Webサイトやインターネットを活用した英語の勉強法

英語の学習ツールは語学教材だけではありません。インターネット上には誰でも短時間で気軽に英語を勉強できるサイトや学習コンテンツがたくさんあります

 

英語の単語や表現、発音を学ぶだけでなく、勉強した表現をアウトプットする場としても活用できるなど、教材だけでは学習が長続きしないという人でも楽しめる内容です。

 

サイトやコンテンツの選び方次第で、一般的な教材ではカバーしきれない生きた英語表現を学べる場にもなるインターネット。勉強の頼もしい味方になること間違いなしです。アプリを含め、Webサイトやインターネットを活用した英語学習法をご紹介します。

 
 

1. インターネットを活用した勉強のメリットと注意点

 

海外の映画や英語のニュース記事、英会話のオンラインレッスンなど、インターネット環境さえあれば活用できるさまざまな学習コンテンツ。
誰でも気軽に使えるからこそ、選ぶときに気をつけておきたいポイントがあります。Webサイトを活用した英語学習のメリットと注意点をチェックしましょう。

 

 

1-1. 気軽さとコンテンツの豊富さ

Webコンテンツの魅力は、なんといっても気軽に活用できることと種類の豊富さ。例えば動画やWebサイトを通勤時間に視聴したり、SNSを使って自分の書いた英語を発信することもできます。また、無料でも優れたコンテンツがたくさんあるところもおすすめできるポイントです。

英語学習者向けに英会話表現の紹介や文法の解説をしているサイト、英語で国内外のニュースを読んだりリスニングしたりできるサイト、英語で日々の出来事を書き込めるサイトなど、インプットにもアウトプットにも使えるコンテンツがあります。
教材だけではカバーしきれない生きた表現が学べるので、副教材のような位置づけで学習に取り入れることをおすすめします。また、独学ではアウトプットの機会が少なくなりがちですが、Webコンテンツを活用すれば覚えた表現を気軽に使うことができます

 

 

1-2. 目的に応じて使い分ける

種類の豊富さゆえに、学習に取り入れるときには自分のレベルと目的に合ったコンテンツを選ぶことが大切です。


例えばYouTubeは誰でも投稿できるため、いくら「基礎」や「TOEIC500点レベルから」などと初心者向けのタイトルがついていても、実際には初心者にとって活用しにくかったり、そもそも内容そのものが信用できるか不確かだったりするという問題もあります。


逆に、海外のサイトなど、すべて英語で日本語を使っていないサイトの中にも、初心者に使いやすい内容と充実したコンテンツを提供しているものがあります。英語のみのサイトだからといって活用しないのはもったいない。レベルと目的に応じたものを選んで学習しましょう。

 

 

2. 英語のインプットに役立つWebサイトと活用法

 

ここからはおすすめのWebサイトやインターネット上で使えるコンテンツをご紹介します。まず、単語や英語表現の暗記、リスニングの練習など、インプットに活用できるWebサイトから便利で良質なものをピックアップ。

 

 

2-1. 英語学習者向けのWebサイトで幅広く学ぶ

英語の勉強を始めたばかりで何が苦手なのか、何を重点的に学ぶのがいいのかわからないというあなた。まずはWebサイトを使って幅広くインプットすることから始めてみてはどうでしょう。楽しみながら英語の単語やフレーズをどんどんマスターできるサイトをご紹介します。

 

 

BBC Learning English

引用:http://www.bbc.co.uk/learningenglish/

 

英語表記のみ。Web版とアプリ版の両方があります。レベル別にも、内容(単語・発音・ビジネスなど)別にも学べるようになっているのが便利。
1分程度で単語の用法がわかる動画や、2分弱でひとつの文法をマスターできるレッスンなど、短時間で完結する構成も魅力。学習者がつまずきやすい英単語や文法を厳選し、1分程度で解説するレッスンも。動画を見た後は、簡単な問題を解いて理解度を確かめることができて、すべて英語のみの動画なのにゲーム感覚でどんどん勉強できます。

 

初心者から上級者まで活用してほしいのが、発音学習のコンテンツ。英語は、単語と単語の組み合わせにより音が変化することがよくあります。リスニングで知っているはずの単語が聞き取れないという方には特にチェックしてほしい内容です
子音が重なるとき、It takes…(Itのtとtakesのt)、子音が母音との組み合わせで変化するときan egg(nとeggのe)など、具体例を聞くことで英語の発音の傾向を身に付けることができます。

 

また、子供向けのコンテンツも充実。イラストを使った教材をダウンロードできるサービスもあり、小学生以下のお子さんの英語学習にもおすすめできます。

 

 

British Council Learn English

引用:https://learnenglish.britishcouncil.org/

 

こちらもすべて英語表記のサイト。聞く・読む・書く・話す、それぞれの能力別にレッスン動画が充実しています。
独学にはスピーキングの練習を取り入れるのは難しいと思われがちですが、このサイトでは、買い物に行く、移動中の駅でのトラブル、ビジネスでの面接など、さまざまなシーンを想定したビデオから表現を学ぶことができ、話すイメージがつかみやすいのが特長です
ほかにも文法の基礎レッスンが充実。受動態や現在進行形の使い方、aとtheの使い分けなど、つまずきやすいポイントごとに、納得できるわかりやすい解説がされています。

 

 

2-2. 英字新聞のWeb版や英語ニュースサイトを活用してリーディング力アップ

2-1で紹介したWebサイトにもリーディング学習用のコンテンツはあります。ただし、記事の内容は最近のニュースではなく学習用に作られたフィクションが多いので、内容を想像しながら読むのは少し大変です。


