「ビジネス英語を習得したい!」
「ビジネス英語を使って海外で活躍したい!」
そんなふうにお考えのあなた。
どうやって勉強したらよいか悩んでいませんか? おすすめのビジネス英語教材を知りたくありませんか?
Amazonの売れ筋ランキングで上位にきている教材があったとしても、その教材の特徴やレベルをわかったうえで使用しなければ学習の成果は出ません。
そこでこの記事では、多くの英語教材編集に携わってきたメディアビーコン編集部が、ビジネス英語を学ぶのにおすすめの教材をご紹介いたします。
本、アプリ、ラジオまで、さまざまなおすすめ教材の中から自分に一番合うものを見つけましょう。
Contents
1. 『英会話ペラペラビジネス100』(アルク)
引用: https://ec.alc.co.jp/book/7002454/
Amazonのビジネス英会話本売り上げランキングで長年1位に君臨し続けているのがこの『英会話ペラペラビジネス100』です。
高い評価と人気の理由は、英語初心者にも汎用性の高い100個のフレーズとそのポイント解説でしょう。
日本人が間違えがち、勘違いしがちなポイントがイラスト付きでわかりやすく解説されています。
NHKラジオの人気語学講座でおなじみのスティーブ ソレイシィ先生が厳選した、ネイティブが実際に使うビジネスの現場での頻出フレーズをこの本でマスターしましょう。
2枚のCDが付いており、各チャプターの例文を音声で聞くことができます。実際の英会話の場面を想定しながらCDを聞いてみましょう。
2. 『 ビジネス英語4週間集中プログラム』(ダイヤモンド社)
引用: https://www.diamond.co.jp/book/9784478023709.html
この1冊で、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング全てを4週間学べてしまう優れものです。
2週目は頻出フレーズを使ったライティング
3週目はニュース英語のリスニングとリーディング
4週目はシチュエーション別の頻出英会話表現を使ったスピーキング
のトレーニングをします。
この本は「とにかく時間がない」かつ、「海外出張など英語が必要な場面が直近に迫っている」という方向けです。
英語初心者の方には駆け足過ぎて英語力が定着しきらないかもしれませんが、学生時代などに1度でも一生懸命英語を勉強した経験がある方にとっては、文法の基本などをおさらいでき、短期集中で英語力を一気に引き上げるためのよい教材になるでしょう。
3. 『英語の仕事術 グローバル・ビジネスのコミュニケーション』(小学館)
引用: https://www.shogakukan.co.jp/books/09388456
英語でビジネスをする人、したいと思っている人に向けて書かれた本です。
グローバルにビジネスをしている人は、自分がうまくいかないことの理由を英語力のせいにしてしまいがちです。しかしそうではなく、「本質的なコミュニケーションの部分ができていないから、ビジネスで成功しないのではないか?」というのがこの本の主張です。
「上手な聴き方、尋ね方」、「英語のプレゼンを成功させる」、「電話会議で貢献する」、「グローバル会議をリードする」、「コンフリクトを成果に変える」の5つのシーンでコミュニケーションにおいて重要な考え方、心構えを学ぶことができます。
この本を使って、グローバル・ビジネスをしていくうえでの核となるコミュニケーション術をマスターすれば、英語での会議やプレゼン、交渉などを自由にできるようになるのも夢ではありません。
4. 『英文ビジネスEメール 実例・表現1200』(Z会)
引用: https://www.zkai.co.jp/ca/english/english_mail.html
実際のビジネスの現場で頻出の、100以上のシチュエーションに対応するメール実例と1200以上の例文を通して、ビジネスメールの基本表現を学ぶことができます。
英語でメールを書く機会が多いというビジネスパーソンの方はぜひデスクにおいていただきたい1冊です。
各テーマでのメールの書き方・ステップが明確に示されており、書き換え用の例文も豊富なため、自身で実際にメールを作成する場合にも困ることはないでしょう。
ビジネスメール作成の辞書としておすすめの1冊です。
5. 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(ベレ出版)
引用: https://www.beret.co.jp/books/detail/249
瞬間英作文とは、日本語の文章を見たあとに、瞬時にその日本語の英訳を口にだして発音していくという行為のことです。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」では、中学レベルの簡単な文法と単語や表現を用いた文章をできるだけ早く英訳できるように、何度もトレーニングを繰り返します。
