「会議やプレゼンの場面で英語を話せるようになりたい」
「ビジネスで役に立つリスニング力を身につけたい」
「ビジネス英語が学べる評判の良い教材を知りたい」
と感じている人は多いかと思います。そんな人におすすめなのが、スタディサプリENGLISHの「ビジネス英語コース」です!
引用:https://apps.apple.com/jp/app/id1459354238
スタディサプリENGLISHのアプリには、「日常英会話コース」や「TOEIC L&R TEST対策コース」なども用意されていますが、ビジネス英語コースでは、会議や交渉などビジネスの場面で使える実践的な英語表現を身につけることができます。
今回は、スタディサプリENGLISHの「ビジネス英語コース」コンテンツ制作・編集に携わったメディアビーコンが、本コースの内容やおすすめの学習法を紹介していきます。
「スタディサプリENGLISHのビジネス版って効果があるの?」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください!
Contents
1. スタディサプリENGLISH「ビジネス英語コース」とは
スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースは、一言でいうと「ビジネスの場面で使える英語表現を学べる教材」です。
ビジネス英語コースには以下の4つのレベルが用意されており、初心者~上級者まで幅広く学ぶことができます。
【Lv.1】海外出張編 (目安レベル:TOEIC400点程度)
【Lv.2】PC事業部の危機編 (目安レベル:TOEIC600点程度)
【Lv.3】新商品開発編 (目安レベル:TOEIC730点程度)
【Lv.4】グローバル進出編 (目安レベル:TOEIC860点以上)
各レッスンではキャラクターたちの英会話を通して、便利で実践的なビジネス英語表現を学びます。内容一致クイズやディクテーションのトレーニングもあるので、リスニング力も身につけることができます。
なお、当コースの会話で使われているストーリーのシナリオは、大人気ドラマ「下町ロケット」の脚本を手掛けた稲葉一広氏が作成しています!
それでは、ビジネス英語コースの「8つのトレーニング」について、概要と、制作協力したメディアビーコンだからわかるおすすめの取り組み方を解説していきます!
2. トレーニング内容と効果的な取り組み方
① 内容理解クイズ
各レッスンでは、キャラクターによる会話が流れたあと、会話の内容を理解しているかをチェックする4択の クイズが英語で3問出題されます。
解答後は答え合わせをします。解説を読んで、和訳で意味を確認します。
おすすめの取り組み方
◆答える前に何度か音声を聞く
解答に自信がない方は、音声を再度聞いてみましょう。3回くらい聞いてもわからなければ、それ以上繰り返し聞かず、解答をチェックするようにしましょう。
もし英文がまったく聞き取れない・内容がほとんど理解できない場合、レッスンのレベルが合っていない可能性があります。聞き取れる英文が7割以下であれば、レベルを変えてみると良いでしょう。
◆レベルや目的に合わせて「音声速度」を変える
会話文の音声スピードは、「遅い」「普通」「速い」に自由に変更することができます。
リスニングがあまり得意でない方は、まずは「遅い」に設定して聞くのも効果的です。後日復習をするときに「普通」や「速い」に変更して聞き直すことで、リスニング力をアップさせることができます。
リスニングがある程度できる方は、「速い」に設定することで負荷をかけられますが、「遅い」に変更してじっくり聞くことにより、音声変化(音と音のつながりや音の消失など)を身につけることができるので、上級者でも「遅い」で聞いてみるのもおすすめです!
◆選択肢を見ないで答えを考えてみる
さらに負荷を高めたい方は、選択肢を見る前に、一度自分で答えを考えてみるのもよいでしょう。
② 単語・イディオムチェック
会話で使用された語句の正しい意味を問うクイズが出題されるので、4択から適切な選択肢を選んで解答します。
解答後は、答えとその単語が使われた会話文中の英文が表示されるので、意味や使い方をチェックします。
おすすめの取り組み方
◆3秒以内で解答する
クイズは1問につき、制限時間が5秒与えられます。
しかし、実際のビジネスの場面では、英語を聞いたときに「containってどういう意味だっけ・・・?」などと考えている時間はありません。
すぐに理解できるようになるためにも、3秒以内で解答することを目指しましょう!