一方、国内外のニュースであれば、テレビやインターネットであらかじめ情報を知っていることが多く内容を想像しやすいため、読み進めやすくなります
そこでおすすめしたいのは、英字新聞のWeb版や英語のニュースサイト。サイトごとに特徴や文章の難易度が異なりますので、自分に合ったサイトを見つけましょう。

 

 

News in Levels

引用:https://www.newsinlevels.com/

 

英語学習者向けに作られた、世界のニュースを英語で読めるサイト。一つの記事がレベル別に3パターン用意されています。最初に3分でできるレベルチェックテストを受けると、どのレベルの記事を読むのがいいかわかります。サイトはすべて英語ですが、レベル1であれば入門者でも読めます

 

 

NHK World

引用:https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/

 

国内外のニュースが簡潔にまとめられていて、一つの記事の長さが比較的短いのが特長。ニュースによっては動画があり、記事だけでなく音声も確認できます。国内で話題になっている内容も多く扱われているので、内容を想像しながら毎日読み進められます。

 

 

The Japan Times alpha

引用:https://alpha.japantimes.co.jp/

 

英語学習者向けの英字新聞The Japan Times alphaのweb版です。メルマガ会員(無料)になれば、トップニュースと月5本の記事を読むことができます記事の全訳も閲覧できます。
新聞購読者(月1250円)は全記事が読めるほか、英字新聞と連動した問題を解いて理解度をチェックできる学習コンテンツも活用できます。国内外のニュースだけでなく、映画から表現を学ぶコーナーや、TOEIC対策コーナー、英語の素朴な疑問に答える企画もあるので、楽しみながら英語を学ぶことができます。

 
 

3. 英語のアウトプットに役立つWebサイトと活用法

 

覚えた単語やフレーズは実際に使うことで確実に定着します。とはいえ、独学ではネイティブスピーカーと話せる機会は限られている人がほとんど。
そこで、ぜひ活用していただきたいのがオンライン英会話や英文のオンラインチェックサービス。オンライン英会話は有料ですが、英会話教室に通うよりもずっと安く、プランにもよりますが、月額3,000円以内で英会話を学ぶことができます。

 

ライティングに関しても、学習者どうしの交流サイトやチェックサービス、添削サービス付きの日記アプリを活用すれば、自分の書く英語に誤りがないか、表現が自然かどうか確認できます。

 

 

3-1. オンライン英会話でスピーキング力を鍛える

インターネットを活用した英語学習の中でも特におすすめなのがオンライン英会話英会話教室に通う場合と比べて、時間や場所の制約が少ないのが長所

 

オンライン英会話は指定教材を用いて、Skypeなどのシステムを利用してレッスンを受けます。教材の種類もレベルや目的によって細分化されているので、自分に合った教材を選びやすいです。
講師の出身国はさまざま。サービスの提供元によって、フィリピンの講師が多いケースもありますが、ネイティブでないからといって講師の発音やイントネーションに問題があるといったことはあまりありません

 

インターネット環境さえあれば、幅広い時間帯で場所を問わずレッスンが受けられるので、忙しい社会人の方には特におすすめです。
オンライン英会話は、申し込む前に数回分の無料お試しレッスンが受けられることがほとんど。レッスン内容やレベル、学習方法が自分に合っているかどうか、あらかじめ何度か試せるのがいいところです。

 

 

3-2. 独学でもライティングのチェックができるインターネットサービス

英作文の教材を使ったライティングの学習で難しいのは、自分の書いた英文をチェックする方法がないこと。
いくら解答例を見ても、自分の書いた英文とは微妙に違っていて、果たしてこの表現で正しいのか、もっといい表現はないのかなど疑問を解消できないまま何となく書いている人が多いのではないでしょうか。

 

ここでも役立つのがオンラインの英文チェックサービス。無料のサービスでもしっかりと文章をブラッシュアップできますよ。

 

 

Grammarly

引用:https://www.grammarly.com/

 

文法とスペルチェックの機能が無料で使えます。ソフトウェアとしてダウンロードして使うこともできますし、サイト上で直接文章を入力することもできます。

よりよい言い換えなどの提案や、専門分野ごとの形式に合わせた添削は有料ですが、簡単な英作文であれば無料のサービスでも十分問題ありません

 

 

HiNative

引用:https://hinative.com/ja

 

一般の外国語学習者どうしが、文章や発音をチェックし合うアプリ。一部無料で使用できます。「〜は英語でどう言うか」を、留学先で友達に聞くような感覚で海外の人たちに気軽に質問することができます
ユーザーどうしがやりとりに使っている英語のほとんどが中学生で習うレベルなので、英語に自信がなくても問題なし。カジュアルな表現を学ぶ場としてもおすすめです。もちろん、日本語を学習している外国人からの質問に答えてあげることもできるので、お互いに教えあう楽しさがあるのもポイントです。

 

 

また、TwitterやInstagramも無料で英語表現を学ぶツールになります。著名人のTwitterから英語表現を学んだり、日常の出来事を写真とともに英語で投稿したりして、英語を使う機会を増やしてみましょう。SNS上ではTOEICの勉強報告をしている人などもたくさんいて、見ていると自分の勉強意欲も刺激されますよ。

 

まとめ

英語を学ぶ方法は一つではありません。紙の教材だけでなく、インターネット上のコンテンツを取り入れて、楽しく英語を学びましょう。無料のものも含めてさまざまな種類の学習サービスがあるので、今回紹介したWebサイトやコンテンツを参考に、自分のレベル、学習目的に合ったものを試してみましょう。教材だけではカバーできない生きた英語表現との出会いを体験できるはずです。

  
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