メールでお礼を伝えたい!そのまま使えるビジネス英語表現

会議や打ち合わせの後、お客様からの問い合わせに対して、お祝いをもらったときなど、ビジネス場面の中で、感謝の気持ちをメールや手紙で伝える機会はたくさんありますよね。

 

ビジネスにおいてフォーマルな表現が好まれるのは日本語でも英語でも同じ。ただ、いくらビジネスといっても、相手との関係性によってはフォーマルすぎることで距離を感じさせてしまうこともあります。


本記事では、ネイティブもよく使うビジネス場面での丁寧なお礼の表現をご紹介しつつ、失礼には当たらないカジュアルなフレーズもお伝えしていきます。

 

なお、ご紹介するフレーズの中には、英会話表現としてそのまま使える例文も多くありますが、今回は書き言葉として使える英文についてお話していきますね。

 

 


1. 件名・書き出し・結びの書き方のポイント

 件名・書き出し・結びの書き方のポイント

 

実際に使える例文を見ていく前に、まずはメールの書き方で押さえておきたいポイントを3点、お伝えします。

 


1-1. 件名は短くわかりやすく!

件名は、ビジネスメールを送る上で忘れてはならない重要な項目です。

 

1日のうちに大量のメールをやり取りする中で、件名の入っていないメールは、読まれずに飛ばされてしまうことさえあるので、気を付けましょう。特に、件名を考える上で重要なのは「短く」「メールの内容が一目でわかるように」書くこと

 

お礼メールの件名を作成するときによく使われるシンプルな表現として「Thanks for ~」というものがあります。例をいくつか見ていきましょう。

 

英語:Thanks for your valuable time today

意味:本日は貴重なお時間をありがとうございました


英語:Thanks for attending the meeting yesterday

意味:昨日は会議へのご参加ありがとうございました


英語:Thanks for the interview today

意味:本日は面接ありがとうございました


この表現を使う際に気を付けたいのが、「何に対するお礼なのか」を明確にすることです。

 

また、「today(今日)」なのか「yesterday(昨日)」なのか、いつのことを言っているのかも含めると、より一目で内容が伝わりやすくなると思います。

 


1-2. 書き出しでお礼を伝える

メールの文章を作成するとき、1番伝えたいことは冒頭に書くようにしましょう。

 

つまり、お礼メールを作成する際は、まず感謝の気持ちを伝えることが重要だということです。そのまま使える例文は、次の章からシチュエーション別にご紹介します。


ただし、その前に挨拶と相手の名前を入れることを忘れずに。あなたと相手の関係性によって、挨拶の仕方、名前の呼び方は変わります。最もフォーマルな挨拶は「Dear Mr./Ms. Last Name」。初めて連絡を取ったり会ったりする相手には、こちらの表現を使いましょう。「Dear First Name」もフォーマルな挨拶になります。


社内で毎日のように連絡を取る相手などに対しては、「Hello First Name」を使いましょう。親しい間柄であれば、フランクに「Hi」と言うこともできます。名前の後には忘れずに「,(コンマ)」を付けてくださいね。

 


1-3. 結びに使える表現

「冒頭でお礼を伝える」ということは先程お話しましたが、メールの締めにもう1度感謝の気持ちを付け足すことで、より気持ちが伝わりやすくなります。


また、メールの最後には必ず結びの言葉と名前を書きましょう。結びの言葉には、「Best」「Sincerely」「Many thanks」「Thanks again」「With appreciation」などが使えます。

 


2.どんなビジネス場面でも使える!お礼メール表現

どんなビジネス場面でも使える!お礼メール表現

 

どんな場面においても使えるであろう、定番の感謝の気持ちを伝えるフレーズをご紹介します。

 

英語:Thank you for your prompt reply.

意味:さっそくお返事いただき、ありがとうございます。


早くに返信をもらえたときに使えるフレーズ。「さっそく・迅速に」は「quick」を用いることもできますが、「prompt」を使うとより丁寧な表現になります。また、「reply」を「response」に言い換えることもできます。

 

英語:We appreciate your email.

意味:ご連絡に感謝申し上げます。


単に、連絡をもらえたことに対してお礼を言う場合に用いる表現です。同じ意味のフレーズで、「Many thanks for your email.」という表現もあります。

 

英語:Thank you for promptly handling the matter with care.

意味:迅速かつ丁寧にご対応いただき、ありがとうございます。


日本語の「対応する」に近い意味の言葉として、「handle」「deal with」を使うことができます。

 

英語:Thank you for your cooperation.

意味:ご協力ありがとうございます。


協力に対する感謝を伝える表現。「Thank you for your help.」も同じ意味のフレーズになります。

 

英語:Thank you for your continued support.