基本的には、非ネイティブが英会話上達を目指すときに、難しすぎる文法事項や構文は必要ありません。まずは英語の基礎となる中学英文法を完璧に使いこなせることを目指すべきです。
英語を学び直している初級者の方は、ぜひこの本で中学レベルの基礎文法を完璧に仕上げていただきたいです。そうすることで話せる英語表現の幅が一気に広がります。
また初級者の方以外でもスピーキングの練習をしたい方はこの本のメソッドを他の教材に活かすこともできます。TOEICや英検の教材など自分の好きな教材を用意して、日本語訳を見て英文をアウトプットする練習を重ねてみましょう。
こういった練習をコツコツ積み重ねることで英会話力は上がっていきます。
6. スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース
引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studysapurienglish.biz&hl=en_US
ビジネス英会話を鍛えたいという方におすすめしたいのがスマホ、タブレット、PCで学習可能なオンライン教材「スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース」です。
スマホアプリで学習可能なため、すぐに気軽にはじめられます。本を持ち歩くのが面倒くさい、本を開いて学習しようと思ってもなかなかやる気になれないという方におすすめです。
1日最短3分から通勤時間などの隙間時間でビジネス英会話を勉強することができるため、なかなか毎日の勉強が続けられないという学習者の方でも、無理なく毎日勉強ができる仕組みが作られています。
充実した発話トレーニングも付いており、実際のビジネス現場での英語表現をアウトプットする練習をすることで、英会話力アップ間違いなしです。
また、この「スタディサプリENGLISH」はビジネス英語コース以外にも、TOEIC対策コース、日常英会話コースも用意されているため、自身の好みに合ったコースを選択して、楽しく無理なく英会話力向上を目指しましょう。
アプリの英語学習教材は他にもたくさんありますが、教材のボリュームや使いやすさ、質を考慮すると「スタディサプリENGLISH」が一押しです。
7. NHKラジオ英語:入門ビジネス英語&実践ビジネス英語
引用: https://www.nhk-book.co.jp/detail/000009445092019.html?utm_source=nhk&utm_medium=mygogaku&utm_campaign=text2019
引用: https://www.nhk-book.co.jp/detail/000008825092019.html
英語学習教材の定番としておすすめしたいのがNHKの英語ラジオ講座です。その中でも、「基礎英語」や「ラジオ英会話」は有名ですが、「入門ビジネス英語」や「実践ビジネス英語」もおすすめです。
まずは、NHKラジオの公式サイトから無料でストリーミング配信されている放送回を聞いてみましょう。
「入門ビジネス英語」はビジネス英語初心者に向けた講座です。具体的に言うと、就活中の大学生や、入社したての新入社員、将来ビジネスで英語を使う必要があるというビジネスパーソンの方が対象の講座です。
レベルとしては「大学受験レベルの語彙力と高校初級レベルの文法知識」が必要です。毎レッスン、よくあるビジネスシーンでの英会話を取り上げて、キーフレーズ(よく使う汎用性の高いフレーズ)を紹介しています。
自己紹介のときの表現、メールを書くときに使う表現、プレゼンをするときの表現などを学ぶことで、ビジネス英会話の基本を学ぶことができます。
書店でテキストを購入すればより理解を深めることができるので、本気でラジオ英語を学ぼうと考えているのであれば購入することを強くおすすめします。
次に「実践ビジネス英語」をご紹介します。
「入門ビジネス英語」はよくある場面での英語を紹介していますが、「実践ビジネス英語」では最新のトピックを取り入れた英語を学ぶことができます。時事英語を学ぶことでビジネスの場面での豊富な話題に対応する語彙力や英会話力を身に付けることができます。
会話を豊かにし、雑談力を引き上げてくれるお役立ちトピックが満載です。
日常英会話や基本的なビジネス英語に慣れてきたTOEIC800点以上の人におすすめの教材です。
こちらも書店や公式サイトからテキストを購入することが可能です。
8. おすすめのビジネス英語教材まとめ
大人が英語勉強をしようと思ったときに障害になりがちなのは、時間を確保することです。そして、そこでおすすめなのが本やアプリを使った学習です。
英会話教室とは違って場所や時間も自由に勉強ができるため、勉強しようという意志さえあれば、朝の通勤時間やお昼休み、夜寝る前の数十分を使って勉強することが可能です。
英語習得のポイントは、英語を読む総量をどれだけ増やせるかということです。
ここで紹介した教材を、毎日隙間時間を使って勉強して、英語のスキルを磨いていきましょう。