TOEICの勉強を始めようとしている方で、TOEIC対策の教材を探している方は多いと思います。
ただ、「どうやって書籍を選んだら良いのか分からない」「TOEIC対策におすすめの本を教えてほしい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回はそういった方へ向けて、TOEIC対策におすすめの教材を全部で10冊紹介していきます。
この記事を読めば、TOEIC対策におすすめの教材の選び方が分かり、あなたに合った対策本を選ぶことができます。
Contents
- 1.TOEIC対策におすすめの教材の選び方
- 2. TOEIC対策におすすめの教材10選
- 2-1. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(アスク出版)
- 2-2.TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6(朝日新聞出版)
- 2-3.はじめてでも600点がとれる!TOEIC L&R テスト 魔法の勉強法(ジェイ・リサーチ出版)
- 2-4.TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!(アルク)
- 2-5. 八島式 TOEIC L&Rテストの英語が聞こえるようになる本(旺文社)
- 2-6.TOEIC(R) テスト 中学英文法で600点!(アルク)
- 2-7. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(朝日新聞出版)
- 2-8. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集(国際ビジネスコミュニケーション協会)
- 2-9. TOEIC(R) L&R テスト 究極のゼミシリーズ(アルク)
- 2-10. TOEICテスト 新形式精選模試(ジャパンタイムズ)
- 3.まとめ
1.TOEIC対策におすすめの教材の選び方
TOEICの勉強のために教材を選ぶのであれば、きちんと効果のあるものを選ぶべきです。
なので、おすすめの教材を紹介する前に、教材の選び方を解説します。参考にして、あなたに合った本を選んでください。
1-1.実力と目標スコアに合わせる
教材を選ぶときは、あなたの現在の実力と目標スコアにあった本を選びましょう。
なぜなら、レベルが高過ぎると効果が出ないどころか嫌になってしまうこともあるからです。例えば、勉強を始めたばかりで400点を目指そうという人が、TOEICで900点を取るためのテクニックを学んでも意味がありません。
まずは、あなたの英語力の現在地を確かめて、どれくらいのスコアを目標にすれば良いのかを考えてみてください。
1-2.書店に足を運んで実際に手に取る
TOEIC対策の教材は、実際に手に取って見るために書店に行くのがおすすめです。
なぜなら、TOEICの勉強は長期戦になるため、勉強していてしっくりくる教材を使うのが良いからです。例えば、イラストが派手過ぎたりすると、使っていて違和感を覚えますよね。
Amazonや楽天などで買うのも便利で良いですが、実際に書店で中身をさらっと見てから教材を買うことをおすすめします。
1-3.合わないと思ったらすぐに使うのをやめる
「教材を買ってみたけどちょっと合わない」と思ったら、すぐに使うのをやめましょう。
こういったことを言うと「もったいない」と思うかもしれませんが、効果の薄いものを長い時間使い続ける方がかえってもったいないです。例えば、使ってみたけど内容がやさしすぎ(難しすぎ)たりすることもありますよね。
こういったこともよくあるので、あなたのレベルを確認し、書店に行って実際に見てみてから買う、という上記の2ステップが大切なのです。
2. TOEIC対策におすすめの教材10選
ということで、ここではTOEIC対策におすすめの教材10選を紹介します。
様々なレベルの教材を紹介しているので、あなたに合った本が見つかるでしょう。あなたの学習スタイルに合わせて、適切なテキストを選んでみてくださいね。
繰り返しになりますが、気になったものがあったらぜひ実物を確認してみてください。
2-1. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(アスク出版)
引用:https://www.ask-books.com/978-4-86639-083-3/
500点~900点まで、幅広い受験者におすすめの文法問題集です。
1,000問を超える圧倒的な量の問題をこなせるので、とにかく問題を解きたいという人におすすめです。問題の解説も丁寧で、正答・誤答の理由が確認できるので、基礎から実力をしっかりつけることができるでしょう。
2-2.TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6(朝日新聞出版)
引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19348
TOEICを何回か受験して、900点を超えたいという人におすすめの一冊です。
難易度の比較的高いパート5&6の文法問題が収録されており、難しい問題への対応力が鍛えられます。ただし、難易度が高い問題を集めているため、すべての問題が本番に頻出するわけではありません。