③ ディクテーション
「ディクテーション」とは、聞こえてくる英文を書き取るトレーニングです。
1文ずつ音声を聞いて、空所の部分をタイプして解答します。スペルがわからない場合は、「一文字ヒント」を押せば、次に打つべきスペルが1つ表示されます。
解答後は、英文と日本語訳が表示されるので、意味をチェックします。
おすすめの取り組み方
◆1回目は「英文の意味を把握する」つもりで聞き取る
いきなり細かく英文を聞き取ろうとすると、1つ1つ単語を拾っていくのは難しいため、最初の1回目は内容を理解する意識で聞いてみるとよいでしょう。
◆速度を変えて聞いてみる
ディクテーションでも、英文の速度を変更することができます。速くて聞き取れなければ「遅い」に設定して聞いてみましょう。
④ 会話文チェック
会話理解クイズで聞いた会話文のスクリプトと和訳が表示されます。
音声や語注の確認ができるので、ここで英文の内容を理解するようにしましょう。
おすすめの取り組み方
◆会話の流れを理解する
会話文チェックでは、語句の意味を確認するだけでなく、全体的な会話の流れもつかんでおくようにしましょう。
例えば、「現状報告(プロジェクトの進捗を報告)」→「問題提起(協力会社が見つからない)」→「解決策提示(○○さんに相談してみる)」のように、会話の展開をおおまかに把握しておくようにします。
「あまり英語と関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、流れを把握しておくことで、以下のような効果があります。
・次のレッスンのストーリー(英文)が理解しやすくなる
・この後に取り組む「シャドーイング」をよりスムーズかつ効果的に行うことができる
⑤ シャドーイング
ここでは、聞こえてくる英文を、少し遅れて口に出していく「シャドーイング」を行います。
シャドーイングは通訳トレーニングにも使われており、学習効果が高いトレーニング法です。やり方について詳しく知りたい場合は、シャドーイングを始める前の場面で「やり方を見る」を押して動画を見てみましょう。
画面にはスクリプトが表示されていますが、「字幕」をオフにすることで、何も見ずにシャドーイングに挑戦することができます。
おすすめの取り組み方
◆まずは「発音」を意識して声に出す
音声を聞いて声を出すときは、まずは「意味」はいったん気にせず、英語の「発音」を真似しながらシャドーイングするようにしましょう。
いきなり音と意味を一緒に理解しようとすると難しいため、最初は正しい「音」を出せるように練習するのがおすすめです。その際は、1つ1つの単語の発音や、単語同士の音のつながり、イントネーション、リズムを意識しながら発話するようにしましょう。
正しく発音することに慣れてきたら、今度は「意味」に意識を置いてシャドーイングすることで、最終的にリスニングに必要な「音を聞き取る力」と「意味を理解する力」を身につけることができます。
⑥ キーフレーズチェック
ネイティブ講師のマット先生による、そのレッスンのキーフレーズ(重要表現)についての1分間の解説動画をチェックします。
先生は日本語ではなく英語で解説していますが、難しい単語は使っていないので、英語でもわかりやすいです。この動画を見て、キーフレーズの意味や使い方などを確認しましょう。
おすすめの取り組み方
◆「ひとくちコラム」も読んでさらに知識を深める
キーフレーズチェックの最後には、レッスンテーマに関連した豆知識やためになる情報を紹介したコラムがあります。
解説動画でキーフレーズを理解した後は、ひとくちコラムも読むことで、状況に応じた表現の使い分けなどを学ぶことができます。
⑦ リード&ルックアップ
ここでは、キーフレーズを含む英文の「リード&ルックアップ」トレーニングを行います。
レッスンごとに押さえるべきフレーズが英語で表示されるので、まずはそれを音読します。次に、和訳のみが表示されるので、先ほど音読した英文を発話(暗唱)します。
英文が思い出せない場合は、「ヒント」を押すことで、キーフレーズと語注を確認することができます。
おすすめの取り組み方
◆暗唱できない理由を分析する
英文をうまく暗唱できないときは、以下のような理由が考えられます。
・英単語をきちんと理解できていなかった(意味や使い方、発音など)
・文法の理解があやふやだった など
原因を把握した上で、もう一度英文を音読して暗唱することで、効果的にリード&ルックアップが行えます。
⑧ 瞬間発話プラクティス
「瞬間発話プラクティス」は、プレゼン会議やオフィス内での同僚とのやり取りなど、さまざまなシチュエーションの中で、そのレッスンで学んだ「キーフレーズ」を使えるようになるためのトレーニングです。
問題ごとに、今の状況と発言すべき内容の指示が出されます。その後、会話の相手が発言してくるので、それに対して自分の返答を声に出して解答します。
解答した後は、解答例と解説が表示されます。解答例と比べて自分の発話がどうだったのかをチェックしましょう。
おすすめの取り組み方
「瞬間発話プラクティス」は、指示をヒントに自分で答えを考えないといけないので、とても負荷のかかるアウトプットトレーニングです。
発話に慣れてきたら、以下の点を意識しながらトレーニングをすることで、さらに瞬発的に発話する力を身につけることができます。
◆自分が実際に使いそうな場面をイメージして発話してみる
瞬間発話プラクティスでは、あらかじめよく遭遇するシチュエーションが提示されています。問題を解いた後は、「実際には自分ならどういった場面で使えそうか?」ということを考えてみて、その場面をイメージしながら発言する練習をするのもおすすめです。
使う場面によって、キーフレーズ以外の単語を入れ換える練習をすると良いでしょう。
◆相手の発言も使えるように練習する
瞬間発話プラクティスはキーフレーズをアウトプットできるようになるためのトレーニングですが、反対に相手に何か聞きたいときには「相手の発言」を自分が使えるように練習してみるのがおすすめです。
例えば、問題点を提示するキーフレーズを答える問題で、相手のセリフが「何か問題が起こったのですか?」のようになっている場合、その表現を覚えておくことで、「どうやって尋ねたらいいのか?」も一緒に学ぶことができます。
余裕があれば、相手の発言もチェックして言えるようにすると良いでしょう。
3. まとめ
スタディサプリENGLISH ビジネス英語コースのおすすめの学習法について解説しました。
これら8つのトレーニングにしっかり取り組めば、実践で役立つ会話力を身につけることができます。
料金は、月額2980円(税抜き)で、さらにお得な「6ヶ月パック」「12ヶ月パック」も用意されています。今なら7日間は無料で試すことができるので、気になる方はぜひ登録して利用してみることをおすすめします。
「ビジネス英語を身につけられたらなあ・・・」
と考えている方は、スタディサプリENGLISH ビジネス英語コースのアプリで勉強してみてください!