レストランでメニューを英語注文するときの英会話フレーズ13選

日本で暮らしていても、外国人の友人や同僚とレストランへ食事に出かけることがありますよね。

 

また、そのようなときには、格式の高いレストランではなく、庶民的な居酒屋や話題のカフェなど、気軽に入れるレストランやお店に入ることが多いと思います。

この記事では、レストランで飲み物や料理を注文する際に使える英語フレーズを一挙にご紹介します。

 

どれもアメリカやイギリスなどに海外旅行をしに行ったときにも使える英語フレーズなので、覚えておくときっと役立ちますよ!

1. レストランで飲み物や料理を英語で注文するときに使える英会話フレーズ13選



1-1. What would you like to drink first?「最初に何飲みますか?」

仕事終わりなどでレストランに入った際にはまず、食事の前に飲み物を注文することが多いかと思います。

最初の1杯について相手に尋ねるには、こちらのWhat would you like to drink first? という英語フレーズが使えます。

英会話の例文で英語フレーズの使い方を確認しましょう。

(英語)
A: What would you like to drink first?
B: I’ll start off with a beer.

(日本語)
A: 最初に何飲みますか?
B: とりあえずビールで。

日本の生活に馴染んでいる外国人だと、Toriaezu Beer! と返ってくることもあります。

Bさんのセリフにあるstart off with ~は「~から始める」という意味の英語表現です。

1-2. What do you want to drink first?「最初に何飲む?」

こちらも「最初の1杯は何を注文する?」という意味で、先ほどのWhat would you like to drink first?よりももっとカジュアルな英語フレーズ。

親しい友人や同僚とレストランに入った際には、ぜひこちらのフレーズを使って、相手に最初の1杯について尋ねましょう。

英会話の例文で確認しましょう。

(英語)
A: What do you want to drink first?
B: Let me see… I’ll have a beer!
C: I’ll just have a soft drink today.

(日本語)
A: 最初に何飲む?
B: ええとね…。ビール!
A: 今日は(お酒は飲まないで)ソフトドリンクだけにしておこうかな。

 

1-3. What are you drinking?「何、飲む?」

こちらは「何を飲みますか?」という意味で幅広く使える英語フレーズ。

最初の1杯にかかわらず、2杯目、3杯目の注文時でも同じように使える英語表現です。

ちなみに、drinkは「(飲み物全般)を飲む」という意味ですが、文脈や状況によっては意味が狭まり、「(アルコール類)を飲む」という意味にもなります。

しかし、同じようにメニューを見ながらドリンクを注文するシーンでも、例えばランチタイムのファミレスならばどうでしょうか。

その場合、What are you drinking?という英語フレーズは、お酒ではなく、単純に飲み物のことを指すでしょう。

そこで、ファミレスでの友人や同僚同士の会話例を見てみましょう。

英会話の例文で英語表現の使い方を確認しましょう。

(英語)
A: Hey, what are you drinking?
B: I think I’ll order the “drink bar” for myself, and milk for my son.
A: What’s the “drink bar”?
B: It’s all-you-can-drink for 300 yen. You see the machines over there? You can get coffee, various kinds of tea, and soda…
A: Oh, I see. We call it the soda fountain.

(日本語)
A: で、飲み物は何にする?
B: 私はドリンクバーで、息子にはミルクを注文しようと思っているわ。
A: 『ドリンクバー』って何?」
B: 300円で飲み放題のことだよ。あそこの機械、見える? コーヒーやいろいろな種類のお茶、炭酸飲料などがあるのよ。
A: ふーん、なるほど。英語ではsoda fountainと呼ばれてるわ。

ファミレスなどのレストランではドリンクバーを注文することが多いと思いますが、日本のファミレスが初めての外国人には「ドリンクバー」だけでは誤解を招くかもしれません。

アメリカなどでは、軽食レストラン(diner)やファストフード店でおかわり無料(free refill)のソフトドリンクはありますが、食事メニューとセットになっていることがほとんどのようです。

従って、単品でドリンクバーを注文しなければならない点も含め、英語でシステムを説明しておいた方がよいでしょう。

欧米では、ドリンクサーバーの機械や置いてあるコーナーのことは英語ではsoda fountainなどと呼ぶようです。

1-4. Here’s a menu with pictures.「写真付きのメニューがあるよ」

外国人を連れてレストランへ食事に行く際、ビジネス英語ならある程度できる人がいても、食材や調理方法、味付けなどを表す英語はとっさに出てこないこともあると思います。

そんなときに使えるのがこちらの英語フレーズ。

 

写真付きのメニューならば、メニューを指さして「これにする」と英語でも言えるので便利ですよね!