あくまでも、基礎的な問題は攻略済みで、難問の取りこぼしを抑えて高得点を目指したい人向けです。
2-3.はじめてでも600点がとれる!TOEIC L&R テスト 魔法の勉強法(ジェイ・リサーチ出版)
引用:https://www.jresearch.co.jp/smp/book/b282656.html
TOEICを受けたことのない初心者におすすめの一冊です。
TOEICがどんなテストなのか?というところから解説されていて、これからどういった勉強に取り組めば良いのかが分かります。また。おすすめの勉強方法や参考書等の紹介、1回分の模試も盛り込まれているので、初めての1冊として非常に役に立つでしょう。
2-4.TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7016065/
TOEIC初級者から中級者におすすめの、文法問題対策の本です。
TOEICパート5&6で頻出の問題だけが集められており、試験直前の5日前から100点アップを狙うことができます。解答速度を重視したテクニックが盛り込まれているので、TOEICテストで時間が足りないという人は、一度手に取ってみると良いでしょう。
2-5. 八島式 TOEIC L&Rテストの英語が聞こえるようになる本(旺文社)
引用:https://www.obunsha.co.jp/product/detail/094893
主にTOEIC600点以上の方を対象としていますが、初心者にもおすすめの本です。
著者の八島晶先生は、リスニング275点から満点に伸ばした経験のある方で、初心者がひっかかりやすいポイントを分かりやすく解説しています。日本人の頭にある音と、実際の英語の音のギャップを埋めてヒアリングできるようにすることをコンセプトにしている本です。
2-6.TOEIC(R) テスト 中学英文法で600点!(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7016041/
TOEIC初心者で、まずは600点を目指したいという方におすすめの教材です。
中学英文法から始まってTOEICのスコアにつなげることをコンセプトにしています。練習問題で基本を固めながら、TOEICで使えるテクニックも紹介しているので、TOEICで確実にスコアを積み上げたいという方は手に取ってみてください。
2-7. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(朝日新聞出版)
引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732
TOEIC受験者に大人気の教材を、新形式に対応させた改訂版です。
1,000単語の収録単語は難易度と目標スコア別に分けられているので、幅広いレベルの受験者にも使いやすくなっています。また、音声・関連アプリも無料でダウンロードすることができるので、スキマ時間を使って耳で学習するのも良いでしょう。
また、初心者向けバージョンの『銀のフレーズ』も出版されています。『金のフレーズ』が難しく感じる方はこちらもチェックしてみてください。
2-8. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集(国際ビジネスコミュニケーション協会)
引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_06/pr.html
すべてのTOEIC受験者が一度は解いておくべきなのが、この公式問題集です。
TOEICテストを作成しているETSが出している問題集なので、本番の傾向をつかむには一番でしょう。本番と同様の模擬試験が2回分収録されています(リスニング問題のCD付)。
2-9. TOEIC(R) L&R テスト 究極のゼミシリーズ(アルク)
「パート1&2」「パート3&4」「パート5&6」「パート7」の4冊に分かれたシリーズ本です。
各パートの問題の攻略法が詳細に解説されており、例えばパート7の長文読解問題は問題の「型」ごとに解説されていて、「この型の問題はこう解くのがコツ」といったテクニックを丁寧に学べます。教師と生徒のレッスン形式での説明もあって分かりやすいので、初級者や中級者でも取り組みやすいでしょう。
2-10. TOEICテスト 新形式精選模試(ジャパンタイムズ)
本番と同様に取り組める模試で、リスニングの問題集とリーディングの問題集に分かれています。
この本を監修している方は質の高い模試の作成経験のある方で、問題の精度はかなり高いです。値段もそれぞれ約2,000円で5回分もの模試を解くことができるので、コストパフォーマンスも良いですね。
あえて少し難しめに作ってある模試なので、復習したときの力の伸びが大きいうえ、これに慣れておけば本番が楽に感じます。ぜひ繰り返しやり込んでください。
3.まとめ
今回は、TOEIC対策におすすめの教材を全部で10冊紹介しました。
TOEICの教材はあなたに合ったものを選ぶのももちろん大事ですが、本番の傾向をつかむためにも、模試は必ず解いておくことをおすすめします。
この記事を参考にして、TOEIC対策におすすめの教材を選んで、点数アップを目指してください!