久しぶりに海外の友達と再会したとき、あなたは一言目になんと挨拶しますか?
日本語なら「久しぶり!」と言えばいいのですが、英語ではなんと言えばいいのかご存じでしょうか。
この記事では、英語で「久しぶり」を意味するフレーズ23選をご紹介していきます。
シチュエーションごとに使うフレーズが変わりますので、自分が使う場面をイメージしながら読んでみてくださいね。
Contents
1. 定番フレーズ「Long time no see.」で伝える「久しぶり」
まず定番フレーズとして「 Long time no see.」があります。
直訳すると「Long time」で「長い間」、「no ~」で「~しなかった」となるので、「長い間会うことがなかったね」となり「久しぶり」の意味として使うことができます。
また応用編として、電話で話すときに「Long time no talk. 」を使えば「長い間話さなかったね」の意味になります。
カジュアルな表現ですので、親しい友人や家族などの近い間柄で使われることが多い、軽い表現です。ネイティブと話す時には失礼の無いように注意してください。
2. 多彩な表現が可能な「久しぶり」
「久しぶり」と伝える英語表現はたくさんあります。直訳すると若干のニュアンスの違いはあるものの、どれも実際に使用されている表現なので、ぜひ使ってみてください。
まず紹介するのがこちら。
・ It’s been ages!
・ It’s been a long time!
・ It’s been a while!
「It’s been ~」の後には期間を表す言葉が後に続きます。直訳は「長い時間が経ったね」となります。
続いてはこちらの表現。
・ Good to see you again!
・ Nice to see you again!
・ Great to see you again!
上記の表現を使えば「また会えて嬉しい」という喜びを、「久しぶり」というニュアンスと同時に伝えることができます。久しぶりに仲の良い友人に会ったときなどに使ってみましょう。
また「I」を主語に置いて、
・ I haven’t seen you in a while.
・ I haven’t seen you for a long time.
・ I haven’t seen you in ages.
と言うこともできます。これは現在完了形を使った表現。翻訳すると「長い間会っていなかったね」という意味になります。「while」「long time」「ages」はどれも基本的には同じような意味で使えます。
3. 英語のメールや手紙で「久しぶり」はこう言う!
英語のメールや手紙で「久しぶり」と書きたいときは、どうすればいいのでしょうか? 基本的には会話する際の表現と変わらないのですが、メールや手紙の場合にだけ使えるものもあります。
例えば
英語:It has been a long time since we last contacted each other.
日本語:最後に連絡を取ってから長い時間が経ちましたね。
また、同じ意味の表現として「 It’s been a while since our last correspondence.」という表現を使うこともできます。書き言葉は、話し言葉よりもフォーマルなフレーズを使う傾向があるので、少し堅い表現をするのがベストです。
しかし、よりくだけた言い方をしたい場合は「Long time no ~」を使って、返信に「 Long time no e-mail!」と書くこともできるので、ぜひ覚えておいてください。
4. ビジネスシーンで使う「久しぶり」
ビジネスシーンで取引先や会社の上司に「お久しぶりです」「ご無沙汰しております」と丁寧に挨拶する場合は、よりフォーマルにする必要があります。
例えば、
英語: It has been a long time since I last saw you.
日本語:最後にお会いして以来、しばらく時間がすぎました。
というフレーズが好ましいです。
また、相手との再会の喜びを伝えるときは「Nice to see you again.」よりも
英語:It’s a pleasure to see you again.
日本語:もう一度お会いできて光栄です。
の方が、より仕事の場にふさわしい表現になります。
5. 英語で「久しぶり」と言われたときの返事は?
相手に「久しぶり」と英語で言われたときに沈黙にならないように、返事のフレーズも学習しましょう。
相手のフレーズによりますが、相手が「It’s been ages! (久しぶり!) What have you been up to? (最近どう?)」と質問して来た場合は、
英語:I’m good, thanks.
日本語:元気だよ!ありがとう。
英語: I’ve been great.
日本語:元気だったよ。
英語: I’ve been fine, thank you. And you?
日本語:元気だったよ、あなたはどう?
英語:I’ve been very busy.
日本語:忙しかったんだ。
英語:Not so great.
日本語:あまりよくなかった
英語:Nothing special.
日本語:特に何もなかったよ。
など状況に合わせて使い分けましょう。決まった表現がよく使われるので、何パターンか用意しておけば、困ることはありません。
6. 「〜するのは久しぶりだ」と言いたいときの英語表現
相手に単に「久しぶり」と言う表現の他に、「〜するのは久しぶりだ」という表現もご紹介します。
「The last time I ~」を使う表現です。そのまま和訳すると「最後に~したのは○年前だ」となりますので、「〜するなんて○年ぶりだ」という意味になります。
「 I can’t remember the last time I ~」を使うことで「最後に~したことを覚えていない」=「かなり久しぶりに~する」という意味になります。
7. まとめ
いかがでしたか?
相手に「久しぶり」と伝える表現はいくつもあります。使う相手や状況によって使い分けるのが大切です。またさまざまな表現を知っていることで、会話もスムーズになるのでいろいろな英語フレーズに触れて英会話力をアップさせていきましょう。