スマートフォンの翻訳アプリや辞書アプリを使うこともできますが、写真付きのメニューがあったらこの英語表現を口にしながらメニューを渡して、目を通してもらうとよいでしょう。

 

1-5. Do you want to take a look at the kids menu?「キッズメニューを見ますか?」

こちらは「キッズメニューを見たいですか?」という意味の英語フレーズ。

take a look at ~は「~をちょっとみてみる」という意味の英語表現です。

子供連れの外国人と一緒にレストランに入って、子供向けのメニューが別にある場合、このように英語で声をかけてあげると親切でしょう。

1-6. Should we order some dishes and share?「いくつか頼んでシェアして食べる?」

グループでの食事となると、行くレストランにもよるでしょうが、個別に注文するか、それとも(ある程度)取り分けて食べる前提で注文するかを決めておくとよいかもしれませんよね。

こちらはそんなときに使える英語フレーズです。

 

英会話の例文で英語フレーズの使い方を確認しましょう。

(英語)
A: Wow, there’re so many things I want to try!
B: Then, should we order some dishes and share?
A: That would be great!

(日本語)
A: すごい! 食べてみたいものがたくさんある!
B: だったら、いくつか頼んでシェアして食べる?
A: 大賛成!

ちなみに、旅行や出張などで日本に来ている外国人を庶民的な居酒屋に連れて行くと、喜ばれることが多いです。

幅広いメニューを扱っていて、飲み物も食べ物も充実しているからです。

短期滞在者ほどいろいろ試しに食べてみたいと思うようなので、シェアしてみるのをおすすめします。

1-7. Should we get our own meal?「別々に注文して(自分のだけを)食べますか?」

シェアして食べるよりは別々に注文した方がよさそうなとき、ありますよね?

 

そんなときは、こちらの英語フレーズを使ってShould we get our own meal?「別々に注文して(自分のだけを)食べますか?」と英語で確認してみましょう。

1-8. Have you decided what to order?「何を注文するか、決めた?」

レストランである程度メニューを見て検討し終えたら、何を注文するのかを尋ねてみましょう。

 

こちらはそんななときに使える、「何を注文するか、決めた?」という意味の英語表現。

 

英会話の例文で英語フレーズの使い方を確認しましょう。

 

(英語)
A: Have you decided what to order?
B: Yeah. I think I’ll have this shirasu pizza with Kamakura vegetables.
A: Sounds good!
B: What are you going to get?
A: I’ll have spaghetti carbonara. It’s the special of the day.

A: 何を注文するか、決めた?
B: うん。私はこのしらすピザと鎌倉野菜にしようと思う。
A: おいしそう!
B: 何にするの? 
A: 私はカルボナーラ・スパゲッティにする。今日のおすすめなんだって。

 

1-9. How about you guys?「あなたたちはどう?」

こちらの表現は、自分が何を注文するか決めた後で、一緒にいる人たちに向かって「あなたたちは何を注文しますか?」と英語で尋ねる際に使えます。

you guysは「あなたたち」という意味で、英語で2人以上の人を指すときに使えます。

男女問わず使われる英語表現ですが、親しい間柄に対してのみ使われる点に注意しましょう。

また、レストランなどで2人で食事をしている状況なら、英語ではHow about you? 「あなたはどう?」と表現できます。

英会話の例文で英語フレーズの使い方を確認しましょう。

(英語)
A: I’ll have this one. How about you guys?
B: I’ll have the same.
C: Me, too. But, these Chinese dumplings look so good!
A: Let’s order that and share it, then.
B: We can get some extra plates to share.
C: Thanks!

(日本語)
A: 私はこれに決めた。あなたたちはどう?
B: 私も同じのにするわ。
C: 私も。でも、このギョーザがすごくおいしそう!
A: じゃあ、それも頼んでいっしょに食べようよ
B: 取り皿をもらえばいいよね。
C: ありがとう!

 

1-10. I’ll have the same.「同じものをください」

こちらは誰かと同じものを自分も注文したいときに使える英語フレーズ。

ちなみに、取り分けて食べる際に必要になる取り皿は、英語では単にplate(s)あるいはextra plates (to share)などと言います。

1-11. I’ll have another one of these.「これと同じものをもう1つください」

すでに注文したものをもう1つ欲しいときに使える英語表現です。

料理を指差しながら注文すると良いでしょう。

1-12. I’ll get a refill of my coffee.「コーヒーのおかわりをいただきたいのですが」

ドリンクなど飲み物の「おかわりをする」は、英語ではget a refillと表すことができます。

 

こちらの英語表現も覚えておくと良いでしょう。

1-13. I’m okay for now.「今は結構です」

食事を始めてしばらくたつと、飲み物や食べ物を追加で注文するかどうかを尋ねられることがありますよね。

こちらはそんなときに「今は結構です」「大丈夫です」と断る際に使える英語表現です。

 

英会話の例文で英語フレーズの使い方を確認しましょう。

(英語)
A: Anything you’d like to order?
B: Thanks. I’m okay for now.
A: How about you?
C: I’ll get a refill of my coffee.

(日本語)
A: 何か注文しますか?
B: ありがとう。今は結構です。
A: あなたはいかがですか?
C: コーヒーをおかわりします。

 

2. おわりに

 

いかがでしたか?

英会話の本を見ると、海外でレストランに行ったときに使う英語フレーズや、海外からの出張者を接待するときに使う英語フレーズがよく紹介されています。

しかし、同じ会社にいる外国人同僚との飲み会など、日本にいても食事のシーンで英語を使う機会が増えているという方も少なくないのではないでしょうか。

そのような機会があったら、この記事でご紹介した英語フレーズを使ってレストランで注文してみてくださいね!

  
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