意味:今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

メールの締めくくりとして付け加えることができる定番の表現。このまま丸暗記で覚えましょうね。

 


3.取引先に伝えるお礼表現

取引先に伝えるお礼表現

 

イベントやミーティング後にクライアントにお礼メールを送る際に使える表現を、5つのシチュエーション別に見ていきましょう。

 

 

英語:We are more than thankful that you attended our event.

意味:私たちのイベントにご参加いただき、誠に感謝申し上げます。


あなたの会社が主催するイベントに参加してもらったときに使える表現。「more than」を付けることで、より丁寧さが増します。

 

英語:I would like to thank you for taking the time to meet with me today.

意味:本日は打ち合わせのお時間を割いていただき、ありがとうございます。


先方を訪問後、お礼のメールを書く際に使えるフレーズです。何人かで打ち合わせに行き、代表してお礼メールを送る際は「I」と「me」を「we」と「us」に言い換えましょう。

 

英語:We are very pleased that you will do business with us.

意味:弊社とお取り引きできること、大変嬉しく思います。


相手企業があなたの会社と大きなプロジェクトの立ち上げや契約を決めた際に伝える表現

 

仕事の規模を問わず、一緒にビジネスをすることになった相手に感謝の気持ち伝えたいときは、「We look forward to working with you.(一緒にお仕事できること、楽しみにしています)」と言いましょう。

 

英語:Thank you so much for visiting all the way from abroad.

意味:はるばる海外からお越しいただき、どうもありがとうございます。


取引先が外国の企業であれば、わざわざ海外から来ていただくこともあるでしょう。そんなときに使えるフレーズです。

 

国内の移動のみの場合は、シンプルに「Thank you so much for visiting.(ご来社ありがとうございます)」と表現しましょう。

 

英語:Thank you for having dinner with me, and for your great advice on ×× today.

意味:本日はお食事にお付き合いいただき、また、××に関する素晴らしいアドバイスをくださり、ありがとうございました。


会食後に先方へお礼の挨拶を送る際に使える表現

 

あなたが会食に誘われた側であれば、「Thank you so much for the wonderful dinner tonight.(本日は素晴らしいお食事へ招待いただき、ありがとうございました)」と言うことができます。

 

 

4.顧客の問い合わせに対するお礼表現

顧客の問い合わせに対するお礼表現

 

ここでは、お客様から依頼や問い合わせなどを受け取った際に使える表現を5つご紹介します。

 

英語:Thank you for contacting ○○.

意味:○○(会社名)へご連絡いただき、ありがとうございます。


連絡をもらったことに対する、シンプルなお礼表現。「contacting」の部分を「reaching out to」に言い換えることもできます。

 

英語:Thank you for your inquiry regarding △△.

意味:△△(製品名/サービス名)についてお問い合わせいただき、ありがとうございます。


inquiry(問い合わせ)」は、ビジネス場面で非常によく使われる英単語。「question」よりもフォーマルな表現なので、ビジネス場面では「inquiry」を使う方が好まれます。

 

英語:We were pleased to receive your inquiry regarding △△.

意味:△△(製品名/サービス名)についてお問い合わせいただき、嬉しく思います。


「Thank you」を使わない、「inquiry」を使った別のフレーズ。問い合わせ内容がポジティブなものだった場合に使えます。

 

英語:We have received your inquiry about △△ we offer. Thank you very much for your interest!

 

意味:私どもが提供する△△(製品名/サービス名)に対するお問い合わせを受け取りました。ご興味いただき、誠にありがとうございます!


あなたの提供するサービスや製品に関する問い合わせを受けた際に使える表現。このように、2文に分けて表現することもできます。

 

英語:Thank you so much for purchasing △△.

意味:△△(製品名)をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。


ご購入頂いた商品に関する問い合わせを受けた際に使えるフレーズです。商品が物ではなく、購読するようなサービスの場合は、「purchasing」を「subscribing to ~( ~を購読する)」に言い換えて使いましょう。

 

 


5.面接へのお礼表現

面接へのお礼表現

 

面接後、すぐに採用担当者へお礼のメールを送ることは礼儀の1つです。ここでは、そんなときに使える表現と、採用通知を受け取った後に使えるフレーズをあわせてご紹介します。

 

英語:Thank you so much for taking the time out of your busy schedule to speak with me about ▲▲.

意味:お忙しい中、▲▲(ポジション名)についてお話をする時間を作っていただき、誠にありがとうございました。


まずは、面接をする時間を作ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。この文章に続けて「I appreciate your time and consideration in interviewing me for this position.(ご検討いただけること、感謝いたします)」と付け加えると、より丁寧な印象になります。

 

英語:Thank you sincerely for offering me an opportunity to work at ○○.

