【英語スピーキング】独学で英会話が上達する勉強法やコツを紹介!

「独学で英語を話せるようになりたい!」とスピーキングの勉強を頑張っている方も多いでしょう。

 

ただ、「実際スピーキング力がついているのかわからない」「どうやったら英語を話せるようになるんだろう?」と思っている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

 

スピーキングはリスニングやリーディング、ライティングなど他の3技能に比べて、なかなか上達が目に見えず、独学で伸ばすには難しく感じますよね。ただ、音を意識した単語やフレーズのインプットの後に効果的なアウトプット方法で練習を積めば、必ず独学でもスピーキング力は上達します!

 

そこで今回は、英語教材制作を約20年行うメディアビーコン編集部が、スピーキングの勉強がうまくいかない理由を説明し、独学でも英語が話せるようになる勉強のコツや実践方法を紹介していきます。

 

この記事を読めば、英語のスピーキングを上達させる効果的な方法が分かり、勉強の成果を実感できるようになるでしょう。

 

 

1. 英語スピーキングの勉強がうまくいかない理由

英語スピーキングの勉強が上手くいかない理由

 

英語のスピーキングが伸びないと悩んでいる方は、「自分にはセンスがない」と思ってしまいがちです。ただ、スピーキングの勉強がうまくいかないのはセンスの問題ではなく、ちゃんとした理由があります。まずはあなたの勉強方法が、以下に当てはまらないかチェックしてみましょう。

 


1-1. 話す機会が少ない

英語のスピーキングがなかなか上達しない場合、そもそも英語を話す機会が少ないことが多いです。どんなことでもそうですが、スキルは繰り返し実践を積むことによって磨かれます。


例えば、野球が上手くなりたいと思ったら、素振りをしているだけではなくて、実際にたくさん試合に出て打席に立たなければヒットを打てるようにはなりません。コツや方法を探すのももちろん大事ですが、まずはそもそもの英語を話す量を増やすようにしましょう。

 


1-2. インプットに偏っている

英語のスピーキングは、文法や単語などの知識をインプットしているだけでは上達しません。

 

日本の教育を受けてきた私たちは、「勉強」というと何かを読み書きして覚えて正解を答えることを真っ先に思い浮かべます。そうすると、英語の勉強もインプットに偏ってしまいがちです。インプットしたものは使わなければ身にならないので、アウトプットの練習を意識的に取り入れるようにしましょう。

 


1-3. 英語を話すのが恥ずかしいと感じている

英語のスピーキングが上達しない理由にありがちなのが、英語を話すのが苦手で間違うと恥ずかしいと思っていることです。「間違えたらどうしよう」「下手くそな英語を聞かれたくない」と英語を話そうとしない状態です。


ただ、当たり前のことですが、どんなに英語がペラペラの人だって最初は下手くそだったわけですよね。英語は話さなければ一生話せるようにはならないので、恥ずかしさを捨ててスピーキングの練習に取り組みましょう

 


1-4. 日本語の音と英語の音はかなり違う

英語のスピーキングが上達しない物理的な理由として、英語の音は日本語の音とかなり異なっているということが挙げられます。

 

そもそも日本語には母音が5つしかないにもかかわらず、英語には、地域にもよりますが20ほどの母音があると言われています。日本語にはない音が英語には存在するので、日本人が英語の音を上手く発音できないのは当然なのです。まずはこの事実を知った上で、ここの発音を練習するのが良いでしょう。

 


2. 英語スピーキング上達への5つのステップ!

英語スピーキング上達5つのステップ!

 

では、具体的にはどのように英語のスピーキングを伸ばしていけば良いのでしょうか? ここでは、英語スピーキングが上達する学習方法を5つのステップに分けて説明していきます。それぞれのステップを1つずつ確実にこなして、徐々にレベルアップしていきましょう。

 


2-1. 単語は音を意識して覚える

英単語や熟語は英語と日本語の意味を覚えるだけではなく、音も意識して覚えるようにしましょう。


スピーキングを上達させるためには、アウトプットありきで単語を学ぶ必要があります。例えば、goodという単語を覚えるとして、発音がわからずローマ字読みで「ゴード」と発音していたら相手には意味が伝わりません。


単語練習といえば学校ではテストのために意味を覚えることでしたが、スピーキングを伸ばすなら音声もセットで覚えましょう。

 


2-2. 文法は使いながら覚える

文法事項を覚える際には、学習する文法事項を実際に使いながら覚えるようにしましょう。なぜなら、これも単語の勉強と同じなのですが、スピーキングでは最終的にアウトプットをすることが目的だからです。


例えば、単語を入れ替えてオリジナルの文章を作ってみて、文法構造を捉えながら正しく使えるようにしていきます。使いながら覚えるとスピーキングが伸びるだけでなく、記憶に定着しやすいのでリスニングやリーディングの上達にもつながるでしょう。

 

ただ注意してほしいのは、スピーキングの練習をする際は文法は基礎的なところだけを気を付けて、細かなところまで気にしすぎないようにしましょう。というのも、特に初心者は文法の間違いを気にしてしまうと頭の中で考え過ぎてしまい、言葉が出てこなくなる恐れがあるからです。

スピーキング力を高めるためにはアウトプットをどんどんすること、間違いを恐れずとにかく口に出すことが大切です。

 


