英語の勉強を始めるならまずは教材探し!
でも、どんな英語教材を使うべきなのか迷ってしまいませんか?
「まずは自分に合う最初の1冊を知りたい!」
というあなたのために、今回はレベルや目的ごとに使ってほしい本や参考書をご紹介します。あなたの勉強を一生サポートする最高の1冊に出会いましょう!
Contents
1. 自分のレベルや目的に合った教材を選ぶ
英語教材は数えきれないほどありますが、手あたり次第に使っても高い効果は期待できません。ランキング上位の参考書でも、自分のレベルに合っていないならなるべく避けるようにしましょう。
教材選びで大切なポイントとして、
この一点をまずは覚えておきましょう!
1-1. あくまでも「年齢」ではなく自分の英語レベルを参考に!
学生でも英検準1級を取得したり、TOEIC900点レベルの人もいれば、大人になってから中学レベルの文法をやり直すという人もいます。
大切なことは、年齢は気にしないで、自分の等身大の英語レベルと向き合うことです。
以下の項目で、早速それぞれのレベルや目的に合った勉強法&教材を確認していきましょう!
2. 【初心者・中学レベル】まずは基本の単語と文法をマスターしよう
初心者・中学レベルの人は、まず基本的な英語の力をつけることに集中しましょう。「はやく色んな参考書を使って上達したい……!」とはやる気持ちをグッとこらえて、じっくり英語と向き合う練習をすることが大切ですよ!
2-1. 英語学習の基礎は単語と文法から
英語学習を進めるうえで、避けて通れないのが単語・文法の勉強です。ここで手を抜いてしまうとその後の上達に影響するので、面倒でもじっくり時間をかけましょう。
2-2. 入門におすすめの英単語教材
よく「単語を覚えるのが苦手……」という人がいますが、英語を独学する分には、学生時代のように決められた教材を使わなくて済むので、「飽きのこない、見ていて楽しい」教材を選ぶことが重要になります。
『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』(KADOKAWA)
引用:https://www.kadokawa.co.jp/product/321706000008/
収録されている全ての単語にイラストがついており、とても分かりやすいです。また、中学1~3年の単語が章ごとにまとまっているので、レベルに合わせた学習が行えます!
『中学英単語1850 音声&アプリをダウンロードできる! (高校入試ランク順1)』(学研プラス)
引用:https://hon.gakken.jp/book/1130414400
単語ごとの見出しが大きく、シンプルで使いやすいです。また、以下の2点もおすすめポイントです。
・例文がついていて単語が文章でどう使われるか分かる
・音声がダウンロードできるので、発音チェックも可能
2-3. 難しすぎない&次のステップへつながる文法教材
文法教材についても、ポイントは単語と同じです。
・分かりやすい、使っていて楽しい教材
・イラスト入りで飽きない工夫がされている
具体的には以下の教材がおすすめです。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』(学研プラス)
引用:https://hon.gakken.jp/book/1130339300
amazonでもベストセラーに選ばれた中学文法の人気シリーズです。これ1冊で中学文法はほぼ全ておさらいできます。また、同シリーズから単語や読解、高校英語も出版されているので、次のステップに進む際も継続して使えて便利ですよ!
3.【高校・大学生レベル】基礎力を上げつつ、リスニングとスピーキングも!
次のステップは、高校・大学生レベルです。
中学英語は、基礎文法と単語を学ぶことによってリーディング力の習得・向上がメインになりますが、高校・大学の英語はアウトプット学習もある程度意識する必要があります。
中学までで単語と文法で英語を読む力を培い、高校・大学レベルではコミュニケーションのための英語学習を始めましょう!
3-1. 社会に出ても通用する英語力を身につける
高校・大学生レベルは、「大学受験~社会人への準備期間」ともいえます。
・高校生レベル→大学受験突破のための4技能基礎づくり
・大学生レベル→社会で必要とされる能力の獲得
どちらにおいても言えることは、「読むだけでなく、英語で聞いたり話したりできる力」の大切さです。更に「書く力」を加え、4技能バランスの良い英語力を持つことが理想です!
3-2. 4技能のバランスを考えて学習を進めよう
学校の授業だけでは読むことに偏りがちな英語学習に、独学でもできる方法をプラスして4技能をバランスよくアップさせましょう!
・現役高校生、大学生の人
・高校、大学レベルから始めたい社会人
今回はどちらのタイプにもおすすめできる教材を、4技能それぞれご紹介します!
3-3. 各技能へのおすすめ教材
【リーディング】『速読英単語シリーズ』(Z会)
引用:https://www.zkai.co.jp/books/sokutan6/
受験生の間では人気のシリーズです。内容としては様々なテーマの英文が収録されており、これ1冊で高校の英単語と読解力を同時に伸ばせる仕組みになっています。入門編・必修編・上級編から自分に合ったものを選びましょう!
【リスニング】『究極の英語リスニングVol.1~4』(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7007227/
初めは基礎単語から始まり、徐々にスピードも難易度も上がっていく構成になっています。英文のシチュエーションも日常会話から旅行など様々で、どんな場面にも対応できるリスニング力がつけられます。
【スピーキング】『12週間で「話せる」が実感できる魔法のなりきり英語音読』(ICE インプレス)
引用:https://narikiri-ondoku.com/
アメリカ出身の著者による、英語で話すためのエッセンスが盛り込まれた1冊です。中学レベルの文法から始まり、穴埋め式の練習問題などで実力をつけられます。また、同著者のYouTubeチャンネルでは本書の内容と連動したLessonが無料で楽しめます!