意味:この度は○○(会社名)において採用の機会をいただき、心から感謝申し上げます。


面接後、採用通知を受け取った際に使うことができるお礼のフレーズ。

 

「sincerely(心から)」を入れることで、丁寧さが伝わります

 

 

6.お祝いやプレセントを頂いたときのお礼表現

お祝いやプレセントを頂いたときのお礼表現

 

誕生日や結婚祝い、出産祝いなど、上司や同僚からお祝いのプレゼントをもらう機会はきっとありますよね。

 

そんなときに感謝を伝える定番の言い回しをいくつかご紹介します。

 

英語:Thank you for your thoughtful gift.

意味:心のこもったプレゼントをありがとうございます。


最もシンプルに感謝を伝えられるフレーズです。「thoughtful」を「generous(気前の良い)」や「wonderful(素晴らしい)」などに言い換えることもできます。

 

英語:We appreciate your wedding gift.

意味:結婚祝いを頂き、感謝申し上げます。


こちらもお馴染みの「appreciate」を使った表現。シーンに合わせて、「the baby supplies(子供用品)」や「the beautiful flower(素敵な花束)」などに言い換えて使いましょう。

 

英語:Thank you for making my birthday even more special with your thoughtful gift.

意味:心のこもったプレゼントを頂いて、誕生日がより特別な1日になりました。ありがとうございます。


日本語ではなかなか使わない言い回しかもしれませんが、ちょっとオシャレに感謝の気持ちを伝えたいときに使えるフレーズです。

 

英語:Thank you for your message.

意味:メッセージありがとうございます。


ビジネスとは少し違うかもしれませんが、仕事で関係のある相手などからSNSを通じてお祝いのメッセージをもらった際の返信に使える定番表現です。

 

 


7.上司に対するお礼表現

上司に対するお礼表現

 

あなたが仕事をする上で、さまざまなサポートをしてくれる上司に対して、お礼の気持ちを伝えることはとても大切ですよね。

 

いくつかのシチュエーションを想定して、使えるフレーズをご紹介します。

 

英語:Thank you for always teaching me so much.

意味:いつもたくさんのご指導をありがとうございます。


日々の仕事をする中で、誰しもが上司から指導を受ける機会はありますよね。そんなときはこのフレーズを使ってお礼の気持ちを伝えましょう。

 

英語:Thank you for the opportunity you gave me to attend ●● last week.

意味:先週は、●●(会議や研修会の名前)に参加する機会を与えてくださり、ありがとうございました。


上司があなたのことを信頼して、特別な会議や研修会への参加を許可してくれた際などに使える表現。

 

メールの締めなどに使える「Thank you for your confidence in me.(信頼してくださり、ありがとうございます)」も合わせて覚えておきましょう。

 

英語:I sincerely appreciate your offering me the position of ▲▲ at 〇〇.

意味:私の〇〇(会社名)における▲▲(ポジション名)への昇進の申し出をしてくださり、心から感謝申し上げます。


あなたが昇進できたのは、直属の上司による合意があったおかげでもあります。メールや手紙で改めて感謝の気持ちを伝えると、より誠実さが伝わりますよ。

 

英語:I would like to express my sincere thanks for giving me the opportunity to learn so much about ◎◎.

意味:◎◎(仕事で学んだこと)について多く学ぶ機会を与えてくださったことに、心より感謝の意を表します。


もし今の会社を退職する日が来たら、ぜひお世話になった上司には感謝の気持ちを伝えたいですね。◎◎には、例えば「hospitality(おもてなし)」「the real estate(不動産業)」「IT industry(IT業界)」など、あなたが仕事を通じて学んだことを当てはめましょう。

 

英語:I feel very grateful to have had an opportunity to intern at this company and for having you as my supervisor and mentor.

意味:御社でインターンする機会を頂けたこと、また、あなたが私の指導者かつメンターであったことを大変嬉しく思います。


企業のインターンに参加し、お世話になった上司や先輩に対してお礼のメールを送るときに使えるフレーズです。ちなみに「boss」は上司のカジュアルな言い方なので、インターン生であるうちは「supervisor」を使う方が無難でしょう。

 

 

8. 最後に

最後に

 

テンプレートとしてビジネスシーンでそのまま使えるお礼の例文をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。あなたの置かれているシチュエーションに合わせてアレンジして使いましょう。


また、相手の親切に対して感謝の気持ちを伝える表現は多くありますが、何より大切なのはその気持ちを伝えるタイミング。全く同じことを言っていても、その日のうちに言われるのと、1週間も2週間も経ってから言われるのとでは、相手の言葉の受け取り方が大きく変わっていきます。


よりよい関係性を築いていくために、なるべくその日のうちに、遅くとも翌日にはメールを送れるよう、心がけてみてくださいね。

 

 

  
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