2-3. 覚えた文法・単語をアウトプットする

文法や単語は覚えておしまいではなく、アウトプットしてブラッシュアップしましょう。繰り返しになりますが、英語の文法構造を理解し、語彙を増やしただけでは英語は話せるようにはなりません。


アウトプットといっても英会話をいきなりするというわけではなく、まずは1人でできる範囲でのトレーニング(シャドーイングや独り言など)をすればOKです。英語を話せるという感覚をつかむと恥ずかしさはなくなっていきますので、最初は頑張ってトライしてみてください。

 


2-4. 先生や友達との会話で実践に慣れる

英語のスピーキングはただ話せるだけではマスターしたとは言えません。なぜなら、英語はコミュニケーションを取るためにあるからです。会話の中でスムーズに英語が出てくるように、対人の会話で実践を積んでいきましょう。


もしあなたが大学生だったら、大学内にいる英語の講師や外国人と話すのが一番早いでしょうが、そうでなくとも今は便利なサービスがたくさんあり、オンライン英会話や英会話コミュニティ、語学学習者のマッチングアプリ、英語カフェなどが利用できます。無料で使えるものも多いので、そういった便利なサービスを利用しながら効率よくレベルアップしていきましょう。

 


2-5. 英語の発音の変化を学ぶ

英語がある程度話せるようになり、会話もスムーズになってきたら、英語の発音の変化を学んでいくとより良いでしょう。個々の単語の発音を知っていても所々聞き取れない部分が出てくるのは、フレーズの中で音が変化しているからです。

 

例文を挙げると、「Get out of here.」は個々に単語を発音すると「ゲット アウト オブ ヒア」となりますが、実際には「ゲッダゥタブヒァ」のように発音されます。


こういった音の変化を学んでいくと、より英会話をスムーズに行うことができるでしょう。

 


3. 英語スピーキングのための勉強法とコツを紹介

英語スピーキングのための勉強法とコツを紹介

 

ここでは、上で説明した「英語スピーキング上達への5つのステップ」を実現できる効果的な勉強法を紹介します。具体的な手順も説明していますので、自分に合いそうなものを取り入れて始めてみてください。

 


3-1. 英語日記

単語や文法のアウトプットの練習としておすすめなのが、「英語日記を書く」ということです。

 

① 1日の決められた時間に書く

② 辞書の例文などを利用する

③ わからない単語は調べる

④ 書いた日記を声に出して読む

 

ポイントは書いた日記を独り言のように音読することです。口に出した音を自分の耳で聞くというのは正しい音を自分で発することができているかをチェックすることができ、とても良い練習になります。一度録音してから聞くようにすると、さらに自分の発音の良し悪しがわかりやすくなります。

 

日記を書いたことのある方ならわかると思いますが、英語日記は習慣化するまでが時間がかかり大変です。とはいえ、一度習慣化してしまえば、毎日歯磨きをするように無意識にできるようになるのでそこまで頑張りましょう。

 


3-2. 瞬間英作文

瞬間英作文とは、用意された日本語を見て瞬時に英語に訳して口に出すというトレーニングです。

 

① 日本語と英語が対になった例文を用意する

② 英語の文を隠して日本語だけを見る

③ 1秒以内に日本語を英訳して口に出す

④ すぐに出てこなかったら答えを見ても良い

 

このトレーニングを続けると、言いたいことをスムーズに英語で表現できるようになります。

ちょうど良い例文が見つからない、自分で集めるのは大変という方は、瞬間英作文用の教材も出ているので、そちらを利用すると良いですね。

 


3-3. オンライン英会話

英会話の実践に慣れるのに効果的なのがオンライン英会話です。オンライン英会話には、多くのメリットがあります。

 

・レッスンの料金が安い

・好きな時間に授業を受けられる

・好きな場所で授業を受けられる

・講師を毎回選ぶことができる(ネイティブ・非ネイティブ・日本人など)


英会話の実践はとにかく場数を踏むことが大切ですが、通常の英会話教室では仕事や学校の都合で続かないことも多いです。オンライン英会話は、スケジュールの都合がつけやすく料金も安いという、途中で挫折しにくいようなシステムになっているので、継続してスピーキング練習をすることができるでしょう。

 

また、オンライン英会話にもいろいろあり、ネイティブ講師だけのところや、非ネイティブや日本人もいるサービスもあります。事前にウェブサイトでどういう講師がいるのかチェックして、無料体験から始めてみると、自分に合ったオンライン英会話が見つかるでしょう。

 

また、話したい内容を事前にノートにメモしておくと、アウトプットがよりスムーズにできますよ!

 

 

4. まとめ

まとめ

 

今回は、独学で英語を話せるようになるおすすめの勉強方法やコツを紹介しました。


スピーキングの勉強をしているのになかなか上達しないのは、インプットのみに偏り、アウトプットの機会が少ない、英語の音に慣れていない、話すのが恥ずかしくて効果的な練習ができていないなど理由があります。そのため、英語の音を意識したインプット学んだことを出せるアウトプットの機会をたくさん持つことが大切です。

 

1人でできるものだと英語の日記や瞬間英作文などがあります。誰か相手と話す機会が欲しいなら、オンライン英会話や英語カフェなどで先生や友達と話すのもいいでしょう。

語学留学や英会話スクールに通わなくとも、正しい勉強法で訓練を続けると独学でもスピーキング力は必ずアップします!

 

この記事を参考に、英語のスピーキングを向上させる効果的な勉強方法を取り入れてみてくださいね!

 

 

  
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