【ライティング】『基礎英作文問題精構 改訂版』(旺文社)
引用:https://www.obunsha.co.jp/product/detail/032334
高校で学ぶ文法を中心に、大学入試レベルの英作文の力をつけられる教材です。また、日常で使える表現も多く収録されており、大学受験のみならず英作文の練習をしたい人にはぜひ手に取ってほしい1冊です。
4.【社会人・ビジネスレベル】即戦力となれる英語力を手に入れよう
国際化が進む現代では、英語ができると社会人として大きなアドバンテージになります。更に、英語ができると転職や昇進でも有利になることが多いので、忙しい毎日でもコツコツと取り組める教材を見つけましょう!
4-1. 仕事で一目置かれる存在になる!
職種やポジションに関わらず、英語が出来る人は職場でも「おっ……!」と皆から注目される存在になります。新卒採用の時には
・履歴書の語学能力(英検やTOEICなど)
・留学経験があるか否か
上記のような情報が見られがちですが、実際に現場で求められるのは「即戦力」です。では、具体的にどのような人が「英語の即戦力がある」と思ってもらえるのでしょうか?
4-2. ビジネスの場で必要なのは「ネイティブと交渉できる力」
ビジネスの場において必要な英語力は、「ネイティブと交渉できる力」です。
・海外進出を考えている企業
・Web上で海外向けのビジネスを行う企業
・訪日外国人と接する機会のある企業
その形は様々ですが、共通することは「実際に英語を使って海外の方と意思疎通ができるか」という点です。
そのために必要なのは、
・英語で話す力(英会話力)
・ビジネスにも対応できる英語力(時事ネタなど)
この2点に絞られます。特に、「今、世界では何が起こっているか?」を英語で説明、討論できるようになるとネイティブからの信頼獲得にも大きく影響しますよ!
以上の点を踏まえ、早速おすすめの教材を見ていきましょう!
4-3. 社会人におすすめの教材
『英会話ペラペラビジネス100』(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7002454/
ビジネス英会話に特化した1冊です。「これが英語で言いたかった!」というフレーズがギュッと詰まっています。また、CD付きなので音声を確認しながら学習できるのもポイントです。
『CNN ENGLISH EXPRESS』(朝日出版社)
引用:https://ee.asahipress.com/index.php
時事英語といえばこの1冊です。世界で起こっていることを英語で学べます。記事の音声や動画は公式サイトにて確認できるので、リスニング力も伸ばすことが出来ますよ!毎月発行の雑誌なので、定期購読がおすすめです。
5.【TOEICや留学対策】資格対策や留学希望の人にピッタリの英語教材!
最後に、英語資格や留学に興味がある人へのおすすめ教材です。この分野は特に参考書も多いので、何を選ぶべきか迷ってしまいますよね。
「就職や仕事のために資格を取りたい!」「せっかくの留学で絶対に失敗したくない!」
そんな人におすすめの教材をご紹介していきます。
5-1. 資格対策や留学に大切なのは準備力
資格対策や留学に一番大切なのは、「準備を入念にすること」です。
例えば、準備不足のまま留学を迎えてしまうと
・英語力が足りず誰とも話せない……
・現地の授業についていけず孤独に……
・せっかく海外にいったのに何も得られず帰国……
こんな風になりかねません。そんな事態を避けるために、留学前の準備期間は余裕をもってたっぷり取りましょう!
資格対策でも同じことが言えます。対策しないまま本番を迎えても、「何も解けず検定料がもったいなかった…」なんてことになりかねません。資格・試験に申し込む際は、
・具体的な目標点の決定
・準備期間の計画
この2つをしっかりと立てるようにしましょう!
5-2. 効果的な教材を使って自信をつけよう!
準備期間に入ったら、早速教材を使って勉強を始めましょう。
効果的な教材を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
【資格・試験を受ける人】
・模試や過去問をやり込む
・目標のスコアや級専用の参考書を使う
【留学をする人】
・「聞く」力と「話す」力を最低限つけられる教材を使う
・旅行のための英会話フレーズ本を用意する
また、ネット上での人気や評判を参考に教材を選んでも良いですが、自分に合うかは分からないので、必ず一度書店で中身をチェックするようにしましょう!
5-3. 資格・留学準備におすすめの教材
『英検 総合対策教本シリーズ』(旺文社)
引用:https://eiken.obunsha.co.jp/index.html
英検対策ならまずは旺文社の総合対策教本シリーズをおすすめします。級ごとに分かれており、過去問に則した収録内容で、大きな対策効果が期待できます。
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)
引用:https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_06/pr.html
TOEIC対策なら公式問題集を活用しましょう。公式問題集はTOEIC本番の試験を作成しているETSが作った問題集なので、本番の試験とほとんど同じクオリティの問題に挑戦することができます。
リスニングは本番と同じスピーカーが担当しており、本番さながらの学習効果が期待できます。
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)
引用:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732
TOEIC頻出単語の対策をするならこの1冊は外せません。コンパクトで持ち運びにも便利なので、スキマ時間の勉強にもピッタリです!
『英会話なるほどフレーズ100』(アルク)
引用:https://ec.alc.co.jp/book/7000531/
会話で使える英語表現がギュッと詰まっています。「英語は簡単な表現で伝えられる!」と実感できる1冊になっています。留学前に会話力をつけたい人におすすめです。
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(ベレ出版)
引用:https://www.beret.co.jp/books/detail/249
日常会話で使える表現がパッと出てくる練習をするための教材です。CD付きで発音の確認もできるので、音読を習慣にして口から英語を発する練習もしてみましょう!
6. まとめ
以上、レベルや目的別のおすすめ英語教材についてご紹介しました。「試してみたい!」という1冊は見つかったでしょうか?教材選びは英語学習の第一歩ですので、しっかりと自分に合ったものを使用するようにしてくださいね!