39512/
① 『アドバンスド フェイバリット 英和辞典』(東京書籍)
高校生から社会人まで、幅広く使える英和辞典です。時事用語や技術的単語など、専門性の高い単語も収録されているところが特徴です。
【おすすめポイント】
・上級者向け英和辞典の定番!
・一方で、基礎単語のより深い理解につながるイラスト解説なども充実
・語源やことわざなど、ユニークな内容のコラムも豊富
引用:https://www.shogakukan.co.jp/books/09510101
② 『ランダムハウス 英和大辞典』(小学館)
その分厚さからも分かるように、収録語数の多さと内容がユニークな一冊です。
イギリス英語や口語表現、アジアや中南米で話されている英語などなど…挙げればきりがない程、他の辞書にはない情報が盛り込まれています。
ご家庭に一冊あると重宝すること間違いなしです!
【おすすめポイント】
・収録語数が多い&ユニーク
・アメリカ英語以外の英語も学べる
・口語や俗語も記載されており、「生きた英語」が身につく
引用:https://www.shogakukan.co.jp/books/09506722
③ 『プログレッシブ ビジネス英語辞典』(小学館)
経済や法律、金融といった実用的なビジネス用語を多数収録しています。
専門性が高い一方で解説が分かりやすく、これから英語力を伸ばしたいビジネスマンなどにはピッタリの一冊と言えるでしょう!
【おすすめポイント】
・実用的なビジネス単語が豊富
・類義語の使い分けなど、細かい解説も分かりやすい
・コロケーションや用例も多く、そのまま覚えてすぐ使える!
5.【電子辞書】紙辞書以外にも!便利な英語辞書を試してみよう【辞書サイト】
ここまで紙辞書を取り上げてきましたが、現代では電子辞書やweb上の辞書サイトもたくさんあります。
それぞれの特徴を知った上で、目的や好みに合った辞書を使い分けるのが効果的ですよ!
5-1. 電子辞書のメリットと選び方
まずは電子辞書のメリットをご紹介します。
【電子辞書を使うメリット】
・単語の検索が簡単。複数辞書の同時検索も可能
・モデルによっては英語以外の言語(フランス語や中国語、韓国語など)も調べられる
・音声を再生して発音の確認もできる
・軽いので持ち運びに便利
紙の辞書に比べ、電子辞書は軽くて持ち運びにも便利です。
とはいえ、「書き込みやマーカーがしやすい」、「調べたい単語以外も視界に入るので興味深い発見につながる」など、紙辞書ならではのメリットももちろんあります。
自宅ではじっくり紙辞書を使用し、外出先などで使えるよう、電子辞書をカバンに常備しておけるとバッチリですね!
5-2. 辞書アプリ&サイトのメリットと選び方
次に、辞書アプリやサイトのメリットをご紹介します。
こちらはご想像の通り、何といってもその手軽さと便利さに尽きます。
【辞書アプリ&サイトを使うメリット】
・スマホ1つでサクッと単語が調べられる
・無料で使えるものも多い
・「スペルがよく分からない…」そんな場合でも検索でヒットしやすい!
5-3. 電子辞書2選&辞書アプリ・サイト2選
引用:https://casio.jp/exword/products/XD-SX4800/
① 『CASIO XD-SX4800』(CASIO)
電子辞書で有名なCASIOによる、高校生向けのモデルです。
英語のみにとどまらず、大学入試対策のための5科目全て(英語、数学、国語、理科[生物/物理/化学]、社会[地歴/公民])に対する学習内容も充実しています。
【おすすめポイント】
・単語、資格対策、文法書など、英語学習全般に対応
・英英辞書やシソーラス(類語辞典)も収録
・英語以外の教科の学習にも大活躍で大学受験向き!
引用:https://casio.jp/exword/products/XD-SX8500/
② 『XD-SX8500』(CASIO)
こちらもCASIOから発売されている、ビジネスマン向けの電子辞書です。
英語に特化したモデルで、ビジネスやTOEIC、時事英語や英会話に関する教材が多数収録されています。社会人になったら、ぜひ手に入れたい一品です!
【おすすめポイント】
・英語特化の電子辞書! ビジネスマンや英語の専門家にも◎
・TOEIC対策の教材が多数収録されている
・広辞苑や百科辞典、ビジネス関連の用語辞典も収録
引用:https://eow.alc.co.jp/
① 『英辞郎 on the WEB』(アルク)
アルクが提供する無料のオンライン辞典です。
シンプルで使いやすく、調べた単語の読み方も、発音記号とカタカナの両方で表示してくれるので、「発音記号がよく分からない…」という方にも使いやすいです。
【おすすめポイント】
・英語学習や翻訳でも有名なアルクによる辞書サイト
・単語のレベルや発音も一目で分かる
・検索した単語を使用したフレーズも同時に調べられる
引用:https://ejje.weblio.jp/
② 『Weblio英和辞典・和英辞典』(ウェブリオ株式会社)
こちらも有名な無料辞書サイトです。単語の説明も細かく、複数の意味を持つ単語であればそれぞれの意味や用法を詳細に調べることができます。
また、アプリも利用可能なのでぜひダウンロードしてみて下さい!
【おすすめポイント】
・紙辞書や電子辞書にも負けない情報量
・それぞれの単語のレベルを、習う学年や英検の級を基準に掲載
・自分の知っている単語数を測定できる語彙力クイズが遊べる
・アプリでは問題を解きながら単語を学べる機能も
まとめ
以上、年齢や目的別の英語辞典についてご紹介しました。
辞典選びは英語学習の基礎となるものなので、じっくりと比較しベストな一冊を見つけてください!